4:35
おはようございます。ただいまから予算委員会を開会いたします。令和6年度総予算3案に関する理事会決定事項についてご報告いたします。本日は、子ども政策、社会保障等を含む内会の諸課題に関する集中審議を往復方式で294分行うこととし、各会派への割当時間は、自由民 主党43分、立憲民主社民100分、公明党39分、日本維新の会教育無償化を実現する会50分、国民民主党新緑風会25分、日本共産党25分、令和新選組12分、質疑順位につきましては、お手元の質疑通告表のとおりでございます。速記を止めてください。
6:25
速記を起こしてください。令和6年度一般会計予算、令和6年度特別会計予算、令和6年度政府関係機関予算、以上3案を一括して議題とし、子ども政策、社会保障等を含む内外の諸課題に関する集中審議を行います。この際、岸田内閣総理大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
6:54
本日午前7時台から8時台にかけて、北朝鮮が複数発の弾道ミサイルを発射いたしました。我が国、EZ外に着弾したものとみられます。現時点において、被害報告等の情報は確認されておりません。この事態を受け、私より落下物による被害がないかの確認、情報収集の徹底、関係国との連携などの指示を出しております。北朝鮮は、本年に入ってからも高い頻度で弾道ミサイル発射を繰り返しています。一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認することはできません。今回の弾道ミサイル発射も、関連するアンポリケツギ違反であり、強く非難をいたします。北朝鮮に対して、既に厳重に抗議を行っております。引き続き、情報収集、警戒監視に全力を挙げるとともに、日米、日米間で緊密に連携をしてまいります。はい、ありがとうございました。これより質疑を行います。
8:22
委員長、自由民主党の片山さつきです。まず冒頭、北朝鮮の防灸に対して強い抗議の意を表させていただくとともに、ノトハン島地震で被災された皆様に心よりお悔やみを申し上げます。復旧・復興、そして災害に負けないレジ リデンタル日本をつくるためには、やはり強い経済ということで質問をさせていただきます。今日は岸田総理に、21世紀前半には日本のGDPは1000兆円台に到達するという目標をぜひ設定していただきたいというところからスタートをさせていただきたいと思います。株価が4万円を一度突破いたしましたし、春冬は日鉄の3万5千円をはじめに、なんと33年ぶり5.28%のいまだかつてない異次元の賃上げとなり、企業設備投資も100兆円を超え、まさに岸田のミックスの成長と分配の好循環が回り始めております。思い返せば92年に名目GDPは500兆円台になったんですが、その後の影響が長く、アベノミクスが一定の効果を持ち始めた2017年に550兆円を超えるまで、なんと25年かかって、いわゆる失われた30年の中で、社会全体が効率化すり向かばかりを追い求め、その中で新卒就職を晒された、また創業された世代には、本当に申し訳ないという思いでいっぱいでございます。しかしやっと2023年の名目GDPが約600兆円になりまして、ここからこのペースで今の名目成長率、周期感とても高いので5.7%、5%で伸ばしていくと、2034年には日本の名目GDPは1000兆円に届くんです。そして内閣府の今年1月の中長期経済財政資産では、名目成長を大 体3%と置いておりますので、これで2033年にGDP813兆、この矢印のところまで政府が置いております。その後3%を続けると2041年には1000兆を超えるわけで、21世紀前半のGDP名目1000兆は夢ではなくリーチの範囲でございます。若者は自信のある大人の背中を見て立ち上がると、そのように申し上げます。いろいろ状況が混迷していると言われる今こそ、この21世紀前半でのGDP1000兆円達成を掲げて、中長期的に、持続的に成長し、給与も実質所得も上がり続ける日本をしっかりコンスタントに宣言してはいかがでしょうか。総理のお考えをお伺いいたします。
11:07
委員、今ご指摘になられたように、足元の日本経済、実に33年ぶりに5%を超えた、5.28%の春季労働交渉の第一回集計、また年率換算で名目100兆円を超えた設備投資など、明るい兆し、随所に見ることができます。まずに、新たな成長型経済への移行の 最中にあり、この流れをさらに加速させ、経済の好循環を実現する、こうした私の方針と委員の今のご提案、同じ方向を向いているものと認識をいたします。そして、中長期の展望を見据えて、少子高齢化、人口減少を克服し、国民の豊かさと幸せを実感できる経済社会、これを肯実区していく、こうした方向性が重要であると考えています。そのために、生産性の向上、労働参加の拡大、出生率の向上等に構造的に対応していく必要があります。先日2月29日ですが、諮問会議においても、そうした対応を実現すれば、成長率が持続的にプラスになる長期的な姿、これが示されました。こうした中長期的な展望を見据えながら、必要となる今後3年程度の政策パッケージを骨太方針に盛り込んでいきたいと思います。こうした努力を続けていけば、委員ご提案の21世紀前半の100兆GDP、名目GDP、1千兆円という目標、これも努力を続けていけば、視野に入ってくるものと考えております。
13:04
ありがとうございます。33年ぶりの賃上げのみならず、視野に入ってきたのは、日銀のマイナス金利解除というか、今日、明日の決定会合でございまして、まだまだ物価高やその他の状況がまだの模様なんですね。例えばですね、やはりまだコロナ00融資の出口では、事業再生ローンは金利が跳ね上がったら困りますし、住宅ローン、庶民のためにも跳ね上げるわけにはいかないので、日本銀行には総裁が日頃おっしゃっているように、継続的な緩和的な状況を維持していただかないと、YCCというかどうかは別として困ると申し上げたいと思うんですが、そんな中で、昨日一昨日の自民党の全体の政調会議でも各県から出たんですけれども、物価高対策はやはりまだいるだろうと。その中でも具体的なのは、燃料、油でございます。私自身も与野党の協議実務者でありますが、4月の末にですね、いわゆる激減緩和事業補助金が一応出口が来るんですけれども、その準備をそろそろ検討しなければなりません。ガソリンスタンドや現場からは、人が手薄でかつ、交絡でガソリン需要が跳ね上がる連休中の制度変更だけはやめてほしいという強い悲鳴が上がっております。これはユーザー側もそうですが、そこでまずこのことについてですね、連休はこのまま走らせておいてというか、こうしてですね、その後についても、今1リットル20円近く出してやっと今の価格ガソリンが収まっておりますので、これを急になくすという選択肢は、おそらくないのではないかと思いますが、ソフトランディングをし、当分の間、何らかの措置を続けなければならないと思いますが、岸田総理の御方針をお聞かせ願いたいと思います。
14:58
あの、ご指摘の燃料油価格の激減緩和措置ですが、ガソリン等の価格の抑制を通じて国民生活を守るにあたり、大きな効果をもたらしてきたものと認識をしています。そして、お尋ねの出口戦略を考えていく上でも、国民 生活や経済活動への影響を考慮して検討していくこと、これは当然重要なことであります。移動手段として、車が必要な地方や物流などに与える影響も含めて考慮する必要があります。また、委員御指摘のように、ガソリンの流通の現場に混乱を与えないようにする、これも重要な観点であります。5月以降の対応については、こうした点、これを考慮しつつ、なおかつ国際情勢、経済、エネルギーをめぐる情勢、こうした情勢もしっかり見極めた上で、適切に判断をしてまいります。
16:00
力強い、そして配慮のある御答えありがとうございます。こういったエネルギー死活問題につきましては、与党も野党もありませんので、いろいろなお話をしながら、きっちりと進められればと思います。また、この金融・金利問題につきましては、やはり日本銀行において、今、政策決定会合の最中だから、総裁にも来 てはいただけないんですけれども、89年以降の90年、91年、92年の対応がなければ、おそらく失われた30年間はなかったという見方もありますので、十分緩和的な状況を保つとともに、今審議中の消費の下支えをしていただける減税問題、そして減税措置、それからさらにさまざまな給付もしっかりと支えていかなければならないと思います。また、総理のイニシアチブで新任意差が1月からスタートしておりますが、これが未増の本当に考えられないぐらいの異次元増加となっておりまして、証券業協会から1月、2月と3倍、毎月の平均でいうと3倍の口座増加数、そして6倍弱の資金流入と言われております。まさに資産所得倍増計画の山が今動いておりますが、やはりそうなるといろいろな心配の声も起きてくるわけで、これが健全に国民の皆様全員に安定的に定着するにはということで、リタラシーを上げようという目的を持って、金融経済教育推進機構というのをつくるということになる。これは4月に立ち上がるんですが、ここにいろいろな期待があるわけですが、この新ニーサの提唱者であられます岸田総理から、どういうご期待をお持ちかをお聞かせ願えればと思います。
17:53
御指摘のように、新ニーサを契機に、国民の資産形成への関心、これが高まっています。その中で、各人が投資に伴うリスク等を踏まえつつ、自分のライフプランに合った資産形成の手段を適切に選択するためには、この国民の金融リタラシーを向上させること、これは重要なことであります。このために、4月に新たに金融経済教育推進機構、これを設立することとしております。この機構において、学校現場や企業への講師派遣や、社会人向けのイベントセミナーの開催、また特定の事業者商品に偏らない認定アドバイザーによる個別相談、こうしたものを通じて官民一体となって、この金融経済教育を強力に推進していきたいと考えております。
19:00
この資産所得倍増もやはりGDPを上げ、消費をしっかりと支度させる上で非常に重要な要素でありまして、しっかりこの機構を育てるとともに、雰囲気も醸成してまいれればと考える次第でございます。ところで、先ほども申しましたけれども、エネルギーというのはいつの時代でも日本の経済、そして社会構造全体の資格的な問題でございましたが、このエネルギーの大半をずっと輸入に依存している分、日本は所詮、新国に比べてGDP以上当然不利になっておりました。GDPの公正要素最後に輸出、低輸入がついているわけですから、今回GX戦略が固まってきた、岸田政権のGX戦略とその財源が固まってきたことによって、今までは手に届かなかった抜本的に日本のエネルギー構造を有利に転換できる要素が出てまいりました。今日はそのうち3つだけお話をさせていただきたいんですが、軽くて曲がる次世代型のペロブスカイト太陽電池でございまして、日本初の技術でございます。また、この主要原 材料の要素は日本の産出は世界第2位で、私、新藤大臣もご一緒させていただいていますが、自民党資源(戦略推進議連)、こちらでも千葉県沖で産出する要素を非常に応援をしておるわけでございますが、このペロブスカイトを実用化支援するために、聞くところによれば今後、FITの買取価格を多少優遇しようとか、あるいは東京電力さんが率先して、この内栽培場に全壁ペロブスカイトのビルを建てるとか、非常に分かりやすい支援策をとるというお話も聞いております。また核融合についても、シップもありましたが、やっと日本もトップの方に入れる状況が安定してきたんですけれども、次世代エネルギーとしての期待はある意味で、もう莫大なものがございます。しかし、この中で、地場閉じ込め方式という核融合の実現には、リニアモーターカーの超伝導技術とほぼ共通なものが必要なんであります。ですから、リニアが早期実業開始が遅れているということは、核融合における実用的なサプライチェーン作りも遅れるということで、あまりこのことが指摘されていないのは非常に残念で、特にどことは申しませんが、ご理解を賜りたいなという気がしてならないわけでございますが、この分野でパーツ作りで、同盟国以外の特に中国等に凌駕されるということは、安全保障上もあってはならないものと考えております。また、宇宙産業ですね。今、半導体が本当にいい形で日本に入ってきて、熊本だけではなくて、東北東も北海道等も景気に湧いているわけですけれども、従来の安全保障に不可欠と言われているものに加えて、将来はやはり宇宙通信が安全保障の要になってくるわけで、ここでは衛星の大量打ち上げが可能にならなくてはなりません。今、まさにのとの地震でスターリンクを貸していただいておりますが、いつまでも借り続けるわけにはいかない。自前の衛星通信網は絶対に必要であります。このためには大量生産国内サプライチェーンがいるんですが、コロナ期の自動車のように、思わぬところが中国に部品が行っていて、感染者が1年待ちになったことは記憶に新しいです。宇宙でそれをやったら、安全保障そのもので、喉 元を閉められてしまうわけでございます。また、宇宙産業につきましては、弱さの基金が10年間で1兆円という形で来ているんですけれども、まだまだ、この残額が3千億円ほど、この間補正がつきましたけれども、1兆円にはなっていない、この次からの問題というのもあるわけでございます。以上、この軽くて曲がる次世代対応電池、そして核融合、さらに宇宙産業、2040年には規模的に150兆円になるという試算もあります。半導体でさえ90兆円ですから。この3つについて、日本として絶対に負けないぞと、絶対に生き残るぞという、この国内生産戦略について、総理の御見解をお聞かせいただければと思います。
23:27
国際情勢等の変化によって、世界中で安全保障の園が、経済分野へ急速に拡大しています。その中で、我が国としても、経済安全保障の取り組みを抜本的に強化していくこと、これが急務であると認識をしています。ご指摘の半導体、ペロブスカイト電池、化学融合、宇宙開発技術といった先端分野において、我が国の技術的な優位性を確保し、その安定供給を確保する。こうしたために、この政府を挙げて取り組みを進めていかなければと考えています。例えば、宇宙分野では、宇宙技術戦略をこの3月末に策定することとしています。その中で、必要な宇宙活動を自前で行うことができる能力を保持するため、サプライチェーンの自立性の確保等に資する技術開発を推進することを明確に位置付ける、こうした方針であります。経済安全保障の観点から重要な次世代を担う産業について、引き続き、各種予算等による支援も有効に活用しつつ、国内サプライチェーン構築に万全を期してまいりたいと考えています。また、今朝、本当に許しがたい行為ですが、本当に頻発している北朝鮮の弾道ミサイル的な打ち上げですが、なぜあれだけのことができるようになっているのかという問題はあるんですが、ロケット打ち上げ技術を完全にものにしている国というのは世界中にそうあるわけではなくて、日本もようやく、アルテミス計画との視野にもありますが、何とかそのグループに入っている状況でございまして、研究開発予算だけではなくて、やはり民間企業も成長させて、アメリカのスペースXがあそこまでの規模、あそこまでの大きさのものができるようになってしまうには、20年以上の国の支援があるわけでございまして、そういう政府として、アンカーテナシーによる大胆かつ継続的な支援を一体となって講じることで、かなり100%国が全部追わなくてもできるような状態になるのではないかということと、早く追いつかないと、衛星が打ち上げられたという話も実際に北朝鮮からはあって、何らかのものが軌道にあるわけですから、これを観察し抑制していくということは、日本の安全保障にも非常に重要だと申し上げさせていただきたいと思います。また、GDPの大きな伸びが期待できる分野として、資源循環分野が挙げられると思います。これはGXでもありDXでもあるんですけれども、サーキュラーエコームのみにつきまして、今回環境省から法律が出てきているわけでございますが、先日サントリーさんからペットボトリーの100%リサイクル、100%リサイクルのプランを聞きました。製料飲料の世界では、これが日本は最先端となって、先に進める分野になっておりますが、これもさまざまな技術上の優位を考えると、非常に日本経済をも優位にできるものでございまして、質問はいたしませんけれども、こちらの分野についても、大きな期待と、それから継続的な戦略が必要かと考えております。最後の質問になりますが、こういったいい要素ばかりは、今日は並べてまいりまして、総理からも着実に今の戦略をつなげていけば、21世紀前半にはGDPは1000兆円ということは夢ではない、視野に入るという力強いお話をいただいたんですが、実は全く違ったミクロの部分で、日本経済にリスクがあるとすれば、ここと言われているのは、4月1日から始まる2024年問題であります。特に物流、旅客もあるんですが、私どもも参議院の精神で、3月の上旬に準備状況を恐れ恐れ伺ったんです。やはり、その半年ぐらい前もそうだったんですが、荷主の対応が余りにも分かれると、ちゃんとやってくださるところと、これ自分で運ぶ気なのと、白ナンバーでやる気なのというようなところと、昨刻はこの業界自身が5段階6段階の多重下請けになっていることをまだ悪用して、そういったところに結局シワを寄せるんじゃないのと、そうすると5時6時のところは幸せにならないという結果のまま走るのかなという話もありますし、また日本においては本当そうなんですけれども、貸切バスツアーは重要でやっと戻ってきたところではありますが、修学旅行もインバウンドも、夕方から夜に入ってきて、運転手さんはその方をホテルに届けてだけで、翌日朝から土詰日程というのが多いんですよ。これをやろうとすると、9時間インターバルの休憩ってきついんですね。今までは8時間だったんです。その1時間がどうしているのかについてまだ話をしながら、あと10日しかない状況で4月1日ということでございますが、やはり最初にはある程度現実的な対応をしながら、御指導もいただかないとですね。思わぬところで崖から落ちるような物流ぷっつんですとか、あるいはシロナンバーや多重下請けの下の方に押しやられている方々による、押し込まれた事故がないようにもしなくてはいけませんが、ここには官民連携も必要ですし、政府の閣僚会議もありますので、ぜひ慎重を期していただきたいんですが、現場をお預かりでいらっしゃる、 武見厚生労働大臣に最後にお伺いをいたします。
29:28
委員御指摘のとおり、この4月から適用される時間外労働の上限規制、運送事業者が円滑に対応できるよう、丁寧に取り組む必要があるという認識を持っております。労働基準監督署におきまして、運送事業者が違法違反が認められた場合、事業所における労働時間の動向などの事情を十分聞いた上で、その是正に向けて法令遵守のための方法等について、丁寧に助言指導することにより改善を図るという、そういう基本姿勢になります。円滑な施行に向けて、こうした労働基準監督署における対応を徹底させるよう、しっかりと取り組んでまいります。
30:14
長らく取り組んできた問題なんですけれども、やはりトラック寺院面、下請寺院面等の努力も新たに始まったところですし、それから効率化については、今までにない荷主の努力をしっかりと要求する法律をこの国会にも出させていただいておりますが、成立し施行され浸透するまでには時間がかかりますので、しっかりと政府、与党だけではなくて、本当に全体として国中で支えていただくということを、私どもも心に留め、また政府側にもお願いを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
30:57
以上で片山さつきさんの質疑は終了いたしました。
31:08
次に今井えり子さんの質疑を行います。今井えり子さん。
31:15
おはようございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。まず初めに、令和6年、野党反党自身で亡くなられた方々に対し、ご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。先週、被災地である石川県を訪問させていただきました。石川県聴覚障害者協会が運営なさっている朝顔ハウスにて被災された聴覚障害者の皆さんと、石川県選出の宮本参議院議員と意見交換をさせていただきました。皆さんが手話で切実に訴えられているのは、今後の生活再建への不安、手話通訳や情報保障をしっかりやってほしいということでした。生活再建のための情報は、被災者の不安を払拭するために、全ての情報を確実に届ける必要があります。皆さんに見ていただきたい資料がございますが、こちらをご覧ください。これは、内閣府防災が住まいと生活の再建に向けてというパンフレットを作成しています。ちなみにこれは、現在、石川県で配布されているものです。とても分かりやすくまとめておられますが、印刷物ですから、目の見えない方には、この情報というのは、ただの紙切れしかありません。届きません。耳の聞こえない方々にとっても、必ずしも満足な情報提供とはなりません。私たちが目指すのは、誰一人取り残さない防災の実現です。数多くある支援制度が縦割り行政によって届かないということがないように、情報を一つにまとめて分かりやすく提供することはもちろん、さまざまな障害特性に配慮することや、平時から当事者を含めた関係者との話し合いの場を持つことが大切であると思いますが、防災担当大臣のお考えをお聞かせください。
34:15
まず、障害を持った方々に、やはり分かりやすく情報を伝達することは、重要なことだと、私も認識をいたしております。いいお示しのリーフレットでございますが、これはお話にあったとおり、生活再建支援のための国の制度を分かりやすく被災者の皆様方にお伝えすべく作成したものでございます。ノート担当でも、今回の地震でも配らせていただいておりますし、避難所に行きますと貼ってあるところもございます。災害時には、こうした情報を障害を持った方々にお伝えすることは、委員御指摘のとおりでございますので、まずは、音声読み上げの情報が出るような仕組みを、内閣府のホームページにスピード感を持ってやってまいりたいと思っております。さらには厚労省としっかりと連携を図りまして、また関係団体の皆さんと連携を図りながら、情報の伝え方の在り方、今後検討してまいりたいと考えております。
35:22
ありがとうございました。障害特性に応じた、そういった情報提供の在り方というものを検討していただくということで、本当にありがとうございます。次に、誰一人取り残さない防災の在り方として、平時の取組がとても大切だと感じています。その一つとして、市 区町村による個別避難計画の策定というものがあります。令和3年に改正した災害対策基本法により、策定が努力義務となりました。個別避難計画とは何かと言いますと、ご高齢者や障害者など、自ら避難することが困難な方一人一人に合わせて策定する避難支援計画のことです。どのような避難の行動をとればいいのか、あらかじめ本人やご家族、福祉関係者などと確認し、策定いたします。しかし、令和5年10月1日時点で全部策定済みは151の団体にとどまっています。一部策定済みは1323団体でありますが、一見でも策定が行われていれば、一部策定済みとされる分類の方法を改めていただきたいと考えています。いつ起こるかわからない災害への備えですから、早急に全ての策定が完了するように積極的に自治体に働きかけるべきだと考えますが、防災担当大臣の御見解をお伺いします。
37:45
委員長 今、委員御指摘の個別避難計画でございますが、これは委員がおっしゃったとおり、災害時に養育会の皆さん方が自分ではなかなか避難できないということで、教授の中でどうやって避難をするかということで非常に重要な点だと考えております。現在、令和5年10月1日現在におきましては、個別避難計画について作成に着手している市町村が1474市町村でございます。約84.7%でございます。まだ着手できていないところが267市町村、15.3%でございます。まずは、未着手の市町村に対しまして、計画作成に着手していただけるひな形であったり、また作成の手引き、こういったものをお配りして促しているところでもございます。さらには、令和5年度からなぜ進まないのかという状況を分析した結果、県の皆さん方にも入っていただいて、いろんな形でご支援をいただこうということでモデル事業を展開しておりまして、国、県、市町村一体となってこういった作成を進めているところでもございます。もちろん、作成にあたっては、作成する経費については地方交付税措置を講じているところでもございます。また、私自身もこのことは非常に注視をしておりまして、着任以来、おいでいただく知事さんや市町村長さんにデータをお示しをして、いろんな形でぜひ作っていただきたいとお願いをしているところでございます。ただ、細かく分析してみますと、作らないのではなく、作るにあたってやり方が分からないとか、こういうお話であるとか、また地域の中でやはり共助を支えていただく方がなかなか見つからない、こういう現場の事情も把握をしておりま す。したがいまして、引き続き、個別避難計画の作成が進むようにしっかりと進めてまいりたいと考えております。今井さん。 ありがとうございました。他にも、障害者などの災害対策は、まだまだ課題が多く残されています。情報保障の観点からも、手話通訳の課題もあります。当然のことですが、被災地では手話通訳者の皆さんも被災されています。そのため、支援をしたくてもできない状況にございます。災害時に手話通訳などの配置ができるように、広域的な連携を構築する必要があるかと思っております。また、デジタルを駆使して、例えば遠隔手話サービス等の活用によって、災害時の情報保障を国としても進めていく必要があると考えております。また、福祉避難所の指定、協定の数、ニーズに応じた解説がきちんとできていたのかの検証も必要です。なぜなら、今回の災害時、福祉避難所の数はあっても、解説ができていない箇所が多く見受けられました。すぐにでも、全国の福祉避難所も検証してほしいと思います。まだまだ改善の余地があると考えております。誰一人取り残さない防災の実現に向けて、総理の思いをお聞かせください。
41:53
障害者や高齢者の方等、配慮が必要となる方々が、災害時に取り残されることなく、安心して避難生活を送ることができるよう、支援を充実していくことは重要な課題であり、これを平素から進めていく必要があると考えます。政府としては、平時から福祉避難所を指定し、発災後の早期開設に備えるとともに、要配慮者の方の個別避難計画の作成、障害者の方にも分かりやすい情報提供、先ほど松村大臣から答弁させていただきましたように取り組んでいるところでありますが、この発災後の環境は、要配慮者の方にとって極めて過酷であり、福祉の観点を踏まえた災害対応の強化を求める声、今国会でも度々聞かれているところであります。災害対策については、個々の災害の教訓を踏まえ、普段の見直しを図ること、これが重要です。今回のノート半島地震についても、高齢化が進む地域で発生した災害であり、また前例のない規模での二次避難など、新たな取組を行ったところです。こういったことから、要配慮者への対応という観点も含めて、一連の災害対応を振り返り、誰一人 取り残さない防災の実現に向けて、制度面や運用面で改善につなげてまいりたいと考えています。今井さん。 ありがとうございました。次に、子ども政策についてお聞きします。とりわけ、障害のある子を育てている家族に光を当てて、質問をさせていただきます。私自身、聞こえない息子を育てている母親として、多くの壁にぶつかりました。息子は今年、二十歳になりますが、その道のりは山あり谷ありで、周りの方々の協力なしでは育てられなかったと感じています。その過程で感じた社会に対して疑問を抱いたことが、政治家としての原点でもあります。大学病院での再検査や、療育施設の選定など、本当に仕事どころではありませんでした。そんな中、母子通園施設という聞きなれない施設に通うことになりました。今でいう通所型の児童発達支援事業です。そこに通うと、お母さん、仕事をやめて、または控えて、子どもに突き沿いながら、療育をしてくださいと告げられました。きっと、同じ境遇のお母さんたちは、みんなそのような経験があると思います。実際に、女性が育児のために仕事を諦めざるを得ない状況を示したデータがあります。2022 年12月8日の、障害児及び医療的ケア児を育てる親の会議によると、障害児、疾患児、育児と仕事の両立に関するアンケート調査結果報告書によると、就労状況については、男女別に大きな違いがあり、男性の配偶者の7割が未就労であるのに対し、女性の配偶者で未就労なのはゼロでした。このことからも、子に障害のある女性にとって、仕事と育児の両立がいかに厳しいかがお分かりいただけると思います。そこで、子に障害のある親の育児と仕事の両立について、総理の御所見をお聞かせください。それじゃ、指摘だ。
46:26
障害のある子どもを育てる方々を含め、男女が共に自身のキャリアを諦めることなく、仕事と育児を両立できる環境を整備する。このことは極めて重要なことです。子育て世帯の共働き、共育てを推進するために、今国会にも育児介護休業法等の改正法案を提出しています。この中で、子どもに障害のある場合等、子育て家庭の様々な事情に対応できるよう、労働者からの仕事と育児の両立に関する個別の意向の聴取とその意向への配慮を事業主に義務付けること、これを法案の中に盛り込んだところです。また、障害のある子どもの場合でも、要介護状態に当てはまれば、介護休暇制度等が利用可能でありますが、現行の判断基準は、主に高齢者等の介護を念頭に置いたものであることから、子どもの場合には判断が難しい、こうしたケースもあります。このため、介護が必要な子どもに応じた判断基準となるよう、専門家等の知見を得ながら、その見直しを検討することともしています。政府としては、様々な事情を抱える方々が、仕事を諦めることがない社会、こうした社会の実現に向けて、一歩でも取組を進めてまいりたいと考えております。今井さん。 ありがとうございます。大きな前進だとは思いますが、今後直接的な支援につながることになるように願っております。ここでは雇用制度の話ではありましたが、一方で仕事を続けるには、預かってくれる場所を確保しなければなりません。保育所などの受入体制を整えるなど、子育て環境の整備が同時に進められる必要があると考えます。これについて、子ども政策担当大臣にお伺いします。
48:50
お答え申し上げます。障害のある子どもを育てる保護者が、自身のキャリアを断念することなく就業を継続していくためには、保育所等や障害児に対する福祉サービス等による支援をどこでも受けられるようにしていくことが大切であると考えます。このため、保育所等や障害児支援等の体制整備につきましては、各市町村において障害児など特別な支援が必要な子どもの人数や利用意向等を把握した上で、必要な提供体制を確保することとしておりまして、国としても各市町村の取組などを支援してまいります。例えば、直近の国による支援としましては、まず保育所においては、医療的なケアが必要な子どもを受け入れることができるよう、令和6年度から訪問看護ステーション等の看護師による定期的な巡回支援を開始することとしております。また、令和6年度報酬会見により、児童発達支援などの障害に対する福祉サービスについて、これらの事業者が子どもの預かりニーズに対応した場合、延長などに対応した場合についても、これを評価し、必要な給付が行われるようにしております。引き続き、こうした対応により、障害のある子どもを育てる保護者がどの地域に住んでいても、仕事と子育ての両立を図っていけるよう、必要な環境整備に取り組んでまいります。山井さん。 (山井) ありがとうございます。 障害児や医療的ケア児の親御さんが、仕事と育児の両立をするためには、非常に幅広い支援が必要となっております。ぜひ、真の誰一人取り残さない子ども政策の実現に向けて、ぜひお力をいただきたいと思っております。次に、沖縄県鶴間市における陸上自衛隊訓練場建設計画についてお尋ねします。まず、私も含め沖縄の自民党会派は、昨今の我が国を取り巻く厳しい安全保障環境を考えれば、南西地域の防衛体制強化を一概に否定するものではありません。その上で申し上げたいと思いますが、防衛省の計画に対しては、現在、鶴間市をはじめとして、地元において白紙撤回を求める動きが広がっています。本計画については、住宅地や学びの場に近いという実情の理解が不足していたり、また、地元に対する説明が丁寧に行われなかったりしたのではないかと思います。防衛大臣にお伺いしますが、やはり、地元に寄り添う形で、今回の計画、検討をしていただき、日本、そして沖縄の安全保障にとっても、地元住民にとってもいい結果を出していただきたいと考えていますが、いかがでしょうか。
51:52
いいお話しいただいたように、現在は戦後最も厳しく、そして複雑な安全保障環境に直面している我が国でありますが、防衛省は、南西諸島地域の防衛体制強化の一環として、令和9年度までに陸上自衛隊15旅団を指団に再編する計画を立てております。これに伴って、沖縄本島において追加的に発生する訓練や物資の集積の所要を満たすことが必要になるものと考えます。こうした観点から、先般防衛省は、鶴間市における訓練場の整備計画を地元に説明させていただきました。その後、鶴間市長からの要請、そして沖縄県議会からの意見書などもいただいております。本計画について、我が国の防衛を全うする観点とともに、一方で今委員おっしゃったように、住民生活との関係を重視するという、そういう観点からも、取得後の土地の利用のあり方について、改めて検討を行っているところです。ただいまご指摘のあった点を含めて、地元の実情というものを重く受け止めながら、しっかり検討を進め、結論が得られた段階で、地元の皆様に対しては、また説明に伺いたいと思っております。時間が参りました。はい、ありがとうございます。この件に関わらず、全ての沖縄に関 わる政策に忘れてならないということは、よりそうという思い、そして沖縄県民の思いというものを、ぜひですね、総理も含め、政府の皆様には、思いを馳せていただくよう、よろしくお願いします。以上です。ありがとうございました。
53:29
以上で、今井えり子さんの質疑は終了いたしました。
53:51
おはようございます。理研部士との福山でございます。まず冒頭、北朝鮮が弾道ミサイルを複数回発射したことは、極めて遺憾です。強く抗議するものであります。防衛省、自衛隊、海保、外務省、それぞれが緊迫した時間を過ごしていると思います。敬意を表したいと思います。さて、総理からも冒頭でそのご報告をいただきました。ありがとうございます。報告の中になかったんですが、NHCは開催もされたのでしょうか。また、アメリカ、韓国との情報共有も含め、どうされたのか教えていただければと思います。我々は、安全保障上の課題があれば、この予算委員会の開会については、時間をずらす等も含めて、いくらでも弾力的に検討するというふうに理事から申し上げましたが、定刻どおり始まったので、そのことを確認させていただきたいと思います。
54:49
冒頭、報告いたしました。北朝鮮のミサイル発射を受けて、8時過ぎ、ちょっと正確な時間が今手元にありますが、8時過ぎにNHCは開催いたしました。その中で報告を受けるとともに、私から、同盟国、同志国関連する国々との連携を強化することを指示したところであります。
55:21
ありがとうございます。やられたということですので、つかさで指示は出されたということですから、アメリカ、韓国とも条約共有していただいていると思います。ぜひよろしくお願い申し上げます。また、きのう自民党の党大会があったと報道で聞いております。お疲れ様です。私は率直に申し上げると、裏金問題について処分が発表されるのかなと期待をしておりました。残念ながら、指示を出したという報道で、総理の挨拶の前文も読みましたけれど、「え、今頃指示を出したんかい」と思わず、私、テレビで突っ込んでしまいました。また、特に和歌山でのハレンチなダンス懇親会を止められなかった青年局の2人の国会議員に対しても、何もないことには驚きました。青年局長だった藤原議員は、裏金議員の1人でもあります。どうも、見解議員は履行したようですけれども、元委員会委員長は、上に甘く下に厳しい組織ではダメだということを発言されたようですけれども、この2人の国会議員に対す る処分は、総理どうされるんですか。
56:43
ご指摘のように、2人は役職を辞任いたしました。そして、今、実態について、青年局の常務組織であります組織運動本部において、実態の把握、関係者の聴取ですとか、権限からの聞き取り等を行っています。この実態を把握した上で、党として、対応を判断いたします。
57:19
正直申し上げてね、こんな問題を 遮蔽期間でやるの、本当に嫌なんですよ。もう、さっさと処分して、この話終わりたいんですけど、実態把握といったら、あんだけ映像出てるし、 写真出てるじゃないですか。あれ見た瞬間に、こんなのはやるべきではないと、それを止められもしなかった国会議員が、 同席して参加してたんですよ。青年局長を辞任したなんて、痛くもかゆくもないじゃないですか。県会議員は、離党してるんですよ。総理、どう思われてるんですか。 また、党に丸投げするんですか。
57:53
今、申し上げたように、本人の辞任はありましたが、 今、実態を把握しています。党として、組織として、この問題について、どう判断するか、これを判断しなければなりません。先ほど申し上げたとおり、組織運動本部において、 実態を把握した上で、判断をいたします。
58:18
こんな明々白々な、ハレンチなことに対しても、 実態把握だとか言っ て時間をかけてるから、裏金問題も、実態把握が全然進まないんじゃないですか。違いますか。総理、この裏金問題、今まで何か明らかになったことありますか。自民党の報告書と検察の発表以外に。
58:43
この問題については、検察において捜査が尽くされ、そして、本人がその捜査に基づいて、 政治資金収支報告書の修正を行い、その上でそれぞれが、会見等説明を行いました。併せて、党としてアンケート、聞き取り調査、 こういったことを行いました。こういったことを通じて、この様々な実態が 明らかになっていると承知をしております。引き続き、実態調査を続けているところであります。
59:21
明らかになったことではなくて、それは、 総理がずっと国会で答弁している、いつものパターンだけです。政林審では、分からなかった、知らなかった、 秘書事務局がやったのはオンパレードですよ。そして答弁は食い違うことばっかり。唯一明らかになったのは、参議院の全額キックバックが 選挙の時にはあったということは明らかになりました。ただ、誰がどういうふうに導入したのかは、 全く明らかになっていません。総理、裏金問題の処分はいつ頃までに出されるんですか。当然、この臨時国会…。 ああ、ごめんなさい。通常国会中ですよね。
1:00:04
この問題については、今年の1月まで検察の捜査が続いていました。その後、党としても聞き取り調査を行いました。そして、国会において、政林審での弁明、 今日も続くことになっています。こうした、この弁明、説明等をしっかり確認した上で、党としても、政治責任について 判断しなければならないと考えています。そして、関係者の数、かなりの人数に及ぶこともあります。できるだけ早期に、党としても、 この判断をしたいと考えております。いつまでにということは申し上げておりません。
1:00:50
結局、いつまでにと言わないから、 だらだらと時間だけ過ぎていくんです。総理、この参議院の政林審でも、 32人議決をされた中で出てきたのは3人です。総理は、志のある議員は、 しっかり弁明しろと言われていますが、自民党の圧倒的な議員は、 志がないということでいいんですね。国民に説明する意思がないということでいいんですね。
1:01:18
私は、政林審をはじめ、あらゆる場を通じて、 関係者は説明の努力を尽くしていただきたいと申し上げてきました。党としても、説明を促してきたところであります。その中で、委員は、 政林審について御指摘がありました。政林審のルールは、 御存じのとおりだと思います。説明者の意思を尊重するというものであります。御党の前身であります、民主党の元党首も、 この出席をされなかった。これは、ルールに従っての対応であります。これ、開いているわけではなくて、 ルールに従って、政林審を行うことが重要であり、政林審については、そのように私は考えております。福山君。 私は、そんなこと一切言ってないですよ。政林審は、政治家の意思に基づいて出席するのを わかっているから、総理が、志らう議員は出てこいと言われているのに、32人のうち3人しか出てこないということは、自民党の他の議員は、国民の前で説明する意思がないと 思っていいんですねと、そう聞いているのに、いつも言っている同じような答弁と他党のことなんて、 もう民主党ないんですから、何言っているんですか。そんなことをいつまでも同じ答弁続けているから、 全く実態把握はできないんじゃないですか。
1:02:46
あの、私の発言、よく確認していただきたいと思います。あの、政林審をはじめ、あらゆる場を通じて、 説明をしてもらいたいと、申し上げております。その、あらゆる場を通じて、それぞれの記者会見をはじめ、様々な場を通じて、しっかりと説明責任を果たしてもらいたいと、 私は申し上げております。
1:03:12
極めて遺憾な発言です。参議院の自民党も含めた全会一致の議決より重たい、 あらゆる場面と いうのはあるんでしょうか。国権の最高機関の自民党の参議院も含めて、 全会一致で弁明の機会を32人にお渡ししているんですよ。あらゆる機会ってこれ以上、権威のある、 これ以上、特別な場面ないんじゃないですか。そこで出ても来ないで、何を言っているんですか。そんな、そんなね、弁解言い訳をするから、 全く実態解明が進まないんです。どうですか。
1:03:47
実態を最も良く知る本人が、あらゆる場を通じて、 説明することが重要だと申し上げております。これは、そしてその中で、 成林審についてはルールがあります。そのルールに従って対応するべきものであると、 申し上げております。
1:04:09
ルールはわかっています。ルールに応じて出てきてくださいと言っているのに、32人のうち3人しか出てこないということは、 説明する気がないということですねと聞いています。じゃあこの成林審に、弁明に出席するかしないかは、 省部に影響するんですか。しないんですか。国会で議決をした者を、出てこなかったことは、自民党の今、総理の言われた、 省部に影響するかどうかお答えください。
1:04:37
私はあらゆる場を通じて、説明努力を尽くしてもらいたいと申し上げています。そして説明の場、まず基本は、それぞれ、 政治資金収集報告書の修正をした際に、会見等を通じて自ら説明する。 これが基本だと思いますが、それと合わせて、党の調査、国会での弁明、 様々な機会があります。それらを、全体を見た上で、 本人の説明の取組を判断したいと考えます。
1:05:11
こんな同じ答弁ばかり何回も繰り返さないでください。 時間がもったいない。一言、弁明に出るか出ないかは、 処分に影響するのかどうか、イエスかノーかでお答えください。あらゆる会に出ろという総理のメッセージは、 いやというほど分かっています。処分をしろと、指示を出したからには、 一つの材料として弁明に出るか出ないかは、処分に影響するかどうか、イエスかノーか、 自民党の総裁として明確にお答えください。
1:05:43
説明の形、形ではなく、 説明の中身が大事だと考えます。
1:05:52
32人のうち29人出てきてないのに、 中身もクソもないでしょう。何を言っているんですか。自民党が出席を止めている議員もいる ということが報道されています。まさか、成林審に出ない方が評価が高い ということはありませんよね、総理。
1:06:14
先ほど申し上げたとおりであります。 形ではなく、中身が大事です。
1:06:21
だって出てこないんだから、 中身もクソもないでしょう。いや、全くわからない。 じゃあ何を通じて判断するんですか。会見していない人いっぱいいますよ。 修正終わっていない人まだいますよ。出てこない人どうする、 どうやって判断するんですか。じゃあ出てこないから、時間かかるから、 処分はずっと先送りするんですか、総理。
1:06:47
処分を先送りするつもりはありません。 決めをつけるわけですから、できるだけ早いタイミングで決めをつけなければならない、ということであると思います。そして、我々は、この捜査権がない中にあって、 実態を把握して、政治的な決めをつけるということを申し上げています。引き続き、実態の把握は努めたいと思いますが、 把握された実態を確認し、そして本人の説明努力等も勘案した上で、政治的な責任、道義的な決め、 これを党として判断すると申し上げております。
1:07:33
実態把握もできていない、説明もしていない、 どうやって判断するんですか。捜査権がない中で、じゃあ自民党は捜査じゃなければ、 これだけの問題について国民の前では正直に説明しないというんですか。今の話は自民党では捜査権がないから、 自民党の議員は本当のことを言わないかもしれないから限界がありますって、総理自ら認めているんですよ。それで32人のうち29人出てこない中で、 どうやって処分するんですか。もう一点、できるだけ早く処分すると。私はさすがに3月いっぱい予算委員会のうちにと 言いたかったんですけど、それをちょっと、まあ申し訳ありません、時間をとって、 この通常国会中に処分はされるんでしょうね、と言ったら、それも明言されなかった。通常国会ってまだこれから2ヶ月、3ヶ月だけですよ。通常国会中には処分されるんでしょうね。
1:08:26
はい、私の今の感触、考えにおいては、 通常国会中に判断することを考えております。
1:08:37
もう一点、4月の補欠選挙の後ではないですよね。つまり4月の補欠選挙の前に処分したら大変だと。じゃあ4月の補欠選挙の後に先送りして、 選挙はそれで乗り切りましょうと。まさ、そんな古息なことは考えておられませんよね。
1:08:59
処分が選挙に影響するかどうか、 それを考えているかということでありますが、処分はあくまでも、この処分に値するかどうか、それを統計委員会において、党の手続に基づいて行うものであります。
1:09:19
初めて通常国会中に処分を決めるということを言われました。もう1個だけ聞きます。まさか処分する前に解散をして、うやみなに全部してしまうというようなことはありませんね。それは、解散の時期はいつかは、 僕らは、それは総理の判断です。しかし処分の前に解散をして、うやみなにするようなことは、私はこの流れから言うとありえないと思っています。国民に対する裏切りだと思いますし。まさか解散の前に、処分をする前に解散をすることはありませんね。
1:09:56
今、私は解散ということは全く考えておりません。まずは、この信頼回復のために、党として政治責任のけじめを つけること、さらには、この国会において、法改正を通じて再発防止策をしっかりと、法律を成立させることによって確定すること、これに専念する、それしかありません。
1:10:26
私、法律の改正の前にとか聞いていませんよ。処分の前に解散するのかしないのかと聞いているんです。今、解散する気がないとおっしゃいました。それは分かりました。処分の前に解散するようなことはされませんねと聞いているんです。
1:10:43
今、関西を考えていないわけでありますから、今、処分の前に解散は考えておりません。処分の前に解散は考えておりません。
1:10:56
明確に言っていただきました。それでは次いきます。総理の公地会の趣旨報告書の協議記載の問題について、資料の3ページ目から見ていただけますか。安倍派の不規則愛額が約6億円だったんです。二回派の不規則愛額が約2億円ということであまり目立ちませんが、公地会も歴史とした政治資金規正法違反でした。いや、これです。さわさりながら3000万円の不規則愛額はかなり大きな額があります。3000万円、3000万円と言われていたので、ちょっと僕はどういう状況でこの不規則愛額が行われていたのかよくわかりませんでした。総理の実は答弁、衆議院、参議院に聞いてもなかなかよくわかりませんでした。ところがこれ、令和2年の1年は修正をして896万円修正されています。それで実は今、 令和2年と令和3年と令和4年が議論になっているんですけど、そこはゼロなんですが、実は5年の幅で見ると、令和元年に841万円、平成30年に1322万円が計上されずに、ある意味で言うと虚偽記載でした。総理、これ間違いないですね。
1:12:31
はい、ご指摘のとおりですが、この収支報告書の修正は令和2年分までしかできませんので、令和2年分にその前の2年分、これを繰り越すという形で修正を行っております。
1:12:50
ですから逆に言うと3000万円を繰り越したという形に、修正したという形になっているんですが、実は細かく見ると毎年なんです。1322万円が平成30年、841万円、896万円。これね、総理が言われ るように単純なミスとかなら、毎年同じような1000万円前後の、何て言うかな、不記載額の金額出てこないんですよ。それ何でこういう状況になったんですか。毎年毎年1000万円前後が不記載になっているんです。
1:13:32
これは度々説明させていただいていますが、元の会計責任者、会計知識の不足によって、そのどの議員の紹介文か分からない文に文を保留していたことと合わせて、その記載の転記ミス等があった、このように説明しておりますし、そして修正の中に元会計責任者が取り消したと認識した寄附金について、その訂正の手続を行っているなど、いくつか要因があり、そういった数字になっていると認識をしております。
1:14:22
それなら平成30年に1322万円も、わけにわからない、誰が受けたかわからないようなものがあったとしたら、翌年には改善しますよ、普通は。だってこれ計上しなかったんでしょう、平成30年分。記載だったわけですよ。1300万円もですよ。それが転記ミスだとか事務的なミスだとか、これありえないですよ、普通は。これ衆議院で答えておられますが、この1322万円は銀行口座にあったんですね。北内閣総理大臣。銀行口座にやりました。
1:15:14
はい、パーティー刑用の口座に残っていたと報告を受けております。
1:15:22
残っていたんだったら、記載せなきゃ駄目じゃないですか。収入で入ってきているんだから。でしょ。これ何で3年続けたんですか。ミスがあるんだったら、是正不通するでしょう。これね、自民党の国書はね、令和2年分しかしっかり書いていなくて、小さく100中にこの2年分書いてあったんですよ。3000万だと言うから、みんな繰り越したの丸めてやるから分からないけど、一個一個見たらこれ、毎年1000万ぐらいずつ、たまり金残っているんですよ。総理。これね、30年の前、これ見るとね、上収に見えるんですよ。毎年毎年パーティー収入から1000万前後抜いておいておくとしか見えないんです、これ。この前はどうだったんですか。
1:16:20
先ほど申し上げたような理由で不記載があったのは事実ですが、それを毎年確認していたならば、その時点で確認できていたならば、その時点で修正しなければならないものでありますが、こういった不記載について、派閥の正式にパーティーについて様々な指摘が行われて、検察等を通じて改めて確認した結果として、こういった指摘を受けたということであります。そして、それ以前はどうかという御説明でありますが、この、その6年以上前の部分につきましては、資料等が残っていないと報告を受けています。確認する術がありません。福山君、だって口座に残ってたんでしょ。通帳全部表にすりゃ分かるじゃないですか。資料がないなんてありえないですよ。口座に残ってるなら。もう一点、総理、じゃあ平成30年令和元年に1,000万、800万兆のお金が残っていますと、不明で残っていますということは報告受けていましたか。もしくは、総理は御存じでしたか。
1:17:37
えー、御指摘のような、この処理が行われていることは、報告は受けておりません。
1:17:54
あの、会計、元会計責任者が判断したと報告を受けています。
1:18:02
さっき、総理大事なことと判断。毎年出てきたんだったら、毎年修正しなきゃいけないんですよ。だけど、出てきているの に修正しないでそのままにして、今回検察に指摘されてあえて修正したんでしょう。そしたら意図的に残しているんじゃないですか。毎年修正しなきゃいけないって総理言ったのはその通りですよ。しなくて残していたんでしょう。そしてこの前はどうだったんだって聞いたら、資料がありません。総理は知ってましたか。知りません。誰がやったんですか。会計責任者がやりました。全部今自民党の裏金の安倍晴明幹部が言っている説明と総理の説明は同じじゃないですか。全く同じじゃないですか。これ常習性が累推できるでしょう。毎年収入から800万とか1000万抜いておきましょうと。だって修正するんだったら修正しなきゃいけないじゃないか。その年ごとに。違いますか総理。総理が言ったんですよ。その年ごとに修正しなきゃいけない。
1:19:01
事実が確認されたなら ば修正しなければならない。その通りであります。しかし、元会計責任者の会計知識の不足から、その、総会議員の判明した部分、ない部分を保留しておく、あるいは、誤記等があった、様々な理由で、こうした不記載が生じた。こういったことが、生じてしまった。こういったことだと思います。そして指摘を受けて修正を行った。これが経緯であると認識をしております。
1:19:42
だって毎年お金が余っているんでしょう。そしてミスならこれどうしたらいいんですかと言って、それを修正しなきゃいけないでしょう。それをミスなんでしょう。じゃあ知識がないんでしょう。そうしたら1年ごと修正しなきゃいけないです。1300万円、分からないお金があって、そのまま放っておいたんですか、その会計責任者は。今度は会計責任者の責任ですか。自分は報告を受けていない。知らなかった。会計責任者がやった。オンナインじゃないですか、総理。これ、総理、この自分の、高知会の会長はどなたですか。派閥に。
1:20:25
派閥はその他の政治団体ですから、代表者と会計責任者が同じ名前になります。これでも実質的には派閥は政治家、岸田総理が会長です。これ事務方がやっているとは言いながら、直接の責任は会長なんじゃないですか。これどう見たって常習性あるでしょう。毎年、いいですか。どこにあるか分からない。講座にあったと言われますけど、講座の管理しているのも会計責任者でしょう。何に使われたかもはっき り分からない。だって何に使われたかはっきり分かるんだったら、首相国書を載せなきゃいけないんだから。ここからのお金は載せてないんでしょう。それが毎年毎年1000万税円があったんですよ。これ、高知会の派閥の会長である岸田総理の、当時は総理かどうだったかあれですが、岸田会長の裏金だったという疑惑も十分に考えられますよ。
1:21:29
先ほどもお言いしましたように、不規制の中身、これが問題です。それが、この会計知識の不足によって、この不適切に行われていた、こういったことであります。これが指摘をされたということであります。事務の内容までを把握していなかったという点は、ご指摘のとおりだと思いますが、こうした事務的なミスについての不規制、これは、この高知会の場合は、この内容として何度も説明をさせていただいています。この 点について、指摘を受けて、そして検察の判断を仰いだ、こういったことであります。
1:22:21
それ、駄目なんですよ。その説明では、違法性を外せないんです。外れないんです。違法性があるとは、ないとは言えないんですよ。なぜかというと、政治研修小国書というのは、政治研修小国書に正しい数字を記載するかしないかなんです。犯罪は。今回は正しい数字を記載していなかったんです。でも、よくあるように、政治資金修正法で一般的な犯罪性悪意がない場合の単純ミスとか、貴重漏れは、修正をしたってそれは犯罪に問われないんです。総理の今の説明なら、犯罪に問われなくてもおかしくないんだけど、残念ながら、公地会の代表と会見責任者は、政治資金修正法違反で立憲されたんです。検察は犯罪性を認めてるんです。違法性を認めてるんです。総理の今の答弁では、逃げられないんです。違法性のある犯 罪をした派閥の会長は、直接総理なんです。この政治責任はどう取られますか。
1:23:32
不記載の中身は、先ほど来申し上げているとおりであります。そうしたこの内容を、こうした事実が明らかになってから、この説明をし、謝罪をし、派閥全体としても、こういった説明を続けております。その上で、派閥を舞台とした、こうした出来事でありますので、派閥の幹部と相談した上で、派閥自体の解散を決定した、こうしたことであります。
1:24:09
これ会長の責任でしょ、どう考えたって当時は。全く説明になってないですよ。だって、違法性があるから立憲されたんです からね。総理の言っている単純ミスだったら、正式報告書の規制漏れは、一応それは考慮の中身になるんです。でも立憲されちゃっているの、毎年毎年こうやって1000万前後。そして、挙句の果ては、前はどうだったんですか。いや、前はありませんでしたというなら分かるけど、前はどうだったんですかと聞いたら、記憶がありません、資料がありません。自分は知りませんでした。会計責任者がやりました。同じじゃないですか、説明の仕方。総理がまず処分対象じゃないですか。いや、よく分からないな。本当にあの、公地会は派閥での事件ですからね。事件ですからね。総理が会長ですからね。責任直接会長ですよ。総理ですよ。いかがですか。もう一言だけどうぞ。
1:25:17
先ほども申し上げましたが、これは不記載の中身がまず問題です。その上で、この派閥として内容を説明した上、そして謝罪をし、派閥自体を解散した。こうしたことであります。こうしたことを通じて、この事態に対して責任を果たしていかなければならない。このように関係者と相談の上、判断をした次第であります。
1:25:50
単純な事務的なミスなら、刑事件としては立憲されないんです。総理が今、解散をしたとおっしゃるということは、じゃあ事件性も違法性も認めたってことでしょ。そしたら当時の会長である総理には責任が正直に決まっているじゃないですか。今みたいな言い訳が通じるわけがない。もう一点聞きます。総務省。派閥はその他の政治団体に区分されますが、その他の政治団体から政治団体には寄付はできますが、個人、つまり公職の候補者に寄付することはできるかどうかお答えください。
1:26:30
公職の候補者の政治活動に関する寄付の制限の規定でございますが、政治資金規正法第21条の2に置かれておりまして、何人も公職の候補者の政治活動に関して選挙運動に関するもの、政治団体に対するもの、及び政党がするものを除いて、金銭等による寄付をすることは禁止をされております。
1:26:54
自民党の御革命によれば、安倍派の中で幹部勤の不規則を認識していた人が11人もいるんですよ。不規則をやっていたというのが。ところが安倍派の幹部は、安倍派の普通の議員は11人もいたのに、安倍派の幹部は成立審に出てきて全員が認識していなかったんですよ。幹部は認識していなくて、幹部じゃない人は認識していたと。昨日も党大会で説明をはっきりしないとか、それから出所信頼をはっきりしろと、自民党の議員から出ているようですけれども、これにわかに信じがたいでしょう。不規則を認識していたのは11人いるのに、安倍派の中ですよ。幹部だけは知らない。これおかしくないですか。
1:27:41
政和政策研究所の、研究会の政治資金規正法違反をめぐっては、まず、検察において、これ、捜査を尽くした結果、証拠上、収支報告書の作成は、会派事務局がもっぱら行っており、派閥の幹部の共謀は認められなかったので、これは公に発表していると承知しています。そして、この御指摘の会合をめぐっては、収支報告書、こうした不規則の認識について、この整理審等を通じても違法性の認識はなかった、このように承知をしています。こうした検察の判断、あるいは、個会等の説明について、この刑事責任と、政治責任、道義責任、これは異なるわけでありますが、この御指摘のように不自然と断言できる、こういった材料については持ち合わせておりません。
1:28:55
不自然なんですよ。それから、自民党の報告書によったら、何も手をつけないでお金を持っていた人が31人いたんですよ。これ、何でお金、手をつけないで持っていたんですかね、総理。
1:29:12
はい。これはですね、調査報告書の中身であります。これは、聞き取り調査の結果として、これは、領収書が出されなかったなど不明朗な金銭だったから、あるいは将来のパーティー券ノルマへの備え、あるいは派閥からの預かり金と捉えていたので使っていない、こういった声が聞き取り調査において把握されたこと、これが調査書の中に記載をされております。
1:29:54
全く質問に答えない。不誠実、 極まりないですよ。いいですか。何で31人はお金を使わないで置いておいたんですか。今、総務省言ったとおりですよ。政治団体では受けられるけど、個人では受けられないんですよ、派閥からのお金は。でも、派閥の事務局から記載するなと言われたから、記載するなということは政治団体って受け取れないってことでしょ。受け取れなかったらこれどうするんだと個人で受け取れないのでって。こんな違法性のあるものは使えないと言って、金庫に31人置いておいたんじゃないんですか。総理。違いますか。これが本質でしょ。総理は、検察が事実をどうのこうのと言って、それに基づいて修正したなんて言ってくる。嘘でしょ、それは。未来永劫ですね。じゃあ政治資金収支報告書、不記載のまま、違法状態のまま放っておくんですか。皆さんが修正したのは、検察が処分を判断した後でしょ。事実はあくまでも虚偽記載、不記載が全部並んでたということでしょ。でも法的には政治団体で受けるしかないから、検察が処分を決めた後に政治団体で受けるしかないから、政治団体で受けますと言って寄付で受けたんでしょ。それで修正せざるを得なかったんでしょ。その前の実態把握をしなければいけないところは、全部事実はみんな罪だったわけじゃないですか。みんなとは言わない。でも圧倒的に議員の、現職の議員の3人も4人も逮捕されたり、略式で起訴されたり、派閥の責任者が代表が3つの派閥で立憲されてるんですよ。事実はそこでしょ。あの修正は別に、検察の案が出た後に修正したんじゃない。それじゃなかったら修正できないから。そうでしょ、総理。調査85人全部してませんよ。事業調査って全部してませんよ。検察はっきり言ってますよ。基礎でもなければ不基礎でもないって言ってるんですよ。金額が高いか低いかじゃないんですよ、政治資金修正報告書は。高かろうが低かろうが、虚偽記載は犯罪行為なんですよ。総理私の言っていること違いますか。
1:32:19
検察の捜査、これは法と証拠に基づいて捜査を尽くしたものであると認識をしています。その上で処分が行われた、判断が行われたものであります。そしてそれぞれの関係者は、その捜査を受ける中で、自らの政治資金を振り返り、確認した上で、納得した上で、政治資金修正報告書を修正した。これが経緯であると認識をしています。そしてその結果として、この政治資金について、個人で受けたものはない。こういったことであると考えています。少なくとも、個人で受けたものは確認されておりません。
1:33:10
総理、今日、長弁ちょっと変わりましたよね。事実に基づいて修正報告をしたとずっと言ってきたけど、事実じゃないですよね。事実は全部虚偽記載ですから。そしてこれが成林審です。安倍派の4人の幹部、全部話が違う。問題の代替案は、問題提起したのは4人とも出席者全員が自分ではないと言っています。これはあり得ない。誰かが嘘ついている。誰かが嘘ついている。参議院の全額のキックバックも、橋本議員も瀬戸議員も自分じゃないと言っている。参議院議員会長と安倍派の参議院の会長が知らないで一体誰が決めるんですか。今日下村議員が来られます。はっきりするかもしれませんが、もう一点。萩生田議員は、実は雑誌において、自分たちの安倍派は、森派は、初当選の頃から安倍派は同じルールで会計処理をしてきました。それは販売ノルマを超えた分は活動費として派閥から戻す。それは収集報告書に載せなくていいというものでしたと、萩生田議員は話されているんです。2005年には静岡新聞で、自民・森派パーティー収入裏金化か割当て戻す販売と、もう今と同じ状況が報道されているんです。ということは20年、このことをやり続けている。萩生田議員は残念ながら成林寺に出てきていただけません。どうか皆さん、あ、総理、萩生田議員も成林寺に出てきてもらうように言ってもらえませ んか。先ほど申し上げたように衆議院も全然誰も出てこない。やっと今日下村議員が出てきたけど遅すぎる。もっと早く出てくるべきだと思います。疑惑が深まるばかりです。総理の実態把握には到底及びません。このような状況が続くなら、総理には、もう一日も早くやる気がないなら、おやめをいただきたいと思います。そのことを言って、もう時間ありませんでしたが、残念ですが終わります。以上です。ありがとうございました。
1:35:18
以上で福山哲郎君の質疑は終了いたしました。
1:35:30
次に小川幸人君の質疑を行います。小川幸人君。
1:35:38
立憲民主社民の小川幸人です。私からも、今朝方のミサイル発射という北朝鮮の傍協について厳重に抗議するとともに、野党反党自身の被災された皆様方に、慎んでお悔やみと、そしてお見舞いを申し上げます。さて、その北朝鮮の傍協に関してですが、総理にお尋ねいたします。実は、サッカーのワールドカップで、男子日本代表と北朝鮮が26日、平壌で対戦することが決まっております。これは極めて重要な問題だと思っております。その前には、自国の日本で開催も予定されております。これは、拉致の問題、被害についてはもちろんですけれども、やはり我が国の国民をしっかりと守っていくという、そういう総理の御決断、そしてお約束をしていただけないでしょうか。
1:36:42
政府として、自国の国民の命、暮らしを守る、これは最も重要な責務であります。その課題や状況に合わせて、最大限の政府としての努力を行う。これは当然のことであると考えます。
1:37:07
ちなみに、ナルシコ・ジャッフマンが今年、北朝鮮と対戦する際には、第3号区で行われました。そういうことも、この立場で、この委員会の中で申し述べることは、これ以上は控えますけれども、日本協会もそういう形で動いていくのかもしれませんが、ぜひ日本国民を守っていくということを約束いただいたというふうに認識をいたしましたので、よろしくお願いいたします。さて、私からも、いわゆる裏金疑惑の問題について、2、3お尋ねをいたします。まず、先週の金曜日、確定申告の締切日でありました、田中雅代委員や、あるいは石川大賀委員から、確定申告、これ、裏金に関して所得を申告していることについては、確認をしてくださいね、というお尋ねがあったと思いますが、総理は、この件について、実際には確認をされていらっしゃいますか。
1:38:08
委員の御質問は、要するに納税した議員がいるかどうか、これを確認したかということでありますが、これについては、政治資金において、課税関係が生じるかどうか、それは政治資金を政治団体で受けたか、あるいは個人で受けたか、これによって変わってくる。これは委員御承知のとおりであります。この政治資金で受けたというのであるならば、課税関係は生じないということでありますが、これについて、この検察の捜査が行われ、そして捜査を尽くした上で、各議員が収支報告書の修正を行った。そして、党としても聞き取り調査等を行ったわけでありますが、その中で個人で受けた議員というものは、把握はされておりません。よって課税関係が生じて、そして納税したという議員は確認されておりません。
1:39:12
総理、実際に聞き取り調査というのは、確定申告の締め切り前に行われたものだと認識しております。実際に締め切り後に、その申告がなされたかどうか、その点は、総理は指示をされましたか。
1:39:32
課税関係が生じているかどうか、これは法律に従って判断されなければなりません。そして、この検察の捜査が行われた上で、この収支報告書の修正が行われた。その中で、個人で政治資金を受けたという事例は、把握されておりません。よって、この議員に対して納税を促したのかというご質問でありますが、そういった促しは行っておりません。
1:40:07
大変残念なご答弁と言わざるを得ないです。ちなみに、この処分を今後検討することを指示したということを、自民党大会後にもおっしゃいました。これは昨日のことですが、この昨日の指示された内容の中に、統計委員会という、またこの委員会の中でも統計委員会という言葉が出てまいりました。統計委員会の体制、あるいは人数、こういったものでどういうことをされるのか、具体的な人数等、教えていただけないでしょうか。
1:40:48
統計委員会につきましては、自民党の党則等において定められています。人数等、規約等、今手元にありませんので、具体的な人数等、ちょっと申し上げることが今はできませんが、党則に決められた正規の党の組織であります。そして、党則に従って、こうした処罰等が判断される、こうしたことが自民党の中で取り決められております。
1:41:23
その統計委員会は、この裏金疑惑について、実際に何回これまで開かれましたでしょうか。そして、その開かれた委員会に、責任者である岸田総理は何回出席されましたでしょうか。
1:41:40
今回の事案を受けて、党としては、政治刷新本部を立ち上げて、この対応を議論してきました。そして、政治責任を問う、この処罰ということにおいて、統計委員会という組織が動くことになります。統計委員会は、これから動くことになります。
1:42:05
先ほど福山委員からもご指摘ありましたが、ではその処罰はいつまでにという目処は、その時にまだお話しされていないんでしょうか。統計委員会自体は、まだ開催もされていないという認識でよろしいんでしょうか。
1:42:23
今問題になっている事案について、統計委員会が扱う、これはこれからであります。統計委員会自体は、常時存在するものであります。その様々な課題について議論をしている、そういった活動を続けておりますが、今回の案件について、統計委員会が直接議論するのはこれからだと認識をしています。
1:42:54
では、ぜひ、これもお約束していただきたい事例の一つなんですが、その統計委員会で今後開かれる日程、そして開かれた場合に、どのようなことが話し合われた、これをしっかり開示する、オープンにしていただ く。つまり、結論ありきではなくて、途中の経緯をきちんとご説明いただけないでしょうか。
1:43:22
統計委員会の取扱いは、党則等、ルールが定められています。それにもとって、対応をしてまいります。
1:43:33
その件につきましても、岸田総理のリーダーシップを期待をしておりますが、その点については、お約束いただけないでしょうか。途中計画のオープン、そしてその結論に至るまでの経緯、それを事前に、その都度お示しいただけないでしょうか。説明をしていただけないでしょうか。
1:44:00
これは自民党の党内のルールであります。そのルールに従って、統計委員会は動かしてまいります。
1:44:10
今まで、岸田総理は、あらゆる場を通じて説明責任を果たされていくと申し上げています。その一環だと、これも思っております。従って、総理自らが党則というものも変更することは、皆さんたちの合意によって変更することもできると思いますし、また、統計委員会自身がこれからどういう具体的な活動をされるのかというのは、国民にとっては必要な情報だと認識をしておりますが、総理はそう思われませんか。
1:44:52
説明責任は、あらゆる場を通じて尽くされなければならないということ、これは再三申し上げております。統計委員会は、党として政治責任、関係者の政治責任、掲示名、処分について判断する組織であります。説明は、あらゆる場において尽くされなければいけませんが、それを踏まえて、統計委員会はその責務を果たしていくことになります。
1:45:26
それでは、皆様方がよくこの委員会でも質問をされていますが、いわゆる第三者委員会的な、そういうものをその統計委員会の中に盛り込むということは考えられ得るんでしょうか。また、第三者委員会としての設立というのを要望されていたと思いますが、それについては、今も変わらな いで儲けないというお考えでしょうか。
1:45:59
統計委員会については、従来から外部の関係者がその統計委員会に参加をしています。従来から外部のメモを入れるという形で統計委員会を運営している、これが自民党のルールであります。
1:46:18
民間企業の場合は、何か不祥事が起きる、あるいは事故の検証を起こした場合、する場合には、必ずと言っていいほど第三者委員会があります。いわゆる刑事事件ならずとも、刑事事件にならなくても内部での事情作用で、そしてそれを補足する意味でも第三者の意見が非常に重要であります。しかもそれを随時マスコミ等に、メディア等にも公表していきなが ら、機動修正を図って、言ってみればその結論で社会的な責任を果たしていくということが一般的ですが、そのような段取り、これをお踏みになるおつもりはないというふうに私は今受け止めましたが、それでよろしいですか。
1:47:11
今回の受案は、党とは別の法人組織で、別の法的な存在である派閥を舞台にして生じた案件でありますが、党として自らの責任にも関わるということで、党としてこの問題を取り上げ、政治察視本部等を立ち上げた、こういったことであります。そしてその中にあっても、やはり党として外部の目を入れなければいけないということで、聞き取り調査においても、外部の2つの弁護士事務所から多くの弁護士に参加してもらう、また従来から行っているように、党議員会、外部の方々にも参加してもらって、党議員会を開く、こういった取り組みを続けています。党として、透明性を高める、外部の目を入れる、様々な仕掛けを使いながら、この問題について、政治責任について判断していきたいと考えています。
1:48:17
透明性が低いからお尋ねをしているわけですし、透明性を今後さらに高めていただくためにも、ご提案を申し上げております。ぜひ1つご検討いただければと思っております。では、今日の本来のテーマというのは、子ども政策及び社会保障等を含む内外の諸課題でございます。パネルをお願いします。まず、社会保障の中で年金の問題です。先ほど他の委員からも、GDP名目一線長遠を目指すことは可能だというようなことも指摘がありましたが、GDPの名目が高くなれば高くなるほど、これは当然年金の額も増えていかないと生活は苦しくなってまいります。くしくも5年に1度の今年は財政検証の年でもありますし、その結果がこの夏にも公表される見通しです。誰もが訪れる老後、その年金についての指標が5年に1度、この節目の年を迎えるわけですので、予算委員会にふさわしいテーマかと思います。まずお尋ねをいたします。このパネルの中をご覧いただきたいんですが、まず年金を全くもらっていらっしゃらない方、これは75歳以上の方ですが、大体2.4%いらっしゃいます。そして月の平均に換算して10万円未満の方が56%、つまり月平均10万円未満での年金の支給という方が、およそ6割いらっしゃるという現実です。これはで生活ができるのか、こういう素朴な質問ですけれども、お答えいただけないでしょうか。どうなったでしょうか。ではまず、担当大臣の厚生労働大臣にお尋ねします。
1:50:10
担当ですので私からお答えさせていただきます。公的年金制度国の社会保障制度の一つとして、社会全体で高齢期の生活を支える制度でございます。老後の所得保障の柱として役割を果たしておりますけれども、それだけで老後の生活の全てを賄うものではないことから、現役世代に構築した生活基盤や貯蓄などと組み合わせて、老後の生活を送っていただく必要があると考えます。足下では高齢者の労働参加が進んでおりまして、希望する高齢者が年齢にかかわらず活躍できる障害現役社会の実現を目指していく必要があると考えます。また、低所得者でございますけれども、その低所得者である高齢者の方々を、社会保障制度全体で総合的に支援するために、年間最大6万円の年金生活者支援給付金の支給、それから介護保険における低所得者の方々を対象とした補足給付の支給、さらに医療保険・介護保険における低所得者の方々への保険料軽減措置や低所得に応じた自己負担、利用者負担の上限額の設定、