1:55
ただいまから行政監視委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。去る5日までに、永井学くん、落地俊之くん、上山紗友希くん、上野美智子くん、及び山下雄平くんが委員を辞任され、その補欠として、羽生田隆くん、古川俊治くん、梶原大輔くん、広瀬恵美くん、及び友野里夫くんが選任されました。理事の補欠選任についてお伺いいたします。委員の異動に伴い、現在、理事が6名決意となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、選例により委員長の一名にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。それでは、理事に片山さつきくん、鬼木真琴くん、杉久武くん、太田俊くん、柳瀬裕文くん、及び倉林愛彦くんを指名いたします。政府参考人の出席を求める件についてお諮りいたします。行政監視、行政評価、及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、人事院事務総局、総括審議官、薬田太良君、他25名を財布参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、さえお決定いたします。行政監視、行政評価、及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。まず、行政評価等プログラムに関する件、及び行政評価監視活動実績の概要に関する件について、総務省から説明を聴取いたします。
3:40
本委員会におかれましては、総務省の行政評価機能をご活用いただきつつ、行政監視、行政評価、及び行政に対する苦情に関する調査を、精力的に行っておられることに対し、深く敬意を表します。それでは、昨年11月13日の本委員会に対するご報告以降に公表した案件について、ご説明申し上げます。はじめに、本年3月に決定公表いたしました行政評価等プログラムについてご説明いたします。本プログラムは、行政評価局における本年度の業務運営方針を定めるものです。政策評価については、本年3月に取りまとめたガイドライン等を通じて、各府省の政策立案改善の取組を後押しします。行政相談については、私から都道府県知事、市区町村長宛に困りごと解決に向けた連携のメッセージを発出したところであり、農園半島自身における取組を踏まえ、平時からの連携を強化してまいります。また、国・地方共通相談チャットボットは、新しい試みとして本年3月に提供開始したところであり、今後、回答の制度や操作性の向上、対象分野の拡充などに取り組んでまいります。次に、行政運営改善調査の結果につきましては、浄化総業生に関する調査など3件について、それぞれ関係省庁に勧告等を行っております。総務省の活動が本委員会の調査に一層資するよう、今後とも真摯に取り組んでまいります。委員長、理事、委員の先生方におかれましては、よろしくご指導を賜りますようお願い申し上げます。詳細につきましては、行政評価局長からご説明させたいと思います。次に、補足説明を聴取いたします。
5:35
それでは、詳細をご説明いたします。お手元の行政評価等プログラム等の概要について、登台した資料をご覧ください。はじめに、行政評価等プログラムについてご説明いたします。資料の1ページから3ページをご覧ください。令和6年度におきましては、政策評価について、各府省が抱える課題やニーズを踏まえ、政策効果の把握・分析手法等の知見を蓄積・提供する取組を推進し、それらの知見を本年3月に取りまとめたガイドラインに反映すること等により、各府省における効果的な政策立案・改善に向けた取組を後押しすること。行政運営改善調査について、現地での実態把握に加え、政策効果の把握・分析に係る知見を活用するなど、調査手法を多様化するとともに、調査の質の向上を図るための改善方策を検討すること。行政相談について、地方公共団体・郵便局等との連携を強化して、地域の行政課題を能動的に把握し、その迅速な解決を図るとともに、新しい試みとして提供を開始した「国・地方共通相談チャットボット」について、利用者からのフ ィードバックを踏まえ、回答の精度や操作性の向上、対象分野の拡充等を進めることなどに重点的に取り組みます。次に、行政運営改善調査につきまして、前回のご報告以降に公表した3件についてご説明いたします。資料の4ページをご覧ください。本年2月に公表した浄化層行政に関する調査は、水質保全や悪臭等の防止に資するため、生活環境の保全に重大な支障が生じる恐れのある単独処理浄化層に対する地方公共団体の取組状況や浄化層台帳の整備状況などを調査したものです。その結果に基づき、特定既存単独層に係る国の判定支援の見直しや、関係事業者からの情報収集の仕組みを機能させるための措置などを環境省に勧告しました。資料の5ページをご覧ください。本年3月に公表した医療的ケア時とその家族に対する支援に関する調査は、医療的ケア時が保護者の付き添いなしに学校で医療的ケアを受けられる環境の整備に資するため、小学校における看護師の確保状況や医療的ケアの実施状況などを調査したものです。その結果に基づき、関係部署等と連携した医療的ケア時の早期把握や、医療的ケア実施者の配置・採用形態の工夫による付き添いの解消などを文部科学省に通知しました。資料の6ページをご覧ください。同じく本年3月に公表した太陽光発電設備等の導入に関する調査は、地域と共生を 図りつつ、太陽光発電設備等の適正・円滑な導入に資するため、太陽光発電設備に起因するトラブル等の発生状況や、現場での対応状況などを調査したものです。その結果に基づき、地方公共団体からの情報等を活用した現地調査の効率的・効果的な実施や、法令違反等の状態が未改善の場合における文書指導等の着実な実施などを経済産業省に勧告しました。ご説明は以上でございます。本委員会のご審議に、総務省の行政評価機能が一層ご活用いただけるよう、今後とも取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。以上で説明の聴取は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方は、順次ご発言願います。
10:06
自由民主党の青山支紀春です。今日も試験者の皆様におかれましては、平日にもかかわりませず傍聴においでいただき、敬意と感謝を捧げます。私は共同通信の政治記者のときに、いわゆる与党質問、言い方は悪いですけど、長賃質問なるものも時折聞きまして、議員になった今はそういうことは致さず、ただ国益と国民益のために質問いたしたいと思います。今日は20分しかなくて、予定の質問通りに聞きますけれど、つまり通告のない質問いたしませんが、順番をすいません、ちょっと変えて質問いたします。それをお許しください。今、行政評価等プログラムに関する補足説明を、この委員会でいただきました。そこでも太陽光発電のことが取り上げられておりました。太陽光発電について、実際には中国製のパネルや部品が大変多いこと、あるいは廃棄するときに量が、例えば試算ですと2040年には爆発的に増えて、今の、今のというか2015年のだいたい300倍の80万トンに達するという試算もあります。それからさらにリサイクルできない、そもそもこの太陽光パネルは非常に硬く固着しているので、それを引き剥がすこと自体大変ですけれども、コストを見合うようにそれを何とか引き剥がしても、その中にはリサイクルできない部品もあります。それから山間部のいたずらな開発、あるいは本当は農耕ができる地域に太陽光パネルがうずめい尽くされていたり、環境破壊もよく知られるようになってきました。したがって厳しい批判が地域住民から紛失している状況にあります。かつてこの住民自治党からも太陽光発電を含む自然エネルギーは万能化のような議論が行われ たことはありました。それを卒業して、まず太陽光発電の導入は最小限度にとどめるべきだと考えますが、そのような転換についていかがお考えでしょうか。経済産業副大臣にお尋ねします。
12:29
お答えをいたします。2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、エネルギーの安定供給と脱炭素の両立に向けまして、S+3Eの原則の下、あらゆる選択肢を追求していくことが必要だと考えております。こうした中で太陽光発電についても引き続き導入拡大を進める必要があると考えておりまして、まずは2030年度に向けては、電源構成割合で14から16%の実現を目指してまいります。太陽光発電の導入には地域との共生が大前提であります。このため、本年4月1日に改正再エネ特措法を施行し、安全面認を含めた事業内容に関する周辺地域の住民への説明会の開催などを認定要件とするとともに、関係法令に違反する事業者には早期の是正を促すため、FITとFIP交付金を一時停止することとし、4月2日には審理法違反が明らかな休憩に対して交付金の一時停止の措置を実施するなど、再エネ発電事業の事業技術の強化を行っております。また、太陽光パネルの適切な廃棄・リサイクルが行われますように、リサイクル技術の開発に取り組むとともに、環境省との共同検討会において、本年1月には課題整理を行ったところでありますが、引き続き環境省と連携しつつ、制度的な検討も含めて必要な対応を行ってまいります。加えて、太陽光パネルの国内サプライチェーンの構築にも重要な課題です。日本発の技術で、これまで設置が困難であった場所にも設置可能である、そしてまた、原材料の要素も国内で調達可能という特徴を持つテロブス界と太陽電池について、グリーンイノベーション基金等を活用して早期の社会実装を進めてまいります。引き続き、こうした取組を通じて、ご指摘のような様々な課題を克服しながら、太陽光発電の導入拡大に取り組んでまいります。
14:22
今、経産福大臣から拡大という言葉が2度出ました。私は、自由民主党の中、与党の中で、それに反対していきます。エネルギーは常にベストミックスが大切であって、私は長年、エネルギー源として海洋の自慢資源も活用すべきだということを申してきました。太陽光発電もゼロにしろというのではなく、今、副大臣からお話しあった国産化を進めながら、あるいは地域自由民と協議をしながら、ただ最小限度にすべきものであると考えておりますので、私の考えも変えずに、党内で転換を図っていきたいと考えています。この太陽光発電について、実は、金曜の夜から、この週末にかけまして、内部告発をいただきました。その内部告発というのは、この質問ももう届け出てありますけれども、電気主任議事者の方々からです。お一人ではなくて、複数の方々です。その中身を私なりに整理して申し上げると、太陽光発電所、つまりは、ご自宅の屋根につけているものじゃなくて、事業としての発電所の中である規模以上のものは、年に一度は停電を伴う年次点検が義務付けられている。この複数の電気主任議事者の方々によると、年次点検を終了すると、当然システムをリセットしてまた使えるようにするわけですけれども、これが国産品の制御系では、制御盤の押しボタンを押せばリセットできるものが中心だと。ところが実際にシェアが一番高い中国のファーウェイ製は、パソコンにソフトをインストールしてからでないと、つまりそのソフトを起動してリセットをしないといけないと。そのために電気主任議事者は、多くの人が中国製のソフトウェアを自分のパソコンにインストールするのは抵抗があるので、この太陽光発電を導入している顧客というか事業者ですね、そこのパソコンにインストールしてリセットを行っていると。一方でこのファーウェイ製の制御系を搭載した太陽光発電所の多くのものはネット、インターネットにつながっていると。すなわちネットワークを通じて中国の共産党や軍部による制御が可能な状態にあるということを皆で心配していると。お尋ねしたいのは、こうした指摘は事実であるのか、政府は御存じなのか、そしてもし事実であれば当然ながら安全保障上大変な問題でありますが、経産副大臣にお尋ねします。
17:10
お答えをいたします。まず50キロワット以上の太陽電池発電設備につきましては、令和4年10月以降、電気事業法においてサイバーセキュリティの確保のために不正アクセスの防止が求められております。具体的にはインターネットを含む外部ネットワークとの分離やインターネットと接続する場合には接続点の最小化及び防護措置が講じることが求められております。その上で電気就任技術者の関係 団体、いわゆる電気保安協会全国連絡会や全国電気管理技術者協会連合会によりますと、設備の種類によって太陽電池発電設備の年次点検終了後、PCにインストールしたソフトウェアによって付属設備の再接続を行う場合があり、そのためにソフトウェアを設置者のPCにインストールする場合があると聞いております。因でご指摘のような事実については現時点では承知をしておりませんが、経済産業省においては太陽電池発電設備への立ち入り検査を集中的に行うなど、保安の確保に精力的に取り組んでおります。今後とも関連情報の収集に努めるとともに、設置者に対してサイバーセキュリティの確保を求めてまいります。
18:26
今、副大臣からネットにつなぐのを最小化したり、あるいは不正アクセスの防止をしているというお答えはありました。もちろんそれは承知の上でお聞きしているんですけれども、中国が産業製品を輸出して、そこに中国の国家統制が効くようなソフトを組み込ませるというのは世界で懸念されていることです。TikTokであったり何であったり、同じことであります。