1:05
おはようございます。ただいまから予算委員会を開会いたします。参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。令和6年度総予算3案審査のため、本日の委員会に東日本高速道路株式会社代表取締役兼専務執行役員建設事業本部長高橋智一君を参考人として出席を求めたようです。出席を求めたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用決定いたします。令和6年度総予算3案に関する理事会決定事項についてご報告いたします。本日は一般質疑を83分行うこととし、各会派への割当時間は、立憲民主社民33分、公明党13分、日本維新の会教育無償化を実現する会16分、国民民主党新緑風会8分、日本共産党8分、令和新選組5分、質疑順位につきましては、お手元の質疑通告表のとおりでございます。令和6年度一般会計予算、令 和6年度特別会計予算、令和6年度政府関係機関予算、以上3案を一括して議題といたします。これより質疑を行います。
2:32
立憲民主社民の横沢貴則でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。主に地方の課題、そして子ども、そして障害福祉の課題を取り上げたいと思いますが、すいません、残念ながらやはりこの今の自民党、政治党、お金の問題をちょっと冒頭に取り上げさせていただきます。昨日の予算委員会で我が党の牧山委員が取り上げました岸田総理大臣の脱法パーティーについてであります。これちょっと今日は事実確認を行いたいんですが、表向きは明らかに実態のない任意団体で開催、収益のあるパーティーを開催したと。実際は公演会長自ら岸田事務所、岸田公演会でやりましたとおっしゃっている事実であります。一般的に政治資金規正法上、こういう場合は法令違反に当たるのか当たらないのか、総務省に伺います。
3:45
委員御案内のとおり、政治資金を含む政治活動の規制につきまして、両政府にどのような権限を与えるかということについては、県政民主国では一定のルールを設ける考え方があるかと存じておりますが、その考え方の下、現行制度におきまして、総務省としては個別の事案について、自主的調査権を有しておりません。具体的な事実関係を承知する立場にないことは、御理解をいただきたいと存じます。その上で一般論として申し上げますと、政治資金規正法第八条の二において、政治資金パーティーとは、対価を徴収して行われる催しもので、収入の金額から経費の金額を差し引いた残額を政治活動に関して支出することとされているものと定義をされております。個別の事案が同法上の政治資金パーティーに該当するか否かについては、一義的には開催するものにおいて、具体の事実に即して判断されるべきものと考えられます。任意団体など政治団体以外の者が、政治資金パーティーを開催することは禁止はされておりません。私から申し上げられることは以上でございます。
5:08
あくまでも実態のない、今回は任意団体なんですよね。だけど実質的には、もう後援会長さんがおっしゃっている岸田事務所、後援会でやりましたと。そういう場合はやはり法令違反に当たるのではないかという問題意識なんですが、こういうのを抜け道を使ったまさに裏金作りというのではないのか、この点、総務大臣に伺いたいと思います。
5:40
繰り返しになりますが、今、委員がおっしゃった個別具体の事案についての事実の認定をさせていただく立場にありませんので、個別の事案について御答弁申し上げることはできないことを御理解をいただきたいと思います。全体の法の一般論については、先ほど申し上げたとおりでございますので、繰り返しは指令をさせていただきます。
6:12
やはりですね、ルールに則ってやっていくのが、やはり理理的だと思いますので、この点また引き続き、党委員会でも会派として取り上げていきたいと思います。続きまして、次、円安について伺います。円安の流れが止まりません。1ドル151円台、今朝も51円台半ば。この円安が我が国の経済、生活に与える影響をまず財務大臣どのようにお考えになっていますか。答弁をお願いします。
6:48
円安の日本経済に与える影響でありますが、一般論として申し上げますと、輸出や海外展開をしている企業の収益は改善する。その一方で輸入価格の上昇を通じまして、企業や消費者にとって負担増となるという承知しておりまして、プラス面、マイナス面が様々な影響を与えるということであると思います。政府といたしましては、円安のマイナス面の影響、これをできる限り緩和をして、そしてプラス面の効果を最大化する。このことが重要であると考えております。ガソリン等の激変 緩和措置等を通じて、生活者、事業者を部下らからしっかり守りつつ、インバウンドの地方への誘客や農産品を含む事業者の輸出支援の実施といった施策にも取り組んでいるところでございます。今後とも、為替が日本経済や国民生活に与える影響を的確に分析をして、適切に対応してまいりたいと考えております。
8:02
大臣、まずこの円安の要因はどのようなことがあるとお考えですか。
8:09
円安の背景につきましては、これは市場に影響を与える、財務大臣として申し上げることは市場に影響を与えることがございますので、これは申し述べないことにしております。しかし、この一般論で申し上げますと、為替相場はこれはファンダメンタルズに反映して、安定的に推移することは重要であると、過度な返答は望ましくないと、そういうふうに思っております。足元の為替相場の動向、それからなどについては、先ほど申し上げましたように言及することは差し控えますが、政府といたしましては為替市場の動向、これを高い緊張感を持って注視するとともに、行き過ぎた動きに対しましては、あらゆる手段を排除せずに適切に対応を取りたいと考えております。
9:10
大臣、それでは今、過度な返答は望ましくないとおっしゃいました。今の為替の状況は安定していると言えますでしょうか。
9:20
私が申し上げましたとおり、今の為替水準について、その動きについてもコメントはいたしません。
9:27
では財務省に伺います。財務省設置法第三条、お答え願います。
9:38
お答え申し上げます。財務省設置法第三条、財務省の任務を定める条文でございます。その中で、為替の関係で申し上げますと、通貨に対する信頼に維持及び外国為替の安定の確保を図ること。これが財務省の任務の一つとしての責務でございます。
9:55
はい、通貨に対する信頼、為替の安定とありました。我が国、食料実給率38%、エネルギー実給率約14%、原材料の多くを輸入に頼っている我が国です。だからこそ、円安の影響は家計や地方に大きな影響があります。そして、夢や目標に向かい海外にチャレンジしようとしているスポーツや若者たちにも大きな影響が出ています。現場からはこの円安何とかしてほしいという声が実は多く湧いているところであります。大臣、政府の役割を果たす上で、やはり財務省、今、参上に参りましたように、この状況を何とか国民の願いを反映できるようにしていただきたいのですが、最後に答弁をお願いします。
10:43
先ほど申し上げましたとおり、円安にはプラス面とマイナス面があります。先生が御指摘になりましたのはマイナス面についてでありますが、そのマイナス面を最小化する努力、これはしっかりやっていきたいと思います。
10:58
引き続きマイナス面を最小化にする、やはり政府の取組を期待しております。次に、アルプス処理水海洋放出に伴う水産業の影響につい て伺います。近年、環境水温の変化により、円安漁業は非常に厳しい状況にあります。そこにアルプス処理水海洋放出が開始され、水産物価格に影響が出ている。漁業の影響について、農林水産大臣にまず伺います。
11:27
アルプス処理水の海洋放出に伴う水産業への影響についてでありますけれども、まず輸出に関しましては、中国等における水産物の輸入停止によりまして、2023年の中国向けの水産物輸出額は、610億円と、対前年比約29.9%の減少となっております。特に中国への輸出依存度が高かった、ホタテ貝等の品目を中心に影響が出ているというふうに承知しております。また、国内水産物の価格に関しましては、東京都中央露出売市場の大規模消費地市場におきましては、全体の傾向として大幅に下落しているといった状況は見られておりませんが、産地市場での聞き取りでは、ホタテ、ナマコ等の一部価格が下落している状況が続いているとの声が上がっていると承知しております。引き続き、現場の状況把握に努めてまいります。
12:32
この点について、経産大臣の認識を伺います。
12:38
中国等による輸入規制措置を受けまして、主にこれらの地域に輸出を行ってきた事業者を中心に一部影響が生じていると承知しています。こうした影響を除きまして、アルプス処理水の放出による水産物の価格の大幅な低下など、現時点で大きな風評影響が生じているという声は聞いておりません。中国等による輸入規制措置は、科学的根拠に基づかないもので、全く受け入れられず、引き続き即時撤廃を強く求めていきたいと考えています。
13:19
農水大臣は影響が出ている。経済大臣は大きな影響が出ていないという、ちょっと懐かれがあると思いますが、先日も宮城岩手の漁業者の方々と意見交換をする機会がありました。やはり農水大臣からあったアワビ、ナマコ、ホヤなどの価格が下がっている。ただでさえ環境の変化により沿岸漁業が厳しいなところに、あの海洋放出のタイミングはかなりのダメージが大きいと、これからの運用継続が心配だとの切実な声をいただきました。原発事故の補償は県産省の対応であります。どこまで補償となるのか、いつから補償されるのか、まず経産大臣に伺います。
14:08
まずですね、あの我々としてはこの水産業を守る政策パッケージによって支援をまず実施をします。それであの販路拡大ですとか、輸出先転換対策、国内確保体制強化の支援、漁業者に対する事業継続基金等の支援を実施をするということですが、これの支援を講じてもなおですね、損害が生じた場合には東京電力が賠償するということに なっています。それ現状先ほど申し上げましたように、中国等による日本採出産物の輸入規制措置に伴って、ホタテやナマコの輸出を取り扱う事業者などにおいて損害が生じていて、これらの損害につきましては東京電力が3月22日の時点でありますが、約50件、約61億円の損害賠償を支払っているというふうに承知をしているところであります。
15:07
今、輸出事業者の損害は把握している。ただやはり大事なのは現場の水産業の方々の不安が大きいんです。大臣、現場の生産者の方々の声を聞かれたのでしょう。
15:28
私も就任した直後に福島県を訪問させていただいて、漁業関係者の方々とお目にかかってお話を伺ってまいりました。
15:40
はい、就任した直後であります。それからやはり影響が出始めているのが今現在であります。今、農林水産委員会でも農林水産大臣にお願いしましたが、やはり保証する側の経営産大臣自らがやはり今現場どのような状況になっているのか、福島のみならず宮城、岩手の状況もやはり把握していただきたいと思いますが、大臣いかがですか。
16:13
全国団体からお話を聞いていますけれども、今委員の御指摘もありましたので、きちんと対応していきたいと思っています。
16:22
ぜひとも現場に出向いていただき、非常に不安を抱えていらっしゃいます。なので早急に先ほど当電の保証を、これからどうなるのかとかも知りたいですし、もともと海洋保育生に対して業用者の方々は不安を持ちながらの今の対応ですので、ぜひ足を運んでいただきたいとお願いを申し上げます。次に木質エネルギーの利用について伺います。我が国のエネルギー自給率は約14%多くを海外の化石エネルギーに依存しております。電気代上がる、投油代上がる、雪国の冬の暖房費は爆上がりでした。そこで今一度注目したいのが、地方の生活に身近にある木質エネルギーの活用です。高性能な薪ストーブ、廃材を利用したフェレットストーブなど、森林政策先進国のヨーロッパでは当たり前に暮らしに溶け込んでおります。木質エネルギーの有効活用について、まずは農水大臣のお考えをお伺いいたします。
17:36
地域の森林資源を活用いたしました木質バイオマスのエネルギー利用は、エネルギーの自給率、また災害時のレジリエンスの向上、そして二酸化炭素の排出削減に加えまして、地域の雇用創出にも貢献をいた します。そういうことで林業と山村地域の振興等を図っていく観点からは、委員おっしゃるとおり非常に重要であるというふうに考えております。このため農林水産省といたしましては、地域の関係者の連携の下で木質バイオマスの熱利用や熱電平給に取り組む地域内エコシステムの構築等を支援しているところであります。今後ともこのような取り組みを通しまして、未利用材等の木質バイオマスの地域におけるエネルギーの利用というものを促進してまいります。
18:30
はい、ありがとうございます。今の日本はほぼほぼ化石燃料に頼っている。化石燃料はほぼ輸入でヒーターをたけば日本のお金がどんどんどんどん海外に流れていく仕組みです。一方木質エネルギーを使ってヒーターや暖房を取ると森林を持つ地方や地域にお金が流れ始め地域経済が動き始める。森林資源を使ってエネルギー持久率を高めることは国内経済にとってもメリットがあると考えますが、経産大臣この点お伺いします。
19:05
委員と全く同感であります。バイオマスは委員御指摘の点を含めまして災害時のレジリエンス向上にも貢献しますし、地域経済の活性化ですとか経済雇用への波及効果が大きい。地域の資源も活用しながら多様な価値を有する地産地消型のエネルギー源であると考えておりまして大変重要なエネルギーだと感じています。
19:34
重要なエネルギーだと感じています。経産省はバイオマス発電とか大型のプラントとかそういうところに支援は手厚くしているんですが、一般家庭や小規模事業者ここへ後押しする仕組みも重要だと思いますが大臣いかがですか。
19:58
この点も委員と同意見でありますが、FIT、FIP制度においてもバイオマス発電設備について、例えば、間伐材等を利用した小規模なものについては大規模なものと比べて高い価格での支援の対象としています。制度の開始以来導入が進んできておりまして、これまで例えば50キロワット未満の間伐材等を使用した小規模なものについても約100件以上認定しています。その上で、さらなる導入促進も進めたいと思っていまして、2022年9月に閣議決定されたバイオマス活用推進基本計画では、バイオマス燃料等への国内臨時残材のさらなる利用に向けた安定的かつ効率的な供給体制を構築することとされておりますし、また、経産省としてもエネルギーの盛り実証事業を通じて、全国で29カ所におきまして、建材用途と競合しないようにしない、創生樹などの木質バイオマス燃料の植林、育林、伐採、搬出方法等の実証事業も展開しておりまして、さまざまな形での木質バイオマスの利活用を進めているところであります。こうした取組を通じて、小規模なものも含めて、さまざまなバイオマス発電設備が活用されやすい環境の整備、これに取り組んでいきたいと考えています。
21:29
ぜひですね、家庭の暖房器具や高性能なペレットストーブ、いいのができてきてますので、大臣、こういうところにも今年度予算には入ってないんですけど、来年度予算に入れていただくのは検討いただけないですか。
21:46
今年度じゃないよ、すいません、間違えました。ちょっと研究させてください。
21:53
ぜひとも進めていただきたいと思います。次、ガソリン代についてです。ガソリン代高については、これまで石油元売りへの国費支出はいくらですか。
22:12
委員御指摘なのは、燃料育核の激減管事業についてですよね。これはエネルギー育核の国際的な上昇が生じた中で、価格の急激な高騰からですね、国民生活や経済活動を守るための一時的な緊急避難措置として、2022年1月から実施しておりまして、これまでですね、総額約6.4兆円の予算を計上し、現時点、現時点というのは本年2月末時点ですが、2月末時点までにそのうち約4.6兆円を執行してきたところでございます。
22:51
この支援はいつまでの予定になりますでしょうか。
23:01
この燃料輸出対策として、本年のですね、4月末まで講じるということになっています。そこから先についてはまだ何も決まっていません。
23:17
あと1ヶ月後には期限が消えるということです。すみません、トリガー条項、鈴木大臣これまでも何回か質問していますが、トリガー条項について解除の予定はないでしょうか。お伺いいたします。
23:34
トリガー条項の解除に当たっては、その前提が必要であると思います。トリガー条項の凍結解除、約2年前、自民党、公明党、国民民主党の3党協議をいたしました。そのときに取りまとめ文書というのが作成をされたわけでありますが、その中で補助金と異なり、気発油税、地方気発油税、経由取引税がかかっていない、重油、投油について対応することができない。発動終了時に大幅な価格変動が生じ、発動前の買い替え、終了前の駆け込み、それに伴う配送の乱れや品不足といった流通や販売の現場に与える影響が大きい。ガソリンスタンドと元売りの顧客対応を含め事務負担が大きい、など様々な課題が指摘をされたものと承知をしております。このため、その凍結解除をするにあたりましては、まずはこれらの課題が解決される必要があると考えているところであります。横沢君。 私も去年から財政金融委員会で質問していますが、課題があるというので、その1年ぐらい経って課題解決に向けて何か取り組まれているのでしょうか。鈴木財務大臣。 三島協議においてその後この課題が解決されたということは承知をしておりません。横沢君。 それでは進んでいないということです。やはり東日本大震災復興のためという理由で凍結されたというところで、震災から13年が経ちました。そして石油元売りへの補助の期限も来月末、そろそろ検討を始めた方がいいと思いますが、大臣いかがでしょうか。鈴木財務大臣。 先ほど経産大臣から答弁がありましたけれども、4月の末まで今の激変緩和措置が取られるというところまでは決まっておりますが、それ以降については決まっていないということでありまして、その時にはエネルギーの価格の動向でありますとか、国民生活の状況でありますとか、そういうものも考えながら適切に判断されるものと考えております。横沢君。 わかりました。特に地方はガソリン代燃料代の影響が大きいので、ぜひともここを前向きに検討していただきたいと思います。次に障害者差別解消法に伴う民間事業者合理的配慮、来月4月1日からスタートします。合理的配慮、加藤大臣に伺います。民間事業者への周知徹底はどれだけ進んでいるのでしょうか。
26:28
お答えを申し上げます。障害者差別解消法の改正によりまして、すべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現していくことは大変重要であると考えてございます。この改正法を円滑に施行するためには、新たに合理的配慮の提供が義務化される事業者に改正法の内容を的確に周知していくことが重要であり、これは委員の問題意識と一致しているところであると思います。このことから内閣府としましては、政府広報 や内閣府ホームページなどを通じた改正法の周知、また事業者や地方公共団体の職員等を対象とした改正法についての説明会等の開催等の取組を進めてきたところでございます。また関係省庁におきましても、それぞれ所管する事業分野への改正法の周知等を実施しているものと承知をしております。内閣府におきましては、今後も関係省庁と連携協力をして改正法を円滑に施行することによって、共生社会の実現に向け、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
27:42
加藤大臣、地域の自治体が地域の民間事業者に周知することがすごく大事だと思うんですが、地域の自治体が周知徹底はどれから進んでいますか。
28:11
地域のご通告の中で地域の自治体をということが特になかったのでございますけれども、関係省庁ごとにガイドラインの方を 策定をして、それぞれの業界ごとにこの周知をしっかり行っていくように、失礼しました、ガイドラインではなくて指針ですね、その指針をしっかりと周知していく形で、隅々までの周知を徹底していくという形をとってございます。
28:48
はい、それでは今加藤大臣の認識として、地域の自治体が民間事業者への徹底はどれぐらい進んでいるのか、どんなのか大臣の認識を教えてください。
29:21
法律のお答えを申し上げます。今回の改正法の中におきましても、国及び地方公共団体の連携の協力の責務というところを追加をしてございます。国及び公共団体においても、障害を理由とする差別の解消の推進に関して、必要な施策の効率的かつ効果的な実施が促進されるように、適切な役割を分担を行うとともに、相互に連携を図りながら協力をしなけ ればならないものとしてございます。この趣旨をしっかり、改正法の中に入っている責務でございますので、これを周知していくことによって、自治体の皆様方にもしっかりと協力を促してまいりたいと、このように考えております。速記を止めてください。
31:05
速記を起こしてください。それでは改めて加藤愛子担当大臣。
31:12
お答えを申し上げます。私自身の認識といたしましては、これからの施行を迎えまして、周知を政府としてやってきているところも踏まえまして、
31:32
広がってきているところはあると思いますけれども、まだまだ徹底して100%言っているということではもちろんないと、道半ばにあるとご存じますので、しっかりとした説明や周知を行っていくことに引き続き力を入れていきたいと考えております。
31:54
横沢君。これを 聞きたかったんですけど、大臣の認識が大事なんです。来月から施行されて民間事業者への周知徹底が非常に重要なポイントになってくるんです。ただ地方の現状はなかなか大きな都市部は進んでいても、町村は進んでいないとか、まだまだ取り組みが道半ばなんです。これを大きく進めることが国として大事なことだと思います。今認識を伺ったんです。
32:21
では、ワンストップ窓口の相談体制はどうなっているかお答え願います。
32:29
ワンストップ相談窓口、相談の体制ということでありますが、
32:41
各府におきましては、国地方公共団体が一体となって適切な相談対応を図ることができるよう、昨年10月から障害者や事業者等からの障害者差別に関する相談に対して、法令の説明や国 や地方公共団体等の適切な相談窓口につなぐ役割を担う思考的な相談窓口であります「つなぐ窓口」これを開設をしております。
33:07
つなぐ窓口では相談内容に応じて、各省庁や地方公共団体と連携協力しながら相談対応を進めているところでありまして、引き続きこの「つなぐ窓口」の適切な運営に努めてまいります。
33:23
大臣、このワンストップ相談窓口も非常に大事なんです。大臣として、なぜこのワンストップ相談窓口が重要かと考えるか、大臣のお考えを伺ってもよろしいですか。
33:36
お答えを申し上げます。私自身も地元等で見聞き する中において、どこにどう相談していいのかが分かりにくいという場合があったり、あるいは、ストライクではないところにかけてしまったときに、印象としてたらいまわしにされているという印象を受けるという生の声を聞いたこともございます。
34:04
そういったことからしっかりと、まずどこにどういうふうに役割分担していくかというところも含めて、相談ができるこのワンストップの形のつなぐ窓口、この役割は大変重要だというふうに認識してございます。
34:20
ここの相談窓口のまだまだ取組が各自治体でも進んでいないので、進めていただきたいと思います。それでは合理的配慮を進める上で、国の予算措置はどうなっていますでしょうか。
34:37
お答えを申し上げます。内閣府におきましては、改正障害者差別解消法の周知やつなぐ窓口の運営等に必要な予算を、令和6年度予算案において、約0.7億円盛り込んでございます。
35:00
関係省庁におきましても、所管する事業分野への周知等に取り組んでいるものと承知をしており、今後も関係省庁と連携協力をしながら、しっかりと取り組んでまいります。
35:15
この予算をもうちょっと拡充していただきたいんです。資料をごらんください。赤瀬市による合理的配慮推進の取組の資料であります。
35:26
小さい自治体でもこのような赤瀬市でやっているような取組を進められるように、国の後押しが重要と考えます。そんなに赤瀬市自体も大きな予算で合理的配慮を普及したわけじゃなくて、限られた予算の中でどんどんやることがありますよという、こういう小さい自治体でも後押しをする国の後押しの予算が必要だと思いますが、大臣いかがでしょうか。(質問者)
36:19
今年の改正法後も、例えば展示メニュー等のコミュニケーションツールの作成等、環境の整備にあたるものを引き続き努力義務としてございまして、合理的配慮の提供が進むように無理のない範囲で進めていただければと考えてございます。
36:44
無理のない程度で進めるんじゃなくて、こういう自治体の取組を後押しする国の予算が必要ではないかという質問を今しました。大臣、よろしくお願いします。
37:00
先ほど申し上げたような努力義務をというふうに設定してございますので、それを後押しするという意味において予算の内容に含まれているものと認識をしてございます。
37:18
含まれてはいるんですが、今後、やはりこういうのを進める上で、国の予算はやはりもう少し増やしていったり拡充することが必要ではないかという問題意識で言ったんですが 、大臣のお考えをお聞かせください。
37:35
ご指摘の趣旨をしっかり踏まえつつ、今後もしっかりと事業周知を図っていけるように検討をしてまいりたいとこのように考えます。
37:57
まず予算の拡充をお願いして次に移ります。今、子どもの数は減っていますが、何らかの支援を必要としている子どもの割合は増えています。現制度では対応しきれない現実も増えており、大臣、更なる対応が必要ではないかと思いますが、特に放課後、学童とかデイサービスとかそのような新たな支援策が必要ではないか、大臣に伺います。
38:25
放課後児童クラブにおいての新たな取組ということで理解をいたしますけれども、これまでのご質問の流れから申し上げまして、様々な障害ですとか課題を抱えている子どもたちも含めて、放課後児童クラブにおいてしっかりと地域の子どもたちが育ち合う場とする、そういう放課後クラブにしていくということは重要であると考えてございます。
39:11
はい。すいません。今、放課後児童クラブ、学童とかでどういうことが課題になっているのか、もし大臣が分かる範囲であればお答えください。お願いします。
39:31
放課後児童クラブの課題と言いましたら、申し上げれば、様々な待機児童の問題もございます。また、仕事と両立をしながら子育てをしている家庭にとれば、その運営している会社時間の長さ、これについてしっかりニーズに応えて、十分応えているかどうかというところが要望として上がってきたりすることもございます。また、運営に当たって様々な費用がかかっていて、なかなか人材確保ができていないということも、そういったこともスタッフの人材確保ができていないという、そういった課題も聞こえてきているところでございます。
40:20
私は、さっき何らかの支援を必要としている子どもたちがいるということを言ったんですが、その点について大臣のお考えはどうですか。
40:33
何らかの支援を必要として、大量な子どもたちが集まる場でございますので、どのような支援を要する子どもたちであってもしっかりと育ち合う場としていくインクルージョンの視点 が重要であると考えております。
40:57
それではインクルージョンの取組がまだまだちょっと進んでいない部分がたくさんあります。ぜひ大臣も現場に足を運んでいただいて、この点ちょっともう一歩踏み込んだ取組をしていただきたい、このようにお願いを申し上げます。次に、最近子どもホスピスの全国の設置の動きが生まれております。これから子どもホスピスを立ち上げ、活動を後押しするための国の取組を進めていく必要があると考えますが、この点大臣のお考えを伺います。
41:27
お答え申し上げます。肝や難病を抱え、医療的ケアが必要な子どもやその家族について、療養面のみならず学びや遊び、家族の休息等も含めて、総合的な支援が必要であると考えております。そうした子どもやご家族を支援する、いわゆる子どもホスピスにつきましては、福祉、医療、教育などの様々な課題があることから、昨年度より関係省庁連絡会議を開催し、関係省庁会で連携して取組を進めております。こうした中で、子ども家庭庁としましては、いわゆる子どもホスピスにつきましては、現在日本における定義が定まっていないところでありまして、その実態やニーズ等を明らかにするために、今年度子どもホスピスに関する調査研究、これを行い実態把握を進めるとともに、子どもの居場所づくりモデル事業の中で、子どもホスピスの取組についても支援を行っているところでございます。横沢君。 これからニーズがもしかしたら全国的に広がって増えてくるかもしれません。この辺の取組を進めていただきたいと思います。次、行きます。 鉄道の障害者割引制度についてです。この制度はいつできた制度でしょうか。そしてどんな内容か伺います。
42:57
お答え申し上げます。まず鉄道運賃の障害割引でございますけれども、これは鉄道事業者の形状の判断によりまして、鉄道事業法の規定に基づき届出によりまして導入されております。その上でご指摘の障害者割引制度でございますけれども、常時介護者の付き添いが必要な10度の障害者の方を対象に、障害者ご本人と介護者の方それぞれ2分の1の割引といたしまして、合わせて1人分の運賃となる運賃制度といたしまして、1950年旧国鉄において導入されております。その後1952年に運賃が高額となる101キロ以上の乗車につきましては、利用者の負担軽減を図る観点から障害者の方が単独で乗車する場合であっても2分の1の割引とする制度とされまして、この制度を複数の事業者が事実上踏襲しているものと承知しております。横沢君。 70年前にできた制度です。70年前に比べて、障害や難病など多様な方々の社会参加が進んでおります。国交大臣、時代の変化とともに実態の把握と障害者割引制度の見直しが必要ではないかと考えますが、大臣の御見解をお伺いします。斉藤哲夫国土交通大臣。昨年10月も横沢議員からこの御質問をいただきました。その御質問を受けまして、この1月には鉄道事業者に対しまして、その障害者割引について拡大をしていくこと、これは先ほど重度軽度、それから距離等々、いろいろなまだございます。あと精神障害者割引等々の問題もございます。そういうことについて割引制度を見直して割引制度を拡大するように、先ほど局長から申し上げましたように、あくまでも鉄道事業者主体的な意思でやっていただいております。そういう意味で鉄道事業者に対して努力を促したところでございます。横沢君。はい、努力を促したということであります。次に厚労大臣に聞きますが、特に精神障害者手帳の保有率が増えていると思いますが、精神障害者手帳保有者の推移についてお伺いをいたします。事務方でもよろしいですか。 大丈夫です。
45:24
答え申し上げます。精神障害者の推移ということで、この直近10年間でございますが、厚生労働省が実施をいたします衛生行政報告例によりますと、精神障害者保健福祉手帳の台帳搭載者は約75万人から約135万人となっているところでございます。横沢君。 増えているんですね。やはりでも精神障害者の方も障害を持ちながら社会参加しようとして日々努力していらっしゃる。先ほど国交大臣が促したと言いますが、やはりこれ今一度、政府全体で国土交通省、そしてまた厚生労働省、障害者の割合がどうなっているか、大きな枠での見直し検討会のようなものをつくって、委員に入ってもらいながら、ある程度の方向性を出した上で、鉄道事業者にもう一度見直しを促すような取組が必要と考えますが、国交大臣、この点について御見解を伺いたします。斉藤鉄夫国土交通大臣。 横沢委員おっしゃるとおり、障害者差別法も新たに成立いたしました。そういう大きな考え方になりました。そういう制度の下で、先ほど鉄道の障害者割引については先ほどのような制度がございますけれども、全体の中で見直して、どういうふうな形でこの制度を拡充していくか、それも一緒に考えていきたいと、このように思っております。横沢君。 通告しないですが、厚労大臣にも伺います。やはり障害者を取り巻く環境もだいぶ変化してきております。厚労大臣の立場からも、やはりこの大きな割引制度等の見直しに対する見直しが必要だと考えますが、大臣のお考えを伺いたします。竹見厚生労働大臣。 障害者が社会に参加をするという観点は極めて重要であって、それが雇用であるとか、あるいは教育であるとか、そういった分野における縦割り行政というものを克服して、各関係省庁としっかり連携して対応していくようにしていきたいと思います。横沢君。 ありがとうございます。ぜひとも政府全体で見直しの検討を進めていただくようお願い申し上げ、私の質問は以上とさせていただきます。ありがとうございます。関連質疑を許します。三上委員からの通告のない大臣、それから政府関係省…。 委員が言わないとダメなのか。ごめんなさい。じゃあすいません。先走りました。申し訳ない。じゃあちょっとまだ帰らないでもらいたいんだけど。まあいいか。ダメね。もう一回戻って。まだダメなの。もう一回ちょっと戻ってもらっていいですか。
48:29
はい。関連質疑を許します。三上委員さん。
48:35
海波立憲民主社民の三上衣です。 経産農水厚労国交大臣は退出していただいて結構です。今ご指名のあった大臣と、それからその政府の関係者の皆さんは、ご退席いただいて結構でございます。ご協力ありがとうございます。
49:11
横沢議員の質問に続いて、まずは政治と金の問題について質問いたします。岸田総理と金の問題について、新たな疑惑が報道されました。自民党岸田派元会長の小川誠元幹事長が代表を務める政治団体から、2019年以前に得た収入の繰り越し額558万円を、これ2020年から2022年の政治資金収支報告書に記載していなかったということが発覚いたしました。一般論としてお聞きいたします、このような政治資金収支報告書の不記載、どのような罪に問われるのでしょうか。総務大臣にお聞きします。
50:05
このような不記載ということでございますが、個別の事案については、総務省として申し上げられることは、先ほど横沢委員のご質問でもご答弁申し上げたとおりでございます。一般論ということでございますが、政治資金規正法におきましては、政治団体の会計責任者は、毎年12月31日現在で政治団体に係るその年の全ての収入支出等を記載した収支報告書を作成し、都道府県の選挙管理委員会または総務大臣に提出しなければならないと規定されているところでございます。そのような形で政治団体は、規定されたとおり収支報告書をご提出いただくべきものというふうに承知をしております。
50:52
これは改めて、罪は罪として問われる案件ということでしょうか。お願いします。
51:03
収支報告書に関しましては、故意または重大な過失により収支報告書に記載すべき事項を記載しなかったもの、または虚偽の記入をしたものについては、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金に所する旨の定めが、政治資金規正法第25条に置かれているところでございます。
51:24
これに対して事務所の担当者は、事務的ミスだと説明をしております。この558万円という金額です。東京知県特措部が、岸田派が派閥パーティー収入の3059万円、これ政治資金収支報告書に記載していなかったという記憶に新しいかと思うんですけれども、容疑で元会 計責任者が略式起訴されております。この元会計責任者が略式起訴前日に収支報告書を2051万円多かったと訂正いたしました。この差額が558万円、これぴったり合致しているんですよね。これ小菓子へのキックバックではなかったのでしょうか。
52:20
恐縮ですが、個別の事案について事実関係を承知する立場にございませんので、コメントを申し上げることができないことをご理解いただきたいと思います。
52:32
この件、総理に御確認いただけますでしょうか。お願いします。
52:40
総務省としては、自主的調査権を持たないというのは、政治資金を含む政治活動について、政府におきましてどのような規制をするかという考え方の下で、現行制度となっておりますので、総務大臣としては現行制度の下でやるべきことを進めさせていただきたいと考えております。
53:03
小賀市の政治団体の未記載と同じ金額なんですよね。1万円も変わりありません。558万円です。岸田の派閥パーティーの収入のうち、558万円が小賀市の政治団体に渡ったと考えられるのではないかと思います。国民にもきちんと説明しなければならない案件だと思います。政治団体間でお金の付際があった場合、法的に問われることはないのでしょうか。もう一度伺います。
53:38
先ほど申しましたように、政治団体は、収費報告書を政治資金規制法に基づいて提出をしていただくことになり、これにつきましては先ほど申しましたように、記載すべき事項は記載をしていただくことが法の制度になっているというふうに理解をしております。
54:01
一つ一つの疑惑を明らかにしていただきたいと思います。そして2019年の参議院広島選挙区で起きた大規模買収事件についても改めて伺います。3月18日参議院予算委員会で私と同じ広島県選出議員の宮口春子議員が、同じ広島県選出議員の岸田総理にただしました。地元の中国新聞が自民党幹部から受け取ったとみられます、6700枚の手書きメモの存在をスクープいたしました。このメモの内容について総理は、報道は承知しておりますが、それ以上の事実、何も承知しておりませんので、私としても確認することは考えておりませんと答弁をされました。非常に残念な答弁でした。受け止めをお願いします。
55:00
松本大臣としましては、政治資金規正法に定められたものに従って提出された政治資金に関しましては、収支報告書につきまして、しっかりと法の求める形式的審査をさせていただくことが務めたと承知をいたしておりますので、今お話がありました報道に関しまして、コメントを申し上げることは差し控えさせていただくとの点を御理解いただきたいと思います。
55:27
確かに総理に直接伺いたいところではあるんですけれども、この6700万円、何に使われたのか、国民への説明責任を果たしていただきたいと思います。委員長、これ理事会でお取り計らいお願いできますでしょうか。
55:40
後刻、理事会で協議させていただきます。三上さん。
55:45
引き続き、この広島におきました大規模買収事件については、質問を繰り返させていただきたいと思っております。続いて、予算委員会の方で何度も繰り返されました選択的夫婦別遷について質問をいたします。まずは加藤男女共同参画担当大臣にお伺いいたします。選択的夫婦別遷についてどうお考えでしょうか。
56:22
選択的夫婦別遷制度につきましては、広く国民全体に影響を与えるものでありますので、現在も国民の間には様々な議論があるものと承知をしてございます。そのため、この制度の導入につきましては、しっかりと議論をし、より幅広い国民の理解を得る必要があると考えております。
56:45
ご自身としては賛成、もしくは反対、どのような御意見でしょうか。
56:56
私自身の個人的な見解は、国会においては差し控えたいと考えております。
57:09
法制審議会が選択的夫婦別遷制度の導入を答申したのが1996年となっております。市販席が過ぎております。資料1をご覧ください。世界の多くの国もかつては夫婦同、宇治制度を採用していましたけれども、各国で見直しが進みました。政府によりますと、平成27年10月の選択的夫婦別遷に関する質問に対する答弁書に、現在把握している限りにおいては、法律で夫婦の宇治を同じ宇治とするように義務づけている国は、我が国のほかには承知していないとあります。この受け止めを加藤大臣お願いします。
57:58
お答えを申し上げます。ご指摘のとおり、現在婚姻後に夫婦のいずれかの宇治を選択しなければならない夫婦同宇治制度を採用している国は、我が国以外には承知をしておりません。その認識はございます。
58:16
受け止めを聞いています。もう一度答弁をお願いします。
58:27
そのことを踏まえましても、我が国のみということも踏まえましても、先ほど申し上げたことの繰り 返しにはなりますけれども、この制度の導入に対しては、しっかりと議論をし、より幅広い国民の理解を得る必要があると考えておりまして、国民の皆様が充実した議論をしていただけるように、しっかりと後押しをしてまいりたいと、このように考えております。
58:53
示しました。どうぞ。進まない理由は何だとお考えでしょうか。
59:16
国民の間に様々な御意見があるものと、このように考えております。そういった意見をしっかりと議論の中でぶつけ合っていただいて、より幅広い国民の理解を得てまいりたいと、このように考えており、そしてその理解を進むように議論をしていただけるように、私自身も後押しをしてまいりたいと考えております。第5次男女共同参画基本計画におきましても、政策的夫婦別うじ制度を含めて、夫婦のうじに関す る具体的な制度のあり方に関しては、国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら、司法の判断も踏まえ、更なる検討を進めると、そのようにされているところでありますので、この形で取り組んでいるところでございます。
1:00:05
では、その様々な議論、様々はどんな様々なのか、お聞かせください。
1:00:19
特段個別の意見をここで取り上げるということが適切かということもありますけれども、旧姓の通称使用、これでいくこともありだと考える方々もおられれば、しっかりと夫婦別うじを導入、選択的夫婦別うじを導入していくべきだということをご議論される方もおられれば、現行の状況を、現状をしっかりと、現状の夫婦の同時制度を守っていくべきだという考えの方も様々おられるというふうに認識をしてございます。
1:01:07
質問を変えます。2024年2月11日の毎日新聞によりますと、野党からだけでなくて、公明党も賛成していると聞いています。公明党のフレア副大統、今月13日衆議院の第一議員会館で開かれたNPO法人主催の選択的夫婦別姓を求める院内集会に出席されまして、多様性のある社会を実現する上でも、与党として選択的夫婦別姓制度の導入のために粘り強く取り組んでいくとはっきりと明言されました。自民党の一部の議員からよく言われている、家族の一体感を損なうとか子どもへの悪影響が懸念されるという反対意見があると報道をされています。岸田総理も家族のあり方の根幹に関わると答弁を繰り返すだけ。例えば自民党内の女性議員の声というのはどうなんでしょうか。
1:02:15
特定の政党の中における議論につきまして、具体的に申し上げることは控えたいと思いますが、自民党の女性議員の中にも様々な意見があるものと承知をしてございます。
1:02:33
婚姻時に夫の背を名乗る夫婦は95%に上ります。事実、昨年に発表された法政大学、これよく取り上げられるパーセンテージですけれども、国立社会保障人口問題研究所に所属する研究チームによる全国大規模調査選択的夫婦別姓の賛成率、これ83.9%に上っております。社会は刻々と変化しておりまして、夫婦別姓の声は高まり続けております。私ども自分のアイデンティティを守りたいである。契約書のサインが通用しない、パスポート名が違うので国際的に通証名で使えない。キャリアアップに支障が出た多岐にわたっています。加藤大臣が、経代連と選択的夫婦別姓の早期実現を、今年1月経代連との会合で訴えられました。この時には加藤大臣はどのようにお答えになったんでしょうか。
1:03:43
ご指摘のとおり、旧姓を通証として使用することの不便不利益についてのご指摘を含めた、選択的夫婦別姓制度の導入につきまして、県段連の皆様からご要望をいただきました。その場におきましては、幅広い意見交換の場でございました。その一部でございましたので、その場で具体的な回答は私からはしてございませんが、皆様からの、経代連を含めた団体からのご要望も、国民各層の意見の一つとして真摯に受け止めてございます。
1:04:20
経代連の徳良会長ですけれども、具体的に2024年度、上記中に、提言を公表すべく検討を進めていると発言されています。これに対しては、どのように対応されるのでしょうか。
1:04:46
お答え申し上げます。そのようなご発言があったということにつきましては承知しておりますが、その提言の形式ですとか内容については分かりかねますので、どのように対応するかについて現時点で具体的にお答えすることは難しいと考えております。
1:05:09
国連の女性差別撤廃委員会について、続いて上川大臣に伺います。2003年の審査から、選択的夫婦別姓の法改正を行うように求めています。これもおよそ20年前になるんですけれども上川大臣のご認識を伺います。
1:05:33
ただいま委員ご指摘いただきましたとおり、この選択的夫婦別自制度につきましては、2003年に第4回及び第5回報告に対します女子差別撤廃委員会の最終コメント、これにおきまして民法上の差別的な法規定の廃止を要望されて以来、累次にわたり指摘を受けている状況でございます。この女子差別撤廃条約を所管いたします外務大臣といたしましては、引き続き国内関係省庁とよく連携をしつつ、この過去の審査における女子差別撤廃委員会の勧告を十分に検討の上、次回審査にしっかりと対応してまいりたいと考えております。
1:06:22
どういう対応ですか。具体的にもう少し詳しい説明をお願いします。
1:06:33
これはまさに今加藤大臣が御報告いたしましたとおり、国内における様々なレベルでの議論、これを深めつつ、また国内におきましては、世論調査を重ねてまいったところでありますので、国民の皆様の意見も累次変遷を遂げているということの状況も踏まえつつ、様々な角度で関連の省庁と連携をしながら取り組んでまいりたいと考えております。
1:07:04
様々な省庁というのは、横のつながりでも話し合いは続けられているということでしょうか。
1:07:15
この問題につきましては、特に法務省の管轄におきましての民法ということでありますので、その意味では主体となる法務省を中心に、さらに男女共同参画のこの大きな、まさに多様性の中で、この議論が進められているということでありますので、そういったことも含めて連携しながら進めていくということになるかと思います。
1:07:42
余りにも長い年月がかかっているんですけれども、2008年に上川大臣が、夫婦別姓離散性でそのために議員として活動してきましたと、インタビュー取材を受けていらっしゃいます。御自身のホームページにも載っております。こちらですね。選択的夫婦別姓の動きも自然に前進していくのではないでしょうか。やはり社会の意識が熟していくということは、とても大事なことだと思うと御発言されています。今も改めて思いは変わりませんでしょうか。
1:08:21
過去そのような形で私自身申し上げたところであります。またその旨につきましては、御紹介いただいたホームページにも掲載をさせていただいているところでございます。私自身は今外務大臣という立場でございますので、この場で個人的な見解ということを改めて申し上げるということについては、差し控えさせていただきますが、そのようなことについては事実そうした発言をしたところであります。
1:08:54
ごめんなさい。もう一度伺います。であれば進めていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
1:09:05
先ほど申し上げたとおり、私自身今外務大臣と いう立場でございますので、もっぱらこの問題につきましては、あらゆるレベルで御議論いただくこと、そして御国民の皆さんの御意見も踏まえながら御議論いただくことでございますので、その意味で私自身見守ってまいりたいというふうに思っております。私自身の考えにつきまして、先ほど御紹介いただいたことについては事実でございます。
1:09:35
外務大臣として国連から申し伝えられておりますので、その辺りを踏まえて、どういうお考えか。もう一度聞きます。すみません。
1:09:56
国際社会におきまして、さまざまな条約、さらにはさまざまな議定書、そうしたことを踏まえまして、日本の外交 を推進しているわけでございます。この点につきましては、この間の勧告もございますので、極めて重要な勧告をいただいているものと認識をしております。改めて国内におきましての関係省庁と連携をしながら進めていくということが基本と思っておりまして、その意味で先ほど申し上げたとおりでございます。
1:10:32
ぜひリーダーシップを取っていただけたらと思います。私の友人が来月結婚するんですけれども、自実婚を選びました。女性が自分のアイデンティティー、これまで通していた性を使いたいという思いからです。二人の今の懸念は三つ。扶養控除を受けられないということ、そして相続をどうするか。親権、子どもが生まれたときにその性をどうするか。こういった問題を抱えながら、自実婚で結婚生活をスタートさせます。こういった方々は少なくないと思いますので、改めてこの選択的夫婦別遷については議論を長等派で深めていただきたいと思います。深めて実現してもらいたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。次に私の住む広島にあります最大級の被爆建物である旧広島陸軍被服支障の安全対策工事の実施見通しと予算措置についてです。二と三資料をごらんください。先ほどこの保存活用について私も長く訴えてきたんですけれども、ここで三千人が亡くなったというふうに言われていて、爆心地から二七キロのところにあります。資料四をごらんください。四等あるんですけれども、うち三等が県が所有して手前の一等を国が管理しております。この一等について国は今後の耐震改修の実施を及び予算措置についてどのように対応されるのかお願いします。
1:12:14
今ご質問にございましたとおり、旧広島陸軍被服支障につきましては、現在全四等のうち三等を広島県が所有し、一等を国が所有をいたしております。これらの建物につきましては、建物損壊等による被害を防止するため、建物所有者である広島県及び国において、それぞれ安全対策工事を実施することとしております。財務省におきましては、所有する一等について、安全対策工事を実施するための費用を、令和六年度の予算案に計上しているところであります。財務省として、国所有の建物の安全対策工事について、令和八年度中の完了を目指しております。予算成立後、速やかに安全対策工事の実施に向けた手続きを進めてまいりたいと思っております。
1:13:11
平和関連についてもう一つ。上川大臣におかれましたWPSの作業部会を外務省に発足させ、そしてFMCDフレンズ、これについても創設を表明されました。大変熱心に動いていただいていると思います。この平和外交に向けて積極的に動いていただいている流れの中で、核兵器禁止条約の署名否定についてお考えをお願いします。
1:13:43
この核兵器禁止条約でございますが、まさに核兵器のない世界への出口ともいえる重要な条約でございます。同条約には核兵器国は一カ国も参加をしておらず、未だその出口に至る三藤は渡っていないというのが現状でございます。こうした中におきまして、我が国は唯一の戦争被曝国として核兵器国を関与させるよう努力をしていかなければならないと考えております。我が国といたしましては、この核軍縮に関しますG7首脳広島ビジョンを強固なステップ台としつつ、広島アクションプランのもとでの取組を一つ一つ実行していくことで、現実的かつ実践的な取組を継続強化してまいりたいと考えております。三上さん、時間まいりました。おまとめいいですか。はい。平均年齢85歳を過ぎた被爆者の方々が命を懸けて訴え続けておられますので、よろしくお願いします。以上です。
1:14:51
以上で横沢貴典君及び三上衛理さんの質疑は終了いたしました。
1:15:09
お疲れ様でございます。また呼ばれたんです。
1:15:24
次に柴信一君の質疑を行います。柴信一君。
1:15:30
立憲民主社民の柴です。柴信一です。予算委員会での初めての質問となります。よろしくお願いします。私一昨年夏の参議院選挙で議席を得ました。短い議員としての活動ですが、国会での真摯な議論に加わった中で思うことを感じていることなどを中心に、政府関係大臣の皆さんの認識をお伺いしたいというふうに思います。まずは、自民党の派閥パーティ、政治資金問題、裏金問題に端を走って、政府、税務当局への信頼、国民の納税意識が著しく低下していることについて、鈴木大臣の認識をお聞かせいただきたいと思います。
1:16:16
一連の問題を受けまして、国民の皆様から政治資金と納税の関係について厳しい御指摘や御批判をいただいていることは承知をしており、私としても真摯に受け止めているところでございます。そうした中で、3月15日をもちまして、所得税の確定申告は期限を迎えましたけれども、国税庁からは特段の支障なく終えることができたとの報告を受けております。この場をお借りをして、納税者の皆様の御協力には感謝を申し上げたいと思います。また、柴先生におかれましては、3月12日に確定申告会場の視察をなされたということで、視察に当たりましては財務省も御協力をさせていただいたところでございます。いずれにいたしましても、税制は国民の理解と信頼の上に成り立っているものでございますので、国税当局において今後とも、適正な申告納税を行った国民の皆さんが不公平感を抱くことがあってはならないわけでありまして、これからも丁寧な対応に取り組んでいくことが重要であると考えているところであります。
1:17:29
ありがとうございます。国会議員を一般国民と違う特別扱いしているのではないかという、政府税務当局の対応に国民の不満、不信が高まっているんだというふうに思います。この状況を是正するために、政府としてどのような対応を取られるのか、お聞かせいただきたいと思います。
1:17:55
先ほども申し上げましたし、ただいま柴先生からお越しでございましたが、やはり今回の一連のことで国民の皆さんが一番不満に思っていること、それは政治家と一般の納税者の方が何か特別な扱いが政治家になされているのではないかと、こういうことだと思います。それが怒りの根源であると私も思っております。決してそういうことがあってはならないわけでございます。これから政治家であろうとも、それから一般の納税者の皆さんであろうとも、全く公平に扱われていること、そういうことをしっかりと形としても示していかなければなりませんし、また御疑念があればそういうことはないんだということを丁寧にお示ししていかなければならないと考えています。
1:18:51
これまでの質疑の中でも、鈴木大臣が今おっしゃっていただいたように、議員を特別扱いしているということがないように、不信感、不公平感を持たれることのない当局として対応をするんだというふうにおっしゃっていただいています。現時点で裏金を受け取ったとされる議員に対して、税務調査を行ったという事実はあるのでしょうか。
1:19:17
税務調査を実施したかどうかということでありますが、国税当局は一般の国家公務員よりもさらに重い主比義務が課せられておりまして、従来から個別の納税者への税務調査の状況等を明らかにしていないところであります。また、財務大臣という立場といたしましても、税務調査の中立性を確保する観点等を踏まえまして、個別事案については税務調査の実施の有無を含め、国税当局から報告等を受けることを控えているところでございます。しかし税務当局におきましては、様々な機会を捉えて、課税上有効な資料情報の収集分析を行う中で、課税上問題があると認められる場合には、税務調査を行うなどして、適正な課税の実現に努めているわけでございます。国税としてしっかりと責務を果たしていると、そのように思っているところであります。柴田君。個別の誰々議員を税務調査しましたと言う必要はないというふうに思うんですが、鈴木大臣おっしゃったとおり、必要な対応を行っているということであれば、税務調査してますよというようなことを、信頼を回復するためには言う必要があるんじゃないかというふうに思うんですが、誰をしたということじゃなくて、行った事実はあるのかないのか、それだけでもお聞かせいただけませんか。
1:20:59
誰に行ったかという個別でなくともということでありますが、それも 含めて税務調査を行ったかどうかということには、これは私として報告を受けないということにしているところでございます。従いまして、お尋ねの点については、お答えできないということをご理解いただきたいと思います。
1:21:22
それでは、やはり国民の信頼は回復できないんじゃないかというふうに思います。これまでの衆参含めて予算委員会など、様々な議論がされてきています。納税に関する質疑やりとりの中では、要は裏金として受け取ったお金が、個人に帰属するのか、政治団体に帰属するのかという問題だというふうに思います。報道などでは、自分で管理していたんだと、自己資金を入れて会計処理していたんだとか、団体間でのやりとりという認識がなく、自己資金の一部だと認識していたとか、議員個人の寄附金として政党支部に振り込んだというような発言が報じられています。また、自民党の聞き取り調査においても、議員個人が管理していたという実態があるということも、聞き取り調査でも明らかになっています。また、参議院の成林審の中でも橋本議員は、個人からの借入金の収入として、衆参国署に掲示をしたと。これは裏金なので、あくまで弁議所をこうしたんだということは弁明されていましたが、個人の資金として管理してきたとする、これらの事象があるにもかかわらず、税務調査は必要ないという認識なんでしょうか。
1:22:49
柴先生から今、御質問の中で触れていただきましたとおりに、政治資金につきましては、それが政治団体に寄附するのか、個人に寄附するのかによりまして、課税関係が異なるために、個々の事実関係を精査する必要がございます。所得税は、深刻納税制度の上になりたっておりまして、国会議員であれ、国民の方々であれ、ご自身がやはり自分の収入とか、必要経費だとか、それ分かっているのは自身でありますので、自身の収入や経理を正しく計算をし、所得が発生した場合には、申告をしていただくことになります。今回の政治資金の納税の関係に関して、議議があるようであれば、各議員が自らの課税関係をしっかり確認し、説明責任を果たし、議議を晴らしていただきたいと考えているところでございます。税務調査を実施すべきではないか、こういうことでありますが、財務大臣が税務調査を支持すべきということであるならば、税務行政の中立性を確保する観点を踏まえまして、財務大臣として国税庁に支持を行うこと、これは歴代の政権の大臣も控えていたことでありまして、そのことは私も控えたいと思います。
1:24:25
新国納税制度が基本だということでいけば、ずっとそれを言ってきたんですよね。納税を促してくださいと岸田総理も 言ってきましたが、そういったことがされているということも聞いたことがありません。また、税務行政の中立性についても、誰々を狙い撃ちしてやれということではなくて、こういう課題については統一して、課題を共有して、対応するべきじゃないかということは、ぜひ財務大臣としても言っていただく必要があるんじゃないかというふうに思います。課税すべきかどうかは、資金管理の実態を調べないとわからないということだというふうに思います。検察の捜査は、政治資金規正法上の不記載として決め打ちして捜査したんだということを疑問視する指揮者の声もあります。実態を見てみないとわからないということなんです。国民の納税意識、政府、税務当局の信頼と、国会議員の立場のどちらが大切なんでしょうか。政府としての毅然とした対応をぜひお願いをしたいというふうに思います。そして、税務調査をもしすれば、どんな調査をしてやっているんだよということも、ぜひ国民にもお知らせいただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
1:25:46
先ほど来申し上げてますとおり、やはり今回の問題で国民の皆さんが一番怒ってられるのは、政治家だけ特別扱いをしているのではないかと、こういうことなんだと思います、中心は。従いまして、これはもうそういうことは絶対ないと、あってはならないことだし、絶対ないという思いでございます。そういう意味で、思いであります。そういう中で、法律に則って、新国納税制度ということも踏まえながら、公平に、厳正に法律に則って対応していきたいと思います。
1:26:27
大臣の御認識、重たいものだというふうに思います。ぜひ、国民の信頼を取り戻すための対応を進めていただけたら というふうに思います。続いて、政治利益の確立についてお聞きしたいというふうに思います。和歌山県連の主催の自民党青年局のハレンチパーティーについて、連日報道がされて、政治不信を招いているというふうに思いますが、今回の問題の本質について、どのように認識されているのか、官房長官の御見解をお聞きしたいと思います。
1:27:10
党の個別の活動につきまして、内閣官房長官の立場で見解をお答えすることは差し控えますが、お尋ねの件につきましては、自民党の青年局長及び青年局長代理が、国民の信頼を損ねたとして謝罪をし、青年局の役職を辞任したと承知をしております。また、自民党青年局といたしまして、会の趣旨にそぐわない極めて不適切な内容の余興が企画実施されたことは誠に遺憾であり、深くお詫びを申し上げる旨のコメントが出されていると承知をしております。さらに岸田総理も、極めて不適切であり遺憾である旨、述べられていると承知をしております。
1:27:53
政府として個別のパーティーなり、行事については発言しないということですが、まさに議員内閣制の中でいけば、政府は与党の皆さんに支えられて政権維持されているとすれば、与党の皆さんの信頼が揺らいでいるんじゃないかということでいけば、そのことについてぜひまた問題意識もお聞かせいただきたいというふうに思います。私は今回の問題、まさに多様性を認め合うとかジェンダー平等を推進していく中で、一般の常識からは、現状認識から跳ねられたような、行事が行われたということだけではなくて、幹事の方の独断であったとしても、それを、おかしいんじゃないかと、止める、静止する人がいなかったということが、国会議員もいたということですが、止める議員がいなかったということが問題なんじゃないかと、違法ではないんですよね。違法なパーティーじゃないんです。だけど、こんなことはおかしいじゃないかって、社会的にあってはならないことがあったときに、どう対応するのか、それが政治家、政治に携わる者に問われているんじゃないかって、いうふうに思うんです。青年局のこの緊急ブロック会議の開催趣旨とか、会議や懇親会の経費負担について、ちょっと詳細をお聞かせいただきたいと思います。
1:29:13
この青年局のブロック会議でございますが、様々な意思決定や活動報告、情報共有等のために開催をされていると聞いてお りますが、党の活動に関する事柄でございますので、内閣官房長官として、これ以上お答えすることは差し控えたいと思います。
1:29:38
党の組織運動本部で調査をいただいて、取りまとめたということです。報告書も出ているということですが、有志懇親会の費用というのは、参加者の会費、5000円を回避、徴収しているということですが、とても5000円ではまかないない、パーティーの中身だというふうに思います。県連の一般会計が支出されているので、政党交付金からの支出はないというふうにありますが、どういう意味なのでしょうか、ちょっと教えていただきたいと思います。
1:30:17
これは今、党の方の組織運動本部の報告書ということで、御質問があったわけですが、この内閣官房長官としては、党の活動に関する事柄について、お答えする立場にはないということで考えております。
1:30:40
先ほど言ったとおり、自民党の与党、政府を支える与党の様々な課題について、今、議論をさせていただいているということです。県連の一般会計の収入って何なんでしょうか、というようなことですよね。その政党交付金とかが入っているんじゃないのか、というふうに思うんです。また 、政党交付金は公費でないからいいという問題ではないんじゃないか、というふうに思います。県連のお金であれば、党員の皆さんからの党費や寄付とかも入っているんじゃないか、というふうに思うんです。政治活動、政治資金の使用について、個人の資金との瞬別が甘くなってきているんじゃないか、ということを指摘したいというふうに思います。次に、派閥における意思決定のあり方について、お聞きしたいと思います。成林審での安倍幹部の弁明、一度やめるとした、ノルマ調過文のキックバック、幹部会合で議論したが、各議員の発言は食い違っています。食い違っているんです。一致していることはあるんです。明確に意思決定していないということ、俺が決めたという人がいないとか、議論したけど結論は出なかったと、確定的なことは決まっていないなど、誰も決ま っていないということだけは一致しているんです。自民党の最大派閥の意思決定でどうなっているんでしょうか。誰にも決めていないのに、キックバックは再開されているんです。この認識、どうなっているのかということ、これは安倍派だけのことなんでしょうか。幹部長官の認識をお聞かせいただきたいと思います。
1:32:22
この安倍を含む各政策集団における、意思決定のあり方等につきまして、幹部長官としてお答えする立場にないと考えております。
1:32:34
ただ法令違反となる不規裁のキックバック、