19:54
これより会議を開きます。内閣の重要政策に関する件、公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する件、営店及び公式制度に関する件、男女共同参画社会の形成の促進に関する件、国民生活の安定及び向上に関する件及び警察に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。各件調査のため、本日、政府参考人としてお手元に配布いたしておりますとおり、内閣官房、ギャンブル等依存症対策推進本部事務局審議官、江波、武志君、ほか37名の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、ご異議ありませんか。(いかがでしょうか。)ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これをお許します。
21:00
ありがとうございます。衆議院自民党所属、神奈川4区の山本智博です。今日は貴重な質疑の時間をいただきまして、ありがとうございます。早速ですが、今日は警察の方にも来ていただいておりますけれども、NMR、パイプテクターというようなものについて、質疑をさせていただきたいと思います。これは巷で疑似科学とか、エセ科学とか、とんでも科学だとか、いろいろ指摘をされているようなアイテムでありまして、水道管、配管に外付けで設置をしますと、赤サビが減少したり、あるいは赤サビが黒サビに変わったり、あるいは電源を入れてなくてもずっと動き続けるとか、かなりびっくりするようなことを謳っているようなものでありますが、こういったことで困ったこと、あるいは事件になっているとか、警察に訴え出ているとか、そういったケースは全国で見受けられるのでしょうか、警察庁にお尋ねをいたします。
22:37
お答えいたします。個別具体の相談の有無、内容等につきましては、お答えを差し控えさせていただきます。
22:48
訴えがあるのか、事件があるのか、捜査が進んでいるのか、そういったものが個別案件なので、なかなか答えにくいだろうとは思いますけれども、今回、この質疑を通して、いろいろなことを、事実関係を明らかにしていきたいと思っておりますので、最終的には、これは警察の問題だと私は思っていますので、警察庁の方に、この質疑をきちっと見ていただいて、聞いていただいて、最終的にしっかりとした答弁をいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。この衛生科学だと言われているような、本当に効果があるかないかよくわからないような、こういった代物が、どうも防衛省、 自衛隊、あるいは外務省、また国交省で導入をしているというような指摘がございますが、果たしてそういったものを本当に導入をして設置をされているのか、またそういったものをどういう経緯で設置をされたのか、なぜ設置をしているのか、そして果たして打たれているような効果があったのかなかったのか、お答えいただきたいと思います。どなたがお答えになりますか。一人一人挙げてもらっていいですか。
24:41
お答え申し上げます。外務省におきましては、在モンゴル日本大使館、在英国日本大使館、在米国日本大使館の計3つの在外交換で設置されていることを確認しております。これらは各在外交換におきまして、配管の中の赤サビ対策を検討していた関係から試験的に設置されたものでございます。設置の効果につきましては、外務省としての検証は困難ということでございまして、効果があるともないとも確定的にお答え申し上げることができないことを御理解いただければと存じます。はい。
25:38
お答えいたします。国土交通省におきましては、国土交通大学校において設置されていることを確認しております。設置の経緯、設置の理由につきましては、文書の保存期間を経過しており、既に導入経緯を記した文書がなく、その経緯を確認することができておりません。また、この機器を設置したことによる効果の有無についてですが、これまでのところを検証したことは確認しておりません。以上でございます。
26:27
お答え申し上げます。御指摘の製品の設置につきましては、自衛隊施設では、陸上自衛隊秋田中屯地、神町中屯地、防衛医科大学校の建 物におきまして、現時点までに確認されているところでございます。また、これら製品の設置経緯やその理由につきましては、設置から相当の年数が経過しておりまして、関係する文書も既に保存期間を経過しているということでございまして、正確に確認することは困難でございます。また、当該製品の効果につきましては、防衛省としては企業から公表されている内容以外、これは把握しておりませんで、その内容を改めて検証する立場ではございません。
27:17
外務省は試験的に導入したんだということで、国交省防衛省は導入の経緯が古いのでよくわからない。3省ともに今の答弁ですと、効果の有無はよくわからないということだったと思います。この効果がよくわからないものでありますけれども、このパイプテクターの話をいたしますと、多くの方が電車の中の広告を見たというようなお話が多くありまして、イギリスのバッキンガム宮殿に導入されていると、なので大したものなんだ、みたいな、そういった広告をよく見かけましたというようなお話を伺うんですけれども、私、このバッキンガム宮殿に本当にこういったものが設置されているのかどうか、外務省御存じであれば教えてください。
28:24
お答え申し上げます。御指摘の日本システム企画社のウェブサイトにおいて、英国バッキンガム宮殿においてNMRパイプテクターが設置された旨が記載されていると承知しております。他方におきまして、外務省としてそのような事実関係があると確認しているわけではございません。
28:49
外務省としては個別具体的なものなので、承知をしていないと、確認をしていないということでありました。よくわからないなというところでありますけれども、こういったよくわからないものにもかかわらず、今年防衛省自衛隊は一般競争入札で、どうもこのパイプテクターなるものを導入しようとしていたようでありまして、資料で配布をさせていただいておりますけれども、一般競争入札の使用書の中で、特記事項としまして、配管保護装置の規格は以下のとおりとして新品とする、日本システム規格株式会社PT125DS、NMRパイプテクター125D、または蒸気製品と同等以上の性能を有すると官側が認めた製品、すなわち5℃から50℃の水に対し、交換越しに水と非接触でゼンマ分裂を起こせる磁場を生じる品質の磁石を内蔵し、無電源で核磁気共鳴を生じるに十分な電磁波を国体放射により供給可能な製品で、予備系125Aの配管用炭素高硬管に装着するものとするということで一般競争入札をされたと。しかし取り消されたと伺っています。この仕様書を見ていますと、どう考えてもパイプテクター以外ありえないのではないかというような突起事項になっている一般競争入札で、にもかかわらず競争入札を取り消されたと。これはちょっとどういうことなのかなと。このパイプテクターを販売されている日本システム企画株式会社さんのホームページには、