19:34
おはようございます。これより、会議を開きます。裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。この際、お諮りをいたします。各県調査のため、本日、政府参考人として、法務省大臣官房政策立案総括審議官植原龍君、法務省大臣官房サイバーセキュリティ情報課審議官押切日佐藤君、法務省大臣官房審議官柴田則子君、法務省大臣官房司法法制部長竹内努君、法務省民事局長金子細宇君、法務省刑事局長松下裕子君、法務省共生局長花村裕文君、法務省保護局長宮田雄良君、法務省消防局長春名茂君、法務省出入局在留管理庁次長西山拓司君、厚生労働省社会援護局障害保険福祉部長辺美雅俊君、農林水産省農村振興局整備部長瀬山啓治君、防衛省大臣官房政策立案総括審議官石川武君の出席を求め、説明を聴取したいと存 じますが、ご異議ございませんか。異議なしと認めます。よってそのように決しました。次にお諮りをいたします。本日、最高裁判所事務総局総務局長小野寺真也君、刑事局長吉崎義也君、及び行政局長門田智政君から出席の説明の要求がございますので、これを承認するご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。大口義則君。公明党の大口でございます。大臣就任されて4ヶ月の従席を担われていると思いますが、法務委員会、どこか所信の質疑をさせていただきたいと思います。本年7月6日、7日、司法外交閣僚フォーラムということで、日亜瀬庵特別法務大臣会合とG7司法大臣会合を東京で開催する。まず亜瀬庵について言えば、法務省分野において、亜瀬庵、一外国が亜瀬庵との閣僚級会合を開催することなら、これが初めてあると聞いております。我が国が長年続けてきた法制度、性別支援により培った信頼関係をベースに、知性学的要素に位置し、我が国の平和と安定、成長の鍵となる亜瀬庵との関係を深める、またとない舞台であると思います。また、ウクライナの事態を背景に、ドイツで開催された、流れを受けたG7司法大臣会合は、日本での開催は15年ぶりと聞いてお ります。我が党としても、G7関係閣僚会合として、司法大臣会合を開催すべきと提案してきたところであります。亜瀬庵とG7の法務司法閣僚が、一同に対して意見交換をするプログラムも企画していることでありますが、このような我が国が亜瀬庵とG7の架け橋となるような企画は、法務司法分野では史上初めてであり、今回開かず、他の関係閣僚会合の中でも例を見ないと聞いています。昨年から続くロシアによるウクライナ侵略と、昨今の世界情勢を受けて、法の支配や基本的人権の尊重等の普遍的価値を共有することの重要性が改め高まっている中、日本亜瀬庵友好協力50周年を迎えるとともに、我が国がG7議長国を務める本年、京都コングレースにおいてリーダーシップを発揮した、我が国で唯一のG7メンバーである我が国が主要外交閣僚フォーラムを開催することの意義について、大臣にお伺いします。
24:52
御指摘のように、法務省では、法の支配や基本的人権の尊重といった普遍的価値を国際社会に浸透させるため、司法外交を展開してきたところであります。今年は日亜瀬庵友好協力関係50周年という、亜瀬庵との関係で重要な節目に当たります。また、我が国はG7議長国という立場にあります。そこで今年は、司法外交を一層飛躍させる、またとない機会だというふうに捉えまして、司法外交閣僚フォーラムとして、本年7月東京で日亜瀬庵特別法務大臣会合とG7司法大臣会合を同時期に開催をすることといたしました。まず、日亜瀬庵特別法務大臣会合でありますが、これまでの日本と亜瀬庵各国との協力関係を基盤としつつ、法務司法分野における日亜瀬庵協力を新たな段階へと導き、イコールパートナーシップの構築につなげていきたいと考えています。また、G7司法大臣会合につきましては、大口委員御指摘のとおり、昨年のドイツでの会合で醸成された機運、これを維持して、司法インフラ支援を含めたウクライナの復興支援等をはじめとする法の支配の推進に向けたG7の連帯、これを力強く国際社会に発信したいと考えています。そして、亜瀬庵とG7の法務大臣等が一同に会するセッション、アジア唯一のG7メンバーである我が国ならではのイニシアチブで、法の支配の推進と価値の共有について、強力なメッセージを世界に発するチャンスであると考えています。これらの会合を通じて、我が国としては、亜瀬庵とG7の架け橋として、そのプレゼンスを高めるとともに、法の支配に基づく国際通用の維持強化にリーダーシップを発揮していきたいと 考えています。
26:55
会議の成果を一層高めるためにも、これらの会議の開催を、我が国の法務省の具体的な施策や取り組みをアピールする機会と捉えて、どういう議論をして、どういう発信ができるのかという視点から積極的に工夫していただきたいと思います。例えば、法務省が行ってきた法制度整備支援は、価値観を押し付けることなく、相手国の文化や歴史等に配慮して寄り添いながら行ってきた支援であり、法務省の誇る極めて大きな武器としての積極的にアピールすべきだと思います。また、ルールに基づいた文書を解決することは、法の視野を浸透する上で極めて重要であります。我が国が深く根付いているソフトパワーであると考えています。そこで、法務省はこれとの関係で推進している国際中性の達成が、例えばシンガポール条約の加盟や、水災法の改正に向けた取り組みなども積極的にアピールできるのではないか。こういう基盤があることが、我が国における国際的な消灯力やインバウンド投資を誘致することの上でも重要であります。