18:55
再せて、お会いできることを願っています。
19:55
これより会議を開きます。経済産業の基本施策に関する件、並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。両県調査のため、本日、政府参考人として、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長ババ・ケンさん、
20:21
公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長片桐梨一さん、金融庁総合政策局三次官柴田達文さん、農林水産省大臣官房審議官勝野美恵さん、経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ情報科審議官植村政宏さん、
20:43
経済産業省大臣官房審議官菊川神吾さん、経済産業省大臣官房審議官井上誠一郎さん、経済産業省大臣官房審議官橋本慎吾さん、経済産業省大臣官房調査統計グループ長殿木文昭さん、経済産業省商務情報政策局長野原聡さん、
21:08
資源エネルギー庁次長松山康裕さん、資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官山田人さん、資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部長井上裕さん、資源エネルギー庁電力ガス事業部長久米隆さん、
21:29
中小企業庁事業環境部長山本一則さん、中小企業庁経営支援部長松浦哲也さん、及び国土交通省大臣官房審議官永井信一さんの出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
21:57
おはようございます。まず、今回の野党半島の地震について質問をさせてください。一昨年、お地元の衆議院議員の近藤和也さんのところを訪れまして、
22:20
2日間ほど野党半島を一周して、野党の空港も見させていただきました。ですから、今回の震災についてはイメージができます。野党半島をずっと海岸沿い車で走ると、各小さな集落がたくさんあるんです。
22:46
近藤和也先生に、何件ぐらい集落があるのかと聞いたら、1000を超えてあると伺って、今回の震災で、東日本大震災もそうでしたけれども、半島の復興が一番遅れます。ですから、この野党半島の復興、復旧について、まず経済産業省としての取り組みを伺います。
23:13
野党半島には伝統的工芸品があると思います。和島塗り。その時にも、石川県和島筆芸美術館も訪れまして、大きな1メートルを超える和島塗りの地球儀があって、素晴らしい工芸の推移を集めたものだと思います。今日時点ではまだ休館中です。
23:42
まず冒頭、野党半島の伝統的工芸産業について、対象品目がどのようなものがあるかについて答弁をお願いします。
24:05
伝統的工芸品産業支援補助金の災害復興事業においては、令和6年、野党半島地震で被災した石川県、富山県、新潟県、福井県の4県において、経済産業大臣が指定した全ての伝統的工芸品を対象品目といたしておりまして、具体的には、石川県の和島塗りや、久谷焼、富山県の高岡漆器、新潟県の新潟漆器、福井県の越前漆器など、合計39品目となっております。
24:36
ありがとうございます。野党半島地震によって被害を受けた、和島塗りをはじめとした伝統的工芸品については、今、答弁がありました。その復興支援について、どういう取り組みをしているのか、手短に答弁をお願いします。
25:02
お答え申し上げます。経済産業省といたしましては、和島塗りをはじめとした伝統的工芸品の被災事業者に対しまして、なりわい補助金、伝統的工芸品産業支援補助金、被災事業者が仮設工房として活用できる集合型仮設支援の整備支援事業などの支援策を講じているところでございます。
25:29
その補助率についての答弁をお願いします。
25:38
伝統的工芸品産業支援補助金の補助率につきましては、4分の3と言います。
25:50
経産省の皆さんにお伺いしたところ、4分の3が補助で、4分の1が自己負担だという話でした。農水省に確認したいんですけれども、2014年の大雪災害のときに被災農業向け経営体育成支援事業が行われていて、そのときの内容補助率についての答弁をお願いします。
26:21
答えさせていただきます。その際の補助率ですけれども、国の補助率を2分の1に引き上げまして、県と市町村が合わせて10分の4の上乗せ補助を行うことにより支援をしまして、この際、県と市町村の上乗せ負担に対する特 別交付税措置も講じたところです。
26:46
この積雪災害のときは、金曜の夜から雪が降り始めて、夜中に雪が重くなって、私、埼玉県なんですけれども、地元の100億円を超えるハウス、農家、トマト、いちご、梨、柿、ぶどう、きゅうりなど、凍化したものですから、全て取材をさせていただいて、
27:12
その日の金曜日の内閣委員会で官房長官に質問をさせていただきました。農水省の支援策についても全て頭の中に入れて、どこまで可能かということを官房長官に伺ったところ、やるよと言ってくれました。
27:30
その後、何回かやりとりをさせていただいて、2週間後の金曜日か3週間後の金曜日に連絡がありまして、もし10分の3の補助率を10分の9にするという、私、政治を実感しましたよね。役所を超えたことをするのが政治だと思っています。
27:49
ですから、ぜひ大臣にお願いしたいのは、今の規定だと4分の3、4分の1が自己負担なんですけど、その時、ハウス農家取材すると、皆さんね、息子が帰ってきてくれたっていう。
28:07
あまり今やめて、自分の後を継ぐために息子が帰ってきてくれたと。ですから、そこの希望をできるだけ早い措置、政府の後押しによって、やる気を削がないということが必要だと思って質問させていただいたんです。
28:28
この時は、その後この制度は、多分熊本の地震でも救われているし、今回の野戸の地震でも救われているスキームなんです。
28:38
これがしっかり生きているので、これを援用しながら、特別交付税措置によって、それを補助率を上げることによって、ぜひ電灯工芸、皆さん困っていらっしゃるので、そこの希望の火を灯してほしいと思うんですけど、大臣のご決意を伺わせてください。
29:07
委員がお話になった平成26年大雪の時、私も自民党の農政の中核の部分にいましたので、よく経緯を覚えております。埼玉県の花の業者の方も大変困っておられて、これで子どももついてくれるという話をたくさん伺った記憶があります。
29:32
それで本県なんですけれども、もちろん松間塗りをはじめとした電灯工芸品については、再生と復興、これは全力を挙げてやっていかなければなと思っています。委員ご指摘の電灯鉄工業品産業支援補助金の補助率ですけれども、この補助率は4分の3としているわけですが、実はこれ東日本大震災に講じた補助率であります。
30:00
未曾有の大災害の時に講じた補助率を、今回も同じ補助率でということになっているわけであります。残り4分の1は確かに自己負担になるわけですけれども、例えば金利を0.9%引き下げる日本高校の特別貸付ですとか、
30:22
それから石川県独自で無利子となる制度融資というものも創設されておりまして、必要に応じてご活用いただける体制にはなっているということだと思います。加えまして、松間塗りについては、仮設工房については、中小企業基盤整備機構が施設工事費等を全額助成するという形で、4月中のオープンを目指しているというところもございますので、
30:51
我々としては万全の対応をしているということでありますが、引き続き被災された事業者に寄り添ってきめ細やかに対応できることがないか、そういう点では努力を続けていきたいと思っています。大臣も承知をしていると思うんですけれども、4分の3がなかなか厳しいと、4分の3の4分の1は自己負担ですから、金利ゼロだとしても返済が伴いますので、なかなか厳しいと思います。
31:21
ですから、やはり4分の1を負担を10分の1ぐらいの負担にするような措置を、ぜひ関係各府省と協議をしていただいて、希望の光を灯すようにしていただくことをぜひお願い申し上げます。
31:44
続きまして、下請価格の転嫁対策について伺いたいと思います。まず、下請価格の転嫁対策なんですけれども、お手元の資料を見ていただくと、フード連合が行った取引勧告に関する実態調査について、まず厚生取引委員会中小企業庁の受け止めを手短に伺わせてください。
32:22
今、委員御指摘のフード連合の調査で、現場の取引勧告について若干の改善が見られることが示されている一方で、主な御意見として、古い取引勧告が根強く残っていると感じるといった声があるなど、劇的には改善していない旨の指摘がなされているというふうに承知をしております。
32:51
厚生取引委員会としては、化学展開円滑化の取組が一定程度進んでいるとは考えられるものの、まだ道半ばの状態であると考えてございます 。
33:06
厚生取引委員会としては、昨年11月に公表した老ーム比転換の指針の周知徹底を進めるとともに、化学展開について重点的に状況を把握するフォローアップを行うなど、指針の周知徹底に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
33:33
お答えいたします。委員御指摘のフード連合が行った調査については承知をいたしておりまして、現場の取引勧告が改善しているとの回答割合が増加してはいるものの3割にとどまっているということで、厚生取引委員会と同様に、まだ課題は残るものと認識しております。
33:55
中小企業長が実施した調査におきましても、発注企業から交渉の申し入れがあった企業の割合が増加するなど、受注企業にとって価格交渉しやすい雰囲気が醸成されつつある一方で、受注企業が価格転換額の割合は45.7%でございまして、今後も粘り強く転換対策を徹底し、転換率を上昇させることが重要と考えております。
34:19
価格転換のみならず、支払い条件の改善なども含めて、引き続き、取引的成果対策を強力に進めてまいりそうと存じております。御答弁ありがとうございます。農水省では、食品製造業者・小売業者間における適正取引推進ガイドライン2021年12月を成し取りまして、お手元の資料の2ページ目、3ページ目、
34:48
食品製造業者間の問題となり得る取引事例として、これが農水省のガイドラインの中にもらわれているものです。これに基づいて、食品メーカーの営業の一線に立たれている1万人に聞いてみた結果なので、私、正しいと思います。私ももっと営業マンなもんですから。
35:14
商売の実態というのは、農水省さんもアンケート調査しているとは伺っています。ただ、会社に対してのアンケートなので、なかなか会社が答えるのは、1つ丸くなって、角がなくなっている感じがします。
35:34
この本当に相対で取引していらっしゃる方の意見は貴重だと思っていて、一番多い問題があったというのが、原材料価格等の上昇時の取引価格の改定。
35:52
大幅な原材料価格高騰にあたり、資料を基に値上げ要請をしたが、農品価格を一方的に据え置かれた。確かに小売も大変だと思うの。逆に考えれば。
36:11
大きいところはあるけれども、小さな小売もあるので、なかなか消費者のことを考えれば、価格転換に応じられないというところは理解できるのですが、
36:22
こういう資料を出したんだけど一方的に下げられたというのはどうかなと思ってもみたり、あるいは店舗到着後の破損所為として、どの時点で破損したか確定できず、小売業者から言われるままに返品や返還に応じざるを得ないとか、
36:51
あるいは従業員の派遣、役務の提供を求められたとか、いろいろとこういう 慣習がまだ残っているところだと思う。ただ、今の中小小規模企業、あるいは会社の就職を考えるときに、働く環境が重視される時代になってきたと思うんですよ。働く環境が。
37:17
ですからこういう取引をもっと合理的な、つまり受発注企業が対等な召喚手にすることも、業界全体を発展させることにつながると考えておりまして、
37:33
次お願いしたいのは、農水省、経産省、小鳥の皆さんが意思疎通を密にしながら、それぞれ所管の業界の皆さん、承知をしていると思うので、
37:50
そことの対話を通じて、この取引勧告の改善を図ることをお願いしたいんですけれども、それぞれ答弁をお願いいたします。
38:18
委員、今ご指摘がありましたとおり、発注側、受注側の双方が共存共栄の関係の中で適正な取引を行うことは、サプライチェーン全体の強化にもつながり、業界の発展にも資する。これは基本的な考え方だと存じます。発注事業者、受注事業者が取引の際に、よるべき基準を定めた振興基準の中におきましても、価格など取引条件を決定する際には協議をすべきことを定めております。
38:47
これらを活用しながら、発注側、受注側、双方の事業者への対話を進めていく。この取引条件の改善を促す基本情勢に取り組んでまいります。その際に、業種ごとの双集間を踏まえた価格転嫁取引適正化対策、これを効果的に進めるには、今ご指摘のありました農林水産省の取組を含めて、
39:11
各業所管省庁と連携した取組を実施することが必要であると考えてございます。その実効性を高めるよう、政府内では、内閣官房副長官を主催する関 係省庁会議の場で、関係省庁に対し取組方針を協議し、また、各業界ごとの自主ガイドラインの類似の改正、改善につきましても、政府全体として取り組んでいるところでございます。引き続き、農林水産省厚生取引委員会を始めつつる関係省庁、業所管庁とも、しっかり連携いたしまして、価格転嫁取引適正化に取り組んでまいり、所存でございます。後の2人よろしいですか。
40:05
先ほどご紹介いたしました労務費の指針でございますけれども、厚生取引委員会、内閣官房と連名して策定をしておるものでございます。これの周知徹底につきましても、内閣官房、それから先ほど中小企業庁からの答弁もございましたけれども、関係省庁会議の場なども通じて、周知徹底、それからフォローアップの取組を進めているところでございます。
40:32
先ほど委員御指摘の小売分野も含めまして、関係省庁と連携をして、周知徹底、フォローアップを進めてまいりたいというふうに考えてございます。土居水産も。準備してなければいいよ。
40:50
ありがとうございます。土居水産の今日の政府参考にも、本省に帰ったら伝えてください。関係部局の方に。
40:59
最小庁が連携しながら、業界の皆さんを一同に返してもいいかもしれない。それで、召喚書について今後いい人材を取ろうと思ったら、ぜひ召喚書を改めた方がいいんですよ、というふうに言ってくれると助かるの。
41:17
2019年、公民制度改革しているときに、私の会社の先輩で、多国籍企業、大きな会社のアジア担当の役員の方に取材 したことがあって、大嶋、うちの会社は断場費半分半分にしているって言うんですよ。半分半分にすると、いろんな論点が整理されて、生産性が上がるっておっしゃってたの。
41:42
私の企業の皆さんには、断場費半分半分にすると、それは多角的な論点が精査されて、会社がますます生産性が上がるぞって、そういうアプローチをしているものですから、ぜひそういうふうに言って、うまく業界団体を次のステージに持っていっていただけるようにお願いを申し上げます。
42:06
次に、価格転嫁。今のはフード連合さんの現場の召喚書の話なので、価格転嫁の問題について議論をさせてください。私、時々駅でレポートとか配ってまして、昨日の夜も時間があったから、1時間ほど駅でレポートを皆さんに配布するの。
42:32
私も元サラリーマンだから、景気動向とか、わかるの。手に取るように。新聞報道だと、株価が上がっているとか、大手企業を満額回答以上回答したりしながら 、非常にいい感じなんだけど、全然違うよね。全然ね、浸透してないですよ。日本のサラリーマンの皆さんには。
42:59
これは公務員の皆さんにもかかっている問題であって、人事院勧告は50人以上の企業ですから、中小小規模企業の賃金が上がらないと公務員の賃金も上がらない。ですから、ここの価格転嫁の問題について、踏み込んだ方がいいと思っている。
43:19
それで、手短に答弁願いたいんだけど、安倍政権、菅政権、そして岸田政権、いつ頃から価格転嫁を取り組んできたかについて、答弁をお願いします。
43:41
価格転嫁対策といたしましては、2016年に親事業者・下請事業者の望ましい取引勧告の普及定着を目的としたパッケージとして、未来志向型取引勧告に向けてを策定しております。この中の重点課題の一つに、価格決定方法の適正化が位置付けられ、不合理な減価提言要請の是正等に取り組むこととされたところでございます。
44:07
また、業種別に自主行動計画の策定とフォローアップを促すということで、サプライチェーン全体での取引の適正化を図る取組が行われております。現在では27業種67団体が取り組んでいるところでございます。
44:23
この間、2017年に中小企業庁においては、下請事業面を全国に配置いたしまして、2021年から2022年にかけて120名から248名に増員するなど、体制強化を図り、今年度予算案においては、330名への増員を盛り込んでいるところでございます。失礼しました。来年度予算案においては、さらなる増員を盛り込んでいるところでございます。
44:49
さらに、2021年以降、エネルギー価格や減在料費、ローム費などが上昇している中で、新たに年2回の価格交渉促進月間、3月、9月を設定いたしまして、発注側、受注側の双方に積極的な交渉を呼びかけ、業種別の点価価格率の公表、発注企業ごとの交渉、価格状況の公表、および大臣命令の指導助言などを実施しているところでございます。
45:16
加えまして、2020年以降はパートナーシップ構築宣言も推進しておりまして、現在、宣言企業数は4万社を超えるなど、価格展開に向けた機運醸成にも取り組んできているところでございます。大臣、8年間も取り組んでいるわりには、成果が上がっているかなというと、疑問を持たざるを得ないんですよ。
45:40
与党も野党もこれだけ価格展開してくれと。政府側も各企業に対してパートナーシップ宣言等で推進はしているし、各地面を含めて増強しているんですけれど、政策の転換を図った方がいいのかなとは思っている。
46:07
これから国土交通省で物流問題審議されるんですけれども、今回国土交通省で出している物流の対策はよくできていると思う。や はり政府の、私たちの仕事は仕組みを作るのが仕事なので、仕組みによって物事を解決するということが必要だと思っていて、
46:26
今日の国交省の物流に関する今後の法案の、特に物流統括管理者を専任して中長期計画を政府に報告、義務づけるとか、あるいはその下請け構造についてもしっかりわかるように聴報作成しろということは、私はいいことだなと思うんですけれど、簡単に説明してください。
46:56
お答え申し上げます。トラック運送業につきましては、今国会に提出をさせていただいております法律案におきまして、このうち大きな重要なポイントの一つとして、
47:16
実装受付構造の可視化のために、元受付事業者に対して実運送事業者の名称等を記載した実運送体制管理簿の作成を義務づけということとさせていただいております。
47:29
これによりまして、元受付事業者は実運送事業者が収受すべき運賃に、下請け手数料を上乗せした金額を荷主に求め、また荷主は運送コストを適正化すべく過度な下請け構造の回避を運送事業者に求めることとなりまして、多重下請け構造の是正が図られていくと考えているところでございます。こうした取組を通じて、適正な取引環境の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
48:00
トラック事業者の皆さんは、ものづくりとは異なって、意外とシンプルだとは思います。
48:13
おそらく、全農工房さんと同じで、大手の元受けは農機管理であったり、品質管理であったり、さまざま管理を発注している。それを全部、今回、長期付けしておくことによって、消化種を含めて物理を変えようというのが今回の法改正だと私は理解をしております。
48:37
だから、メーカーでもできるのではないかと思う。私も営業マンですから、東京商工リサーチのデータを持ちながら、全部企業を頭の中に入れて営業していたので、そんなに難しいことはないですよ、ものづくりでも。そんな10人、20人、30人超えたものづくり業界では、日本に何万社も何十万社も存在しないはずなの。
49:04
そろそろ、政策の転換を図らないと、私は、このことは、これまでこの場でも述べてきましたけれども、なかなか製造業の後継ぎがいなくなりつつあるんですよ。
49:20
要は苦労させたくないから、今現状利益出しているんだけど、息子は大企業に入っているから、家に戻すのはやめとこうかなという話を伺う。この日本のサプライチェーンが大手のみだと、サラリーマンの中でも、できるだけ平準化したいと思っている。
49:43
ですから、一回大臣、もう一回この規制の在り方、あんまり経産省にはなじまないかもしれない。ただ、商鋭の方は多分このようなスキームだったと思う。自由を任せることと、国交省は規制官庁ですから、こういうの得意かもしれないんですけども、
50:04
これを規制して業界を仕組みつくって、まんべんなく効率化を図るという大きな政策の転換を、私は経産省としても検討したり、取らせてみてもいいかなと思うんですけども、その点について大臣、答弁できますかね。
50:31
まず問題意識は、つまり価格転換を徹底していくということ、これが引いては中小企業の賃上げ実現の鍵にもなっていくわけでありますし、そうなると人材確保にも、ということにつながっていきます。そしてサプライチェーン全体で取り組んでいかなくちゃいけないという点も、私は、委員とおもいは同じであります。
50:56
一方で価格転換は最終的には消費者まで行くわけでありまして、そこができるかどうかという大問題があるわけでありますので、そこが強制できれば規制で、おそらく遡ってサプライチェーン全体でということにつながっていくんだろうと思う、その最後の出口のところが非常に規制になじまないという難しい局面があるのではないかと思っています。
51:24
我々としても、年明け以降経営者との車座対話で、発注側、受注側双方から価格転換や賃上げの実態に関するお話を伺ったし、中小企業の声に基づく220社の企業リストの公表ですとか、大臣名での指導助言といった、かつてないような取り組みは講じてきているわけであります。
51:48
地面も人数を増員するということもやってきていますので、私としては価格交渉しやすい雰囲気が、まずは醸成されつつある状況にあるのではないかと思っていますが、まだまだ価格転換できた額の割合が45%でありますので、こういう気を緩めることなく、価格転換対策を粘り強くやっていきたいと思っているということでありますが、規制的手段についてはやはり慎重な検討が必要だなと思っています。
52:18
ここはある程度哲学もあるかもしれないんですけれども、そろそろ転換した方がいいのと、もう一つは日本の大企業、サラリーマン経営者です。一時下請、日本の大企業は守れるかもしれない。ただそれは、一時、二時、三時になっていくと企業の雰囲気が変わってくることと、
52:38
公売担当としては、社長からしっかりこういうふうにやってくれと言わないとなかなか応じないですから、それはもう8年間やってもなかなか伴わないので、ある程度、強制力まで言いませんけれども、ある程度こういう仕組みを作る検討は必要なのかなと思うので、その点、最後に述べさせていただいて、私の質問は閉じます。ありがとうございました。
53:28
日本一種の会、教育無償化を実現する会の小野大輔でございます。齋藤大臣、よろしくお願いいたします。先ほど大島委員からいい議論をされていたなと思ったので、その感想から申し上げますと、私が日本が賃上げが起こらない原因というのは、やはり取引環境がフェアじゃないからだと思うんですね。
53:50
長らくお客様は神様ですというようなことを、みんなお客様から言われたら何でも聞かなきゃいけないんだというふうに誤解をされている。私、以前建設系のコンサルティング会社にもいたんですけれども、非常に面白いビジネスモデルで、コンストラクションマネジメントというビジネスモデルなんですね。これはアメリカで始まったモデルですが、例えば建設工事を受け負った場合にも、
54:18
建設工事の受け負い額に何%かけるということではなくて、管 理費用でどれだけの人工が必要なのかということをちゃんと計算した上で、設計費とか設計管理費とか、あるいは現場管理費ということを全部請求していくということなんですね。ですから、お客様の事情とか、あるいは不可耕力があった場合に工期が延びた場合とか、設計変更があった場合には、
54:41
その手数料をちゃんと人工換算をして追加請求するということを、ちゃんとその都度その都度契約を交わすということなんですが、物流2024年問題も、もう本当にとりあえずこの金額でやってくれということで、あとは全部受けた場合で全部吸収してくれというようなことが行われていることが、これが結局日本の中小企業を中心に人件費が上がってこなかったということだと思うんですね。
55:09
今政府も一生懸命頑張っておられて、春冬でもいい数字が出ているということですが、私はやっぱりここをいくら頑張っても、結局大企業が発注するときに、どれぐらいそのコストをちゃんと見た上で適切に払っているのかということが、契約ベースでちゃんとしっかりと明らかになって合意できないと、多分いつまでたっても日本の賃金構造は上がっていかないし、
55:35
それから野党の側からもずっと岸田政権を批判しているように、実質賃金がずっと下がっていると、上がらないということが永遠に続くと思いますので、ここはやはり日本が発注者側と受ける側で、ちゃんとフェアな、対等な関係で契約を結んでおくかどうかということを、そこにこだわっていただきたいと思うんですね。この間の委員会で同じような議論があって、隣の山本剛生さんとも話していたときに、
56:04
トヨタのジャストインタイム方式というのは、これはトヨタとしては自分のビジネスモデルとして有益なんですけれども、実際にはそのジャストインタイムを守ってもらうために、どれだけ裏で泣いているのかということをやはりトヨタだって考えなきゃいけないんじゃないかと、そういう時代に来ているんじゃないかなと思いますので、ぜひ役者の側でも皆さんそういうところまで考えての政策づくり、あと日本において決してお客様は神様じゃないんだと、
56:32
ちゃんと対等の関係で仕事を一緒にやっていくんだというような環境づくりが一番求められているんだと思います。すみません、質問に入りたいと思います。ありがとうございます。ガソリン補助金のことについてまずお伺いしたいと思います。これは予算委員会でも私、繰り返し総理にも質問させていただきますが、激変緩和措置が導入されてから、もう2年が経過をしています。
57:01
まず最初にお伺いしたいのは、累計額としてどれくらいの補助金が使われているのか、計画されていて執行されているのかを教えてください。
57:13
お答え申し上げます。今ご質問いただきました燃料油価格の激変緩和事業でございますけれども、エネルギー価格の国際的な上昇が生じた中で、価格の急激な高騰というものから国民生活、経済活動を守るために、
57:30
22年1月から実施しているものでございますが、本事業ではこれまで総額約6.4兆円の予算を計上してございまして、現時点、これは令和5年12月末時点でございますけれども、そのうち約4.3兆円を執行してきているところでございます。
57:48
とてつもない額だというふうに思うんですね。そういう中で、今日はガソリンスタンド、SSの系とか 、
57:57
あるいは石油基の系というところに、このガソリンの激変緩和措置がどう影響しているかということについて議論をさせていただきたいというふうに思うんです。まず、資料の1-1をご覧いただきたいんですけれども、ご承知のとおり、このようにもう20年間にわたってガソリンスタンドの数は減り続けていて、地域でのガソリンを確保するということは非常に大変な問題にもなっています。
58:23
私も地方のほうに旅行に行ったりするときに、皆さまも肝を冷やした思いもあると思いますが、休日とかにガソリンスタンドが観光地の田舎のほうに行くとないとか、休んでいることは結構多いんですね。Googleマップで探しても実は営業していなかったというようなことがあって、ヒヤッとする場面もあるんですが、それは地元で毎日暮らされている方はもっともっと大変な思いをされていると思います。
58:51
そこで一つお伺いしたいのは、これだけの予算を計上して補助金を入れているわけですが、実際にはガソリンスタンドのほうに経営の支援という形で計算しようと、実は私はやっているんじゃないのと、私はそれはいい悪いとかいうことを言うつもりはないんですけれども、そういう側面というのが実は地域のインフラを支える意味で、
59:16
6.4兆円ものお金が支する形で結果的に使われているのかということについて、ご見解をお伺いしたいと思います。
59:27
お答え申し上げます。今委員から御指摘ございましたように、ガソリンスタンドの数、これは非常に地域の暮らしを守る意味でも非常に重要なものでございますが、これは年々減少傾向にございます。
59:43
これは4年度末には、その前年度末から比較して512カ所減少して、27,963カ所となってございます。1年で約1.8%減少した形になってございます。委員からは、これが価格の高騰の影響があるのではないかと御指摘があったわけでございますが、この背景として考えてまいりますと、まず1つには自動車の保有台数があるかと、
1:00:11
これは増加傾向にはまだあるわけでございますが、2000年代以降、増加率は鈍化してきてございます。そしてまた、非常に大きいと考えてございますが、ガソリン車の燃費の大幅な改善でございまして、2004年度比で考えますと、現在8割以上の向上がなされてきてございます。そうなりますと、全体としてのガソリンの需要というものが減少していると、これは非常に大きな要因かと考えておるわけでございます。
1:00:40
また、価格の高騰が個別の経営に与える影響ですが、店舗数の減少に対する影響、ここについてはむしろ市場の競争状況ですとか、ガソリンスタンドの経営問題、後続問題を含めて、こういったことも含めて考えなければならないのが、一概に申し上げにくいところでございますけれども、まず需要との関係で申し上げますと、ガソリンなどのエネルギーの在について申し上げますと、需要の価格の弾力性というのは比較的小さい、
1:01:09
価格が上昇しましても、これに応じた消費量の減少の幅というのは、比較的小さいものだというふうに認識してございます。
1:01:18
通告では2問分けていま したが、まとめて答えていただいているような感じなので、私もこれについては議論していきたいと思うんですけれども、資料1-2をご覧いただきますと、先ほど松山次長がお話しいただいたように、
1:01:36
ガソリン需要が減っているということで、これはもうすでにお答えをいただきましたが、そもそも自動車に乗る人が少なくなっていると、これは少子高齢化によってですね、あるいは私は東京一極集中が進んでいるということも、一輪だというふうにも思っていますが、だんだん車に乗らない人が増えてきているということと、それから先ほどの御答弁で、私も驚異的だなと思いましたが、
1:02:04
ガソリンスタンドがめちゃくちゃ上がっているということも、大きく影響しているというようなこともありました。ただそうは言っても、ガソリンスタンドがなくなってしまえば生活に困ってしまう。全部が電化するわけではないので、やはり一定程度残さなければいけないということはあるとは思うんですけれども、この激変緩和措置がガソリンスタンドにどういうふうに経営としてインパクトがあるのかというと、私は先ほど価格弾力性が少ないということもあったので、
1:02:33
今その補助金がどう効いているのかというのはちょっとわからないなというところがあるかもしれないですね。そういう中でもやはり私は、ちゃんとSSが存続する、特に地域においてちゃんと安心していられるということが、日々の生活を支える意味でもそうですし、今回のノト地震みたいなときに、地域にちゃんと油が補給できるところがあって、消防車とかさまざまな災害対応の車両が動くということも大事だろうと思いますので、やはりここはですね、激変緩和対策はあまり関係ないのかもしれませんが、であれば他の手段でもちゃんとガソリンスタンドを守っていくという政策をですね、これを進めていく必要があるんじゃないかなというふうに思 っています。私もいろいろ調べている中で、計算書がいい取り組みをしていて、SSの加速化対策というものをやっていて、ガイドブックというのも立派なものを作っているんですね。
1:03:31
60ページぐらいにわたって、地域のガソリンスタンドをどうやって守っていくかということの対策を、いろんな事例も交えながら説明をしていて、事業者、地域、それから自治体ということで主体を分けた上でどういうふうに対応していくのかということを本節丁寧に示しているんですが、私がここで申し上げたいのは、そうやってガイドブックで地域で頑張ってくださいというだけじゃなくて、やはり計算書、あるいは総務省でもいいんですけれども、
1:03:59
ガソリンスタンドを積極的に守っていくという取り組みを、これからちょっと意識してやっていただく必要があるのかなというふうに思いますので、この激変緩和事業の話をちょっといろいろ調べている間で、そういうことを思ったので、ぜひそこは大臣の意識にも止めていただきたいというふうに思うんですね。今度また激変緩和事業の補助金の話に戻りたいと思いますが、1-3の資料をちょっと見ていただきたいと思います。ここにマーカーがちょっとしてありますので、左側にですね、
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通常的に自動車に乗っている人はガソリン使用業が多いので、補助金による負担経験額が大きくなるということで、かたや自動車を使わない人にとっては、この補助金は恩恵がないんだというようなことを、この日本生命のレポートで指摘がされています。そういう側面が私もあると思うんですね。この激変緩和事業を6.4兆円も追い込んでいて、
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この効果はというと、結構バンバンゴルフ場にしょっちゅう行って、皆さんの中ではゴルフはそんなにしょっちゅう行かれていないでしょうけれども、それでバンバン恩恵を受けている人たちは、富裕層を中心だと、ここの資料のグラフにも右側にありますが、やはり結局ショットグルーの高い層の方が、この補助金の恩恵が多いということなんですが、やはりこのガソリン補助金はずっと長く続いていますが、そろそろ見直した方がいいんじゃないかと思うんですね。こういった効果も生まれている。本当にエネルギー価格が上がって生活に困っていらっしゃるショットグルーの層の方々に、なかなか届きにくいんじゃないかということもありますが、この点大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
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まず今回の燃料価格の激変緩和事業は、
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急速にエネルギー価格が高騰したという、そういう事態に対応するために、国民 生活や経済活動を守らなければいけないということで、石油製品の小売価格の急増を全国一律で抑制をしようということで、しかも当分の間の措置として実施しているということであります。従って目的として特定の輸送を優遇するということではないということであります。
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ただ、実際にもっと生活が困窮している方への支援に重点化すべきではないかという指摘もあるのは十分認識していますが、一方で燃料価格の高騰は、国民の皆様や事業者の方々に広く影響を及ぼすということがありまして、加えて公共交通機関が限られている地方では、車は主要な移動手段でありまして、
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車の車両は1世代で複数台保有して使っているケースもあります。従ってガソリンの使用実態は様々でありまして、そうした中で迅速に補助の効果を行き渡らせるという観点を踏まえれば、緊急に全ての方々の負担軽減を図るということにしたわけであります。なお、物価高から 国民生活を守るための措置としては、きめ細かなものが必要でありまして、住民税非課税世帯への追加給付や、より幅広い低所得世帯への給付などが別途進められていることだろうと思っています。
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当面の間というような措置だという言葉がありましたが、ただそうは言っても2年なんですよね。G7の声明でも、やはりこういう措置は、もうちょっとそろそろ終わった方がいいよと、脱炭素にも反することだし、
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それからIMFからも同じような指摘があるということでもありますし、やはり斉藤大臣に交代されたということで、特に今の段階で政府は夏まではやるとおっしゃっているんですが、私もずっとこの問題をやってきて、ずっとズルズルとやっているんですね。政府与党の私の財政政策全般にも言えることなんですが、これだけ物価が上がっていく中で、
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財政出動をして、そして補助金という形でやるというのは結構歪みが大きいので、そういう意味では必要な層にちゃんと行き届くような、補助金という形ではなくて、減税というものをもうちょっときめ細かくしていくとか、あるいは先ほど大臣がおっしゃったような、給付を適切な層にやっていくというようなことで対応していくべきだろうというふうに思いますので、これは政府だけじゃなくて与党もぜひ考えていただきたいなというふうに思っているんですね。
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資料の1-4をご覧いただきますと、これは採用手の元売りのエネオさんの決算書類なんですけれども、補助金がめちゃくちゃ入っているわけですね。ここでは5,950億ということで、この第三四半期の報告書で書いてあるんですけれども、これ単身には出てこなくて、ここでしか指摘されていない。売上高に含めて表示というふうにあるんですが、
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これだけのお金が国税から税金で投入されているわけなので、もっともっとこの状況を、株主もそうですし、社会全体にも言っていく必要があるんじゃないかなと思いますが、金融庁さん、これから私も行政の側にいて、例えば公益法人なんかは、受入れ補助金はちゃんとしっかりと決算書の中でも明らかにしているんですが、
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TSMCの例もそうですし、今は本当に一般の企業に対して巨額の公金が入るという時代に変わってきたと思うんですね。私はその必要性は否定はしないんですが、ルールの開示として企業も、これだけの多くの公金が入っていることをちゃんとわかりやすく説明する。例えば、市販機の説明資料の中に、パワポなんか今使ってやっているんですが、そういうのを見ていても全然わからない。
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この辺は金融庁としても何かものを申すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
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お答え申し上げます。上場企業は企業の事業内容ですとか、財務内容ですとか、当事者の当事者判断にとって重要な情報を有価証券報告書において開示することが求められております。先生ご指摘の補助金等につきましても、
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上場企業が当事者の当事者判断に重要だと考える場合には、有価証券報告書に記載できることになっておりますが、他方でこういったものを一律に義務づけるということにつきましては、それが当事者の当事者判断にとっての有用性にどう考えられるのか、あるいは、この補助金を受領する企業はいろいろあると思いますが、実際に私どもの開示の世界になりますと結局、上場企業のみの開示となりますので、
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そういったことをどう 考えるかと、そういったことを総合的に考える必要があるのではないかと思っております。したがいまして、私どもの方から、元売り会社全般に対して補助金がどう入っていたのかということについて、説明をせよとはなかなか申し上げにくいということは、ご理解をお願いいたします。
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まあ、でも、なんかすごい、他人事っていうか、
1:11:14
要は、じゃあ、激変緩和措置が終わった場合に、売上高が何千億単位で下がるわけですよ。それって、投資家にとっても結構重要な情報なんで、今みたいな答弁でいいのかっていうのは、ちょっと考えていただきたいというふうに思うんですね。これはぜひ、金融庁の中でも考えていただきたいし、かなり重要な投資家にとっての重要だと思うので、ちょっと考えてほしいと思います。
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それでですね、時間もちょっとなくなってきたんですが、まだ聞きたいことがありまして、やっぱり激変緩和措置の出口戦略ですよね。ここは、前大臣の西村さんも、やっぱり考えていくんだということはおっしゃっているんですが、ただ、結局また夏までやりますと、その後また冬までっていうようなことも、私は十分あげると思うんですけど、でも、GXも昨年散々議論して、法案もできあがって、
1:12:10
2028年からは輸入する化石燃料に対しては、炭素付加金がかかっていったこともあって、そういう意味では、脱炭素の動きとも全く反していますし、そこの出口戦略、やっぱり私が補助金がよくないと思うのは、出口戦略を描きにくいってことなんですよね。やっぱりこの辺に関しては、今までの答弁よりもさらに踏み込んで、斉藤大臣が、これからこの激変緩和措置についてどういう出口戦略を描くのかって、やはり示していくべきだと思います。この点いかがでしょうか。
1:12:39
一言で言えば、将来、今後、石油情勢がどうなるかとかいうのが、正確に予見できるのであれば、ここでこういう段取りで言える、そういう話だと思うんですね。それで、燃料核の激変緩和事業の出口戦略、出口戦略っていうのは、一言で言えば、当該事業を取りやめることによって、国民生活ですとか、経済活動の影響を最小化しながら、
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国民の努力をさせていくということに尽きるんだろうと思っているわけです。だから、情勢を見極める必要もあるということなんですね。本事業については、本年4月末までの措置を講ずるということにしておりますので、その後の対応については、もう現時点では何かが決まっているということは一切ありません。ただ、申し上げたように、国際情勢、経済やエネルギーを巡る諸情勢も踏まえながら、
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どういった出口にすべきかというのを考えながら、その時点で判断をしていくということにならざるを得ないのかなと思っています。一方で、私自身は、ご案内のように、巨額の税金も投入をいたしますし、それから、かえって消費を増やす、CO2を増やすという面も当然あるわけでありますので、この激変緩和のための措置はいつまでも続けるべきではないと思っています。
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そのときに、GXテストか脱炭素に取り組んでいくことによって、突発的なエネルギー価格高騰に対する対応力みたいなものも併せて講じていくということは、努力をしていきたいと思っているところであります。
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やはり、答弁をお聞きしていると、こういう事業は一変始めるとなかなかひげがなくなるということを
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実際お認めになっているようなご答弁だったと思うんですが、だからこそ、本当に真剣に議論していただきたい。きめ細かく、本当に年有の口頭によって困っている方々に対しての個別の給付をしていくというのは、それにはデジタル化が必要だと思うんですけれども、そういったところについても、もっと真剣に考えていかなければいけないと思うので、ここはもちろん、経産省だけでできることではありませんが、やはりそこを本気で考えないと、いつまでたってもこういう事業をやめてしまえば、
1:14:57
みんなが困りますからということで、やるのがいいのかどうかというのを考えなければいけない。よく、ババユウキさんが質問集所とかで、やはり中抜きがあるんじゃないかというようなことを、すごくいろいろ調べられているんですね。私は、そのこと自体よりももっと大変だと思うのは、