1:05
ただいまから国土交通委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日、木良芳子君が委員を辞任され、その補欠として上智子君が選任されました。理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、現在、理事が1名決意となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、選例により、委員長の指名にご一人願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。それでは、理事に青島健太君を指名いたします。政府参考人の出席要求に関する件についてお分かりいたします。国土の整備、交通政策の推進等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房、内閣審議官室田光成君、ほか20名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、作用決定いたします。国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は、順次ご発言願います。
2:19
ありがとうございます。自由民主党、三重県選出の山本幸子です。今日はよろしくお願いいたします。先日、私は予算委員会で水道事業について取り上げました。人口減少化のため、収益がどんどん減っておりまして、水道事業をこのまま維持していくために、国がなすべきことを総理に伺ったわけでありますが、今日は水道管の耐震化促進について伺います。国は、基幹管路の耐震適合率を現在の40%から、2028年までに60%まで上げる目標を設定しているのは、皆さんご存じのことと思います。今まで地方自治体が水道管の更新の際に最も活用していた国の補助事業は、厚労省予算の中では、生活基盤施設耐震化等交付金の中の水道管路緊急改善事業でありました。この4月から厚労省から管轄が国交省になりますが、このスキームは変わるのか、また、耐震化事業促進に向けて国交省としての考え方を改めて大臣に伺います。まず、公談のお尋ねの国土交通省の耐震化事業に向けての我々の姿勢でございますが、今般ののと半島地震で改めて 認識されたとおり、災害時においても水道の機能を迅速に確保することは重要であり、地震に備えて水道施設の耐震化を進めていく必要がございます。国土交通省としては、現在、ハードソフト両面での今後の地震対策の在り方などについて、本年3月に立ち上げた国土交通省有識者地方公共団体等からなる上下水道地震対策検討委員会で議論しているところでございます。今後は、ここでの議論も踏まえつつ、さらにこれまで蓄積してきた下水道をはじめとするインフラ整備や災害対応に関する知見、総の厚い地方支分部局も活用しながら、耐震化を含め強靭な水道の構築に向けて全力で取り組んでまいります。そして、事業スクリームは変わらないのかというご質問でございますが、水道施設の耐震化を財政支援する水道管路耐震化等推進事業につきましては、厚生労働省から国土交通省へ移管後も防災安全交付金で対応するなど、これまでと同様のスキームとしており、これにより引き続き耐震化の支援を進めてまいります。
5:04
ありがとうございます。この水道管路緊急改善事業について、地元自治体から質問が2点来ておりますので、お伺いしたいと思います。まず、更新対象施設が不設後40年以上経過していなければならないという条件があります。水道管の一般的な対応年数は40年と言われていますので、確かにこの基準はある意味正しいんだと思います。しかし、現在の水道管を設置した頃、まだ管路の耐震化という考え方は今のように強くはなかったと思うんです。しかし、今や私たちもいろんな災害を経験して、そして海岸や河川沿いは液状化のリスクが非常に高いということも認識しています。そうした場所は40年経っていなくても液状化する、そして当然被害を受けるわけです。もちろん基準は必要ですけれども、一律に40年と区切るのではなくて、例えばハザードマップで液状化のおそれが高いところは、もう少し年数を短くして、こういった補助事業を適用しやすくするなど、柔軟な対応が必要かと思いますが、その点についてどう思われますかということと、もう一つ、この水道管路研究改善事業は、一般の市町で適用する場合、水道料金が一定の平均料金以上の市町じゃないと応募できないんですね。つまり水道料金というのは独立再産性なので、ある程度水道料金を上げて、自分たちでまずは自己手当をしましょうというところが基本だと思うんですけれども、この平均値が毎年変動していて、その値が自治体に通達されるのが遅いので、結局自治体はこの予算を当てにして予算を作っているんだけれども、結局何かもらえませんでしたというような事例が今までもあったそうなんです。私も県内の自治体の水道事業の総計算書を見ましたけれども、営業利益の時点では多くの自治体が赤字です。こうした中で、この国の補助事業は経営の生命線だと思います。このような自治体の非常に細かい行為でありますけれども、ぜひ使い勝手のいい補助事業にしていただくためにも、こういった自治体の行為についてどのように国交省はお考えか伺いたいと思います。
7:44
水道貫路緊急改善事業は、災害時に広範囲にわたり影響を及ぼす基幹貫路のうち、不設後40年を経過した貫路であって、耐震性能が低い貫主を耐震性能が高い貫主に更新する事業です。この不設後40年というのは、貫路の法定単位を年数のことであり、まずは法定単位を年数を経過した貫路の更新を優先して取り組むという趣旨でございます。また、この事業は水道料金が全国平均以上であること等を採択要件としておりますが、この全国平均値につきましては、全国の水道料金に関する統計データを取りまとめた後、 毎年12月に翌年度予算から適用となる全国平均値を各水道事業者にお伝えをしているところです。国土交通省といたしましては、水道施設の耐震化につきまして、引き続き地方公共団体のご意見を伺いながら、ご指摘の情報提供の時期を可能な限り前倒しすることも含め、検討をしてまいります。
8:50
ありがとうございます。水道はですね、何も飲料水や生活用水を供給しているわけではありません。消防船も水道管は兼ねています。水道法でもですね、水道に公共の消防のための消火線を設置しなければならないという規定も書かれております。人口が少ない地域なので、本来ならもっと細い水道管でもいいんだけれども、消火線の働きをしなければいけないので、ある一定の太い管をやっぱりどこも設置しないといけないわけですね。太い管路は当然コストもかかります。だけれども一方で防災上必要だと言われている。つまり水道事業は生活基盤であると同時に災害時対応の基盤でもあるわけであり、今回の道半島もそうですけれども、消火、防火のためでも本当に必須なわけであります。そういった意味でも耐震化というのは国交省の意識だけではなくてですね、この消防の意味からもすごく大事だと思うんですけれども、消防の管轄の総務省として水道管の耐震化についてどのようなお考えか伺います。
10:01
答え申し上げます。消火線をはじめとする消防の推理につきましては、消防庁の勧告といたしまして、消防推理の基準というものを定めておりまして、市町村に対しましてこれに基づく整備を促しているところでございます。この消防推理の基準では、水道に設置する消火線のみに偏らないように、防火水素や河川等の自然推理も含めて指定すること、あるいは大規模な地震が発生した場合の火災に備えて、耐震性を有する推理を地域の実情に応じて計画的に配置するよう促しているものでございます。今ご指摘いただいております水道施設の耐震化との関係でございますが、この耐震化が推進されますれば、大規模な地震の際の火災におきまして、これ消火線を活用することができるということになりまして、より迅速な消火活動につながると認識をしており ます。先ほどご指摘いただきました管形、管の太さでございますけれども、地方からの要望を受けて、地域の実情に応じて、小さいダウンサイズでもいいように制度改修をいたして施行したところでございます。このように水道事業、飲み水だけではなくて、地域の様々な公共の役目を担っているということで、ぜひ耐震化というのは地域任せだけではなくて、国としてもどのように進めていくのか、しっかりした具体的な方向性を示していく時期なのではないかなと思います。また水道工事事業者の皆さんから、災害時に向けて管路の備蓄の必要性であったりとか、実際動いてくれるのは地域の水道事業者、水道工事の方というのは中小事業者が非常に多いわけなんですけれども、こうした皆さんの平時からの育成などの課題も指摘いただいておりますので、この点について私も今後も議論していきたいなと思っています。また、総務省としても直接的な財政支援は水道管理者についてはなされていませんけれども、様々なところで、例えば水道管路耐震化事業に係る地方交付税措置、これ数冊出ていますし、地方公営企業の繰出金計上も実施することによりまして、地方財政に一定の恩恵を与えています。今後も総務省としても国交省とともに、いろんな形で耐震化促進の方策を進めていただきたいと思います。次に、ちょっともう時間がないんですけれども、ブルーカーボンについて伺います。ブルーカーボンというのは、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、モバ海藻などの海洋生態系の二酸化炭素吸収量、これは陸上の森林などに比べると5倍以上の吸収量があると言われていまして、新たな二酸化炭素の吸収源として注目されています。今、日本のブルーカーボンの政策の現状とともに、もう一度一遍に伺いますけれども、最近ブルーカーボンを促進するために、ブルーカーボンクレジットというものを国は進めています。私の地元の三重県でも令和5年度、3件ブルーカーボンクレジットを認証されました。海苔やわかめの養殖事業に関わるものは日本初だったわけなんですけれども、こうしたクレジットを活用して、やはり養殖業の振興、海の環境再生に取り組むための資金源になるわけなんですけれども、せっかく認証されても、これを購入してくれる企業がないと、このクレジットとしての意味がなしません。実はまだまだクレジットを購入してくれる会社がすごく少なくて、実際に認証されて も、されてよかったので終わってしまっています。県や市と連携をして公共事業のインセンティブの選択肢に入れたり、あるいはローカルマーケットでの取り組みを活性化させるということを、私は必要だと考えております。また、購入に興味のある企業とのマッチングなど、認証するだけではなくて、その先どうしていくのか。国としてこのブルーカーボンどうやって活性化していくのか。こういったことの国の認識、そしてこれからの姿勢を伺いたいと思います。
14:41
四方を海に囲まれた我が国におけるカーボンニュートラルの実現に当たりましては、昆布やわかめ、アマモなどの海洋植物を活用してCO2の削減を図っていくことが重要だと考えてございます。このため国土交通省では、公安工事で発生する春節土砂などを活用したモバやヒガタなどの造船に取り組んでおります。また国土交通省が設立を認可した技術研究組合を通じて、ブルーカーボン由来のCO2吸収量の認証や、それを取引できる形にしたクレジットの発行にも取り組んでございます。令和5年度には先ほど先生からありました三重県分も含めて29件のクレジットが発行され、合計2170トンのCO2吸収量が認証されたところでございます。このクレジット制度、制度創設から4年ということもございまして、まだまだクレジット制度を十分周知されていないことが課題だというふうにも認識してございます。このため国土交通省では、クレジット制度に関するパンフレットの作成や公演の場でのPRなど制度の普及啓発に取り組んでいるところであります。また、インセンティブという意味で国土交通省から発注する公安工事において、工事受注者が工事中のCO2排出量の削減を目的として、クレジットを購入した場合に工事成績を可点評価するというような思考的な取組なども行ってございます。国土交通省としましては、クレジット制度の活用促進に向けまして、購入者へのさらなるインセンティブの創出、あるいはクレジット創出者と購入に関心を持つ方との交流の機会を増やす取組、こういったことをしっかり進めてまいりたいと思います。
16:33
海岸線の長い三重県、そしてぐるっと海に囲まれている日本にとっては、ブルーカーボン政策、新たな視点として、環境と日型モバ増生について国交省をもっともっと進めていきたいなといただきたいなと思っています。ぜひ今後とも応援したいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。ありがとうございます。
17:24
海派立憲民衆、社民の三上衛理です。本日は一般質疑を行わせていただきます。最初に昨夜23時14分ごろ、愛媛県と高知県で震度6弱の地震がありました。一部、家の窓が壊れたり、怪我を負われた方もいらっしゃいます。水道管が破裂すらのインフラなどの影響もありました。津波は観測されませんでしたけれども、停電や通信障害はないとのことでした。被災された方にお見舞い申し上げます。野田半島地震をはじめ、台湾でも大きな地震が起きるなど、頻発する地震について、質問通告はしていないのですけれども、大臣お伺いできますでしょうか。
18:13
ご質問いただきました。まず、現状の被害状況でございますけれども、本日午前6時時点で確認している被害状況につきましては、愛媛県大洲市、紀北町で現在15個が断水、その他、宅内配管の漏水などが発生しております。高知県康原町で、町道での落石・倒木による孤立が発生しているとの報告を受けております。交通への影響は、道路については国道197号で落石による通行止め、鉄道については一時業者三路線で点検のため運転を見合わせなどが発生している状況でございます。また、すくも市からは、給水支援の要請があったため、算水車の派遣を準備中であり、今後も自治体からの要請には適宜対応していく予定でございます。引き続き、施設点検を含め、早期に全容が把握できるよう全力で対応してまいります。国土交通省も、地震発生後、本省地方整備局、地方運輸局など関係部局が非常体制に入り、23時16分に私から指示を出したところでございます。また、昨夜1時30分から省内の第1回特定災害対策本部会議を開催し、現地の整備局などとも対応方針などを共有しながら連携して対応を行っております。また、今朝は、まず海上保安庁が巡視選定、航空機を、これは昨夜のうちに被災状況の把握に当たっておりますけれども、本日朝からは地方整備局の防災ヘリコプターが加わって、今調査を進めているところでございます。国土交通省としても、ホットラインの構築、またリエゾンの派遣等、緊張感を持って全力で対応してまいりたいと決意しております。三上衣梨君、引き続き丁寧な対応をお願いいたします。つい先日起きた痛ましい踏切事故について、まずお尋ねいたします。4月6日、群馬県高崎市の常新電鉄の踏切で、9歳の女の子が列車に離れて死亡するという痛ましい事故が起きました。常新電鉄によりますと、9歳の女の子は犬を追いかけるように線路の中に入ってきました。50メートルほど手前で気がついた運転手は、軽的を鳴らし、急ブレーキをかけましたが、間に合わなかったとのことです。事故現場は警報器や遮断機がない第4踏切でした。全国で踏切事故は後を絶ちません。大臣の見解をお願いします。
21:02
今月6日、常新電鉄の第4種踏切において、小学生が列車と衝突し、お亡くなりになる痛ましい事故が発生しました。改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様にお悔やみを申し上げます。今般の事故原因等の詳細については、事故発生翌日7日に運輸安全委員会の調査官等を現地に派遣し調査中ですが、運輸安全委員会の報告を待たず、昨日17日、群馬県などの関係自治体、鉄道事業者、関東運輸局、関東地方整備局などからなる「群馬県踏切道改良協議会」を急遽開催したところです。この協議会においては、高崎市内の第4種踏切の廃止や第1種踏切化について議論が出されたものと承知しており、国土交通省としても、事故のあった踏切をはじめとした第4種踏切の安全対策について、関係者と連携して着実に進めてまいりたいと考えております。三上衣梨君、協議会が立ち上がったというご報告ありがとうございます。この事故を受けまして、高崎市は今、大臣からもお話がありましたように、第4種踏切廃止する、市内にある21カ所の第4種踏切を廃止することを決めました。市は廃止や改修の費用について、国の補助金ですとか市の予算を活用することを念頭に、これから鉄道事業者と話し合いを進めるとしています。踏切の廃止の権限というのは、今回高崎市から発表があったんですけれども、市が持っているのでしょうか。
22:48
答え申し上げます。常進電鉄からの報告でございますけれども、当該踏切につきましては、常進電鉄で所有している踏切という報告を受けております。なお踏切の廃止、あるいは遮断機や警報機を設置する第1種踏切化につきましては、鉄道事業者だけではなく、道路管理者とも協議の上、実施されることになるものでございます。三上衣梨君、踏切ですけれども、正式には踏切道といいまして、鉄道と道路が交差する場所を指します。踏切には第1種から第4種までございます。このそれぞれの定義、そしてJRと私鉄合わせて全国にいくつあるんでしょうか。
23:38
今ご質問いただきましたように、第1種から第4種までの踏切の定義でございますけれども、これは国土交通省令でございます鉄道事業等報告規則というところに規定されておりますけれども、その内容と、それから今の令和4年度末の踏切数を合わせてお答え申し上げますと、まず第1種踏切道でございますが、これは警報器及び遮断器を設置している踏切でございまして、全国に29,442箇所となっております。次に第2種踏切でございますが、これは踏切にいる係員が遮断器を扱う踏切ということでございまして、現在はゼロということになっております。それから第3種踏切でございますが、警報器は設置しているが、遮断器を設置していない踏切でございます。警報器だけがあるということでございます。これは全国に592箇所となっております。それから第4種踏切は、警報器も遮断器も共に設置をしていない踏切でございまして、全国に2,408箇所となっております。三上衣梨君、それぞれの踏切の事故発生率を教えてください。
24:55
令和4年度でございますけれども、第1種踏切の事故件数は174件でございまして、踏切100箇所あたりで計算しますと事故件数は0.59件となっております。同様に第3種踏切の事故件数は5件でございまして、踏切100箇所あたりの事故件数は0.84件となります。第4種踏切の事故件数は16件でございまして、踏切100箇所あたりの事故件数は0.66件となっております。三上衣梨君、JRと市鉄合わせますと約3万箇所全国に踏切があって、そのうち第4種踏切がおよそ2,400箇所になるということです。今回の痛ましい事故を二度と繰り返さないためにも安全を高めるためにも、遮断機がなくて警報器のない第4種踏切の改善が必要かと考えます。一般的に踏切を作るとなるとどれくらい費用がかかるのでしょうか。第4種踏切から第1種踏切に変更するためには、遮断機と警報器の設置が必要になりますが、この設置にかかる費用といたしましては、これは踏切の設置場所等によって変動があるものでありますけれども、令和5年度の交付実績で申し上げますと、1箇所あたり約1,200万円から2,500万円となっております。三上衣梨君、この踏切の改修ですとか改善が進まない理由というのは、この費用にもかかってくると思います。特にローカル鉄道には赤字負担のローカル鉄道も多いですし、重い負担になります。是非、国を挙げて補助金を出すなど、早急な施策をお願いしたいと思います。政府はどのような整備をされているのでしょうか。第4種踏切道の第1種踏切化につきましては、踏切道におけます事故防止と交通の円滑化を図るため、踏切道改良促進法と いう法律に基づきまして、遮断機あるいは警報機等を設置する費用につきまして、国と地方自治体が財政的に支援をし、整備を推進しているところでございます。私の地元広島の話なんですけれども、福山市にある十八田福円線にある第4種踏切で、2017年と18年、同じ踏切で2件の死亡事故が相次ぎました。住民の意見を踏まえて、ここに事故後、警報機と遮断機が設置されました。踏切の死亡事故者なんですけれども、全国で令和4年が92名、年間およそ100名が亡くなっていて、ここ数年、横ばいとなっています。踏切の危険性について利用者の啓蒙も大切だと思います。電車の音というのは意外と静かで、かつ遠くに見えていても一気に近づいてきているんですね。慣れからしかも電車が危険なものと認識しにくくなって、電車が近づいているのに飛び出してしまうこともあります。こういったことをなくすために、子どもの頃から学校教育の中であるいは沿線住民の方々で話し合っていただくことというのは大変重要なことです。第4消防機では危険なことが分かっていながら、すぐに回収・改善ができない中、資料1をご覧ください。これ、手動で上げ下げができる踏切があるんですね。国はどのよ うな取り組みをしていらっしゃるんでしょうか。
28:38
今、資料がございますが、このような形のものでございますけれども、現在、JR西日本では、廃止あるいは一周踏切化などの抜本対策に時間を要する第4周踏切への暫定的な安全対策といたしまして、踏切通行者に物理的な一旦停止及び左右確認を促すことによりまして、直前横断に起因した事故を防ぐということを目的といたしまして、この手動で操作する踏切ゲート等の導入を進めているということでございます。この踏切ゲートにつきましては、JR西日本では令和4年度末23カ所と承知しておりますけれども、2025年度末までに約200カ所の整備を予定していると聞いております。
29:30
先ほど踏切作るとなると、1200万円から2500万 円という幅はあるでしょうけれども、ずいぶんこれは予算は下げられるんでしょうね、これだと。どうでしょうか。
29:44
このような踏切ゲート等の設置費用につきましては、先ほど申し上げましたような費用に比べますと、10分の1以下になるのが通常というふうに承知をしております。
29:57
もちろんこの手動の踏切、抜本的な解決にはならないかもしれませんけれども、大切な命が失われない取組を引き続きお願いします。今後、踏切内の事故を減らすために行っている事故防止の取組を大臣改めてお願いします。
30:16
国土交通省といたしましては、遮断機も警報機も設置されていない第4種踏切は、安全性の向上が重要な課題であると認識しており、これまで第4種踏切の倒廃合の促進、遮断機警報機の整備の支援による第1種踏切化の促進などの取組を、道路管理者、地方自治体及び鉄道事業者などの関係者とともに進めてまいりました。こうした取組により、第4種踏切の数は毎年着実に減少しているところでございます。引き続き、第4種踏切の倒廃合及び第1種踏切化の促進も含め、踏切の安全対策について、関係者と連携して着実に進めてまいりたいと考えております。
31:04
取組に期待しております。次は羽田空港での航空機事故について伺います。1月1日に起きた野党半島地震、そして1月2日に羽田空港で起きた航空機事故、改めてお亡くなりになられた皆様方に、心より哀悼の意を表すとともに被災された全ての皆様にお見舞い申し上げます。この航空機事故では、海上保安庁職員5名 がお亡くなりになりました。この航空機事故におきましては、運輸安全委員会が事故原因の9名に当たっております。また国土交通省におきましても、1月9日に緊急対策を取りまとめるとともに、1月19日からは羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会を立ち上げて、この夏に中間取りまとめが発表される見込みです。そして運輸安全委員会の調査報告を受けて抜本的対策を講ずるということです。このほか、事故当日の消火救護の活動に関わった関係機関ですとか、空港内の事業者の方々集めた会議で事故当日の現場対応の振り返りも進められていると聞いています。このような対応の進捗状況も含めて、改めて事故当日及び事故後の対応経過について、今日現在の進捗状況を国土交通省からご説明お願いします。
32:32
お答えをいたします。事故当日でございますけれども、事故の直後に航空局より事故の緊急対応計画に基づきまして、99の機関に対して一斉通報を行いました。これを受けまして、消防車両110台、それから救急車18台などが迅速に事故現場に集結し、連携しながら、概ね円滑に消火救難や医療救護の活動に当たることができたと考えております。委員御指摘の事故当日の現場対応の振り返り作業につきましては、極めて重要なことだというふうに考えておりまして、消火救難や医療救護の活動に関わったすべての関係機関や当日協力をいただいた空港内事業者を集めた会議を1月末より継続して開催し、事故当日の現場対応の振り返りを進めているところでございます。今後できるだけ早く検証結果を取りまとめるとともに、関係機関との連携がより一層円滑になりを引き続き改善を積み重ねてまいりたいと考えております。三上英理君 この運輸安全委員会による事故調査におきまして、斎藤大臣は3月15日の参議院予算委員会におきまして、普通2年3年かかりますと述べられました。こういった大きな航空機事故に関する運輸安全調査会の調査には、過去どの程度の期間がかかるものなのでしょうか。主要な事例を伺います。
34:04
お答えいたします。運輸安全委員会が行う事 故調査につきましては、事案によって原因究明の困難さが異なることから、一概にどの程度の期間を要するかお答えすることは困難ですが、例として申し上げれば、昭和60年8月に日本航空123便が群馬県上野村山中に墜落した事故につきましては、約1年10ヶ月。平成6年4月に中華航空機が名古屋空港で墜落した事故につきましては、約2年3ヶ月となっております。
34:41
今回の羽田航空機事故で、ジャル機の乗員乗客379名全員を18分で脱出させました。これは客室乗務員の帰店と日頃の訓練のおかげだと称賛されました。資料2をご覧ください。8カ所被乗口があるんですけれども、火災が発生するなどしてこのうち3カ所しか脱出する場所がなかったんですね、被乗口が。本当に奇跡的な救出劇でした。今回の事例を教訓として改善すべき点はしっかり改善しなければなりません。客室乗務員というのは乗客何人当たり1人が乗務するのでしょうか。
35:38
お尋ねの客室乗務員の配置数につきましては、国際民間航空機関が定める国際基準におきましては、それぞれの運航国において非常時に安全かつ迅速に脱出が行えるよう、航空機の客席数または旅客数に応じた数を定めることとされております。我が国におきましては、米国及び欧州の基準と同様に非常時に安全かつ迅速に脱出を行うため、必要かつ十分な基準として、原則50の客席数に対して客室乗務員1名を配置することを求めているところでございます。
36:13
おっしゃったように客室乗務員乗客50人当たり1人を乗せなければいけないと航空局の通達で決められております。今回事故が起きたエアバス350-900型機のJALの店員は、ホームページによりますと、ファーストJクラスエコノミー含めて最大391席で8人の客室乗務員が必要になります。この日は、ファーストクラスの乗客用にもう1人客室乗務員が登場していたので9名乗っていました。この飛行機の扉は8つですから、各ドアに1人客室乗務員はいました。しかし、例えばですね、ボーイング787型機の場合、最大291席あるんですけれども、これ客室乗務員数で割ると6人から7人なるんですね、数が。6から7名の客室乗務員で、8つの扉を守らなければならなくなります。航空法案上、全ての飛行口に客室乗務員を配置するべきだと思いますけれども、大臣の御見解をお願いします。
37:27
先ほど局長から答弁しましたように、我が国においては、米国及び欧州の基準と同様に、非常時に安全かつ迅速に脱出を行うため、必要かつ十分な基準として、50の客席数に対し客室乗務員1名を配置することを求めております。さらに、航空会社においては、現在定めている基準通りの客室乗務員の数で、円滑に旅客の非常脱出が行えるよう、定期的に訓練を実施しており、国土交通省としても、その実施状況を監査で定期的に確認しております。これらによって、我が国における非常脱出が必要な事案において、客室乗務員の数が支障となった事案は発生していないと承知して おります。国土交通省としては、現在の基準で安全上の支障はなく、直ちに基準の見直しを要する状況ではないと考えております。いずれにしても、国土交通省としては、非常時に旅客が円滑に脱出できるよう、航空会社に適切に指導・監督してまいります。
38:39
一人足りないとなると、航空機の最後の飛行口の幅が4.5メートルあって、そこを一人の客室乗務員が見なければならないという状況にもなります。また、車椅子の方や障害のある方、子ども連れや妊婦の方など様々な方が登場されます。緊急時、この度の事故でも乗客が脱出を手伝ったと聞いています。これは各航空会社のホームページに、緊急時であれば乗客の方もお願いしますというご案内もしてあるんですけれども、やはり安全のためにも、いろんなケースがあると思います。事故の場合の。安全のためにも、この訓練を受けた客室乗務員が、やはり脱出時の対応というものはするべきだと思います。こういった面からも改めて、一つの扉に一つの客室乗 務員が確保できるようにすべきではないかと思うんですけれども、改めて大臣お願いします。
39:40
先ほどの答弁と繰り返しになりますけれども、現在、客室乗務員の数が非常脱出において失症となった事案は発生していない。このように承知しておりまして、現在の基準で安全上の失症はなく、直ちに基準の見直しを要する状況ではないと、このように考えております。
40:08
その緊急事態が発生するかもしれないということを申し上げ、何とぞ検討をお願いいたします。次に、客室乗務員の法律的な位置づけについて伺います。この客室乗務員になるために必要な国家資格や免許というのはあるんでしょうか。国内線国際地点について伺います。
40:31
お答えをいたします。我が国の航空法上におきましては、客室乗務員に国家資格を求めてはおりません。
40:48
お答えをいたします。国際民間航空機関の定める国際標準におきましては、航空会社に対し、その客室乗務員へあらかじめ国から承認を受けた教育訓練を実施することを義務づけておりますが、客室乗務員を国家資格と位置づけライセンス等を発行することは求めておりません。また諸外国におきましても、操縦士等の航空従事者に対して発行されるライセンスは客室乗務員には発行されていないものと承知しております。国土交通省といたしましては、国際標準に準拠いたしまして、客室乗務員が適切に教育訓練を受けることで、保安要員としての役割を確実に果たしていただくことが重要と考えておりまして、ライセンスが発行されていないことによって、客室乗務員の職務遂行にあたって安全上の問題が生じているとは認識しておりません。このため、現時点でライセンスの発行は必要ないと考えておりますけれども、今後とも国際標準や諸外国の動向を注視してまいりたいと考えております。
41:47
アメリカであったり欧州であったりは発行されているとも聞いております。資料3をご覧ください。航空法ですけれども、航空機や無人航空機の運行の安全を確保するための規制を定めた法律です。できたのが昭和27年、1952年、今から72年前です。これによりますと第4章、第24条をご覧くだ さい。航空事業者に客室乗務員はこの航空法の中で含まれておりません。客室乗務員は国の日本標準職業分類ではどう位置づけられているのでしょうか。
42:33
お答えいたします。ご指摘の日本標準職業分類については、公的統計において個々の職業を体系的に分類し表示したものであり、複数の統計の間での比較を容易にするための基準となるものであります。ご指摘の客室乗務員はサービス職業従事者のうち、旅館、ホテル、待合、航空機、船舶、列車などにおいて、客の身の回りの用務、部屋の清掃などのサービスの仕事に従事する身の回り世話従事者に分類されます。
43:10
本当に一番乗客の方と近くにいる場所にいらっしゃる客室乗務員です。今回の事故で は機内がパニック状態になって、自らの命も危機に迫る中、冷静な判断で乗員乗客379名が18分で脱出することができました。改めて申し上げます。客室乗務員はその任務の重要性から早急に航空法の航空従事者として位置づけることが必要ではないかと考えます。今回の事故を受けて、せめてアメリカ、欧州並みの客室乗務員の身分を保証するべきではないでしょうか。保安要員として専門職であることは明らかであり、航空法上の航空従事者として早急に位置づけていただけるよう大臣お願いします。
44:07
航空法上、航空従事者技能証明、いわゆるライセンスを受けたものを航空従事者と定義しております。この点、ライセンス制度のない客室乗務員は航空従事者に含まれておりません。一方で、客室乗務員は緊急避難に係る誘導、乗客に対する安全上の指示などの保安業務を行い、旅客の安全を確保する上で重要な役割を担うことから、各航空会社においては、客室乗務員の業務やその訓練方法などを各航空会社の運航機体に定めた上で、国土交通 大臣の認可を受けなければならないこととしております。こうした措置により、客室乗務員が航空保安上の重要な役割を確実に果たしていくことを確保しており、客室乗務員が航空従事者に含まれていないことによって、航空の安全の確保に支障が生じているとは認識しておりません。このため、現時点では航空従事者として位置づける必要はないと考えますが、今後とも国際標準や諸外国の動向は注視してまいりたいと思います。三上衣梨君 客室乗務員の方の声を実際、この度何人か伺いまして、実際に航空従事者としてその位置を改正してほしいという声をしっかりと私も受け止めましたので、その声をお伝え申し上げ、これから諸外国とのバランスも見ながら、ぜひ前向きにお考えをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。次は、リニア中央新幹線について伺います。資料4をご覧ください。全長286キロ、このうち静岡の高軸間、ちょうどこの図で真ん中あたりなんですけれども、9キロ未満が未着降です。これ、静岡県からトンネル屈削に伴う大井川の流量減少等への懸念が示されまして、水資源の確保、自然環境の保全について長く議論されてまいりました。地元の自治体などからの反対もあって、まだ着工に至っていません。この度着工を認めなくなった静岡県知事が、リニア中央新幹線について開業延期という区切りがついたことを受けて、辞職の意向を表明いたしました。これまでの経緯について、お受け止めをお願いします。静岡県知事の進退に関することにつきましては、政府の立場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。その上で、まず静岡港区については、JR東海は本年3月に静岡港区の工事に未だ着手の見込みが立たないことから、現時点で新たな開業時期を見通すことはできないと公表いたしました。リニア中央新幹線につきましては、国家的観点からも早期開業が求められる中、静岡港区に関連して、2027年の開業目標が実現できないことは非常に残念なことであると、私自身認識しております。静岡港区の早期着工に向けて、国土交通省では有識者会議を設置いたしまして、水資源の問題、それから環境保全の問題、それぞれ有識者会議を設置し、報告書を取りまとめ、きちんとした対応は可能であるという科学的な報告書を出していただきました。私から、JR東海に対し、これらの報告書に基づく対策を講じるよう求めておりまして、これを受け、建設主体のJR東海は様々な施策を講じようと努力しておりますが、必ずしも静岡県の理解が得られないで、今日まで至っているところでございます。静岡県のご理解を得られるように、国土交通省としても全力を挙げていきた いと思っております。
48:21
非常に残念だという大臣の記者会見が印象的でございました。国土交通省の静岡港区の対応状況について、国土交通省に説明を求めます。お願いします。
48:35
お答え申し上げます。静岡港区の早期着工に向けましては、静岡県とJR東海の対話を促進し、科学的客観的な観点から議論することが重要であると考えております。このため、先ほど大臣からお答え申し上げましたように、国土交通省では有識者会議を設置いたしまして、水資源や環境保全に関する報告書を取りまとめ、国土交通大臣からJR東海に対し、これらの報告書に基づく対策を講じるよう求めております。さらに、今後ともJR東海においては、報告書に基づく対策を着実に実行していくということが重要であること。また、地域の方々からは、国の関与の継続について要請をいただいていることから、本年2月より、JR東海の取組を継続的にモニタリングする新たな会議といたしまして、リニアチュオ新幹線静岡港区モニタリング会議を開催しているところでございます。開業時期につきましては、本年3月に開催されましたモニタリング会議におきまして、JR東海の方からは、不確実製を伴うトンネル工事の中でも極めて難易度が高く、掘削延長が長いにもかかわらず工事に着手できないまま、工事契約締結から既に6年4ヶ月が経過している静岡港区が名古屋までの開業の遅れに直結しており、2027年の開業は実現できないということ、また、静岡港区の工事に未だ着手の見込みが立たないことから、現時点で新たな開業時期を見通すことができないが、引き続き早期の開業を目指して全力を挙げて取り組んでいくとの説明がありました。国土交通省といたしましては、未だ着工のできていない静岡港区について、早期着工することは、リニアチュオ新幹線の早期開業に向けた重大な課題と認識しております。この静岡港区モニタリング会議を通じまして、JR東海の対策状況を継続的に確認するとともに、静岡県とJR東海の協議に国土交通省も入りまして、一層の対話を促すなど、早期開業に向けた環境整備を進めてまいります。
50:42
どんどん遅れているんですけれども、報道によりますと、名古屋開業は早くても2034年以降になる見通しだということです。この整備に関しては、鉄道運輸機構を通じまして、3兆円の財頭が投入されました。前線開業まで期間、これ最大8年間前倒しにすることになりました。名古屋開業が延期になっても、当初の見込み通り、名古屋開業から大阪開業まで8年前倒しして短縮できたら、効果があったと評価できるんですけれども、この財頭投入も。しかし、この後期の延長はJR東海の財務にも悪影響を与えかねないと指摘されています。このそもそも工事予算、当初から約1.5兆円増額されて、総工費9兆円余りに膨らんでいます。開業がどんどん延期になって、名古屋開業を迎えた時点のJR東海の経営体力、懸念するんですけれども、大丈夫でしょうか。
51:44
まず、ご指摘いただきまし た名古屋開業の時期でございますけれども、先ほど申し上げましたように、JR東海からは、静岡港区の工事に未だ着手の見込みが立たないことから、現時点で新たな開業時期を見通すことはできないという公表がされておりまして、現時点で2034年以降と明示したものではありません。その上で、今の在当のご質問でございますけれども、林家地方針幹線に対しましては、令和27年、2045年の東京大阪間全線開業という当初の計画に対しまして、最大8年間前倒しし、最速で令和19年、2037年の開業を図るということのために、財政投入所を活用した3兆円の貸し付けを行ったところでございます。この貸し付けにつきましては、返済が令和28年、2046年まで据え置かれていることや、東海道新幹線を主力とするJR東海の収益力を踏まえれば、現時点で返済計画に特段の影響はないものと考えております。また、できる限り速やかに名古屋・大阪間の工事に着手できると、こういった意義は引き続き失われていないものと考えております。
53:04
あとですね、これは閣議決定されました第三次国土形成計画によると、これは国土構造に大きな変革をもたらすプロジェクトだと。周辺地域ですよね、ここだけではなくて、このエリアだけではなくて、私の地元、広島も沿線地域じゃないんですけれども、リーダーの沿線地域でない地域にしても、その整備効果をどのように波及させるのか、国としてどう後押ししていくのか、そしてこれからの目標設定というですかね、安全にこの事業を進めていく設定について断じに伺います。
53:42
はい。移動時間を短縮できるとか、リランダンシーとはこれまでも言われてきたところです。私自身は東京、中京地域、名古屋地域、そして大阪、これがある意味で一つの都市になるというぐらいの大きなインパクトを与えるものだと思います。そういう意味で日本全体に大きな波及効果があると、このように考えております。三上英理君、強い意気込みをありがとうございます。では続いてですね、大阪関西万博について質問をいたします。2025年大阪関西万博の開幕までいよいよ1年を切ってですね、本日で360日となりました。