2:45
おはようございます。ただいまから予算委員会を開会いたします。この際、ご報告いたします。本委員会は、令和6年度総予算3案につきまして、内閣委員会ほか14委員会にその審査を移植しておりましたが、各委員長からそれぞれ審査概要について報告書が提出されましたので、お手元に配布しております。つきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用を取り図らえます。令和6年度総予算3案に関する理事会決定事項についてご報告いたします。本日は岸田内閣の基本姿勢に関する集中審議を往復方式で414分を行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党43分、立憲民主社民148分、公明党56分、日本維新の会教育無償化を実現する会74分、国民民主党新緑風会37分、日本共産党37分、令和新選組19分、質疑順位につきましては、お手元の質疑通告表のとおりでございます。速記をとめてください。はい。
6:28
令和6年度一般会計予算、令和6年度特別会計予算、令和6年度政府関係機関予算、以上3案を一括して議題とし、岸田内閣の基本姿勢に関する集中審議を行います。これより質疑を行います。
6:51
【中田】はい、自民党の中田博史でございます。今日は質問の機会、大変ありがとうございます。早速でありますけど、元旦に発生した野党反党地震ですが、天皇皇后両陛下が22日の金曜日に被災地を、和島市、涼市をお尋ねになられました。お見舞いをいただいて、被災者の皆さんにも励みになったと思いますが、天皇皇后両陛下がお見舞いに行かれた場所、一時避難所の体育館というところにも行かれたわけでありますけれども、そこでこの件についての質問であります。一時避難所でですね、未だ避難生活を送っておられる方、4563人いらっしゃいます。発災が元旦だったということも含めてですね、当然ですけれども寒い、それから体育館で寝るということで体も痛くなる、プライバシーの問題もある。これ今回の地震だけでなく、かつての水害と、こうした時も同じだったわけでありますが、
7:45
さてここで考えたいのはですね、体育館というのは当然ですけれども運動するためにある場所で、避難生活を送る場所ではそもそもないわけですね。しかしですね、地震大国あるいは水害も含めて災害大国の日本がですね、体育館をそういう形で整備しておくこと自体が私はこれからに向けて一つ課題かなというふうに考えます。
8:10
というのは本委員会でもこれまで空調、これを体育館に整備していく等々の質疑がありました。それも今現存する体育館においては当然やっていかなければいけないことだとは思いますけれども、しかし一方でですね、体育館をもうそもそも災害基本対策法のですね、指定避難所に各自治体は位置づけているんですね。
8:36
そして避難計画、これも災害対策基本法の中でしっかり市町村は整備しなければいけないんですけれども、その中で優先順位として体育館を一番上に置いているんですね、どの自治体も。ということはですよ、被災したら避難民は体育館に入るというのがある意味前提になっているわけです。ということを考えれば体育館の整備というものについてはこれから改築だ、新築だということになればですね、
9:03
そして指定避難所にするのであるならばですね、初めから被災、避難生活ということを前提にした整備を最低限しておくべきではないか、ということを私つくづく今回思うんですね、これからのためにはですね。例えば空調もありますけれども非常電源もそうです。それからトイレもそうです。トイレ一つって見てもですね、避難所になりました。それから数日かかって仮設トイレがグランドの先にできます。
9:30
夜中に怖い、暗い、みんなトイレに行かなければいけない。こういうことを考えると初めから指定避難所である体育館、あるいは公民館であったり地区の公共施設であったりする市町村もあります。いずれにしてもこれは災害対策基本法で置かなければいけないという指定避難所なわけですから、そこについては災害を前提にした整備をしておいて日常は体育館として利用する。日常は公共施設として利用する。
9:59
こういう考え方が被災大国ともいえる日本では重要じゃないかと思いますが、これ各省庁に横断的でありますから、ぜひ岸田総理この件についてこれから先そうした整備の在り方をお考えいただけないかと思って質問させていただきます。
10:18
昨年災害が激甚化、そして頻発化する中にあって、委員がご指摘になられたような避難所として活用されることが想定される施設等について防災機能等を強化しておく。こうした観点、これは国土強靭化という観点からも重要であると考えます。
10:41
そのため国土強靭化基本計画では、災害時に避難所としての機能を果たす施設等について耐震化を進めると応用されたところでありますし、また防災基本計画や避難所の取組指針では、指定避難所について平時から空調設備や自家発電設備等の防災機能設備の整備に努めること、このようにされています。
11:09
関係省庁の各種補助制度等を活用して充実強化を図るよう、自治体の取組、これも促しているところです。
11:20
例えば避難所に指定されることが多い公立学校施設については、天井材や外壁等の耐震対策、バリアフリー化、空調設備の設置など避難所として活用する際に必要な機能や取組の講じれについて周知するとともに、
11:40
改築や大規模改修等に合わせて防災機能を強化できるよう、国庫補助、こうした補助も行っているところです。引き続き避難所として活用される施設の防災機能の強化、政府としてしっかり取り組んでもありたいと考えております。中田君、老朽化した施設の建て替え等もこれから発生してくるわけですから、ぜひこれお願いをしたいと思います。
12:07
質問ですけれども、新型コロナウイルス5例への移行に伴って経済活動が戻ってきています。株価は市場最高値、それから春冬の第一次開刀では5%を超える賃上げとなっていますけれども 、株価もそして春冬もこれ大企業ということになります。
12:26
中小企業、小規模事業者にとってはこれから先がまさに経済回復に至るかというところであって、それなしに日本の経済の復活はある意味ではないというふうに思います。その意味において、大企業とはやはりタイムラグが出るんですね、中小企業にとっては。それから業種、分野、例えば宿泊業だとか、あるいは飲食業だとかというのはまだまだコロナ前ここに戻ってはいません。
12:54
そういう意味でも中小企業の資金繰りということについて、政府が今どういう対応をしているのかということについてお聞きをしたいと思います。
13:11
中小企業の資金繰り、これから深刻になっていくことが考えられます。本年4月に例えば民間00融資の返済開始、これが最後のピークを迎 えることになります。その際、資金繰り支援に万全を期すこと、これはもう重要な課題だと思っています。そのため、コロナ資本性劣化論やコロナ借り替え保障などのコロナ資金繰り支援を、まずは本年6月に延長をさせていただきました。民間00融資につきましては、5割近くが返済中である一方で、宿泊業のように条件変更した事業者の比率が高い業種もあるなど、きめ細かな対応が必要だと思っています。例えば、日本高校の資本性劣化論、これは最長20年期限一括召還の資本性資金であり、これは民間金融機関からの融資を受けやすくなるということが期待をされるものであります。徹底期間、援金の返済が不要であり、事業者の返済負担軽減につながるほか、財務の改善を通じて事業者の経営改善、再生にもするものであります。こういった資本性劣化論の活用促進のためにも、これまで全国で開催した税理士などの支援機関向けの劣化論に関する勉強会を改めて全国で開催したり、現在、民間金融機関全体のうち2割との間で蘇生している劣化論の共通融資商品の蘇生拡大ですとか、こういった取組みを通じて中小企業のみならず、日本高校や民間金融機関に対しても周知徹底利用促進を図っていきます。引き続き、関係省庁もありますので、連携をしっかりして資金繰り支援に取り組んでまいりたいと考えています。
15:00
関連して、年金保険料についてもお聞きをしたいと思うんです。年金保険、これについては日本年金機構、そして実際は聴取事務は地域の年金事務所が行っているわけですけれども、社会保険料の納付は当然ですけれども、国民、そして雇用者、適切に行ってもらわなければいけないということになります。コロナというのは、これはまさに災害級、政府も自粛要請などをしたわけですから、そういう意味において経済が停滞したのは当然なんですけれども、そのときに特例的な対応というのをしてきました。すなわち、納付の猶予というようなことを行ってきたわけでありますけれども、今経済が先ほど申し上げたように、コロナ5例以降に伴って通常の対応に戻ってきて、そしてその延納していた分を今納付開始がされています。ただ先ほども申し上げたように、中小企業にとってはまだまだこれからということになります。それを考えたときに、地域の年金事務所によっては相当高圧的な、いわば取り立てのようなことが発生をしているという事例を私は確認をしております。例えば、延納こ れをこれから分割で4年間で均等でやらなければいけないというのはある種のルールですけれども、それをできなければ14%の大の割増、かけるぞという脅しであったり、あるいは寛価の猶予、打ち切るぞというような言い方をするというような年金事務所が実際に存在をしているわけです。私、これも確認をしました。そういう意味では、中小企業がこれから先、しっかりと返済をして、返済というか滞納していたものを分納していくそのプランを持っていっても、今のようなそうした高圧的な取り立てというような形になって、銀行に返すぐらいの金があるんだったら先に社会保険料を払えというような言い方もされたりというような現実。これに対して厚労省を私はヒアリングしてみたところ、いやいや丁寧にやっていますというのが一応型通りの答えなんですけれども、本当に中小企業にやはり並走型でキャッシュフロー計算してもちゃんと見て、その上でこうした事務を進めていく必要があると思うわけでありますけれども、ここら辺厚労大臣、把握をされているか、そしてそれに対するこれから先の前処ということを求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
17:35
委員御指摘のように、厚生年金保険料、事業主から非保険者分を含めて保険料全体を納付していただいておりまして、年金給付を行うために保険料を確実に納付していただくことは、これは極めて重要であります。他方で、こうしたコロナ収束後のまだ経営が十分に回復していないような事業者というケースについては、丁寧に対応する必要性があるということは、私も問題意識として確実に持っております。保険料の納付が困難となった場合について、一般論でございますけれども、直ちに財産の差し押さえを行うのではなくて、まずは事業主に電話や文書で連絡を取って、事業所の経営状態や将来の見通しなどを丁寧に伺いながら、猶予による分割納付の仕組みを活用するなど、事業所の状況に応じた丁寧な対応を行うよう、厚生労働省としては、日本年金機構に対して指導はしております。また、昨年10月以降、毎月の納付額が均等でない、変動型の納付計画を承認することが可能であるといったことについては、日本年金機構において、年金事業所に対して周知もしております。年金事業所において、こうした事業所の状況に即して丁寧に対応するよう、厚生労働省としても、この指示は徹底して取り組んでいくようにしていきたいというふうに思います。
19:08
ありがとうございます。寒価の猶予を打ち切るということは、すなわち差し抑えてそれを現金化するということであって、これ中小企業にとってはもう倒産に直面ということになりますから、しっかりとお願いをしたいというふうに思います。次の質問であります。私、これ何度もこれまで国会の中でやってきた件ですけれども、我が国の安全保障に係る施設、土地等をいかに守っていくかという重要なことであります。外国人が我が国の重要な施設の周辺を買ったりするということに対して、国民もこれは相当な不安感を覚えているということであります。外国人、外国資本が、私はそもそも我が国の重要な施設、例えば自衛隊、海保、発電所、港湾、こういったところの周辺の土地、あるいは実は詳細は言いませんけれども内部の土地もあるんですけれども、そうしたところを買っていくということは、これそもそも私、あってはいけないことだというふうに思うんですね。歯止め策を講じるべきだと私、主張してきたんですけれども、1年前にも本委員会でこの件は総理にもお聞きをしました。現在政府は何をやっているかというと、重要土地調査規制法で規制区域を指定して調査をしております。1年前、すなわち 法が施行されて2年目の段階で私が聞いたときは、規制区域の指定はわずか58カ所でした。しかし、先ほど申し上げたような重要な施設の周辺というのは約600あるわけで、これ一体いつになったら全部指定を終わるんだと、2回3回4回5回6回7回8回、いつまでやるんだということを私はお聞きをしたんです。そのときに高市安保担当大臣からは、できる限りは速やかな対応をするというこうした答弁がありました。聞いた回、答えてもらった回がありまして、その後、昨年6月9月12月と4回指定がされて、結果として583カ所が規制区域に指定になりました。ということは約600カ所のうち、これで一旦終了ということだと認識をしています。さて、ここから先です。調査はやるけれども、調査のための調査ではしょうがないわけですね。誰が所有しているのか、利用実績はどうなっているのか、こういうことを考えなければいけないわけでありますけれども、実際に私は今から11年前ですけれども、もう11年前になるんですよ。長崎県、つしま市に行って海上自衛隊の周りの土地を調べてきました。実際この面で見てきました。3方が外国資本によって買われています。残り1方はどこかと言ったら海ですよ。ということはもう全部外国資本に海上自 衛隊の土地の周りが買われちゃっているというこの現実なんですね。そういう意味では、調査した結果として、やはり土地の売買規制ということも私は我が国としてやっていかなければいけない。そう思いませんか。それを考えたときに、WTOのガッツ協定があるからどうだこうだというのが外務省の答えになるんですけれども、それはもう面倒だから聞きません。この中にも安全保障上に係る土地については決してそうではないという例外規定もあるわけだし、何よりも重要なのは国内と国外とこれを同じ条件にして規制さえすれば問題がないわけです。内外無差別にすれば問題がないわけです。そういう意味ではですね、土地の規制、売買の規制、このことについて私はやはり調査の結果を踏まえて対応していくべきだと思います。総理は昨年これを私がお聞きしたとき、利用状況や安全保障をめぐる内外の情勢等を見極めた上で、さらなる政策対応のあり方についても考えるというふうにおっしゃっていただきました。ぜひこの件、引き続き調査結果を踏まえて対応していただきたいというふうに考えますが、総理の答弁をお願いしたいと思います。
22:55
土地取得の規制については、重要土地等調査法案、この法案を作成するために有識者会議というのを立ち上げて議論を行いました。その有識者会議の提言において、この不適切な土地利用が行われていない段階で、予防的に土地取得を規制するための基準や要件を明確に定めておくことは現実問題として困難であり、当面は土地の取得に関する事前届出を受けた追加的調査等による対応を優先しつつ、さらなる法規制のあり方について、引き続き政府として慎重に検討していくべき、このように提言の中に記されているところですが、その中で、委員がまず御指摘になられたように、この重要土地等調査法について、区域指定の作業、これを進めてきました。そして、間もなく指定が完了する見通しとなっている、委員の御指摘のとおりであります。まずは、この本法に基づき対象となる区域内の土地等の所有利用状況の実態把握、着実に進めているところでありますが、その上で、委員の御指摘でありますが、この土地取得そのものの規制を求める、こうした行為がある、これは政府としても十分承知をしております。よって、本法の附則第二条2は、法の施行後5年を経過した時点で見直し規定、これ置かれているところであります。この今後の法執行の状況や安全保障をめぐる内外の情勢などを見極めて上で、こうした見直し規定等も念頭に、さらなる政策対応の在り方、これ検討を進めたいと考えております。長田君。はい、検討を進めたいと言っていただきました。まさに今年がその見直しの中間年にあたりますので、そういうの答弁、確かに受け止めさせていただきたいと思います。さて最後ですけれども、119番の適正利用についてお伺いをしたいと思います。NHKでエマージェンシーコールという番組がありますけど、私これよく見ます。私自身は救急車で搬送されたことはありませんけれども、救急車を出動させる立場に立ったが、その経験はあります。さて救急車は救える命を救わなければいけないんですけれども、残念ながら救える命が救えていないという現状があります。本当です。というのは、血が止まらない大変だと言ってみたら、行ってみたら深爪だったとかですね、あるいはですね、もう呼吸が乱れて大変だと言ってみたらですね、風邪でですね、タクシー的な利用を考えていた人だと。こういう事態が発生して、結果として脳梗塞だとか心臓発作だとか、本当に命がかかっている人たちのところにですね、救急車が後手に回ってしまう結 果、データには現れていないけれども、それで命を落としている人は確実にいます。私はですね、横浜市長時代ですけれども、救急車のその適正利用に対していろんな議論をしました。そのときに1つは有料化ということの議論も避けるべきではないと考えてやりましたけれども、しかしこれは消防庁が駄目だということでありました。結果、当時の横浜市は、これはコールトリアージというですね、119番の指令センターに通報を受けたその段階で重篤な人、本当に命かかっているという人には手厚く行く。通常は1台3人ですけれども、これを5人体制で行く。まず救急車が出払っていたら消防隊が行って、これは市の資格の救命活動士としての資格を持っている人たちが全員ですね、まず真っ先に駆けつけていくということをやって、現実に救急車よりも3分早くたどり着いて、そして先に手当てをする、報告できるようにする。そして救急車が来るとこういう順番になっているんですね。しかし軽傷で命もかかっていない、搬送も重くないという方にとってはですね、2人体制で行くというような、計帳をつけた形でですね、コールトリアージをやって、今全国の自治体にこれは約400消防本部に広がっております。松坂市はですね、これ三重県の松坂市ですね、6月から有料化という報道が流れました。一つ は有料化ではなくてですね、これは仮に搬送して病院に行ったけれども入院か両が必要とない、必要ではない軽傷者という場合は、国が設けた先手医療費、先手療養費、これをですね、取るという形に医師の判断で行うということで、これは7700円ということであります。この松坂市の意味は2つあって、一つは救急車の軽々しい利用を避けてもらう。もう一つはですね、やはり救急現場においてですね、張り詰めた人たちがもう疲弊しているわけです。人手不足でもあるわけです。そしてですね、モチベーションも下がるわけです。こういう事態に対して対応するためにやっていくという方針なわけですけれども、救急車の適正利用、これ119番ですね、消防庁はとにかくコールが来たら3人で出ろという確実的な対応に対して地方はいろんな工夫をしているわけです。ぜひ消防庁ですね、もう少し柔軟な取組をしないと、これパンクしますよ。現実パンクしているということに対して、これから先考えて検討を進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
28:35
委員がおっしゃるとおり、今、救急は出動件数、搬送人員も大変増えている状況の中で、令和4年中の救急搬送人員のうち入院の必要がなかった軽症者の割合は約47%でありまして、この中には結果として救急搬送の必要性が引っかかった事案も含まれている可能性があるというふうに承知をしております。救急につきましては、いわば救急を求める側と大鶴側がいる中で、大鶴側の対応としては、定員搬送のうち緊急性が低い者における民間の患者等、搬送事業者の活用や救急逼迫状況の効果的な広報の横展開など、緊急性に応じた必要な対応ができるように進めておりますし、また、マイナンバーカードを活用した救急の業であるとか、医療機関の情報を共有するなど、DXも進めているところでございますが、今申しましたように、消防庁としては、大鶴側、求める側の双方に配慮したものとして、不要不急の119番通報を控えて、救急時の者の適時適切な利用を推進するため、救急安心センター事業#7179の全国展開を進めており、これにもまた皆さんのご理解、ご協力をお願いしたいと思っているところでございますが、今、委員からお話がありましたように、委員におかれては、市長として条例を定め、救急隊の編成基準の特例適用の拡大による救急隊編成弾力化事業救急改革の特区の認定を受けて進められたと承知をしております。今申し上げたDXも含め、地方におかれて様々工夫はされているとお聞きをしております。その声をお聞きをし、また地方の工夫については、この実施の状況やその効果や課題をお話を伺っていって、有効な改革については、またしっかりと検討してまいるようにしてまいりたいと思っております。時間が過ぎました。以上で中田博士君の質疑は終了いたしました。
31:08
はい。ありがとうございます。自由民主党三重県選出の山本幸子です。この機会をいただきましては皆様に心より恩礼を申し上げます。今日は地方が抱える課題について伺います。まず水道事業についてです。自治体の独立再産性ですけれども、事業基盤が弱いところも多くて、自治体に聞きますと水道事業をこのまま継続して、なおかつ耐震化も進めていけるかどうか大変不安だというのが正直申し上げて本音であります。全国の耐震化率は4割程度、そして毎年の管路更新率も1%を切っています。そのような中で、4月から厚労省から国交省に業務移管がされます。まずは今までと何が変わるのか、そして政策の継続性はあるのか、また自治体への業務への影響も伺います。例えば厚労省と国交省では公共工事の積算基準とか、また国の補助率も違うわけでありますけれども、大臣に伺います。
32:15
上水道、下水道、水道行政におきましては、現在、老朽化の問題から災害への対応、それから人口減少による、先ほど委員おっしゃいました経営環境の悪化、そして担い手不足など大きな課題を抱えております。この4月1日から上水道が国土交通省に厚生労働省から移管されます。今後は広域化や官民連携、技術開発など事業の効率化、基盤強化に資する取組を、これまで国土交通省下水道は担当してまいりました。上下水道一体で推進していく、そういう体制になったわけでございます。下水道をはじめ、さまざまなインフラの整備、管理の知見や地方整備局などの現場力も活用可能となります。ここが変わる点ということでございます。そして、この度の農土半島地震におきましても、水道と下水道の復旧工程を共有することで効率的な進捗を図っており、また水道の災害復旧事業に対する補助率が、下水道と同様の水準までかさ上げされることになります。上下水道一体となった速やかな復旧を支えているところでございます。今後は、国の補助金申請等の窓口が国交省・地方整備局に統一されますので、自治体からは非常に問い合わせしやすいなどの事務的な効率化が図られるところかと思います。先ほど申し上げました補助率のかさ上げと一体となりまして、こういう点を十分生かしつつ、より充実した上下水道行政の実現に向けて頑張っていきたいと決意しております。
33:56
今、地方整備局のお話がありました、今も震災の復旧にあたられていただいておりますテクフォースの皆様には心より御礼を申し上げます。また、小さな役所は水道家が1人しかいないとか、技術系の人がそもそもいなくて、文系の人を採用して技術を教え込むとか、水道工事の業者も実は大変減っています。これはやはりなかなか水道工事が儲からないと言うとおかしいですけれども、大変厳しい状況だったので、どんどん業者も減っているというのが地方の現状であります。ぜひ、地政局の皆様にはサポートをお願いいたします。そして、人口減少で給水減価は非常に高騰しています。ただ、一方で水道料金の値上げも、地方は高齢者も多いわけでして、簡単に値上げはできません。人口減少の中、どうやって水道事業を維持していくのか、これは社会保障制度同様、これからの日本が直面する大きな課題だと私は思っています。水道事業の独立再産性と、そして今度公共事業としての国の責任、この暮らしの重要なインフラである水道事業の今後の在り方について、総理のお考えを伺います。
35:17
今回のノート半島地震では、上下水道に甚大な被害が発生いたしました。そして、復旧の時間を要しています。そして、それに対して、この上下水道の施設や管路の耐震化対策、そして上下水道一体となった災害復旧、こういった点が国民生活にとっていかに重要な課題であるか、こうした点が明らかになりました。政府としては、今、国土交通大臣から答弁させていただきましたように、4月より水道 事業を厚生労働省から国土交通省に移管するわけですが、今、御審議いただいている来年度予算案に、上下水道一体での効率化、基盤強化に資する補助制度の創設、こうしたことも盛り込んでいるところです。政府としては、公共インフラを所管する国土交通省の組織力、現場力も生かし、災害に強く持続可能な上下水道事業を実現してまいります。その際に、委員御指摘のとおり、人口減少が見込まれる中、上下水道一体として広域化、官民連携、DXの導入など、事業の効率化、高度化、これを積極的に推進し、経営基盤を一層強化していくことに努めなければならないと考えております。
37:02
三重県では、システムの共同化であったり、物品の共同購入をして、コスト削減を努めています。一方、現場の行為としては、汎用性のある全国共通のシステムがあって、若干地域によってカスタマイズできるような、そういった使い勝手の良いシステムがあればいいのではないかなという意見が出ました。今まで厚労省でも、情報活用システムの共通化を進めていただいていると伺っておりますので 、引き続き人手不足、そして経験不足をカバーする事業効率化にも、国交省でも期待をいたします。また、事業統合などは、間に入る県の役割が大きくなります。国とぜひ課題共有に努めて前進できるようにお願いを申し上げます。先ほど、補助率は国交省に帰還してもあまり変わらないということを伺いましたし、ただ一方で、今、総理からも様々な支援、財政支援も必要と引き続きしますということを伺いました。大震災更新には、国からの財政支援についても引き続き、地方の大きな大きな要請があります。水道だけではありません。私の地元の三重県は、南海トラフ地震のリスクが大変大きくて、北部はゼロメートル地帯を抱えています。液状化の可能性があります。南部では、津波や土砂災害、この危険が非常に高いわけであります。防災減災対策の継続は、特に地方の声をしっかり踏まえていただいて、引き続き推進していただきたいと思いますが、改めて、総理の決意を伺います。
38:45
今般の野東半島地震の被災地において、復旧復興に政府を挙げて、今、全力で取り組んでいるところですが、同時に、今般の被災地以外も含め、委員の地元で、人体の被害が想定される、この南海トラフ巨大地震をはじめとした、この自然災害への対応、これに万全を期し、被害の発生を最小限に抑えるよう、さらなる防災減災国土強靭化に取り組む必要があると考えています。昨年の通常国会で成立した、海水国土強靭化基本法により、令和7年度までの5カ年加速化対策後も、切れ目なく、継続的、安定的に取り組みを進めていく法的枠組みが創設されたところでありますので、今般の地震の経験や、委員御指摘の地域の声、こうしたものをしっかり踏まえながら、ハードソフト両面にわたり、必要な事業を着実に進められるよう、万全を期してまいりたいと考えております。
40:01
ありがとうございます。先週、民意見議会では、国土強靭化の継続を求める意見書を可決したばかりであります。また、令和2年、私はそのとき、県議会議員であったわけなんですけれども、当時は、3カ年緊急対策が切れるということで、また議会でも意見書を提出しました。私、そのときの草案を書いた1人なんですけれども、絶対この文書は入れてほしいといった一文があります。それは、大都市部の過度な疫学集中からの脱却、これをやはり地方出身の議員としては、何かあっても取り残されるような地域を絶対作らない、これが政治の責任だと思っておりますので、また引き続きお願いを申し上げる次第であります。さて、次は、太陽光パネルのリサイクルについて伺います。現在、太陽光パネルは廃棄物処理法に基づきまして、産業廃棄物として開出されて、15センチ角に切断して管理型処分場に埋め立てられています。リサイクル義務はありません。循環型社会形成推進基本法では、この廃棄物処理の方法としては、リデュース、これは発生抑制、リユース、リサイクル、埋め立て等優先順位が規定されています。これは太陽光パネルも例外ではないわけであります。2030年代後半に大量廃棄が発生するということを言われておりますけれども、この廃棄、そして処分についてルールを、法制化というものが必要ではないかと思っております。太陽光発電に関する条例、これは設置反対というわけではありませんけれども、適切な設置、適切な運営を求める条例が、日本の中でも272の自治体が条例を既に定めています。そして昨年の法改正でも事業規律が強化されまして、不適切案件に対しては厳しい措置を取ることができるようになりました。再エネ政策の中で、廃棄のルール、また放置リスクの法的担保が、これは必要だと考えておりますけれども、エネルギー政策を所管されている経産省大臣にまずは見解を伺います。
42:34
再エネの導入拡大は地域との共生、これは大前提であります。再エネ設備の設置に関する条例を策定する自治体も、御指摘のように増加する中で、経済産業省では昨年、再エネ特措法を改正し、地域の方々への事業内容の事前周知を認定要件化をするなど、事業規律の強化に取り組んでいます。委員御指摘の、太陽光発電設備の適切な廃棄につきましても、近年事業終了後に放置がなされることを懸念する声もある中で、地域共生における重要な課題の一つと認識をしておりまして、まずは事業者の責任で行われるということが原則ではありますが、これが適切に実施されるよう、再エネ特措法に基づきまして、事業者に対し、太陽光発電設備の解体撤去や、廃棄費用の積立て、これを求めています。加えて、2030年代後半には太陽光パネルの大量廃棄が見込まれる中、昨年4月から環境省と共同で検討会を開催しております。検討の結果として、まず太陽光パネルの廃棄に向けた引渡しを円滑に実施する観点から、含有物資情報が確認された太陽光パネルの使用を、4月から求めるということと、同時に積立て義務の対象でない設備への対応も含めまして、確実な引渡し、引取りがなされ、適切な廃棄、リサイクルが行われる制度の在り方について、1月に課題整理を行わせていただきました。引き続き、環境省と連携しつつ、制度的な検討を含めて、必要な対応を行ってまいりたいと考えています。
44:20
地方に行きますと、大通り沿いはそんなに分からないんですけれども、ちょっと通りを一歩入って、山を分けると、やっぱりちょっと廃棄されたものとか、放置されているものとかが、今でも見受けられますので、ぜひ、そういったところの、やっぱり、規律を強化していただきますような願いを申し上げます。さて、EU諸国では、10年ほど前に、太陽光パネルを含む廃棄電子機器のリサイクル法が改正されました。これは輸入業者、販売業者を含む生産者が、回収と廃棄の義務を法的に負っており、リサイクルの目標値も設定をしています。日本でも、家電や自動車については、製造事業者がリサイクルの義務を明確に、法的にも負っているわけであります。多くの人が、こういった使えるリサイクル費用、やはり安くないといけないですから、安定的なものにするためにも、太陽光パネルについては、高度なリサイクル技術の開発を支援して、そして、例えばリサイクルの義務化、または法制化、こういったことの検討もあっていいのではないかなと思います。政府の見解を伺います。また、このパネルの問題は、世界共通の課題でもあります。日本が、世界の、ぜひ、ルール明快になるぐ らいの、機会と取り組みがあってもいいのではないかなと思いますけれども、環境大臣に伺います。
45:48
重要なご指摘をいただきました。環境省としても、使用済み太陽光パネルの、今後の排出量の増加に向けた対応として、リサイクル等を促進する新たな仕組みの構築が必要と考えております。委員御指摘の法制化も、今後構築される新たな仕組みとして、いい選択肢の一つと考えております。先ほど、経産大臣から御答弁ありましたけれども、現在、経産省と共同で開催している有識者検討会の中間取りまとめ、これを踏まえて、具体的にどのような仕組みが望ましいのか、検討を進めているところでございます。引き続き、太陽光パネルリサイクルに積極的に環境省としても取り組んでまいりたいと、そのように伺います。まずは、多様なエネルギー供給源の確保は、日本としても本当に必要であります。ただ、しわ寄せが地方に行くこと のないようにしなければいけませんし、この廃棄やリサイクルルールの明文化は、地方の要請でもあります。これからも、更なる検討、そして法整備、ぜひお願いを申し上げる次第であります。次に、水産業の振興について伺います。今、海の環境はずいぶん変わってきています。うちの地元の三重県でも水産業は盛んなところではあるんですけれども、やはり海の環境は変わってきて、非常に漁獲高も減少しています。それでも、状況を良くしようと思いまして、伊勢湾では、県が栄養塩類の規制から管理へと舵を大きく切りまして、そして、きれいで豊かな海の再生を目指しています。また、今年は三重県内で3団体がブルーカーボン認定を獲得しました。海業振興モデル地区にも選ばれました。そしてもちろん、きょうの漁獲を涙を飲んで制限をして資源管理も行っています。このように、いろんな取組を進めながら、しかし同時に、本体の水産業の経営基盤の強化も不可欠です。資源管理や漁業環境に資する取組をする漁業者には、有料漁業者認定を与 えたり、あるいは、インセンティブを付したりして、法人も含めて個々の体力と、そして共同体としての漁場の力を高めていくことが、必要です。また、若者が参入しやすいように、雇用の受け皿としての、そういった基礎力も必要になってきます。そのための漁業経営の基盤強化について、政府の考えを大臣に伺います。
48:35
今、委員の質問の中で、とりわけ若者がどれだけ漁業に参入してくるのか、就業してくるのかというのは、大きな課題であるというふうに思います。そういう中で、とりわけ、やはり漁業が魅力的な産業であるということを、しっかりとアピールしていかなければいけないと思っております。そのためには、資源管理や生産前向上などに積極的に取り組んで、やはり水産業というのが収益性と、そして働きやすさと、その両方を持っているんだというようなことのお手本になるようにしていかなければなりません。農林水産省といたしましても、生産前向上、あるいは、労働環境の改善につながるような漁船や漁具の導入やIOTの活用、そして、今言っていただきました海業、これは宿泊や販売や、あるいは体験漁業や超合レストラン、いわゆる海の6次産業化といわゆるようなものでありますけれども、こういうものを大いに今後PRしていかなければいけないと思っております。そういう水産業を若者にとって魅力あるものにしていこうとされている漁業者の方々を、しっかりとこれからも予算面で、政策面で、後押しをしてまいりたいと思っております。
50:01
ありがとうございます。漁業を維持するということは、漁村コミュニティを存続させるということであり、それは日本の海岸線を、海と海を守ることになります。非常に水産予算は農業に比べたら少ないんですけれども、ぜひ、そういった地方創生の意味からも漁業についても、これからもオールジャパンで水産を盛り上げていきたいと思います。最後に、農業における消費者の役割、食料安全保障における消費者の役割について伺います。海生食料農村基本法では、事業者と消費者の役割が11条と14条に規定をされ、特に今回の改正では14条の消費者の期日が倍以上長くなりました。この両者の大きな意識変革が私は求められていると思います。条文にあるように、環境への配慮のほかにも、例えば、ずっと議論もされていましたけれども、適正な価格転換に対する理解、あるいは生産者へのリスペクト、職員路線の努力、こうしたものが必要とされるほかに、私もいろいろ、生産者の方とお話をすると、やはり毎日新鮮なものを商品棚に並べるという、特に大きな店舗による過度な納品圧力が、やはり生産者に対する大きなプレッシャーになっているんじゃないかな、それが結局生産者を卑下させているんじゃないかなと私は思います。安定的な食料供給の維持のために期待される事業者、消費者の役割というものは何なのか、教えていただければと思います。西東農林水産大臣、簡潔に御答弁をお願いします。今回の基本法の改正では、生産から加工、流通、そして商品に至るまで、食料システムとしての考え方を明記をいたしました。そういう中で、事業者の役割として、そのシステムの中でしっかりと職員ロスや合理的な価格形成をしていただきたい。それから、消費者の役割としては、やはり職員ロス、環境負荷低減、こういったものに対する食料を選択していただきたい。あるいは、持続的な食料供給のために必要となる合理的な価格に御理解をいただきたい、というようなことを期待しているところでございます。今後、事業者の役割、そして消費者の役割、あるいは交流の役割、そういったものの理解を深めながら、食料システムとしての農業というものを確立させてまいりたいと思っております。時間が参りました。山本幸子さんの質疑は終了いたしました。ありがとうございます。
53:20
次に、牧山博恵さんの質疑を行います。牧山博恵さん。
53:29
立憲民主社民の牧山博恵です。本日は、総理と直接議論ができるということですので、以前から力を入れてきた、取り組んできた社会課題、すなわち派遣規制ですとか、ビジネスと人権、ヤングケアラー、介護、看護人材の手数料問題、それから不登校の対策などについて取り上げさせていただく予定ですけれども、それに先立ち、事実がなかなか解明されないままここまで来てしまった政治と関連について、残念ながら触れ去るを得ません。さて、現在焦点となっている政治資金規正法は、国民の基本的権利であります政治活動の自由を尊重する観点から、国家権力の関与は必要最低限にしつつ、政治活動の資金の流れについては、収支報告書を通じて正確かつわかりやすく公表し、そして国民に判断していただくという基本的な考え方が根底にございます。主に与党自民党が引き起こしている今の事態は、この法の制度趣旨に反するものなんですね。自民党のナンバーワン、ナンバーツーである総理と茂木幹事長のお二人は、派閥パーティーとは別の裏金疑惑を抱えていらっしゃいます。まず総理の闇政治資金パーティー疑惑です。岸田首相の総理就任を祝う会を主催した任意団体が、収益の一部を岸田首相の関連政治団体に寄付していました。政治関係のパーティーを任意団体主催ということにすれば、政治資金パーティーとして法律で定められた義務を免れるという仕組みなんです ね。この仕組みにより問題ないと主張するためには、最低限パーティーを主催する任意団体が催しの運営自体も含めて、岸田事務所ないし、岸田後援会から独立性を持っていることが必要となるはずなんです。つまりダミーじゃいけないんですね。実態として他人が主催する分にはいいんですけれども、この任意団体の独立性、そして第三者性について、この週末の報道で、下中にいる後援会会長と岩岡井の代表を共に務める人物が、報道番組の取材に応じて、そして岸田首相が主張する事務の実際について、岩岡井は岸田事務所の秘書が取りまとめて仕切りをしたのは間違いないと証言されました。それに対して岸田総理は、不慣れと聞いて私の事務所がお手伝いしたと主張しているんですね。明らかに証言が食い違っています。岸田総理、後援会長の発言は事実ですか。後援会長とあろうお方が、岸田総理の言っていることと矛盾することを証言すると思えないんですけれども、それについてどう思われますか。
56:48
まず、御指摘の報道については承知しておりますが、その中でのこの発言、どういった認識に基づいての発言なのか、これについて私は申し上げる材料はありませんが、従来から申し上げておりますように、御指摘のこのパーティーについては、私の総理就任にあたって地元の政財会が模様をしていただいた会、任意団体として開催していた会であると説明をさせていただいております。その際に、口座の開設とフナレイター展望があるということで、私の事務所の人間がお手伝いをした、こういったことについては報告を受けております。少なくとも私の事務所が主体したものではないということを申し上げております。収入についても1,000万を超えるものではありませんし、そして開催にあたって、その収益等についてどう処理するか、こういった点についても、決まったものではなかった、こういった会であったと承知しておりますし、説明をさせていただいているところであります。
58:12
そうするとですね、総理は、 ご自分の後援会長は、総理と矛盾する嘘をついた、わざわざテレビに出てきて、嘘をついているとおっしゃるんですか。どっちかが嘘をついているんですよね。で、確認もしていない。この事実関係の相違も含めて、政治に対する不信感を払拭するためにも、この闇パーティ疑惑について調査することを約束していただけませんか、総理。簡単です。電話で、何でそんなこと言ったんですか。何で嘘つくんですかと言えばいいじゃないですか。でも言わなかった。おかしいじゃないですか。徹底的に調査して、いち早く教えてください。いかがですか。
58:56
はい。あの、えっと、具指摘のパーティについては、先ほど申し上げたとおりでありますが、発言のシーンについては、私の後援会長でありますので、連絡を取って確認をしたいと思います。
59:14
では、しっかり予算委員会に提出してください。委員長を測られたいと思いますが。
59:21
はい。合格理事会で協議させていただきます。牧山さん。
59:26
これではですね、自民党、岸田内閣に対する不信感は増すばかりだと思います。もう次から次へと出てきますよね。さて、茂木幹事長の資金付け替え疑惑についてお伺いします。2009年から22年の間で、茂木市の資金管理団体、茂木としみつ政策研究会から、政治団体、茂木としみつ後援会総連合会に、総額4億4590万円もの巨額の資金が移動していること。その結果、支出全体の94%超が、首都不明となっていることが明らかになっています。これは、その他の政治団体への資金の付け替えという、脱法行為による新たな裏金疑惑にしか見えないんですね。総理、ご自身が制任した茂木幹事長ですから、茂木幹事長のこの新たな裏金疑惑に対してどのように対処されるおつもりでしょうか。
1:00:35
まず、御指摘の国会議員関係政治団体の政治資金の移動をめぐっての御指摘ですが、この資金の移動は、これは法令に則って行われ、その後援会を含めて、資質は法律に則り適切に計上されているものであると認識をしています。そして一般論として申し上げれば、この各政治団体間における政治資金の移動は、それぞれの団体の活動の目的、実態に則して行われるものであります。御指摘の政治資金管理団体とか、後援会の中での資金の移動でありますが、政治資金管理団体は資金管理団体としての役割を果たす、後援会は地元において後援会活動を行う、そうした活動の目的に応じて資金が移動されるものであると認識をしています。ですから、そういった活動の目的とか実態に則して資金移動が行われた、結果的にその他の政治団体が国会議員関係政治団体からの寄付を受けた、このことをもっていきなり隠蔽とか使徒を隠すということを断ずる、このことはやや乱暴な議論であると考えております。いずれでしょう法律に従って行うこと、これは当然重要なことでありますし、御指摘のような点があるのであるならば、これは当事者が国民の信頼を確保する観点から丁寧に説明をする、このことが重要であると考えております。
1:02:24
総理、最初に私が申し上げました政治資金規正法というのは、政治活動の資金の流れについては、収支報告書を通じて正確かつわかりやすく公表し、国民に判断していただく、この基本的な考え方が根底にある。これはご承知ですか。もしこの精神がわかっていなかったら、今のような発言しないと思うんですよ。私は本当に、脱法行為だと思います。ただ政治の世界で、政治の責任を論じる際には、国民への説明責任を負っていますので、疑わしい状況をつくってしまった側が、これを疑いを晴らす責任を負うと私は考えるべきだと思います。表記しとケースでは、意図的な方の選脱を思わせる事実ばかりが出てくるんですね。この構造は、政治資金の使徒を明確に公開して、国民の監視、監督下に置く。先ほども何度も繰り返してますが、政治資金規正法の制度趣旨を選脱した脱法行為の疑いが非常に濃いと私は思います。辞書を引きますと、脱法行為とは 、強行規定に直接には抵触せずに、他の手段を使うことによって、その禁じている内容を実質的に達成しようとすることを言うとされているんですよ。もしこの、もてぎしの資金移動が、意図的な法目的の選脱であることが明らかになった場合、総理はどのように対処しますか。
1:04:11
先ほども冒頭申し上げましたが、まずこの法律に従って資金の移動が行われること、これは間違いなく重要なことであります。これを逸脱してはなりません。ただ今回ご指摘の点については、法律に基づいて資金移動が行われている。これは事実であると思います。その上で、委員ご指摘のような、この疑惑、疑念が生じるとしたならば、それについては政治の信頼という観点から説明をしなければならないと考えます。こうした説明責任をしっかり果たすこと、これは政治家として重要なことであると思います。私の責任ということでありますが、こういった事実について、この説明を行い、国民の疑念を晴らす、これが本人としてそれに努めることがまず重要であると考えます。
1:05:15
また丸投げですか。本当に全然責任を負わないんですね。モテキシの件で明らかになったように、その他団体への必要経費を送金すること自体は違法ではありませんけど、脱法ですよ。脱法行為です。しかしそれを、法規制を選択する目的で、誰もが手持ち資金全額を対象にやり始めれば、政治資金の収支を公開し、そして国民の監視監督化におこうとする法の目的は全く果たされないことになりますよ。これみんながやり始めたらどうなるんですか。もうめっちゃくちゃになっちゃいますよ。モテキ、監事長やっていることはお手本ですか。岸田総理の闇パーティ疑惑もそうです。今回の岩岡委員のケースは、事実関係の不徹底があり、調査によっては違法となる可能性も十分ありますが、本質はそこにないわけです。政治家事務所や政治家の後援会事務所とは別個の実質を持つ団体が個人あるいは個人が確保すれば、政治資金パーティーとしての縛りなしに、全く公開も報告もなしに、いくらでも政治パーティーを開くことができてしまうわけですね。意図的にそのようなことをしていた場合には、ほぼ完璧な法の選択が成立してしまうわけです。歯止めがなければ、その場合政治関係のほぼ全てのパーティーが政治資金規正法に基づかずに闇パーティーとして行われてもおかしくないことになります。総理、それでよいとお考えでしょうか。衆議院で米山議員が同じ趣旨での質問に正面から答弁されましたけれども、今度はしっかり正面からお答えください。模範的な回答をお願いします。
1:07:13
すみません、今、質問の趣旨が十分把握できなかったのですが、要は、こうした政治資金をめぐるこのパーティー等について、この法律に従って行う。これは当然のことでありますが、それをしっかり行うということを、私自身重要だと思っているか。そういう趣旨でしょうか。そうであるならば当然のことであると考えております。
1:07:48
また逃げてますね、本当に。総理と本議士の疑惑は、一つの問題意識を私たちに突きつけています。明らかに違法とまでは断言できないけれども、故意に法を選脱する、脱法行為と言える事態に対しては、政治はどのように対処すべきかと聞いているのです。私、明確に聞いていますよ。我が国の法治策上のトップに立つ総理大臣として、与党自民党の総裁として、今度は一般論としての御所見をお示しください。私は明確に質問しています。
1:08:29
御指摘の件について、これは法律に従って行われているものではありますが、それは脱法行為に当たるのではないかという御指摘であります。それについて説明するのは、まさにこの実態を最もよく知る当事者であると考え、先ほど来答弁をさせていただいております。脱法行為であるかどうか、先ほども少し触れましたが、後援会、あるいは政治資金管理団体での資金の移動、これが実態を伴わないものなのかどうか、実態を伴っているものなのかどうか、これをしっかりと説明することが、脱法行為という指摘を受けたことに対して、この答えになるんだと思います。それをしっかりと説明することが、疑念に対する答えであると考えます。
1:09:30
自民党のナンバーワンもナンバーツーも同じようなことをしているので、お互いに責任を持たない。違法性がなければ何でもやってもいいみたいな、そういうふうに聞こえるんですけど。さて、1月22日に開かれた政府と経済界、労働界の3社による成労死会議で、岸田総理大臣は去年を奪われる賃上げの実現に向けて協力を要請しました。また、中小企業の賃上げも不可欠だとして、人件費の価格転嫁対策に全力で取り組む考えを強調しました。その後も総理は賃上げ要請を訴え続けています。成労死会議で岸田総理は、所得層と成長の好循環による新たな経済へ移行するチャンスをつかみ取るためには、物価上昇を上回る構造的な賃上げを実現しなければならないと述べております。総理が言われる所得層と成長の好循環とは、賃上げにより家計に余裕ができ、そして消費が増え、その結果経済も成長する、それが回り回ってさらなる賃上げにつながるという趣旨でよろしいでしょうか。
1:10:55
基本的に委員御指摘の考え方と私の考え方は一致すると思います。まずは、賃上げを強く訴えているわけですが、賃上げが消費の拡大につながり、そのことが緩やかな物価上昇につながる、価格転嫁等が実現できる、こうした経済につながっていく。そしてそのことがこの企業にとって収益を通じて次の賃上げ、そして次の投資につながっていく。そしてその賃上げがまたさらに次の循環を生み出していく。こうした循環を実現することが重要であると申し上げています。そしてなおかつ構造的な賃上げと申し上げているのは、これが持続することが重要であるという意味であります。そしてそのために今年は正念場であり、ぜひこの循環を来年に向けてつなげていきたい、こういった思いを申し上げている次第であります。
1:12:03
岸田総理は、前回の衆議院選挙で経済政策として、成長と分配の好循環を掲げていました。その上で、分配なくして成長なしと分配強化を掲げる、我が立憲民主党などの経済政策を批判していたんですね。ここでいう分配とは、主に賃上げを指します。好循環の出発点が所得増、すなわち賃上げになり変わっていることと、もともとは出発点に置かれていた成長が賃上げの結果になっている点、これが総理の過去の発言と違うんですね。これはおそまきながら、我が党の経済政策に御賛同いただいたという認識でよろしいでしょうか。
1:12:50
分配は、賃上げ、さらに言うと、過所分所得、これを底上げすることが重要だということを申し上げてきました。そして循環と申し上げてきたわけでありますから、これどっちが先で、どっちが後でというのではなくして、これがずっと循環し続いていくことが重要である。成長と分配の後循環という言葉には、そういった意味を込めてきました。そして現実において、その後循環を実現するために、どこから手をつけるのかということで、賃上げを強調してきている、こういった次第であります。委員のおっしゃるような、御党の考え方と私の考え方、どっちが正しかったかということでありますが、これは今言ったような意味で、私はこの言葉を使っておりますので、結果的には重なる部分も多いのではないか、このように考えます。
1:13:55
経緯はどうであれ、結果的に御賛同いただいたということは、結果的に正しい政策が行われ、そして国民の暮らしが豊かになれば、本望ですので結構です。ここで一つ重要な点があります。自民党政権は、賃上げ、所得増が経済成長の要因であることを認められました。逆に言うと、所得の減少、賃金の引き下げが経済衰退、不景気の要因ということです。まさにそのとおりで、我が国のみ世界の経済成長から取り残された、失われた30年の最大要因はまさにここにあるわけです。では、この低賃金構造はどこから生まれたのか。それは、賃金、すなわち企業の労務コストを抑制しやすいように、派遣に象徴される非正規雇用を全産業に拡大させる規制緩和を自民党政権が行ったことが、これがその大きな原因の一つになっています。非正規就業者は、規制緩和前に比べると大幅に増加していることはご承知のとおりです。総理、非正規労働者の賃金水準が正規労働者よりは低い水準であること、そして30年前と比べると、非正規労働者の就業者全体における比率が大幅に上昇していることをお認めになられますか。総理。詳しいのは、厚生労働大臣だと思います。
1:15:33
我が国経済は、このバブルの崩壊以降、長引くデフレなどを背景に、他国と比べて低い経済成長が確かに続きました。この間、賃金や成長の源泉である投資を抑制せざるを得ず、結果として消費の停滞や経済の対応ともいえる物価の低迷、さらには成長の抑制をもたらしたものでありますから、賃金がその結果として伸び悩んだんだと、こういうふうに考えます。したがって、この労働者の派遣制度については、これまで労働者の保護を図りながら、多様な雇用機会を確保してきました。また、全雇用者に占める派遣労働者の割合は、2023年平均で、これはわずか2.6%であります。我が国の雇用者全体のこれまでの賃金の低さや、景気回復の遅れの原因を派遣労働に求めるのは、必ずしも適当ではないというふうに思います。厚生労働省としては、これは、統一賃金やキャリアアップの導入など、派遣労働者の待遇を向上させるための整備を、私どもは確実に進めます。
1:16:48
総理、今の質問、答えられないんですか。
1:16:58
今、厚労大臣からもお答えしたように、賃金が伸びなかった。この原因は、このデフレの悪循環のもとで、賃金が伸びないことによって、消費や投資も伸びない。そして結果として、その企業も、さらに賃金を抑えなければならない。こうした、このデフレの、その好循環ではなくして、悪循環。これが続いてきてしまったことが、長年にわたって、我が国の賃金の上昇を妨げてきた。この大きな流れが原因であるということを、今、厚労大臣から説明をさせていただきました。そして派遣制度の規制を緩和したこと、こういったことが賃金の上昇を妨げたという点。これ、妨げた、この賃金の引上げを妨げた部分も、これ、ご指摘のようにあるのかもしれませんが、この派遣労働者の割合が、平均で2.6%であるということを考えますと、全体の中でのその影響というのは、必ずしも、賃金が上がらないということの原因を求めるということには適さないのではないか。このように、今、厚労大臣から答弁をさせていただきました。もちろん、この、同一労働、同一賃金ですとか、キャリアアップ措置の導入など、この派遣労働者の待遇改善に向けては、努力をしなければならない。こういった強い認識を持っているところであります。ですから、委員の質問は、賃上げ全体の原因はどこにあるのか。委員は、派遣労働の規制緩和を行ったことに、その原因があるのではないかというご質問でありますが、それに対して、厚労大臣や私は、このデフレのこの悪循環、これが全体の賃上げを抑えてきたことが、最も大きな要因であると、答弁をさせていただいているところであります。
1:19:13
私は、総理の認識間違っていると思います。日本の根本的な問題を分かっ ていないと思うんですね。向き合おうとしない、本当に冷たい政治だと思います。ここまで私は、るる述べてまいりましたように、望まぬ非正規の拡大が、日本の経済の衰退を生んできたのは事実です。政府自民党は、非正規の急拡大を生んだ過去の規制緩和が、経済に与えた悪影響を真摯に検証して、そして、規制緩和、万能主義の採石を、私はやっぱり認めるべきだと思うんです。その上で、今でも弊害が大きな規制緩和やルール変更の見直しを検討するべきだと思います。11月の予算委員会で私は、派遣をはじめとする非正規の拡大が、社会に与えた影響を理由に、非正規就業を抑制するための入口規制を主張いたしました。今回は、非正規の拡大が経済に与えた過去及び現在の悪影響、そして未来にわたり継続する悪影響を理由に、再度提案させていただきます。すなわち、そもそも非正規雇用については、臨時的、一時的なものであるべきことを明確化して、そして労働者が非正規雇用を真摯に希望しない限りは、不本意な非正規雇用自体の新規発生を抑制する、そして入口規制の導入を行う必要があると私は考えますが、総理の見解をお願いします。
1:20:51
合理的な理由がない、この有期労働契約の締結を禁止することについては、厚労市の3者で丁寧に議論を行った結果、現行の無期転換ルールが定められており、引き続きこうしたルールが適切に有用されるよう取り組んでいくことは重要であると考えます。また、正社員への転換を希望する非正規雇用労働者について、正社員への転換に取り組む事業主への支援ですとか、在職中の非正規雇用労働者に対するリスクリーニングの支援ですとか、ハローワークにおける担当者性によるきめ細やかな就職支援などによって、正社員への転換を促していく、これも重要な取り組みであると考えます。そしてさらに、この同一労働同一賃金の重視の徹底によって、雇用形態にかかわらない公正な待遇を確保していく、こうした取り組みも併せて進めていきたいと考えています。
1:22:03
やはりこの経済の衰退の根幹は何なのか、原因は何なのかということに正面に向き合っていただきたいんですね。暮らしを守るために非正規の拡大を抑止する必要性について、ぜひ政府与党でもご認識を深めていただくことを希望します。さて、2011年国連人権理事会において、企業が人権を尊重する必要性や、そして責任を明記したビジネスと人権に関する指導原則が前回一致で承認されました。これ以降、ビジネスと人権の概念は広く知られていくようになり、日本でも取り組みが進んでおります。岸田首相は、このビジネスと人権の重要性や、政府による取り組みの必要性についてどうお考えでしょうか。
1:22:58
企業活動が人権に与える影響について、国際的な関心が高まっている中、人権を尊重する企業の責任を求める声、これが高まっていると考えます。そして、2020年10月、政府はビジネスと人権に関する行動計画、これを策定いたしました。この行動計画では、企業に対して人権デューデリジェンスの導入促進、これを期待する旨を表明しており、企業の意識の啓発、喚起、こうしたものを引き出すべく取り組みを行ってきています。また、2022年9月、政府としては、業種横断的な責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン、これを策定いたしました。この普及にも取り組んでまいります。政府一丸となって、ビジネスにおける人権尊重、こうした取り組みを重視して進めていきたいと考えています。
1:24:08
ありがとうございます。国連人権理事会のビジネスと人権作業部会が、日本に対し、このように言っています。私たちは、政府に対し、出身国政府との連携で、仲介手数料を廃止したり、申請制度を簡素化したり、実習生の転職に柔軟性を認めたり、日本の法律により要求される同一労働同一賃金の執行を確保したり、といった形で、技能実習生に関し、明智的な人権保護規定を盛り込むことを期待します。こういった指摘がなされているんですね。今国会においては、技能実習生の見直しに関する議論が見込まれていますけれども、こうした国際的な指摘を踏まえた制度改正を検討していく必要について、総理に伺いたいと思います。
1:25:02
昨年7月から8月にかけて2週間、国連人権理事会のビジネスと人権作業部会の専門家の方々が来日しました。そしてその最終日に、本日調査におけるとりあえずの所見に関する御指摘のこのステートメント、これを発出したと承知をしています。そのステートメントの中で、幅広く様々な分野に関する所見が記載されていると承知しておりますが、それぞれの事項について関係省庁で内容を検討した上で適切に対応していくことが重要であると考えます。御指摘のこの法案等についても、こうしたステートメントを念頭にこの作業を進めていくことは重要であると考えます。
1:25:59
ありがとうございます。また同じ声明にはこういうふうに記載されています。作業部会は日本に専門のNHRI、国家人権機関がないことを深く憂慮しており、本格的な独立したこのNHRIを設置するよう強く促します。という記載があるんですね。立憲民主党も以前同じ趣旨の提案をしたんですけれども、その後政治の動きは止まったわけです。止まってしまったんですね。我が国における独立した人権救済機関の必要性について、総理大臣、ぜひお認識を伺いたいと思います。
1:26:45
人権救済制度のあり方については、これまで出された議論の状況も踏まえ、法務省において普段に検討している、このように承知をしています。政府においても国際的な要請、あるいは平成13年の人権擁護推進審議会の答申を受けて、新たな人権救済機関の設置等を目的として、平成14年、平成24年、それぞれ法案を提出しましたが、いずれも衆議院の解散によって廃案となっています。いずれにせよ、近年、いわゆる障害者差別解 消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消推進法などの個別法、こうした法律が制定されてきています。差別のない社会の実現のため、まずはこれらの法律に基づいて、きめ細かな人権救済を推進していきたいと考えております。
1:27:51
まずはと言わずに、並行して、本格的な独立したNHRIを設置するよう強く要望したいと思います。人権ということに関連しますと、自民党の杉田美男議員は、人権侵害の認定を受けた後も、差別的言動を何度も繰り返しているんですね。今後も継続した場合も、総理や自民党は、今までと同じように放置し続けるんでしょうか。
1:28:27
ご指摘の杉田議員の言動について、政府としてコメントすることは控えますが、一般論として申し上げれば、政治家は自らの発言の影響力を十分に自覚するとともに、自らの言動について説明責任を果たしていくことが重要です。そして、人権侵犯等の申告があった場合には、法務局等において必要な調査が行われるものになると承知をしております。
1:29:02
やっぱり放置し続けるんですね。我が国の現在の人権擁護システムは、核心反的に差別的言動を繰り返す杉田議員のようなケースには、差別を止める実効性が乏しいわけです。杉田議員が所属する自民党が何もしないと与党ということもあり、政治的には打つ手が限られる現状から、やはり人権救済を目的とした裁判所とは別の独立した国内人権機関がやはり必要なのではないかと思います。最後に、ヤングケアラーについてですけれども、ヤングケアラーとは家族の介護そのほかの日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども、若者もいます。最も抜本的な解決方法は、子どもたちの介護の負担を減らすないし、なくすことではないかと思いますが、大臣、御認識はいかがでしょうか。
1:30:03
お答えを申し上げます。ヤングケアラーへの支援についての御質問でございます。御認識として、そもそも抜本的に負担を軽減する家事ですとか育児、さらに介護に要しているヤングケアラーの子どもたちの負担を軽減することが、抜本的な支援になるという御指摘だと思い、私もその認識は共有させていただいております。今国会においては、提案中の法案によっては、自治体間の取組各社の是正につなげていくこととしております。併せて、子ども家庭支援センター4月から本格的に動きますが、ヤングケアラーをここで把握をした上で、サポートプランを作成し、外部支援の導入を図ること等により、ケアを担う子どもの時間の確保を進めていかなければなりません。外部支援の一つとしては、ヤングケアラー等の家庭を訪問して、家事や育児等の支援を行う子育て世帯訪問支援事業、これを令和4年に創設をしたところでありますが、来年度からの法施行以降、市町村において本事業を活用し、ヤングケアラーの家事や育児の負担軽減、これがしっかりと行われるよう、国としても必要な予算を計上してございます。引き続き、ヤングケアラーが担っているケアの軽減に取り組んでまいります。時間が過ぎました。以上で牧山博也さんの質疑は終了いたします。
1:32:06
立憲民主社民の勝部賢治でございます。はじめに、自民党派閥の裏金事件について伺います。この問題が発覚して4ヶ月が経とうとしています。先週までには、週3で成立審議が行われました。総理は、説明責任が果たされたとお考えですか。
1:32:35
問題の事案が発生してから、検察による捜査が行われ、それに基づいて関係議員が終始報告書の修正を行うとともに、会見を開くなどの説明を行ってきましたが、それに合わせて自民党としても、アンケート、聞き取り調査等の作業を行ってきました。その上で、委員御指摘のように成立審議での弁明も行われた、10名の議員が出席をして弁明を行ったということでありますが、その上で説明責任が尽くされたと考えるかというご質問でありますが、これ説明責任が尽くされたかどうかを判断するのは、これは国民の皆さんであると申し上げております。国民の皆さんの中にまだ疑念が残るという御指摘があるのであるならば、これは引き続き説明努力を続けていかなければならない、このように認識をいたします。(( 国民党の山口大臣 』 』 「 公明党の代表であります山口代表は、ますます不信を強める結果となった。それから参議院の国対委員長は疑惑は解明されたとは受け止められなかった。そして西田参議院に至っては、成立審での施行審の発言に、「よくそのようなことを言えるな」と批判をされました。大方の方がそう思っています。国民の皆 さんは、おそらく9割以上の方が説明責任を果たされていないと思っています。総理の認識を改めて伺います。
1:34:21
(( 国民党の山口大臣 』 』 「 御指摘のような状況であります。説明責任を引き続き尽くしていかなければならないと考えます。(( 国民党の山口大臣 』 』 「 安倍くん(( 国民党の山口大臣 』 』 「 安倍くん」 ) 「 初めにそういうふうにお答えになればいいんです。(( 国民党の山口大臣 』 』 「 安倍くん 」 ) では、説明責任が果たされていないというふうにお考えになる。(( 国民党の山口大臣 』 』 「 安倍くん 」 ) 何をこれから明らかにしていかなければいけないと、総理はお考えですか。
1:34:53
警察による捜査が尽くされて、法的責任が問われたわけでありますが、その後、我々としては捜査権がない中で、実態の解明に努めていかなければならない。それは、やはり政治家であるからして、この刑事責任とは別に、政治責任、あるいは道義的責任、これを果たしていかなければならない。このように考えて、実態解明を続けているところであります。党としても、今週さらに聞き取り調査を行うことを予定しております。できる限りの実態解明を行った上で、政治的責任、道義的責任、この党としての方針を確定したいと考えています。(( 国民党の山口大臣 』 』 』 「 安倍くん 」 )明らかにしなければならないことというのは、たくさんあると思っているんです。でも、その中でもすごく重要なのは、裏金をいつ誰が始めたのか。これは安倍の裏金、1999年ぐらいからではないかと言われています。それから、再会をしたときに相談をした人たち、誰が最終的な判断をしたのか。それから、参議院では、選挙時に全額キックバックというようなこともあります。これは誰が決めて、そしてその金は何に使ったのか。そういったことは全く明らかになっていないんです。そういうことを明らかにしなきゃいけないという認識でよろしいですか。(( 岸田内閣総理大臣 』 』 』 』我々として、政治責任、道義的責任を明らかにするために、捜査権はない中ではありますが、制限がある中でも実態把握に努めなければならないと考えています。委員が御指摘になった点、多くの国民が疑念に思っている点、こういった点を中心に引き続き、実態把握に努めていきたいと考えます。(( 岸田内閣総理大臣 』 』 』 』 』今、私が申し上げたことを、総理は、しっかり実態解明のために努力をするというふうにお答えになったというふうに受け止めました。その後、少し責任の話も出てきましたけれど、私は、処分というのはこの間ずいぶん取り上げられてきていますが、何よりも、全容解明をすることが先だと思うんです。全容解明されないで処分なんかできませんから。だから、そういうことで言いますと、とにかく全容解明を図ると。全容解明が図らなければ、図られなければ、処分ができないという、そうい う認識でよろしいですか。(( 岸田内閣総理大臣 』 』 』 』 』実態の解明は重要である。先ほど、申し上げてきたとおりであります。しかし、我々として、捜査権がない中で、様々な限界がある。これも事実であります。だからといって、いつまでも政治責任、道義責任を明らかにしないというわけにはいかないと思います。政治責任、道義責任を明らかにするために、できる限りの実態把握に努めていき、そして、党として、けじめをつけていかなければならないと考えています。(( 菅義偉君 』 』 』 』) 私は大変重要なことを今おっしゃったと思うんですね。つまり、捜査権がないので、実態解明ができないこともあり得ると。でも、それでも処分をしなきゃならないというふうにおっしゃったように聞こえたんですけど。そういう意味ですか。(( 岸田内閣総理大臣 』 』 』 』 』我々としては、政治的な責任、そして道義的責任を明らかにして、けじめをつけなければならないと思います。そのために、必要な実態把握に努めなければならない。今日まで明らかになった実態把握、あるいは本人の説明責任等、こういったことを勘案し、この政治的責任等を党として判断したいと考えています。(( 菅義偉君 』 』 』 』 』党の実態解明の限界を今、ご本人が認めたような発言だったと思います。だから我々は、第三者機関を早期に設置したらいいんじゃないですかと言いました。それから承認関門で、ここで明らかにするという方法もあります。党ができないんだったら、私たちがやります。もう一度お答えください。(( 岸田内閣総理大臣 』 』 』 』 』党としては、これまでの調査や整理審を含む関係者の説明、そして不記載の額など、様々な点を勘案して、政治責任について考えていきたいと思っております。そして、承認関門と考えるべきではないかというご指摘でありますが、それについては、これ今日まで国会において、整理審の弁明等様々なものが行われてきました。そうした経緯、さらにはこれは国会の日程にも関わることでありますので、国会において判断すべきことであると考えます。(( 岸田内閣 総理大臣 』 』 』 』 』 『 青林審は開きました。 これはこれからも多くの関係する議員には出席をしていただきたいと思っています。でも、それでは解明ができなかったという多くの国民の皆さんの思いがある。だから、国会の役割としては、先ほど申し上げたように、承認関門なりをして明らかにしていく。そのために我々は全力を尽くします。一方で、総理は党の総裁として、党の問題ですから、この問題を明らかにする。あなたには責任があるんです。それを全力を持ってやるとお答えください。(( 岸田内閣総理大臣 』 』 』 』 』 』 』 』 』 』 』 』 』ですから、先ほども申し上げましたように、今週も党としての追加の聞き取りを行いたいと考えております。そして、国会での取扱い、議論については、これはこれまでの国会での議論や日程等もを考えし、国会で御案断すべきことであると考えております。
1:41:40
いずれにしても全容が解明 されない中での処分 なんていうのはあり得ませんからそれはもう国民の皆さんが見ていますので 今日もテレビでたくさんの方ごらんになっていると思いますけれども はっきりしない中での処分なんて絶対あり得ませんそのことは申し上げておきます今総理もおっしゃいましたけれども 聞き取り調査をするというお話がありますこの間土日も報道が随分出ておりましたけれども 誰が聞き取りをやるんですか
1:42:12
今の自民党の執行部で行いたいと考えています
1:42:19
具体的にどなたですか 総理も入られるんですか
1:42:26
今聞き取りの対象も含めて聞き取りの方法について 調整をしております
1:42:35
総理は聞き取りの聞き取る側として その役割を果たされるおつもりですかとお聞きしました
1:42:45
私も含めて執行部でどのような聞き取りを 行うか調整をしております
1:42:53
いや私は総理が入ってやるべきだと思いますよ やっぱり最高責任者なんですから総理が聞かれるということでよろしいですか そういう決断を今された方がいいと思います国民の皆さんの前でどうですか
1:43:10
今申し上げたように調整中ではありますが 私自身も聞き取りを行うことを考えたいと思います
1:43:20
ぜひそうしてほしいと思いますそして総理は茂木幹事長にこの間の処分ですね 処分の対応をするようにというふうに指示をされました茂木幹事長はここに加わりますか この聞き取りに加わ りますか
1:43:40
繰り返しますが今調整中でありますので 確定はしておりませんが執行部中心に聞き取りを行うことを想定しています 幹事長も執行部の重要なメンバーであります
1:43:57
2人で聞き取りをやられるということだというふうに 思うんですけれども先ほど来ありましたけれどこの岸田総理もですね 茂木幹事長もですね新たな今疑惑にまみれているということで本当に大変な自民党内部だなというふうに 拝見をしているところなんですけれど申し上げたように先ほどとにかく 全容解明が必要だということなんでここは全力を尽くしていただ きたいというふうに思いますいくつか確認したいんですけれどどなたにお話をお聞きになるおつもりですか
1:44:35
先ほど申し上げたように聞き取りアイテムを 含めて調整中であります実態を把握するについてはすでに90名近い議員の聞き取りを 行っておりますがその中で国民のこの皆さんの疑念等を考えた上で今回は対象を絞った上で聞き取りを 行いたいと考えております疑念に応えるために必要な方々のお話を 聞きたいと考えています
1:45:12
今疑念に応えるためにとおっしゃいました先ほど私は疑念はこういう疑念がありますよと言って それも総理も認めになったので例えばですけれども再会を決めたメンバーこの方は重要な聞き取り対象だと思いますそのほかにこのシステムが出来上がったとき 先ほど私1999年頃ではないかとそうするとそのときの会長は森元総理であります委員会でも総理は森元総理を含めて検討をするという話を 答弁されたことがありますので森さんはお呼びになりますか
1:45:55
これも委員会の中で たびたび答弁させていただいておりますが自民党の聞き取り調査においても また政令審の弁明においても森元総理本人が直接関わるという この発言はありませんでしたその中で先ほど申し上げておりますようにこの関係者の中からこの人数を絞って 今回聞き取り調査を行おうと考えております具体的にどなたにお聞きするか これは調整中であります
1:46:34
確認をしますけど先ほどらが申し上げているように 裏金システムがいつ作られて誰が決めたのかそれから再開をしたとき誰が関わっていて 誰が決めたのかそれから参議院選挙時の全額キックバックという システムも誰が作ったのかそのお金は何に使われたのかもっと言えば裏金全体が何に使われたのか 分からないという人たちもたくさんいるわけですよ実はそういうことも本当は はっきりさせなければいけないだから絞ってとおっしゃいましたけど 絞って聞いて本当に全容が分かるんでしょうかひょっとしたら2回3回それをまた更に広げて 聞かなければならないことになるのではないかと危惧をしておりますがどうですか
1:47:21
自民党としてこの問題について刑事責任以外に 政治責任道義的責任について明らかにしないとほぼならないと考えていますそのために必要な事実の把握に努めるため 聞き取り調査を行いたいと考えていますそういった趣旨に合う形での聞き取りを 行いたいと考えています
1:47:46
ちょっと同じような答弁ばかりであれなんですけど とにかくしっかりやってくださいもう1つ申し上げたいのはその聞き取りをやって 明らかになった点についてはぜひ公表していただきたい我々これほど何回も予算委員会の貴重な時間を使って 総理に問うてきたわけですしかし全容は明らかになっていませんですから聞き取りをして分かったことについては ぜひ我々に明らかにしていただきたいと思いますどうぞ
1:48:17
事態を把握した上で政治責任 道義責任について等として判断をいたしますその中で適切な時期にこの内容について 明らかにすることは考えたいと思います
1:48:37
とにかく処分とかという話が先に今出ていて そのことよりも先に全容解明要するに総理がお出になって聞き取りをした結果で こういうことが分かりましたということは当然先に報告をしていただかなければなりませんそれはもう国民の皆さんがみんなそれを 待っていると思いますのでぜひやっていただきたいと思いますもう一度答弁
1:49:04
先ほど申し上げたとおりであります事実を把握した上で政治責任等について等として 判断をしてまいりますその過程の中で適切なタイミングで 内容を明らかにいたします
1:49:21
内容を明らかにいたしますとおっしゃいましたので その言葉に信じたいと思いますが確かに適切なタイミングというのは 終わりだと思いますのでそれを逃すと本当に大変なことになると思いますよそして間違ってもうやむやの中で処分をしていく みたいなことは絶対にやらないように強く申し上げておきたいというふうに思います責 任の取り方処分の中身についてもちょっと触れますまだ前容がわからない中でどんな処分にするんだ みたいなことは私はここで論じるつもりはないんですけど基本的な考え方を聞きたいと思います ちょっとパネルをお願いしますこれは自民党の党則起立規約の中から 私そこに書いてあるとおりを書き写したものをパネルにしましたこの間マスコミなどでは結構 重い順番に書かれたりしていますけれども自民党の党則には軽い順番から 実は書かれているんですねこういう内容になっているんですけれども 基本的な考え方です茂木幹事長が上に甘くて下に厳しいという組織で あってはならないと発言をされていますけれども役職の重い人ほど重い処分になるという そういう理解は総理もされているということでいいでしょうか
1:50:44
役職だけで決めるものではないと思いますがまずは事実の把握それから 今日までの説明責任の努力等も踏まえた上で役職等も考える こういったことであると考えます
1:51:05
自民党の党則起立規約を拝見するとこの処分について茂木幹事長が権限を持てるところは 1から4までだということなんですね5以上の重たい処分は茂木幹事長の責任の範囲外というか新たな統計委員会などをしないと 決められないということなんで総理は茂木幹事長にこの処分をやるように というふうにおっしゃったんですけれどもつまり1から4までの処分で終わるというような 意味ではないということでよろしいですよね
1:51:51
そのとおりであります幹事長の判断で処分できる段階は 限られておりますがそもそも統計委員会に対しましては 幹事長が申立てを行うという作業を担なければならないこういったことになっていると認識をしていますこういった点でも幹事長に対して 指示を出すということこれは適切であると考えます
1:52:21
これまでの処分とも整合性を取らなければいけないのではないかこれは党内のガバナンスの意味でも そうかなというふうに思いますけれども例えばなんですけれどもコロナ禍でクラブ街を 遊した銀座三兄弟と言われる方々がここで言うと離島勧告ですから7番目 結構重たい処分を受けているわけですけれどもこの処分と均衡を保つということでいえば今回の裏金問題 これほど大きな事件になっていますもう起訴もされているわけですから そういうことで言うと相当重たい処分になるという理解をしておりますがいかがですか
1:53:04
過去の例 これも当然この参考にするものでありますが併せて先ほど申し上げました様々な要素を 総合的に判断してまいりますいずれにせよ今その処分の 形状については何もまだ決まっておりません事実の把握に努めているところであります
1:53:31
もう1つお伺いをしますけれどもこの問題は非常に大きな問題だったので組織としてもしっかり けじめをつけなければいけないとおっしゃいましたいろいろな不祥事が起きたときの 一般的な対応の仕方はまずは全容解明をして関わったもの あるいは責任のあるものの処分をして再発防止策を考えると こういう流れになるわけですけれども関わった人たちの処分ももちろんですが 党全体としての責任それもあると思うんですね先ほど岸田総理のパーティーの疑惑も ちょっと言われましたけれどもそもそもですけれども岸田派の政治資金もこれは不記載があって会計責任者が起訴されているとだからこの裏金事件には 岸田総理も関わっているというか対象になっていると総理自身というふうにはおっしゃいませんけれども 言いませんけれども岸田派が関わっているという話ですから そうしますと私は先ほど言ったように身分の重たい役職の重たい人ほど処分が重くなるみたいなことから考えると当然総理総裁の処分も検討されるべきだというふうに思いますいかがお考えですか
1:54:55
もちろん当測あるいは統計委員会手続に従って 判断されるものであると考えておりますこの中身についても大事だと先ほど申し上げましたがこの派閥のパーティーのありようについても 内容は様々であります私の勝手会長を務めた 公地会について御指摘もありましたがこの公地会については事務所領による被災が生じた少なくとも支出については 何ら問題がないとされております要は議員への移動等は生じていないこれは派閥全体での幹部の不被災といったものとは 全く次元が違うこういった点も踏まえた上で 判断がされるものであると考えております
1:55:54
いずれにしても国民の皆さんが見ておられます我々も注視をしておりますのでまずは全4回目に全力を尽くしていただきたい ということを申し上げておきますもう1つぜひこれをやっていただきたいんですが パネルは下げて結構です今回の問題を受けて多くの皆さんが とにかく裏金をもらった人たちはずるいといわゆる納税を免れている脱税ではないかという 声が非常に多く上がっているんですハッシュタグ確定申告ボイコットとか 納税ばからしいという声が圧倒的に上がっているわけですねこれを考えると処分の一環 あるいは処分とは別にでもいいですからやはり裏金として受け取ったお金の中で 使徒が明確にできないもの領収書のないものとか あるいは不明不明不明と言っている人たちについてはこれは自らその裏金について それは雑所得だということを認めて納税申告をすべきです時間のたったものについては 追調課税もあるかもしれませんがこれはもう絶対に党としてそれを そういう議員にはやらせるということがこれは国民の皆さんの思いであります そうしなければ納得しませんいかがですか
1:57:23
不規制となった資金について国民の皆さんからこの納税するべきではないかというような声が あるということは承知をしていますしかしこれも再三申し上げておりますが この課税関係が生じるかどうか法的には政治資金が政治団体に帰属するのか あるいは個人に帰属するのかこれによって変わってくる このようなものであると認識をしておりますこれ個人に政治資金が移動したとしたならば おっしゃるようにまずその段階でそれは法律違反でありますし そして課税の問題も生じるということなんでありましょうが今検察の調査においても また自民党の聞き取り調査においても個人が政治資金を受領したという例は 把握されておりません勝部君 私は刑事的な責任を言っているんじゃないんです道義的政治的な責任なんですよ多くの国民の皆さん がこの確定申告の時期に 本当に大変な思いをして領収書を1枚ずつ集めてそれを申告したわけです この領収書は使えませんと言われて返されたものだってあるんですよそういう中で皆さん本当に苦労して納税をしている だからその人たちが今の対応を聞いて総理の今の言い方を聞いて おそらくがっかりしていると思うしふざけんなという声がまたテレビの向こうで 上がっているんじゃないかと思いますしっかりやってほしいと もう時間がありませんのでしかしそれはしっかりやってください いいですかしっかりやっていただくということでもうちょっとだいぶ時間が経過しましたので これはまた引き続きこの国会の場でも追及をさせていただきたいと思います次に柏崎刈岩原発の再稼働をめぐる エネ庁長官の対応について伺います3月21日に柏崎刈岩原発の再稼働をめぐって エネルギー庁村瀬長官が新潟県の地位と面会したという報道がありました 何をしに行かれたのかお答えください新エネルギー庁村瀬義文長官 お答え申し上げます今回の訪問につきましては 昨年末の原子力規制委員会による核燃料移動禁止命令解除 これは東京電力に対する命令の解除の判断を受けまして改めて斉藤大臣から東京電力に対して 新若干部に向けた取組の方針を報告するよう指示していたところ 先日3月15日小林川社長から斉藤大臣に対し報告がなされた ところこの報告を受けた上で先週3月18日に斉藤大臣から 花澄知事等にお電話を差し上げ再稼働に関する政府のお考えをお伝えし 私は大臣の指示を受け3月21日花澄知事の下にお伺いし 再稼働に関する方針や防災体制の充実強化についての政府の考えを直接御説明をさせていただきました勝礼君 これは斉藤大臣の指示だということなんですけれども大臣にお伺いをしますが報道を見ると 知事は相当困惑をされたように私は受け止めましたそもそもですけれども自治体に対して 国が圧力をかけるあるいは何かプレッシャーをかけるようなそういうやり方というのは 絶対やるべきではありません今回特に何度もここでも 異論になっている地震があってその狩野崎原発の近くでは逃げようとした人たちが 車で逃げて道路がもう交通渋滞で動けなかったそういうことを経験していますから なおのこと心配になっているわけですよそういう方々に寄り添うならまだしもですよ何か報道を見れば道路は後でしっかりつくるから まず動かすのみたいなんですねそんなふうな報道になっているわけですよだからそういうふうに受け止めるあるいは 笑われましたけれどもそんな笑い話じゃないんですだからそういうふうに住民の人たちは非常にこれは何というのか 不信に思う誤解をするそういう行動だったと思います私は極めて不適切だと思います いかがですか
2:01:58
まず今回その圧力をかけるとかそういうことではなくてその再稼働に向けて御理解をいただくように 足を運んで説明を丁寧にさせていただくという趣旨で行っておりますのでその点はぜひ御理解をいただきたいなというふうに 思っています
2:02:22
簡潔にお答えをいただきましたけれども でも実はやはり住民の皆さんはそう思っていないんですよ ということは圧力をかけるつもりがなかったとしても結果的にはそうなっているということですよですから私はこの場で明確にそういうつもりではなかった けれどもそういう思いをさせたとすれば行動としてタイミングも含めて不適切だったというふうに お答えになるべきだと思いますいかがですか
2:02:54
住民の皆さんに圧力をかけたというふうに受け止められるようなことは 結果としてでもあってはいけないと思いますので丁寧にこれからもやらせていただきたいと思っています
2:03:07
本当にそのとおりだと思いますし こういうことが二度とないようにしていただきたいというふうに思います時間が残りがわずかなってきたんですけれども どうしても私ここで問わなければならない問題があります森山文科大臣ですね森山文科大臣は旧統一協会との関係を問われた一連の答弁で 記憶にございませんを連発し動かぬ証拠をつけられて逃げ切れないと思ったら うすうす思い出してきたなどと曖昧な答弁を繰り返してきましたその姿は本当に大臣としての資質も 国会議員としての資質も疑わざるを得ませんもっと言えば人としてもいかがなものかと 言わざるを得ないと私は思っています先日甲子園の開会式に出向かれて 高校休事に向かって正々堂々としたプレーを期待しますと このような挨拶をされたようですが清々しい高校生の前に立って 恥ずかしくなかったですかこれまでの自らの言動を 改める気持ちにはなりませんでしたか お答えください
2:04:28
これまでも御答弁の中で 外べきことはしておりませんと申し上げております高校休事の前で選抜で今回御挨拶をさせていただきましたが 正々堂々ということは申し上げました私自身職責に則って厳正に公正中立に やってきたつもりでございますので今後とも職責をしっかり 果たさせていただきたいと考えております
2:05:05
宗教団体を所管をする 文科省の大臣ということで旧統一教会との関係については これは不適格だということは 何度も申し上げているんですけれども併せてやはり子どもの教育を司る 文科省のトップということで は本当に子どもに悪い影響を 与えかねないというふうに思います9月に就任したときに このようにおっしゃっているんですね教員の成り手不足などの課題について 問われたときに明暗はありませんとお答えになったまさにやる気も責任感も 感じられない答弁なんです私は文科大臣には自ら 身を引いていただきたいと思いますがいかがですか
2:05:58
その教員の教師を取り巻く課題というのは 大変重い課題なものですからこれをそう簡単に解決できるいい策が そう簡単にあるわけではありませんということを申し上げたわけでございますしかしながら政府を挙げまして その教師不足あるいは教員の働き方改革につきまして我々は取り組んでいるところでございましてそれは令和5年度の補正予算であり そして今御審議賜っております令和6年度の予算案においても いろんな施策を講じているところでございます私としましてはこの教員の働き方改革を含めましてその旧教会の課題も含めまして後半な文部科学養成に対しまして しっかり取り組んでまいるつもりでございます川辻くん改めて任にあらずということを 申し上げておきたいというふうに思います教育課題は非常に散積していて 今おっしゃったとおりでたくさんの課題があるんですねでも残り時間わずかになりましたんですけど 一番大事な話をちょっとさせていただきたいと思うんですが教員の成り手不足非常に大きな課題になっていますそれはなぜかというと教員になろうとする人たちが どんどん減っているということなんですその原因は何かというととにかく学校が忙しすぎるあるいは自分の体を壊してしまうんじゃないか そんな思いを持っているということなんですね明案はないというふうに答弁をされましたけれども私は2つ大事なことがあると思っていて これを取り組めば解決できると思っているんです1つは給特法の改正です総理は給特法って御存じかどうか分かりませんけれども 御存じだと思いますがテレビの御覧の皆さんも教員は時間外勤務をしても 手当が出ないんですそもそも時間外勤務はないとこう言われているんですですけれどもどんな調査をしたって 月に45時間以上の時間外勤務をしているんですねでも給料もらえ手当もらえないんですよしかもその時間外勤務手当じゃなくて 時間外勤務をしたことを自発的な勤務だとこう言っているわけですねぜひそういう意味ではこの給特法を改正しなきゃいけないそして教員の定寸改善をしっかり進めていくそのことを文科省に問いたいと思いますので 時間が参りましたがしっかりお答えをいただきたいと思います
2:08:43
お答え申し上げます公立学校の教師の処遇等を定めている給特法 では教師はその自発性創造性に基づく勤務に 期待する面が大きいことなどによりどこまでが職務であるのか切り分けがたいという 教師の職務の特殊性等から時間外勤務手当ではなく勤務時間内外を包括的に評価するものとして 教職調整学を支給することとされております給特法につきましてはその在り方も含め 具体的に検討すべき課題と認識しておりまして現在中央教育審議官において 総合的にご検討いただいているところでございます引き続き教師の質の向上に向けて 学校における働き方改革教師の処遇改善等に努めてまいりますが 今ご指摘のございました定数の改善につきましては令和6年度予算案において 小学校高学年における教科担任制の強化に係る過剥定数について当初の1年前倒し 令和6年7年度の2カ年分に当たる1900人の改善に要する経費を計上しているところでございますまた小学校における35人学級の推進など 計画的な教職員定数の改善も図っているところでございまして引き続き持続可能な学校の指導体制の強化 充実に取り組んでまいりたいと考えております以上でございます時間が参りました以上で勝部健次君の質疑を終了いたします
2:10:35
はい 立憲民主主社民の徳永衣でございます総理 次から次いろいろなことが起きますね裏金疑惑 そして自民党幹部の脱法疑惑さらには不倫そしてハレンチナ懇親会これ海外のメディアにも 取り上げられているんですよ我が国の恥ですよそして今sns大炎上していますカスタマーハラスメントもう国民の皆さんは自民党に対して 怒りを通り越して呆れていますそして今は本当に内外の課題が 散席している中でこの政権に我が国の政治未来を 任せていて大丈夫なんだろうかと大変に不安に思っておりますそれが世論調査に 現れているじゃないですかもうまさに国民にとっては 今の自民党悪夢ですよかつて民主党が悪夢の民主党と 言われましたけれども悪夢の自民党なんじゃないですかどうやって国民からの信頼を 取り戻していくのかこの状況の中で改めて 総理にお伺いしたいと思います
2:11:53
はい 御指摘のように自民党に関して国民の皆さんの政治に対する 信頼を損ねるような事案が続いていることについてこれを深刻に受け止めそして心からお詫びを 申し上げなければならないこのように感じておりますどのように対応するか という御質問でありますがそれに対して信頼回復に向けて一つ一つやるべきことをやるそれと並行して政治として政府としてやるべき課題について 一つ一つ取り組んで結果を出していくその積み重ねに尽きると 考えておりますぜひそうした努力を続けることによって政治の信頼回復 そして政府への評価につなげていきたいと考えています
2:12:49
この予算委員会での 総理の御答弁の一つ一つが信頼回復のある意味機会なんですねしかし今のような御答弁の繰り返しでは信頼回復にはなかなかつながって いかないというふうに思います旧統一協会に関連して お伺いしたいと思うんですけれども総理は自民党において旧統一協会との新たな接点が確認された場合にはその都度説明責任を果たす方針を 確認したとおっしゃいましたよね例えば森山文科大臣でありますけれども写真動画肉性関係者の証言そして署名された政策協定に 推薦確認書と次々旧統一協会との関係が確認されるようなものが 出てくるわけでありますそういう中で説明責任きちんと 果たされているのかどうかということに関しては総理は今どのように お感じになっておられますか
2:13:56
御指摘のように自民党としては旧統一協会そして関連団体との関係について過去の関係これを点検報告するとともに新たに接点が判明した場合にはその都度追加的に説明責任を果たし