1:09
ただいまから財政金融委員会を開会いたします。委員の異動につきまして、ご報告をいたします。昨日までに豊田敏郎君、佐藤圭君及び松山雅治君が委員を辞任され、その補欠として大江佐都志君、竹見恵蔵君及び藤木真弥君が占任されました。理事の補欠選任について、お諮りいたします。委員の異動に伴い、現在、理事が1名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、選例により委員長の指名にご一任いただきたいと存じますが、ご異議ないと認めます。それでは、理事に白坂昭君を指名いたします。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房、内閣審議官、濱道則君、ほか12名を政府参考人として出席を求め、その説明を調査することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用決定をいたします。参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、日本銀行総裁、上田和夫君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用決定をいたします。財政及び金融等に関する調査を議題といたします。まず、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律、第5条の規定に基づく、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件について、政府から説明を聴取いたします。
3:05
おはようございます。令和4年12月9日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律、第5条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を、国会に提出いたしました。報告対象期間は、令和4年4月1日以降、令和4年9月30日までとなっております。ご審議に先立ちまして、その概要をご説明申し上げます。まず、今回の報告対象期間中に、金融整理関在人による業務及び財産の管理を命ずる処分は行われておりません。次に、預金保険機構による資金援助のうち、救済金融機 関等に対する金銭の贈与は、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で19兆319億円となっております。また、預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取は、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で6兆5192億円となっております。なお、預金保険機構の政府保障付き、借入等の残高は、令和4年9月30日現在、各勧奨合計で1兆4,000トンで55億円となっております。ただいま、概要をご説明申し上げましたとおり、破綻金融機関の処理等に関しては、これまでも適時適切に所要の措置を講じることに努めてきたところであります。金融庁といたしましては、今後とも各金融機関の健全性にも配慮しつつ、金融システムの安定確保に向けて万全を期してまいる所存でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。以上で説明の聴取は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方は順次ご発言願います。
5:20
おはようございます。立憲民主社民の勝部健次でございます。