1:05
ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに下野六太君、中曽根裕文君及び福山哲郎君が委員を辞任され、その補欠として白坂昭君、宮崎雅瑠君及び畑二郎君が占任されました。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
1:29
外交防衛等に関する調査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、外務省、大臣官房、清水、文岳君、ほか17名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、作用決定いたします。外交防衛等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は順次ご発言願います。
1:58
皆様お はようございます。自由民主党静岡選出の和歌林でございます。まず、両大臣におかれましては、大変お忙しい中、ご答弁に対応いただきましてありがとうございます。また、政府参考人の皆さんもありがとうございます。委員の皆様にも度々質疑の機会をいただき、誠にありがとうございます。では早速、質疑に入らせていただきます。まず最初に、この度の岸田総理の答弁についてお聞きしたいと思います。今週にでも、総理ご自身のお口から、今回の答弁の成果など報告があろうとは思いますが、せっかくの機会ですので、まず上川外務大臣に、今回の総理の答弁の意義についてお聞かせ願いたいと思います。上川大臣、よろしくお願いいたします。
2:48
岸田総理大臣は、4月8日から4月14日までの間、国賓待遇で米国を公式に訪問し、大きな成果をあげることができました。具体的に申し上げますと、日米首脳会談では、岸田総理とバイデン大統領の個人的な信頼関係をはじめ、日米両国が深い信頼と重層的な友好関係で結ばれており、
3:17
このかつてなく強固な友好信頼関係に基づき、両国が二国間や地域にとどまらず、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を共に維持・強化するグローバルなパートナーとなっていることを確認することができました。
3:35
連邦議会での演説では、国際秩序が新たな挑戦に直面していること、自由と民主主義が世界中で脅威にさらされていることを指摘した上で、米国のリーダーシップが必要不可欠であること、その取り組みにおいて日米は米国とともにあることを訴え、多くの賛同を得ることができました。
3:58
今回初の開催となりました「日米非首脳会合」では、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、同盟国・同志国との重層的な協力が重要であるとの認識のもと、太平洋でつながれた海洋国家であり、自然なパートナーである日米非三カ国が、幅広い分野におきまして協力をさらに強化していくことを確認することができました。
4:26
また、ノースカルライナ州におきましては、日本企業が投資や雇用創出を通じまして米国経済に大きく貢献していることを発信するとともに、米国の地域社会における日米間の草の根交流の重要性などについても、改めてハイライトする機会となりました。
4:47
私自身、ワシントンD.C.におきまして、岸田総理大臣に同行し、日米首脳会談や日米非首脳会合等に同席をして総理を支えするとともに、ブリンケン国務長官やレモンド消務長官等と意見交換を行い、今次訪問の成果についてしっかりと確認をしたところであります。
5:09
また、日米非外商会談も行い、日米非協力の強化を確認したところであります。今後も、今回の訪米の成果を踏まえながら、日米関係の更なる強化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。非常に分かりやすく、かつ、ご丁寧にご答弁をいただきましてありがとうございました。
5:35
今の内容をしっかりと共有をしながら、与党として対応に生かしていきたいと思っております。次に、木原防衛大臣にお聞きしたいと思いますが、今回の訪米において、米国連邦議会、今、上川大臣からもありましたけれども、総理の演説であったりとか、いろいろな報道がありましたが、とりわけ、日米同盟及び安全保障、これがかなりクローズアップされていたかと思いますけれども、
6:02
木原大臣がどう受け止められたのか、お聞きさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。今般の日米首脳会談でございますが、岸田総理やバイデン大統領もその重要性を強調されていました。日米それぞれの四季統制の枠組みの向上をはじめ、日米豪、日米韓、日米、日米英など、
6:28
日米を基軸とした地域のパートナーとの協力や、防衛省と米国防省が主導する日米防衛産業協力取得維持整備定期協議、ダイキャスの成立といった装備技術協力における取組など、さまざまな取組が議論をされ、共同声明に盛り込まれ ました。
6:51
こうした取組は、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化が急務であることを再確認した上で、防衛安全保障協力における新たな戦略的イニシアティブとして発表されたものであり、日米の戦略的協力の新しい時代を切り開く大きな意義を持つものと考えています。
7:14
日本の両種の方からの指示を踏まえ、私とオースティン長官を含めたあらゆるレベルで議論を進展させ、我が国の防衛力の抜本的強化と日米同盟の抑止力・対処力の強化に向けて、具体的な成果につなげられるよう努力していきたいと考えております。木原大臣におかれましても、大変丁寧にご回答いただきましてありがとうございました。また、部会や議連等でもさらに深く聞いていきたいなと思っております。次に質問の内容をがらっと変えまして、ノトハン島自身に対する海外からの支援についてお聞きしたいと思います。まず最初に、どのような国から、またどれくらいの国から支援があったのか、さらにどのような内容の支援があったのかお聞かせください。政府参考人の方、お願いいたします。
8:10
お答え申し上げます。ノトハン島地震の発生直後から現時点までにおいて、アメリカやその他G7諸国、中国や台湾を含め173の国・地域及び43の国際機関、そして世界各地の個人・団体から多数のお見舞いのメッセージや支援の申し入れを受けており、政府としてこれに深く感謝しているところでございます。例えば、台湾からは発生直後に当局から6,000万円の支援の申し入れを受けたほか、特別支援金口座の開設等を通じて台湾の皆様から多大なるご支援をいただいており、これに対し深く感謝しているところでございます。
9:04
ご答弁の中で、人的・物的支援については触れられていなかったんですけれども、それについてはどのような形でしょうか。政府参考人 の方、よろしくお願いいたします。
9:21
各国地域からの支援の申し出については、その受入れ体制構築のために要する作業や体制、現地の状況などに鑑み、人的・物的支援については受入れを実態しているところでございます。一方、現地体制への負担を要しないような支援については、ありがたくこれを受け入れることとしており、我が方の在外交換におきましても、義援金受入れ口座を開設してきているところでございます。また、在日米軍は、開店翌季UH-60により、小松、野戸空港間での食料などの被災者支援物資の輸送を実施されました。今般のアメリカの支援に心から感謝しているところでございます。非常にわかりやすいご答弁ありがとうございました。そういうことでありますので、人的・物的支援については誤解のないようにしなければいけないなと思っております。また、これら支援をいただいた国々に対しましては、どのようなお礼というか対応をしていくのでしょうか。また、この先していくのでしょうか。政府さん、本人の方、よろしくお願いいたします。
10:40
お答え申し上げます。各国地域からの支援申出に対しましては、我が方在外交換や在京大使館などを通じて随時謝意を表明するとともに、外相会談など様々な機会に先方関係者に対し感謝の意を直接伝えてきております。また、上川外務大臣の記者会見や外務省公式SNSといった公の形での謝意表明も行っているところでございます。政府といたしましては、このような温かい支援の申出につきましては、これまで日本が諸外国と積み上げてきた信頼関係の蓄積の上にあると考えており、改めて深く感謝するとともに、引き続きこうした各国との関係を培ってまいりたいと考えているところでございます。御答弁ありがとうございました。引き続き丁寧な対応をよろしくお願いしたいと思います。最後に、我が国で災害が起きるたびに、冒頭にも出てきました。本当に温かい支援と勇気をいただいております台湾で大きな地震が起きてしまいました。改めて亡くなられた方々に中心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げ、1日も早い復旧・復興への要望をするところでもございます。今回の台湾の震災に対しまして、日本としてどのような支援を行っているのでしょうか、また今後していくのでしょうか、教えていただきたいと思います。政府参考人の方、お願いいたします。
12:23
4月3日に発生しました台湾東部の救助地震につきましては、発生直後から日本政府として必要な支援を行う旨、行う用意がある旨、表明してまいりました。4月5日、日本として、日本台湾交流協会を通じ、100万ドル規模の緊急無償資金協力による支援を実施することを上川大臣から表明し、9日に決定したところでございます。今後につきましては、日本政府としては、被災者の救援、被災地の一日も早い復旧・復興に向け、引き続き台湾側のニーズに応じて、必要な支援を積極的に行っていく考えでございます。改めて早い復旧・復興に応じまして、関連の質疑は終わりにしたいと思います。次に職員の処遇についてお聞きしたいと思います。自衛隊の処遇改善につきましては、昨年から前回も質疑させていただいておりますので、今回は外務省を含みます国の職員、全般的な職員についてお聞きしたいと思います。まずは外務省職員についてですけれども、先日の委員会において、外国で勤務します外務公務員の給与に関する法律の改定において、有意義な議論がなされたかと思います。外務公務員のご子息の処遇について、もう少しお聞きさせていただければありがたいと思います。もう一つ申しますのも、先日のお話を聞いていて、もう少し師女の教育に対しまして手厚く補助ができないのかなというふうに感じたところでございます。国の命を受けて海外に赴任し、その上、師女たちの負担も大きいと思いますし、何よりせっかく海外で学べる機会があると考えるとするならば、将来の日本の人材を育てるという観点からも、もう少し改善してもよいのではないかなと思ったからでございます。もちろん不公平感が出るような対応はよろしくないと思いますけれども、現状で足りているのか、今一度確認をさせていただけたらと思います。政府参考人の方、お願いいたします。
14:31
参考人のご質問は、いわゆる師女教育手当に関するものと理解しておりますが、この師女教育手当は、在外職員が同伴する師女に日本と同水準の教育を受けさせる上で、追加的な経済負担を生じている事情に鑑みまして、その軽減を図るために支給する手当でございます。具体的に申し上げますと、日本国内で勤務する職員は、その師女をとりわけ公立学校に通わせる場合には、師女への教育を一定の自己負担で享受できるのに対しまして、在外職員はその師女に関して日本におけると同様の自己負担で、日本と同水準の教育を享受することが難しい場合がほとんどでございます。こうしたことから、日本と同水準の教育を在外で受けさせる上で、追加的に必要な経費に重当するために、師女教育手当を支給することとしております。このような基本的考え方のもとに、いずれにいたしましても在外で必要となる、例えば教材の日本からの取り寄せ、通信教育に係る経費などに重当するため、師女1人当たり定額8000円を支給することとし、さらに加算限度額というものを設定の上、在外での教育に必要な額費などの経費につきまして、この経費の額から日本国内の公務員の平均的な自己負担による教育出額、これは今、22000円としておりますけれども、これを差し引いた額を加算限度額までの範囲で支給することとしております。この加算限度額と申しますのは、各在勤地におきまして、日本人師女が修学可能な学校として、外務大臣が認める小学校、中学校、高等学校それぞれの中で、最も必要経費の低廉な学校の必要経費額を加算限度額として設定しているところでございます。以上によって支給される師女教育手当の額を超える経費につきましては、日本国内において自己負担により師女に様々な教育を受けさせることと同様に、在外職員の自己負担としているのが現状でございます。他方、委員も御指摘がございましたけれども、在外における師女の教育に関する事情には様々なものがございまして、さらにそれら事情は変化していくものでございます。在外職員に同伴する師女が、日本と同じ教育水準が確保できる学校に就学できることを確保するべく、師女教育手当の在り方につきましては、不断に検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。
17:28
非常に丁寧な回答をありがとうございました。なかなか皆さんに質問しても、皆さん御自身がお願いしますと言いづらいと思いますので、その辺は我々がしっかりと、さらに補助ができるように尽力していきたいなと思っています。そもそも国家公務員の処遇そのものが現状でよいのかというのは、私は師女時代からずっと疑問に抱いておりました。近年、若い職員の離職傾向が加速していると耳にしておりますけれども、外務省においても例外ではないのではないかなと危惧をしているところでございます。しかしながらこれは当然の結果なんではないかなと私は思っています。申しますのも持論ではありますけれども、各省庁を企業と 称えるのなら、やはり日本一の企業であると私は思っていますし、日本一の企業でなければいけないということになると、これは当然の厳しい試験ですとか難関を突破してきて、また夢を持って入ってきた職員がそういう処遇であっては、やはり長続きしないのではないかなと。これは本当に今一度環境をつくるということを、我々議員も含めて、全体で考えておくべきではないかなと。人事院勧告というのはありますけれども、それだけじゃなくて、全体的にやはり上げるということは非常に重要です。これ質問、もう時間がないので、質問は、上川大臣一言だけいただきましょうか。重い一言をぜひお願いします。
18:59
国内で勤務する外務公務員を含みます国家公務員の給与は、一般職の職員の給与に関する法律等で規定されておりまして、人事院 が行う官民非核に基づく人事院勧告を踏まえた給与改定を行うのが、政府の方針であるというふうにであります。処遇改善という観点からでありますが、職員がやりがいが感じられる環境を整えること、これが重要であると考えております。外交活動でありますが、24時間365日、地球上のあらゆる場所で動いておりまして、外務職員は、昼夜を問わず常に緊張感を持って、時々刻々、世界の動きに合わせて、臨機応変かつ的確な対応を求められます。その中で、外務省におきましては、業務の合理化、デジタル化を進め、組織全体として働き方改革を推進し、職員の枠内バランス向上とともに、人にしかできない外交活動に集中できる環境整備に力を入れております。引き続き、外務省という職場が多様な背景を持つ職員一人一人が力を発揮し、持続的に勤務できる、そうした職場環境のあるよう取り組んでまいりたいと考えております。
20:17
力強いお言葉、本当にありがとうございました。これは非常に大きな課題だと思いますので、予算委員会等でも引き続き議論していくことをお約束をしまして、この項の質疑は終わりにさせていただきます。ちょっと時間の関係で、細かい質疑は飛ばしまして、今、全国の中東地におきまして、新入隊員の教育が始まっているところでございます。細かい質疑というのは、定員とか不足数とかですね、またそういったことは、別の機会にお聞きするとして、大臣に一つだけお聞きしたいのがですね、全国各地の中東地等で新入隊員が始まったという形で、先ほど申し上げたとおりですけれども、何を重んじて教育をしていくのか、また、新入隊員に対する木原大臣の思いやエールをお聞かせいただければありがたいと思いますので、大臣、よろしくお願いいたします。木原大臣、申し合わせの時間が来ておりますので、簡潔にお願いいたします。何を重んじてというところ でございます。4月から新入隊員は全国の基地中東地で最初の一歩を踏み出しているところですが、新入隊員に対しましては、自衛隊の任務を遂行できるよう、使命感の育成と特装の関与、装備の近代化に対する知識と技能の習得、基礎体力の練成といったことをしっかりと教育し、国民の期待と信頼に応える自衛官として育成してまいります。今年は自衛隊創設70周年という記念すべき年でありますし、将来の防衛力の中核となる新入隊員ですから、必要な人材を確保することが不可欠であり、新入隊員にはやりがいと誇りを感じながら、はつらつと勤務されることを期待して、また活躍してくれることを願っております。
22:31
力民社民の小西でございます。まず、上川大臣に記者総理の訪問について質問をさせていただきます。問いの1でございますが、記者総理、今回の首脳会談、また、米国の両議会の演説において、グローバルパートナー、あるいはグローバルパートナーシップという言葉を使って、特に議会演説の内容、私も一言一句全部読みましたけれども、まるで世界の地球規模、世界全体ですね、文字通り、地球規模のエリアにわたって、アメリカが行う武力の行使などの軍事行動について、日本自身の武力行使や、あるいはアメリカに対する軍事支援によって、より積極的に行動する、あるいはより積極的にアメリカの利益のために行動するというような意思表示に、言葉として受け止める以外ないと思うんですが、そのような政策転換を政府として表明した、またアメリカに約束したということでしょうか。問いの1番です。
23:28
今回、日米首脳会談でございますが、日米両国が深い信頼と重層的な友好関係で結ばれており、このかつてなく強固な友好信頼関係に基づきまして、日米両国が二国間や地域に留まらず、本の支配に基づく自由で開かれた国際秩序をともに維持・強化するグローバルなパートナーとなっているということを確認したところであります。また、日米両首脳によります共同声明を発出いたしまして、日米がグローバルなパートナーとして、本の支配に基づく自由で開かれる国際秩序を維持・強化していくと力強いメッセージを発信いたしました。なお、グローバルパートナーという言葉を使ったのは今回が初めてではございませんで、これまでも日米がグローバルなパートナーであるとのメッセージを発信してきているところでもございます。グローバルパートナーに関しましては、今日、国際社会が抱える複雑で相互に連関する諸課題に対処し、日米及び世界の未来の利益のためにグローバルなパートナーシップを構築し、共同していくということで一致したものと考えているところでございます。昨日、外務省に数多くのときに確認しているのですが、もうダイレクトに聞きますが、外務省の説明では、今大臣がおっしゃった グローバルパートナー、あるいはパートナーシップ、菅総理やあるいは岸田総理自身もかつてアメリカとの間で、グローバルパートナーという言葉を使っているわけでありますけれども、今回の岸田総理の褒美は、よろしいですか、日本が軍事的な行動、あるいはアメリカに対する軍事的な行動で、従来のアジア太平洋、その地域を超えた、文字通り地球規模、アジア太平洋地域を超えたエリアにおけるアメリカのための行動というのを約束しているものではない、そうした政府としての意思表示をしたものではない。その事実関係について端的に答えてください。答えなかったら政府参考に答えてください。
25:31
繰り返しで恐縮でございますが、グローバルパートナーシップに関しましては、今日国際社会が抱えております複雑で相互に連関する諸課題への対応、日米及び世界の未来の利益のためにグローバルなパートナーシップを構築し、共同していくことで一致したものでございまして、軍事面のみを念頭に置いたものではないということでございます。今ご質問にございました、軍事面のみの共同という形でご質問がございましたけれども、そういったことを念頭に置いたものではないということであります。幅広い観点でまさに日本の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化という、この文脈の中で様々な重層的な協力をしていくと、こういうメッセージを発したものでございます。
26:26
私も首脳会談の共同声明を全部読んでますから、2回にわたって答弁表示を大事にしないといけない。私は軍事面についてだけを絞って聞いているわけですから、今大臣がおっしゃった、日米間で確認した国際社会における諸課題ですね。諸課題について軍事面が含まれているというのは、大臣のところ に否定していないと思うんですが、じゃあもう1回行きますよ、よろしいですか。今回の記者総理の訪米は、文字通りグローバルパートナーシップなどと言っているんですが、この総理の両議会演説、先生方もご覧になっていると思うんですが、軍事的なことを述べた後に全部言っているんですね。グローバルパートナーシップだとか。これ普通に読めば、普通に受け止めれば、日本はアメリカと今までない役割、そうしたことを果たすんだというふうに、受け止めになるんじゃないかと思うんですよ。だから聞いているんですが、これ外務省には、私は昨日確認しましたよ。政府参考に大臣の答えなんて答えてもらえますか。今回の総理の訪米による日米間の確認、またその前提であった日本政府の主張というのは、アジア太平洋域を超えたエリアで、そうした意味でもちろん地球規模で、アメリカに対する何らかの軍事的な協力、そうしたものを新たに約束したものではないし、政府としての意思表示をしたものではない。アジア太平洋域を超えるものについては、そうした意思表示も約束も していない。政府参考に答えてください。お答え申し上げます。先ほど大臣からもご説明申し上げたとおりで、繰り返しとなってしまいまして、恐縮でございますけれども、グローバルパートナーシップに関しましては、今日国際社会が抱える複雑で相互に関連する諸課題に対処し、日米及び世界の未来の利益のために、グローバルなパートナーシップを構築し、共同していくことで一致したというものでございまして、軍事面のみを念頭に置いたものではございません。その上で申し上げますれば、ご指摘の日米共同声明の防衛・安全保障協力の強化においても、日米は強固な同盟と普及の有効に基づく未来のためのグローバルなパートナーであるという考え方に基づいて、引き続き日米で様々な課題に取り組んでいくということが記載されていると理解しております。
28:40
この止めてください。3回聞いて完全な答弁曲じゃないです。答えてないです。答えてないです。軍事面のことを全部スパッシュで答えて。止めてください。軍事面だけでね。堂々と答えればいいじゃない。理事どうされますか。止めてください。委員長一旦止めてください。ちゃんと答えてます。ちゃんと答えてます。軍事面だけじゃなくて、軍事面は否定してないんだから。答えてないわけです。
29:07
全く答えてないんだ。どういう外交なんですか。政府参考によろしいですか。問いの2番ですよ。同じことですけど、問いの2番ですね。よろしいですか。両議会演説のグローバルパートナー、グローバルパートナーシップの発言の文脈は、さっき私が申し上げたように何かしかあるんですが、全部軍事的なことを語った後に、このグローバルパートナーシップだとかいう言葉を使っているんですね。具体的に例えば、アメリカ軍と自衛隊について、共にデッキに立ち、任務に従事し、そしてなすべきことをする、その準備はできていますという主張をされているんですが、これは具体的に日本が米軍のためにどのような立場で、いかなる任務を従事し、なすべきことを遂行しようとしているのか、またどういう準備をしているんですか。かつ、よろしいですか。さっきからの質問ですけども、これをインド太平洋域を超えた、文字通りの地球規模でそうしたことをやるという、政府としての意思表明、またアメリカに対する約束をしているんですが、政府参考に明確に答えてください。4回目です。
29:59
答え申し上げます。一部繰り返しになりまして恐縮でございますけれども、御指摘いただいておりますグローバルパートナーシップに関しましては、今日、国際社会が抱える複雑で総合に関連する諸課題に対処いたしまして、日米及び世界の未来の利益のためにグローバルなパートナーシップを構築し、共同していくことで一致したというものでございまして、軍事面のみを念頭に置いたものではございません。その上で、一般論として申し上げますれば、国家安保戦略でも記載のありますとおり、日米安全保障体制を中核とする日米同盟は、我が国の安全保障のみならず、インド太平洋地域を含む国際社会の平和と安定の実現に不可欠な役割を果たすものでございます。特に、インド太平洋地域において、日米の協力を具体的に深化させることが、米国のこの地域へのコミットメントを維持強化する上でも、視覚的に重要だと考えております。我が国といたしましては、これらのことも念頭に、日米の戦略レベルで連携を図り、米国とともに外交防衛、経済等のあらゆる分野において、日米同盟を強化していく考えでございます。こうした点も背景に、今般、領主のは、日米両国が国際社会の問題に取り組むグローバルパートナーである、との点で一致したものでございます。確認したら、昨日の私の外務省の、あえて名前は言いませんけれども、ちゃんとした責任者から確認したことと、今の答弁が違っているので、政府参考に聞きますけれども、端的に、でしたら今回の岸田総理の訪米、特に議会演説ですけれども、実は首脳生命については、地球規模でアメリカに軍事的な協力をするというような文章、私が見た限りは読み取れなくて、インド太平洋紀の話に終始しているように見えるのですが、よろしいですか、政府参考人。今回の岸田総理の議会演説というのは、文字通りグローバルパートナーシップ、あるいはグローバルパートナーというのは、インド太平洋紀に限らず、また日米の2国間に限らず、地球規模でアメリカの軍事的な行動に日本が何らか貢献をする、あるいは行動を共にする、そうした国家としての、政府としての決意を述べたものである。そうした理解でよろしいですか。ただいまご説明申し上げたとおりでございますけれども、政治経済、日米関係、非常に多岐にわたりますので、軍事面のみを念頭に置いたものではないということでございます。いやもう7回連続ぐらい答弁強気なんですが、今軍事面のみを決めたことじゃないと言ったら、そのこと分かりきってますよ。初めから言ってるじゃないですか。私全部読んでるんですから、首脳声明だって。だからもう、今度やったら申し上げないですけど、委員会止めてもらいますよ本当に。政府参考にちゃんと答えてください。さっき言ったとおりですけど、今回の記者総理の訪米の議会演説、あるいは首脳会談の政府の判断で含むようになったら含めてください。それは、今まで日米の2国間、あるいはインド太平洋紀という特定の地域の枠を超えてですね、文字通り地球規模でアメリカの軍事的行動について、日本が何らか貢献する、あるいは行動を共にする、そうした政府としての方針、その決意を表明し、アメリカと国家間の約束を結んだ、そういうものであったのかどうか、端的に答えてください。端的にお答え申し上げます。ご指摘を申し上げてください。日米首脳共同声明の防衛安全保障協力の強化の部分におきましても、日米は強化の同盟と普及の有効に基づく未来のためのグローバルなパートナーであるという考え方に基づきまして、引き続き日米で様々な課題に取り組んでいく考えであるということが示されてございます。
34:23
今の政府参考人の答弁は、この間の国家安保戦略の2年前の文書の説明をされていましたけれども、当時の国家安保戦略で日本が閣議決定を決めた日米関係、特にこの軍事に関する事柄と、中身については違いがないということですか。記者総理が今回アメリカに約束してきたことと違いがあるのかどうか、あるんだったら何が違いなのか。私は地球規模について明確に、地球規模というエリアにおいて明確にアメリカと共にするという、軍事的なことを共にするというふうに表明したと私は受け止めるのですが、違いがあるのかないのか、それを答えてください。
35:09
国家安全保障戦略におきまして、日米安全保障体制を中核とする日米同盟は、国の安全保障のみならず、インド太平洋地域を含む国際社会の平和と安定の実現に不可欠な要かわりを果たすものであるということが当時から記述されております。今回の日米首脳会合を受けて発出された声明におきましては、そのような考え方に基づいて両国でやり取りを行った結果を反映させて表明したものでございます。記者総理がアメリカの首脳会合声明、あるいは両国議会で表明した意思というのは、今参考人がおっしゃったのはそういうことだと思うんですが、2年前の国家安保戦略のその枠内である、国家安保戦略から新たにはみ出る政府としての政策方針、あるいは具体的な政策、そうしたものを約束したものではないという理解でよろしいですか、国家安保戦略の枠内のものであると。それを明確に答えてください。
36:19
安全保障の分野に議論を限定するといたしますといえば、もちろん国家安全保障戦略を踏まえて、その後の米国とのやり取りを受けまして、今回のステートメントの発出ということになったということでございますけれども、ただ、ご説明申し上げたい点は、一言だけ申し上げますが、グローバルなパートナー、これは日米の役割分担や責任分担を今までのものを変えるものではございませんで、グローバルなパートナーとして、安全保障上の協力だけではございません。地域情勢、世界経済など、様々な分野で日米間で一層の連携を深めていく、こうした考えを表明したものでございます。政府参考に確認ですが、さっきも聞きましたが、問いの2番ですけれども、アメリカ軍の兵士と自衛隊が、今日この瞬間も任務を共にしている、侵略をよくしている、足並みをよくしている、というようなことを語った後に、共にデッキに立ち、任務に従事し、そうして成すべきことをする準備はできています。日本は既にアメリカと肩を組んで共に立ち上がっています。アメリカは1人ではありません。日本は米国と共にあります。というふうにして、日本は、さっきのその準備はできていると言っているのですが、この準備というのは、国防戦略で書いてあること、あるいは想定していること以上の、アメリカとの地球規模での何らかの軍事的な取り組み、そうしたものを準備をやる、あるいは準備をしている、そういう意思表示でないということでよろしいですか。他にも、この記者総理議会演説の中には、それと同じような言葉が繰り返し出てくるのですが、それを答えてください。宮本さん、時間。
38:03
お答え申し上げます。最初のところは、ちょっと繰り返しになってしまいますけれども、グローバルパートナーシップということに関しましては、今日、国際社会が抱える複雑で相互に関連する諸課題に対処いたしますために、日米及び世界の未来の利益のために、グローバルなパートナーシップを構築し、共同していくことで一致したというものでございまして、軍事面のみを念頭に置いたものではございません。その上で、一般論として申し上げれば、国家安全保障戦略でも記載のございますとおり、日米安全保障体制を中核とする日米同盟は、我が国の安全保障のみならず、インド太平洋地域を含む国際社会の平和と安定の実現に不可欠な役割を果たすものでございます。特に、インド太平洋地域において、日米の協力を具体的に深化させることが、米国のこの地域へのコミットメントを維持・強化させる上でも、視覚的に重要であると考えております。我が国としては、これらのことも念頭に、日米の戦略レベルでの連携を図り、米国とともに、外交、防衛、経済等のあらゆる分野において、日米同盟を強化していく考えでございます。こうした点も背景に、今般了承のは、日米両国が国際社会の問題に取り組むグローバルパートナーであるとの点で一致したものでございます。
39:23
念のため確認しますけれども、岸田総理の議会演説なんですけれども、もう留歩をつけずに、いきなりグローバルパートナー、グローバルパートナーシップというのが始まっているんですね。アメリカとどこまでも、とにかく何でも一緒にやる、みたいに受け止められるわけですが、それに続いてこういうことが言うんですね。日米同盟はその力を増強させる役割を果たしていますと。だから先にアメリカとのグローバルパートナー、あるいはグローバルパートナーシップなる関係を謳って、日米同盟はそれを増強させるためのものだと言っている。ただ今政府さんが説明した国間法戦略というのは、日米同盟の意義というのは、インド太平洋域を超えて、場合によっては世界の平和に貢献することもあるということを謳っているんです。うなずいていらっしゃいますけれども、どっちなんですか。今回岸田総理がアメリカで主張し約束してきたことは、あくまで日米同盟の国間法戦略で謳っている、日米同盟の国家としての世界、グローバルな国家貢献のことを言っているのか、日米同盟は離れて、日米がグローバルパートナーシップなる世界規模の行動を共にするということを謳って、日米同盟はまさに補強なり、忠告のものだと言っているのか、どっちですか。それを明確に答えてください。宮本さん、時間。
40:46
これは今回の訪問の際に主張いたしましたグローバルパートナーシップという表現に関しましては、先ほどからご説明申し上げてあるとおりでございますが、今日国際社会が抱える複雑で相互に関連する諸課題に対処し、日米及び世界 の未来の利益のためにグローバルなパートナーシップを構築し、共同していくことで一致したということでございます。
41:13
だから、中身聞かさないでくださいよ。今回アメリカと約束したグローバルパートナーシップというのは、そういう概念が先に来て、日米同盟はそれを増強させるという関係になるんですか。だからアメリカで言ったグローバルパートナーシップと日米同盟の関係を聞いているわけですよ。グローバルパートナーシップというものが先に来て、日米同盟はそれを増強するものだと言っているんですか。あるいは国家安保戦略が言っているように、書いてあるように、規定してあるように、日米同盟の効果として世界的な日米の平和創造などの貢献、そうしたことはどちらですか。明確に答えてください。傍聴人の方、聞いていますよ。実は、こうしたことで国民の皆さんが知らない間に国が変わるん ですよ。本当に今日、歴史的な機会にいらっしゃると思いますが、答えていないのは分かりますよね。ちゃんと答えてください。政府さん本当に。
42:02
お答え申し上げます。繰り返しになってしまって本当に恐縮なんですけれども、日米及び世界の未来の利益のためにグローバルなパートナーシップを構築して共同していくということです。軍事面のみを念頭に置いたものではございません。
42:30
軍事面のものを聞いていないと言っていたんですけど、何回も言わさないでくださいよ。軍事面以外のことは聞いていないんだよ、と言っているわけですから。もう一回だけ聞きます けど、どっちなんですか。グローバルパートナーシップというのは、日米同盟の関係としてのものであって、そうした国間保線略を基づくその内容を改めてアメリカと確認し約束してきたのか、あるいは国間保線略、日米同盟を離れてグローバルパートナーシップのあるものを提唱して、日米同盟がそれを増強するものだというふうに位置づけているのか。どちらですか。明確に答えてください。答えられないんですか。答えてください。今回の日米首脳会談におきましては、日米両国が深い信頼と重層的な友好関係で結ばれており、このかつてなく強固な友好信頼関係に基づいて両国が2国間や地域にとどまらず、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を共に維持・強化するグローバルなパートナーとなっているということを確認したものでございます。また、共同声明も発出いたしまして、日米がグローバルなパートナーとして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していくというメッセージも発信しております。なお、先ほど大臣からもご説明申し上げたとおりですけれども、日米もグローバルパートナーという言葉を使ったのは今回 が初めてではございませんで、これまでも様々な機会に日米がグローバルなパートナーであるとのメッセージは発信してきているところでございます。
44:12
始めから10回くらい聞いても、何一つまとめを答えないんですが、堂々とした外交をやりなさいよ。先々日本は外交を誤って国民に大きな世界一致でもないような戦争の参加をもたらしたんじゃないですか。今回もこの委員会で申し上げているんですよ。外交が頑張らなきゃいけないわけですよ。外交で堂々とやった外交で堂々と国会国民に説明すればいいだけじゃないですか。委員長、10回以上聞いているので、私が今この間聞いたことですね。今回の記者総理の訪米のグローバルなパートナーシップなどというのは、世界規模でのアメリカとの軍事的な行動あるいは協力というものを約束したものなのか、またこれまでの国間保戦略あるいは日米同盟との関係で、どっちが先にあるのか、グローバルパートナーシップが先にあるのか、あるいは日米同盟は国間保戦略の枠内にあるのか、委員会に対して説明書の提出を求めます。後刻理事会で協議いたします。
45:02
ちょっと外務大臣が肩なしだったらあれなんで、外務大臣に厳しい質問しますが、問いの6番ですか。よろしいですか。これも昨日外務省に確認しましたけれども、実は先生方よろしいですか。今回記者総理が首脳政命あるいは両国議会で歌ってきたグローバルパートナーシップなどは、この1月30日の国会に対する総理の政法支援実、そして外務大臣の外交演説について一言もないんですよ。言葉はなく、まず言葉はありません。グローバルパートナーシップもですね。この段階で国民の皆さん、主権者の国民の皆さんと国会を暴独する、暴挙と言わなきゃいけないんですが、せめてじゃあ言葉がないんだったら、それを意味す るようなことってあるのと、いうふうに聞いたら、それも説明できませんと言って、資料もらいましたけど、去年おととしのですね、政法支援演説の原稿なんかちょっと、会議録なんかもらったりして、外務大臣よろしいですか。総理の政法支援演説1月30日、また同じ日の外交演説で、この記者総理がアメリカと今回に対して歌ってきたですね、グローバルパートナーシップなどについて、国会に対して述べなかったのはなぜですか。国民に対して述べなかったのはなぜですか。またそうしたことが議会制民主主義国民主権との関係で許されるとお考えですか。答弁ください。
46:12
今年1月の岸田総理大臣の新選方針演説、そして私の外交演説についてご質問がございました。グローバルパートナーやまたグローバルパートナーシップという表現は用いておりませんが、これまでの演説や基調講演を始めとし、様々な機会を捉えまして、日米両国が国際社会に貢献をしていく旨の発言を行ってきているところであります。ご指摘の演説におきまして、グローバルパートナーやグローバルパートナーシップという表現は用いていないものの、日米両国が本の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の形成に向けまして、国際社会の平和と安定のために貢献していくと、こうした考え方については変更があったものではないということでございます。
47:06
大臣、今の答弁を伺ってご質問ですが、大臣は先ほどからお伺いしていることなんですが、今回岸田総理がアメリカに約束してきたグローバルパートナーシップ、グローバルパートナーというのは、この間、岸田政権が国会に対して述べてきたアメリカとの関係、日米関係を本質的にはみ出すものではないと、基本的には同じ方向性、姿勢の中のものであると、そういう理解でよろしいですか。これは明確に答えてください。
47:31
今回、岸田総理が議会で演説をするということでございましたし、また様々な会談を通じまして、アメリカ社会に対しまして、未来のためのグローバルパートナーであるというメッセージを発信してまいったところであります。これは日米は健康な同盟と普及の有効関係に、有効に基づくものであり、今後もそうあり続けるということを表明したもので、その中におきまして、この日米同盟でありますが、インド太平洋地域の平和、安全及び繁栄の石杖であり続けるということを確認し、日米安全保障防衛協力を一層強化していくということで一致したものでございまして、こうした考えに基づきまして、引き続き日米で様々な課題に取り組んでまいりたいと考えているところであります。我が国の国家安全保障戦略の枠組みに則って、今回の議会での発言、また、これまでの取組をベースにした未来のためのグローバルパートナーシップということの意味ということは、そのような位置づけであると認識をしております。簡単に答 えてくれればいいのですが、最後おっしゃった、我が国の国家安全保障戦略の枠組みと、これまでに基づくものみたいなふうに、明確に答えてくれます。この間、政府が国会に述べてきたアメリカとの関係、それを本質を大きく変えるものとはみ出すものではあるのかないのかを聞いているので、それを簡単に答えてください。我が国の国家安全保障戦略の枠組みを超えたものではございません。
49:10
なんで政府さんが早々とそれに答えないんですか。笑っている場合じゃないでしょう。外務大臣の領域間演説、議場にいらっしゃったそうなんですが、外務大臣も日本語を、義務教育を受けた方だと、この記者総理の演説で日本語が外務省に役割をあるか、それを見れば、本当に軍事のことを語った後に留歩をつけず、グローバルパートナーシップだとか、そういうことをおっしゃっているんですが、外務大臣は議場にいらして、それを聞いたアメリカの両界、両院の議員たちは、日本はこれから地球の裏も含めて、これ地球の裏という言葉もあるんですよ、ご存じだと思いますけど、NATOに対する日本の協力の文脈で地球の裏がというのを言っているんですが、その後にまたグローバルパートナーシップというふうに叫んでいるんですけれども、上川大臣、アメリカの両院の国会議員の皆さんは、あるいは皆さんはこの記者総理の演説を聞いて、日本は今後軍事的なものについて地球の裏が含めてアメリカと共にするんだと、基本的にそういうことを共にするんだという国家と一緒に表明をしたと、そういうふうに受け止めたんじゃないかと、受け止めたというふうに認識されますか、あるいは両議会の議員はそういう受け止めはしていないと、どうしたんですか。
50:23
議場におきましては様々な議員の皆さんがいらっしゃいますし、また傍聴席におきましても様々な議会のスタッフの皆さんも傍聴しておりましたし、私どものデレゲーションも議場におきましてこのメッセージを聞いていたものであります。その上で申し上げますと、それぞれのお考えを全部掃除で私自身がパラフレーズするということについては難しいと思いますが、私は今先生がおっしゃったような認識を広く議員が共有しているという印象は持ちませんでした。
51:11
そこは明確に答弁をしていただいたのですが、ちょっと視点を変えて上川大臣に伺いますが、今回の記者総理、議会演説でも言っているのですが、「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれません」という主張ですね。これはウクライナの侵略が起きた当時から政府が繰り返し言っていると思いますが、というのは8番ですね。「明日の東アジアかもしれません」というのは、多分そうした武力の侵略を受けることがあり得るということだと思うんですが、「明日の東アジアかもしれません」という主張には、これは日本が東アジアの他国、他の国から武力侵略を受ける可能性がある、そういう趣旨も含めて政府は言っているのですが、この言葉の意味を具体的に、特にアメリカに対して今回言った言葉の趣旨を説明してください。
52:07
まず、ロシアによりましてのウクライナの侵略については、国際秩序の根幹、これを揺るがす傍聴でありまして、明白な国際法違反として厳しく非難されるべきものであると認識であります。御指摘の総理の発言でございますが、このような力による一方的な現状変更の試みを東アジアで許してはならないという趣旨で述べたものでございまして、必ずしも特定の国地域を念頭に置いた紛争が発生する可能性を念頭に置いているわけではございません。我が国を取り巻く安全保障環境でありますが、戦後最も厳しく複雑な状況にあります。その中におきまして、災厄の事態をもみ捨てた備えを万弱なものとし、我が国自身の国益を守っていかなければならないところであります。そのために、外務省といたしましても、危機を未然に防ぎ、平和で安定した国際環境を能動的に創出するため、外交と防衛を連携させながら、総合的に外交安全保障政策を進めていくと、こうしたことを述べたものでございます。今の答弁では、明日の東アジアかもしれませんが、特定の地域や国を念頭に置いたものではないということですか。必ずしも、特定の国や地域を念頭に置いた紛争が発生する可能性、これを念頭に置いて申し上げたものではないと申し上げたところでございます。だったら、そういうものの言い方というのはやはりしちゃいけないんですよね。国民がこれを聞いたら、いや日本が侵略を受けるのかと。ウクライナと日本が置かれた状況って全く違うと思いますが、上川大臣、初めだったか外務大臣にも、アメリカにとっても日米同盟は世界最重要の同盟関係と答弁したことが何とかございますけれども、ウクライナは世界最強のアメリカ軍とそういう同盟を持っていないので、今日のウクライナが東アジア、これが日本かというのは、根本的な議論が必要なんですが、ちょっと外務省の政府参考人か、あるいは無理だったら防衛省の政府参考人かどちらか答えてもらいたいんですが、日米の首脳共同声明の防衛中坊安全保障協力の強化ですね。防衛中坊安全保障協力の強化、ここの箇所なんですが、さっき私も自分で言ったんですが、ここにはいわゆるインド太平洋域の地域のアメリカと日本の協力だけを述べていて、具体的に地球規模のある地球の裏側みたいな話の日米協力というのは、ここには記載はないという理解でよろしいですか。答えてください。
54:57
お答え申し上げます。グローバルパートナーシップに関しましては、今日国際社会が抱える複雑で相互に関連する諸課題に対処し、日米世界の未来の利益のためにグローバルなパートナーシップを構築して協同していくことに位置したというものでございます。その上で申し上げますが、ご指摘の日米共同声明の防衛安全保障協力の強化におきましても、日米は強固な同盟と普及の有効に基づく未来のためのグローバルなパートナーであるという考え方に基づきまして、引き続き日米で様々な課題に取り組んでいく考えであるというこ とが述べられております。聞いたことを答えなさいよ、ちゃんと。このファクトとして書いてあるかって聞いてるんですよ。インダ太平洋域以外のことが書いてありますか、イエスかノーかで答えてください。
55:56
今手元に全部持っているわけではないのですが、一例といたしましては、例えばサイバーなどインド太平洋に地域的に限定されているものでないものも触れられていると承知しております。
56:17
お答え申し上げます。今、外務省の参考人から申し上げたとおりですが、防衛面における協力についての共同声明の中におきましては、必ずしもインド太平洋地域という形で、地域を限っているわけではないものも含まれている。サイバーでございますとか、あるいはこれから産業面を含めた防衛技術、あるいは装備協力といったものをやっていくという枠組みを作るということを言っているわけでございますが、そうしたものについては、確定的に地理的な範囲を区切って、そこに限ってやっていくということでは必ずしもないということであろうかと存じます。
56:56
では、両大臣、どちらでもいいんですけれども、あるいは無理だったら政府参考人に。だったら、よろしいですか。今回、岸田総理が議会演説などで述べたグローバルパートナーシップ、軍事面についてですね。軍事面のことしかさっきから聞いていません。軍事面のグローバルパートナーシップ、つまりインド太平洋紀を超えるような地球規模のものというのは、サイバー、私見ただけで今サイバーぐらいだと思うんですけれども、あるいは防衛装備のことがあるのでしたら、サイバーや今お答えになった防衛装備のものだけだという認識でよろしいですか。大臣無理だったら政府参考人に答えてください。防衛省答えられますか。じゃあ、防衛省答えてください。グローバルパートナーシップの軍事面について、インド太平洋紀を超える規模のものはサイバーとあなたがおっしゃった防衛産業のものだけということでよろしいですか。
57:45
お答えを申し上げます。先ほど来、外務省からお答えを申し上げているとおりでございますけれども、議会演説で総理が言及されましたグローバルパートナーシップ、こちらにつきましては、軍事面も含めて、ただそれに限られない形での全体のパートナーシップを向上していくということを申し上げているわけでございます。そこで、軍事面、ないしは防衛面につきましては、同盟がそもそもグローバルな性格を持っているということを踏まえて、それをさらに発展させていくということをおっしゃっているわけでございまして、各別的にどういったものを具体的にやっていくということについて言及されているものではないというふうに認識をしております。
58:31
同盟ってグローバル的なものかといろいろな声が、今ざわざわと疑問の声が上がっていますけれども、聞いても答えないので、後ろ手をよくお願いしたいんですが、議会演説の首脳声明を出しているんですが、この首脳声明の防衛安全保障の強化というところで、いわゆるインド太平洋を超えた地球規模の軍事的な協力などについては、サイバーだとか防衛産業以外のもの以外に何かあるのか、それについて文書による説明を求めます。委員会への。後刻理事会で協議いたします。
59:03
委員長、ありがとうございました。防衛大臣問いの9番ですが、今申し上げた首脳共同声明にある、作戦及び能力のシームレスな統合、自衛隊と米軍との間の相互運用性及び計画策定の強化、より効果的な日米同盟の四季統制、これ具体的に何を意味するのか。防衛省設置法で今、統合作戦手裏部のものが出されていますが、それ以外のものに何か具体的に想定しているものがあるのか。想定しているものがないんだと結ぶわけないので、想定しているものがないのであれば、首脳声明でまとめるわけないので、具体的に今申し上げた3つの事柄について、具体的にどういう中身のものを想定しているのか、国会、国民への説明責任としてちゃんと答えてください。
59:44
現在、日米間の運用面における具体的な調整については、同盟調整メカニズムのACMに基づいて、幕僚でいうと統合幕僚幹部及び立会区各幕僚幹部の代表が、インド太平洋軍司令部及び在日米軍司令部の代表と共同運用調整所BOCCを通じて 行っております。さらに、部隊レベルでいうと、必要に応じて立会区各自衛隊は、統合任務部隊が各自衛隊及び各軍間の調整所、いわゆるCCCSを設置して、米側各軍と調整を行うこととしております。一方で、政府としては、国家防衛戦略にも記載しておりますが、統合運用の実効性強化のため、立会区自衛隊の一元的な指揮を行うよう、統合作戦支援部を設置すべく検討を今、進めておりますが、こういったことを踏まえて、日米間における指揮統制に係る調整要領や連携の強化について議論を行っているところですが、お尋ねのは、作戦及び能力のシームレスな統合や自衛隊と米軍との間の総合運用性及び計画作成の強化につきましては、共同対処等を行う場合に、立会区及び宇宙、サイバー、電磁波といった様々な領域での作戦や能力を一層シームレスに連携させていくことが重要であり、また、共同訓練やISRなどの閉鎖の活動から有事に至るまで、様々な活動において運用を一元的に指揮し得る組織間で、総合運用性や計画策定を一層強化すべく議論していくことが重要。との趣旨で記載しているものでございます。こうした自衛隊と米軍の一層の連携強化を図っていく上では、我が国が新たに統合作戦指令を設置することを踏まえて、より効果的な日米同盟の式統制について議論していく必要がありまして、今般首脳間におきましても、こうした議論の重要性を改めて確認したものと思っております。
1:01:56
いまいろいろ答弁いただいたんですが、いずれにしても、さっき大臣答弁されていたんですが、日米のアメリカ軍あるいは自衛隊のそれぞれの式統制というのは、それは独立して行われると、当たり前のことですが、
1:02:09
それは間違いない、かつアメリカとは当然そうしたことは確認されていることでよろしいですか。端的に答えてください、大臣。
1:02:14
総合作戦指令部課長の今、御議論、審議をいただいておりますが、それが設置された後でも、日米それぞれ各々の部隊の式統制ということは確認しております。防衛大臣の次の質問ですが、この首脳声明に、さっき申し上げていますけれども、日米防衛産業協力取得維持整備定期協議なるものの設置が書かれて、具体的にミサイルなどと書いてあるんですが、このミサイルを日 米で共同開発して、この共同開発されたミサイルというのは、日本が作ったものが第三国に輸出される、アメリカが作ったものは当然輸出するんでしょうけれども、日本が作ったものが第三国に輸出される、そうした可能性があるのか、あるいはそうした可能性は否定されないのか、それを答えてください。我が国は国家防衛戦略の方に規制してあるとおり、装備品の共同開発、生産、あるいは米国製装備品の国内における生産、整備能力を拡充する方針を打ち出しております。米国も1月に国家防衛産業戦略を公表し、インド太平洋地域における同盟、パートナー国との共同開発、共同生産及び共同維持、整備の追求を目指しているというふうに承知をしております。こうした日米両政府の方針を踏まえると、日米の防衛産業が連携する優先分野を特定するために、今般、新たに、先ほど申し上げましたダイキャスを設立することとしました。今後、日米両国の防衛産業における生産状況を踏まえつつ、同協議での議論を通じて、共同開発、共同生産及び共同維持、整備の協議を行い、日米同盟の有機種力、耐種力の向上につなげていきたいと考えていますが、現時点において、米国と共同開発、共 同生産した装備品は、第三国で輸出というのは考えているわけではありません。外務省のホームページに、JOSEPH9の広告書について、外務大臣が阿弥陀氏を表敬し、「功績だ」とか「称賛だ」と言ったのは、国としての在り方が問われるので、ホームページを削除することを求めておきます。次、防衛力整備計画の43.5兆円の話なんですが、もうちょっと時間がないので、防衛省は昨日確認しているので、単純的にファクトだけ答えてほしいのですが、43.5兆円で146の事業項目で、今まで2年間にわたって4枚だけ、4項目だけ、それぞれ数兆円、数千億円、数百億円単位の内訳でもないものが出てきたんですが、今、防衛省において、この146ですね、これ、理事会協議事項にも2度、3度にわたってなっているんですが、それに対する対応として、今、防衛省がやろうとしているのは、プラス2枚の追加が近々できるということでいいのか、それだけ端的に答えてください。今、2枚の追加を準備中であると。それだけ答えてください。5秒以内で。
1:05:25
現在、いくつかの項目を示しているよう、最終的な調整を行っているところでございます。昨日、2項目だけというふうに聞いたんですが、ちょっと今、やはり端的に答えてください。問いの3番ですね。146の事業、つまり43.5兆円の金額のいくらかは、令和5年、令和6年の防衛予算で実際に計上されているんですが、146の事業のうち、いくらずつ、令和5年、令和6年の予算に計上されたのか、立憲の部会で資料提出などを私、求めているんですが、それの対応というのは、今すぐできますか。それに答えてください。
1:06:01
今、御指摘のございました資料を作成するにあたりましては、まず、これまで、小西議員からもお求めのありました43.5兆円の内訳というものを整理を行う必要がございます。さらに、令和5年、6年と予算につきましても、事業数はかなり多いということで、およそ数万件以上と極めて多いということになります。さらに、事業の整地化や最新の状況の反映等を行うために、事 業名や予算科目の変更を行うことがあるというほか、複数の事業を取りまとめたり、むしろ逆に事業の細分化を行うということもございますため、これらを数万件の整備計画と紐づけるというのは、なかなか相当な時間を要するということとともに、正確にお示しすることが困難な場合もあるということを、御理解いただければと思っております。
1:06:47
到底理解できないんですが、状況はわかりました。次、防衛省、戦闘機能輸出について聞きますが、問いの2番に行きます。問いの2番です。よろしいですか。前回、イギリスとイタリアに対して、憲法全部の平和主義、特に平和的生存権の言葉すら伝えていないということを、理事会協議事項に文書で出していただいて、やっていることは滅茶苦茶ですが、いさぎは当たり前の対応ではあるんですが、問いの2番はよろしいですか。与党の間で、自民党さんと公明党さんの間で、戦闘機の問題は協議されていますが、与党協議において、政府の方から、憲法全部の平和主義、特 に平和的生存権の意味する言葉などを伝えたこと、これは説明でも文書提出でも何でもいいんですが、それはあるのかどうか、ファクトとしてあるのかどうか、いいですか、のほかで答えてください。
1:07:37
お答えを申し上げます。与党の会議における検討に資するように、政府から説明したものでございますけれども、概略申し上げますと、武器輸出3原則、防衛装備移転3原則は、憲法の平和主義の精神にのっとったものでありますとか、国際紛争を助長することになること、あるいは国際法に違反するような侵略との行為に使われることを承知の上で、武器を輸出することは平和的生存権を保障するという憲法の精神に反すると、こういう答弁が過去あったということについて説明をしてございます。
1:08:19
それって私の答弁だと思うんですが、意味として多分説明しないということだと思いますが、ちょっと時間がないので問いの3番いきますが、政府参考にで結構です。問いの3番よろしいですか。今回のこの防衛装備移転の3原則の改正したもので、武力紛争に関して現に戦争が行われていると判断される国に移転する場合を除くと書いてあるんですが、ここの戦闘というのは、日本の戦闘機を輸入した国ですね、国が行う国連検証上の武力の行使、個別的自衛権、集団的自衛権、集団安全保障があると思うんですが、それを含むということでよろしいのかどうか、いいですか、どうかではっきり答えてください。
1:09:00
お答えを申し上げます。ただいま御指摘のありました、運用指針による武力紛争、これは武力を用いた争いを広く含んでございます。従いまして国連検証上認められる武力の行使が行われている状況であっても、この武力紛争 の中には含まれていると考えてございます。
1:09:22
さっきおっしゃった武力のですね、武力紛争を助長することは平和的生存権の関係でできないというようなことをおっしゃっているんですけれども、国連検証上の武力の紛争をやる場合だったら、それってよろしいんですかね。言っていることがわかりますか、現に武力の紛争をですね、武力紛争をやっているところには出さないんですよね。うん、なんだけど、将来国連検証上の武力の行使に日本の戦闘機が使うことは許されるというのは、そこの矛盾が誰も理解できないと思うんですが、それを論理的に説明してください。
1:10:02
お答えを申し上げます。まず防衛装備移転三原則に記載がございますけれども、防衛装備移転は重 要な政策的手段である反面、防衛装備の流通自体が国際社会への安全保障上、社会上、経済上、人道上の影響が非常に大きいと。こういうことから防衛装備の移転は責任ある形で管理する必要があると、このように考えているところでございます。ただいま委員から御指摘のありました移転前の考え方でございますけれども、例えば今般の磁気戦闘機につきましては最先端の戦闘機であるという装備品の性質、それから我が国のこれまでの移転に関する経緯、考え方、歩み、こういうことを踏まえてより厳格に管理すべきという観点から、我々として政策判断といたしまして、武力紛争の一環として現に戦闘が行われていると判断される国への移転は認めないとしたものでございます。他方、移転後において自衛権の行使と国連省の目的にそれから原則に反しない形で使用される場合につきましては、これは平和国家としての基本理念に反するものではないことから、移転先において移転後にそのような形で使用されることまでは禁止をしていない、こういう考え方でございます。憲法の全文というのは平和主義を謳ったものであって、その法的な結晶が憲法9条、具体化したものが9条だというのが歴代政府最高裁の判決なんですが、今の政府の答弁だと、他国防衛のためのいわゆるフルスペックの、いわゆる日本政府だけが言っている言い方なんですが、フルスペックも限定されてもないんですけど、集団的自衛権で、フルスペックの集団的自衛権行使などにいわゆる日本自治体の戦闘機が用いられても、なぜ憲法全文の平和主義の理念や精神と矛盾しないことになるのか、それを答えてください。
1:12:06
答えを申し上げます。まず前提といたしまして、政府としては憲法の全文、平和主義について書かれている部分でございますけれども、これは全文でございますので、それ自体で具体的な法規関係を有するものではなく、政府の個々具体的な行動を履行するものではない、このように考えているところでございます。その上で、移転三原則におきましては、国連憲章を準視するとの平和国家としての基本理念を堅持することとされておりまして、この国連憲章を準視することは、憲法全文において鮮明している平和主義の精神に則ったものであるというふうに考えてございます。このように委員御指摘の集団的自衛権の行使は国際法上認められているということでございますので、移転先国が適法な集団的自衛権の行使に際して、我が国から移転した装備品を使用すること自体、憲法の平和主義の精神に則ったものにならないというふうには考えていないということでございます。
1:13:15
デタラメなことをおっしゃっているんですが、日本国憲法の平和主義というのは、日本に限定された個別的自衛権しか法的に許容しないわけですよね。国連憲章上の武力に日本の兵器が使われても構いませんという憲法の平和主義とは関係ないというのだったら、日本国憲法の平和主義って国連憲章の枠内ぐらいのものしか、意味しかないわけなんですね。政府さん、よろしいですか。これ、歴代政府の確立さ解釈である最高裁の判例でもありますが、憲法全文は憲法を制定の目的や動機などを記したものであって、法令の解釈は政府の行為についての解釈上の指針になるんですね。だから、この武器の輸出というのは、いろんな法令も関するし、防衛省の行政行為も関するんですが、そうしたものが、何で全世界の国民の平和的生存権がその解釈、戦闘機の輸出の解釈の指針になると考えているのか、ならないと考えているのか、それを答えてください。憲法全文の平和的生存権などの平和主義の理念というのは、武器輸出に当たっての法令や政府の行為の解釈の指針に当然なるというのが、歴代政府の考え方 なんですが、それについては合意するのか。合意するのだったら、何で武器輸出が平和主義、さっきのものが平和主義に則ったものになるのか、国連憲章の部力で使うことが平和主義に則ったものになるのか、それを論理的に説明してください。坂本部長、時間過ぎております。簡潔にお答えをお願いします。お答え申し上げます。端的に申し上げますと、武器輸出三原則あるいは防衛装備移転三原則、これらは憲法の平和主義の精神に則ったものであるということでございます。では、終わりますか。
1:14:47
防衛省外務省の答弁拒否、委員長のもとの委員会であってはいけないということで、厳重に抗議して、ちょっと理事会でも取り上げますが、質疑は終わります。大臣は答えないですか。大臣は全然答えないです。
1:15:22
公明党の上田勲でございます。上川大臣、米国首長、大変お疲れ様でございました。この度の日米首脳会談は、日米両国の友好信頼関係を確認するとともに、防衛安全保障、イノベーション経済安全保障等、またグローバル外交、そして人的交流など、実に幅広い分野について話し合い、協力を強化していく具体的なプログラムについて合意をされた、この異議は大きいというふうに受け止めております。本日は、日米首脳共同声明に盛り込まれました、経済安全保障と防衛安全保障に関する協議、合意の内容や、今後の我が国の取組について質問をいたします。まず最初に、共同声明の中に重要鉱物物資に関する協力について記載されておりますので、それについて質問させていただきます。重要な鉱物資源のサプライチェーンの安定に関して、両国が協力していくことを確認をした、その異議は大きいと受け止めております。近年、資源を利用した経済的威圧行為の横行が増加する中で、自由でルールに基づく経済秩序を構築していくことは、日米だけではなくて、国際社会全体の利益に通ずるものだと考えております。今般、鉱物資源安全保障パートナーシップ及び強靭で包括的なサプライチェーン強化を含め、重要鉱物プロジェクトに関する協力を引き続き模索していくことで合意をされたわけであります。今般の合意の異議、また、今後の我が国としての取組の方針についてお伺いしたいと思います。
1:17:24
お答え申し上げます。今般、日米首脳間で、鉱物資源安全保障パートナーシップ及び強靭で包括的なサプライチェーンの強化に向けたパートナーシップなどを通じたものを含め、重要鉱物プロジェクトに関する協力を引き続き模索していくことで一致したわけであります。二つ端則に向け、世界的に重要鉱物資源の需要が増大していることに加え、その精錬や加工プロセスが特定国に加点されている中、日米の協力は重要鉱物資源のサプライチェーンの強靭化のために重要であると考えております。我が国としては、米国をはじめとする有志国国際機関との連携を強化し、重要鉱物資源の国際的安定供給体制の確立を目指すとともに、供給源の多角化に向け、資源国との対話を強化を進めていく考えであります。以上です。
1:18:31
お話がありました重要鉱物資源、レアメタルやレアアースが報道されたわけでありますが、それを特定の国に依存するリスクが深刻であるということは、近年の事例からも明らかであります。日本だけじゃなくて、世界の国々もそうした共通の認識を持っているのではないかと思います。世界経済のリスクを分散、低減していく上で、日本とアメリカがしっかりと手を組んでいくことが重要なことであります。ただ、アメリカも自国の利益を先駆住するわけでありますし、これは必ずしも我が国の利益と一致しないものもあるだろうと思います。これから、我が国としてこの問題を取り組む時期にあたって、我が国の国益をしっかりと踏まえた上で、その上で協力をしていくことが重要だと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。次に、半導体分野について質問いたします。次世代半導体等に関して協力を強化していくことが盛り込まれたことは、これは重要なことだと思っております。また、いわゆるレガシー半導体については、情報共有、政策調整、並びに非市場的政策及び観光から生じる脆弱性への対処を通じたグローバルな半導体サプライチェーン強靱化に取り組んでいくと共同責めに書かれております。半導体のサプライチェーンが滞ったことによって、我が国の産業全般に重大な影響が 生じて、現在でもその影響はまだ残っているのが現実であります。そのことを考えると、この趣旨は大変評価いたします。ただ、私としては懸念を感じる点もございまして、ここでいう政策調整には、両国内の補助金や税制などの共通ルールに関する議論も含まれるのか、また、政策調整は我が国の産業界にとってメリットもあります。投資や取引後の経営判断をするにあたって、アメリカの支援策を活用できることや、経営の余計可能性が高まるという面のメリットだと思いますが、他方で、我が国の産業政策の自主性が損なわれることはないのか、そういう恐れもあるのではないかということを感じております。その辺、経済産業省の所見を伺いたいと思います。お答え申し上げます。今般の日米首脳共同声明において、レガシー半導体については、情報の共有や政策の調整等を通じて、グローバルな半導体のサプライチェーンの強靱化に、同志国とともに取り組んでいくことを計画していると記載されております。すでに米国とは、日米それぞれにおける補助金や税制等の政策の内容と、その実施状況に関する情報の共有を行ってきているところでございます。お尋ねの政策調整の具体的な内容については、今後、米国側とも議 論しながら詳細を検討していくこととなりますが、ご主的な観点も十分に考慮しつつ、半導体のサプライチェーンの強靱化に向けて連携をしてまいりたいと考えております。これまでもの経験から、これはもう政府の方がよくご存知なところだと思いますけれども、アメリカも一方的な政策を取ることも結構あるわけでありまして、そのことも念頭に置いておかなければいけないんだろうと思います。さらにまた、我が国の国内の産業政策について、いろいろと注目をつけてくるということもありました。我が国の国内産業を育成強化していくためには、ために必要な政策が、そういった政策強調のために実行できないということがあってはいけないんだろうと思いますので、これからの協議においては、やはり強調が重要であるのは当然であります。私も賛同いたしますが、政策判断の実践、独立性は必須であると考えますので、よろしくお願いしたいと思います。次に、クリーンエネルギーの分野についてお伺いいたします。新たなハイレベル対話を立ち上げるとありまして、斉藤経済産業大臣とポデッサ大統領上級補佐官との間で、初回の会合が既に開催をされたと報告を受けております。クリーンエネルギーへの移行は、これはもう日米だけの問題ではなくて、世界中が優先課題の一つとして位 置づけております。日米両国が協力して、この分野でグローバルな取組をリードしていくことは、意義が大きいと考えております。今後、どういうテーマについて協議をしていくのか、これも経済産業省にお伺いしたいと思います。
1:24:01
先日、斉藤経済産業大臣とポデッサ米国大統領補佐官の間で、政策対話を実施いたしまして、排出削減とエネルギー移行を加速させ、持続可能なサプライチェーンを構築し、産業競争力を向上させることを狙いとして、日本のGX推進線で、それと米国のインフルエンス削減法のシナジーを高めていくことに合意をいたしております。特に経済成長、排出削減、雇用創出の原動力となるのは、企業による投資でございます。日本としても重要な養生風力、ペロブスカイト太陽電池、水素アンモニア、ヒートポンプ、カーボンマネジメント技術等の分野において、投資を促していくための環境整備について議論してまいります。また、一部の国に依存しない戦略物資のサプライチェーンの実現のため、持続可能性などの原則に基づきまして、供給力強化と需要創出の両面で取組を加速していくことにしてご ざいます。次回の閣僚級の政策対話も、なるべく早期に開催する方向となっておりますが、事務方でのフォローアップ会合も含めて、日米連携による投資を促すための政策協力等、具体的な議論を着実に前に進めていきたいと考えております。クリーンエネルギーへの移行は、世界中の国々が今、最優先の課題として位置づけているわけでありまして、この分野における産業の競争力をしっかりと確保していくことは、これから農学に経済、産業の柱になっていくだろうと思っております。その意味で、今回技術的に、今、シナジー効果とおっしゃいましたけれども、それを有している日米両国がこの分野で協力を深めていくことは、これからの国際社会において、日本の経済、産業にとっても極めて重要だという認識をしておりますので、ぜひここで実りのある議論が進むことを期待しているところでございます。防衛の分野について質問させていただきますが、今回の首脳会談では、防衛安全保障の幅広い分野において、日米同盟をさらに深化していくことが合意をされておりますが、今の国際情勢を考えたときに、基本的に適切な方針であると受け止めております。特に、今日、防衛装備品のことについてご質問させていただきますが、これについては、共同開発や共同運用など、日米協力を深化させていくことは、基本的に我が国の安全保障の強化につながるものだと認識をしており、賛同するものであります。ただ、日本とアメリカでは、それぞれが置かれている安全保障環境も異なりますし、目指している防衛力のニーズも当然異なっていると思っております。米国との共同開発に返調して、装備品を過度に日米同盟に依存する、あるいは一体化をしていくということは、結果的に我が国の安全保障の観点から見て、最適な能力を効率的に整備することに果たしてなるのだろうかと、いう疑問を持っております。やはり、何といっても国内の産業基盤の強化、それからアメリカ以外の諸国との協力関係の構築など、多角的な防衛装備品の強化をしていかなければならないと思いますけれども、防衛大臣に基本方針をお伺いしたいと思います。
1:28:25
現在、防衛装備品の高度化、高額化が進み、開発のコスタやリスクが増大する中にあって、特に大型の装備品については、優秀なものを取得するためには、我が国一国のみならず、パートナー国との協力をして資金技術をそれぞれが共有して開発していく方式、こういったことが国際的にとられております。その上で、防衛省としては、防衛生産技術基盤の維持、強化の必要性が一段高くなっているということを踏まえて、まずは防衛産業の国内の基盤を維持・強化すること、これを基本としつつも、これにより難い場合には、諸外国の優れた技術の取り込みにつながる国際共同開発等を推進していくこととしております。防衛省としては、装備品の取得方法については、国際的な潮流も踏まえつつ、我が国の防衛に必要な能力の確保、費用対効果、あるいはそれぞれ各国の導入スケジュール等の様々な要素を総合的に関して決定してまいる所存です。
1:29:41
これからの防衛装備は非常に高度化されていますから、全部国内で作るということは非現実的だし、非効率的だと思いますので、できる限りパートナー国、同志国と協調した協力関係は重要だと思いますが、ただ、一番基盤なのは国内での基盤だと思いま す。それをしっかりとしていくことが重要だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。次に、共同声明の中に、米国、英国、オーストラリア、いわゆるオーカスが防衛面で日本との協力を検討している趣旨が盛り込まれております。これに対して、我が国としてはどのように対応していくのか。また、同盟国でありますアメリカだけではなくて、英国やオーストラリアとの協力を進めていく意義、または目的はどこにあるのか、所見を伺いたいと思います。まず、オーカスについてお答え申し上げます。大地震の根幹揺らぎ、地域の安全保障が一層厳しさを増す中で、オーカスの取組はインド太平洋の平和と安定に資するものであり、日本として一貫として支持してきております。今般の日米首脳共同声明におきましては、オーカス諸国がオーカスの第二の柱、すなわち先進能力分野でのプロジェクトに関する日本の協力を検討している旨を盛り込んだところでございます。日本としましては、オーカスの重要性を認識しつつ、防衛力の強化に資する取組を今後とも進めていきたいと考えております。私も幅広い国と同志国とそういう協力をしていくことは重要だと思っているのですけれども、これはやはり目的がないと再現なく広がっていくことであると思いますので、目的、具体的な内容も明確にしながら、アメリカとの間は日米同盟という明確な関係がありますけれども、それ以外を拡大していくときには、やはり一つ踏み込むときには目的を明確にしながら進めていかなければならないのではないかと思っておりますので、意見を申し上げたいと思います。また、オーストラリアとの関係でいえば、無人航空システムについて日米合三カ国での協力の機会を追求していくということになっております。近年の各国の軍事オペレーションを見ますと、無人機が対応されているということが明らかでありまして、我が国としても対応が急がれるということは、先般、党委員会で私の方からも質問させていただいたとおりでございます。オーストラリアを含めた協力体制とする目的は何なのか、また、我が国としては、この協力の中でどういう分野に強みを持っていて、どのような協力が今想定をされているのか、ご見解を伺いたいと思います。無人機と有人機の連携は、今後の航空優先の確保のために極めて重要な要素でございます。我が国と米国とは、無人航空機へ適応するAI技術に係る共同研究をすでに実施してきておりまして、また、無人機関連の協力のさらなる拡大のための調整を進めているところでございます。他方、ゴーシュ、オーストラリアは、2023年の国防戦略の見直しにおき まして、防空における無人システム能力を航空領域において優先する事項の一つとして掲げております。また、日米同盟の抑止力、対処力をさらに強化し、地域の平和と安定を維持する上でも、価値と戦略目標を完全に共有する日米、ゴー、3カ国の防衛協力の重要性は、一層高まっておるところでございます。こうした背景に鑑みまして、今般の共同声明においては、昨年の10月の米、ゴー首脳会談の声明も踏まえ、日米で無人航空システムに係るゴーシュとの3カ国協力を追求する意図を表明したものでございます。我が国としては、無人アセットに係る研究開発について、これまで蓄積してきた自立化技術や遠隔操作技術等の関係する技術を活用しつつ、実践飛行機と連携する無人機の研究、無人装備に必要となるAI技術の研究などを実施するなど、取組を加速しているところでございます。このような中で、無人航空システム分野で我が国がどのような貢献ができるかも含め、具体的な協力の可能性について、3カ国で協議しているところ、引き続き、無人航空システム分野における米、ゴー両国との議論を深めてまいりたいと考えております。もう時間もありませんので、これは質問じゃなくてご要望でございますけれども、共同声明の中では、日本における人道支援、災害救援のためのハブの設置に関する協力を模索する計画と書かれておりますが、これについてご要望されております。在日米軍は、東日本大震災や野沢半島地震においても、自衛隊と協力をして災害救援活動に貢献してくることから、これも重要な取組だと認識をしております。具体的な検討はこれからだということでございますので、ぜひ、協議を積極的に進めていただくことをご要望いたしまして、質問とさせていただきます。ありがとうございました。
1:35:34
日本維新の会の松沢重文でございます。今日はまず、米軍基地問題について質問したいんですが、その前に、木原大臣は、横浜港未来地区がある横浜インナーハーバーに行ったことがございますか。あるかないかで。横浜港未来地区のあるインナーハーバーに行ったことがありますか。はい。
1:36:02
かつて長く横浜市民だったこともありますので、当然、土地管はございますし、そのあたりのことも存じ上げております。
1:36:17
通告していませんが、上川外務大臣は、横浜のインナーハーバー、港未来地区を訪ねたことがありますか。あるかないかで。
1:36:30
いいところでしょう。皆さん、配付資料をまずご覧いただきたいんですが、この横浜のインナーハーバーも今、観光の港としても大人気なんですけれども、この土真ん中に、横浜ノースドック、これは水戸埠頭というんですけれども、52ヘクタール、ここに米軍基地がドカーンと座っているんですよ。この横浜インナーハーバーの埋め立て地に位置する、米陸軍海軍が管理しようする港湾施設で、米軍の貨物輸送と郵便業務が行われております。この横浜ノースドックがある水戸埠頭は、観光港として発展する横浜港のインナーハーバーの、まさしく正面玄関にある貴重な再開発の最適地でありまして、米軍基地に適切な場所とはとても思えないと考えますが、防衛大臣はいかがでしょうか。
1:37:27
横浜ノー スドックにつきましては、主として在日米陸軍が管理しようし、米軍の陸上及び海上輸送補給の中枢として、各部隊の遠征の支援や装備品等の管理、保管などを行う日米安全保障条約の達成目的のために必要な施設であるというそのような認識でございます。また、令和5年の4月には米陸軍の小型揺力艦の揺力艇の部隊が侵便されましたが、これは自然災害を含む様々な緊急事態に日米が連携して対応する能力を向上させるものというふうに認識をしております。重要な施設だという認識です。
1:38:13
このノースドックについては、私も知事をやっていましたから、私の知事の頃から、やはりあそこにほとんど使っていないように見える弁護基地がドカーンとあるのはどういうものかと、地域住民もまた心配しているし、また、活力ある横浜を担う大きなポテンシャルをあそこを有しているということで、地元の神奈川県、横浜市、そして横浜市議会は返還に向けて、具体的な検討をするよう、毎年外務大臣と防衛大臣へ要望を行っているんですね。私の知事のところからです。戦後に米軍に接種されて以降、今日までわずかな一部の土地と考察空物が返還されたものの、ほとんど変わっていません。地元自治体や議会が返還に向けた要望を受けてですね、米軍に対してどのような働きかけを行っているのか、これは政府参考人の方から、よろしくお願いします。
1:39:13
お答え申し上げます。横浜ノースドックにつきましては、これまでに約12.7ヘクタールの土地が返還されてきておりまして、下水処理場や道路として活用されていると認識しております。その上で申しますが、横浜市等の関係自治体からは、横浜ノースドックの早期返還の要望がなされてきておりますが、この施設は、西米安全保障条約の目的達成のために必要な施設であると認識しておりまして、