19:39
これが再生されているわけではなくてだとは思うんですけど部屋に入っていたの?いやいや違いますこの同じニコニコ動画でこの委員会も中継がされているということをおっしゃっていてそりゃどういう経緯なのかとそれは誰から言われたのアンバーサードスポットからそれ今やってもしょうがないから一回やろうよ9時からもういいでしょう(部屋の中で)
20:17
そこあれでしょ(部屋の中で)(部屋の中で)はいこれでも、これでも、こういうのはまだ終わってない。
21:43
(あ、わかりました。はい)(おはようございます)(今、渡辺議長からもお話があった件なんですけども)(前回、朝川委員から)(この委員会がニコニコニュースで)(生中継をされていると)(そういった発言がありました)(今日も同じように生中継されていますので)(ご理解をいただいて)(しっかりと答えをいただきたいと思います)これより、会議を開きます。(はい)(内閣提出)(特定防衛調達に係る国際務負担・行為により)(支出すべき年限に関する特別措置法の一部を)(改正する法律案を議題とします)(この際、お諮りします)(本案審査のため、本日政府参考人として)
22:28
(ほか、12名の出席を求め)(説明を聴取します)(お手元に今はお配りしているとおりです)(また、会計検査員事務総局)(第2局長 長岡久志さんの出席を求め)(説明を聴取したいと存じますが)(ご異議はありませんか?)(なしと認めます)(ご異議なしと認めます)(よって、そのように決しました)(これより、質疑に入ります)(質疑の申出がありますので)(順次、これを許します)
23:00
(はい、おはようございます)(今日はですね、長期契約法について)(お伺いをさせていただきます)(今回の法案について、まず懸念されるのが)(短年度主義を基本とする議会の予算の監督制度が)(長期契約によって制約をされる危険性だと思います)(5年前のですね、同じ長期契約法の質疑においても)(契約に当たり予期した経済的前提条件が)(途中で大きく異なった場合の対処など)(議会の権限が及びがたい問題等については)(既にかなり議論をさせていただいていると思っておりますので)(今日は、今後、長期契約法が高級化をし)(特定防衛調達が本格的に導入されることで)(大いに懸念される防衛予算の)(硬直化の問題を中心に)(ご質問をさせていただきたいと思いますので)(よろしくお願いいたします)(まずですね、防衛予算の状況でございます)(国民の皆さんも聞いていらっしゃると思いますので)(冷戦のですね、崩壊後防衛予算は)(削減傾向がずっと続いて まいりました)(第2次安倍政権の誕生期にこれが一転して)(今日まで12年間連続で上昇しています)(24年度予算は2012年度予算と比べて)(1.7倍に増えています)(特にですね、2019年から22年までは)(5兆円台で推置していた予算が)(2023年度は6兆6千億円)(そして今年の24年度予算では)(7兆7千億円ということになってまして)(これは異次元の伸び方をしているんだろうと考えます)(こうした事実を踏まえて質問をさせていただきます)(まずですね、義務的経費の割合について)(伺ってまいります)(2024年度の防衛予算に)(人件両職費が占める割合は44%)(そして物件費の高年度負担に係る)(歳出課経費は36%)(これを合わせた義務的経費は約80%に上ります)(2012年度もそれぞれですね)(45%、35%でありまして合計80%で)(過去10年間ほぼ一定をしております)(昨年だけですね、少しちょっと 割合が違うんですけれども)(ほぼ一定しているということでございます)(一般的には防衛予算が急激に増えても)(人件両職費と歳出課経費を合わせた義務的経費が)(80%を占め)(事業費に当たる一般の物件費は)(20%にとどまっているということでございますが)(こうした予算配分はどのような理由)(あるいは合理性があるのかということでございます)(人件両職費の割合は予算が増えると)(これは減って然るべきだと義務的経費ではですね)(すごい大幅な増え方をしているんだけれども)(割合が変わらないのはなぜかということなので)(このことについてまずご説明いただきたいと思います)(事実関係について)
26:06
(事実関係について答え申し上げます)(人件両職費につきまして)(平成6年度予算案の整備計画対象経費に)(占める割合は28.9%でございます)(前年度の33.3%から減少してございます)(これは人件両職費が微増に留まる中で)(全体の予算額が大幅増になったことに伴うものでございます)(これに対しまして)(歳出化経費につきましては)(令和5年度予算の整備計画対象経費に占める割合は)(49.1%であり)(前年度の38.2%から増加しております)(これは複数年同様する装備品や自衛隊設等の整備に)(早期に着手できるよう)(計画の1年目の令和5年度に多くの契約を)(行ったためでございます)
27:02
(はいそうするとですね)(これからは今ずっとだいたい8割以内で来ているのが)(予算が増えることによって)(そういったところじゃなくて)(どんどんどんどん状態が変わっていくということを)(考えてよろしいでしょうか)
27:24
(今後の契約と増加に伴った)(全種類割合の中で)(数字が決まってくるものと考えてございます)
27:35
(これまではですね)(だいたい80%が)(この義務的経費でございまして)(もちろんですね)(今変わっていくということで)(これをもって)(広築が進んでいるということは)(一概には言えないと思うんですが)(その中で見なければいけないのが)(新規高年度負担の)(異常な増え方でございます)(これを見てますと)(防衛関係費の今後の)(広築化について)(危惧をせざるを得ません)(2018年までは)(ほぼ2兆円を超えなかった)(新規高年度負担額が)(2019年から)(2兆4千億円台に)(そして23年度からは)(7兆円を超えて)(今年度は7兆7千億円に)(迫る勢いです)(迫る勢いです)(つまりその年の)(防衛関係費の総額を)(上回るか)(あるいはそれに匹敵する額が)(毎年)(高年度負担として)(積み上がっている)(ということでございます)(ちなみに)(高年度負担の規 定文を見ると)(23年度で)(約2兆8千億円であったものが)(今年はその2倍を超える)(約5兆8千億円にも)(羽が上がっています)(やっぱり)(2兆円が7兆7千億円になって)(高年度負担)(これが)(今年度の2兆8千億円が)(倍を超える)(もう一度繰り返しますけれども)(5兆8千億円ということになりますので)(この増え方について)(防衛省としては)(危機感を持っているかどうか)(ということをお伺いします)(財政の硬直化を)(これが招くことを)(今後)(全く考えていないのか)(あるいは)(それとも危惧感を感じながら)(今こういった予算組を)(支援をしているのかということを)
29:16
(どういうふうに考えていらっしゃるか)(お伺いいたします)
29:21
(御指摘の高年度負担)(についてでございますが)(防衛力の抜本的強化)(というのを)(三文書で掲げさせていただき)(それに伴いまして)(令和5年度以降)(大幅に増加をすることになっておりますが)(これまで)(これはですね)(完成までに)(複数年度を要する装備品)(最近の装備品というのは)(非常に高度化しております)(時間がかかるということ)(そして)(また自衛隊施設等の整備)(これ各基地中屯地をですね)(これまで老朽化対策が)(できていなかった部分などもですね)(進めないといけません)(そういったことに早期に着手できるように)(これ今回5年の計画の中の)(1年目2年目である)(令和5年度6年度に)(多くの契約を行うこととしているためにですね)(防衛費というのが)(この5年度6年度というのは)(非常に大きくなっていると)(いうことが言えます)(現下の厳しい安全保障環境を踏まえれば)(防衛力の抜本低強化というのは)(まったらしいの課題であり)(防衛省としては防衛力整備の一層の)(効率化合理化というのを徹底しつつ)(閣議決定された防衛力整備計画に基づいて)(防衛力の抜本低強化に努めてまいりますが)(その)(5年度負担を)(無制約に増加させるという)(そういう考えというのは)(もちろんございません)
30:47
(当然そうだと思うんですね)(今おっしゃられました)(新たな防衛整備力計画に)(必要なのは)(43兆円というところまでは)(説明がされているんですが)(その43兆円の枠を超えた)(その次の計画のときに)(5年度負担を積み上げますと)(5年度負担分割)(その後年度負担分)(プラス)(今までと同じような)(予算取りをしていくとなると)(これは膨大に増えていく)(ということが想定されますので)(過去議論で)(委員会でもあったんですが)(これは確か公明党さんだったかもしれませんけれども)(じゃあ5年終わって)(その次の年っていくらになるんだと言ったら)(もうあれ)(半分ぐらいしか)(後年度負担分があるんだから)(今までのこの43兆円のやり方だったら)(お金がないんじゃないか)(みたいな話もあるということが)(一つあります)(その中で)(43兆円どうするかという話も)(財源をどうするかという)(同税でやるというふうになってますけれども)(それもいつやるかわからない)(決まってないわけですよね)(決まってないし)(その先のこともやっぱり)(ちゃんと財政として考えていかなければいけない中で)(どういうふうにお金を当てていくかのか)(というのがまず一点と)(もう一つは)(今金利を)(インフルエンザと政府はおっしゃってまして)(それから上げていくということが)(想定されるとなると)(今国の借金というのが)(1000兆円あって)(この債務の)(赤字国債の利払い)(これも急増していくんだろうと思います)(そうなったときに)(国全体の予算を見たときに)(やっぱりしっかり考えていかないと)(財政に見合った)(防衛力を超えてやっていくというのは)(国が持たないので)(やっぱりそこのところは)(もう鈴木財務大臣も)(去年その話をしているんですよ)(しているんです)(心配はしているから議論をしているんです)(当てもない)(いつやるかもわからない)(そして今から金利も)(増えていく1000兆円になって)(どうするかということを)(我々は国会ですから)(財政 民主主義をしっかり考えていくのは)(当たり前の話でありますので)(今この話をお伺いしております)(そして次に)(特定防衛調達の問題について)(お伺いをさせていただきます)(2015年の4月の法改正で)(特定防衛調達に係る契約を)(5年から10年に延長したのは)(先ほどありました)(高年度負担の毎年度の差出過分)(したがって義務手経費の割合を)(いくらかでも減らしたいという意図が)(働いたというふうに考えるのが)(これは妥当なんだろうと思います)(ただし)(10年分のですね)(分割払いを可能にしたことで)(高年度負担額を)(長期に高止まりさせないか)(という問題が出てくるのだと思います)(つまり)(これは予算の硬直化にも)(つながっていきます)(ところが)(特定防衛調達も)(始まった2015年から2022年までは)(極めて限られた金額の契約で)(防衛予算全体に与える影響も)(あまり見られないので)(これまでの経過を見る限り)(明確な反対の理由を)(指摘するというのは)(難しいんじゃないかと)(一部では言われています)(しかし)(先ほど)(高年度負担の規定分が)(昨年度に比べて)(今年度急激に増加していることを)(指摘しましたけれども)(新規と規定分を合わせた)(高年度負担額は)(これも)(昨年来急激に増加していて)(それまで5兆円台であったものは)(去年)(昨年度はほぼ10兆円)(今年度は)(13兆5000億円に達しています)(そこで)(特定防衛調達についても)(昨年度は)(1232億円)(今年度は)(4514億円と)(国庫債務負担行為の限度額が)(増えていますけれども)(これも無関係であると言えません)(つまり)(高年度負担総額が急増し)(それに同期するように)(特定防衛調達の限度額が)(増加している状況を考えますと)(特定防衛調達を)(政府はこれから本格的に)(活用していこうと考えているのではないかと)(推察をいたします)(今回の長期契約法の公給化も)(そのための)(不適ではないのかと考えます)(こうした指摘について)(政府は基本的に肯定をされるのか)(あるいは)(反論があれば)(どのように考えていらっしゃるか)(ということをお伺いしたいと思います)
35:16
(高年度負担については)(先ほど申し上げたとおり)(とりわけこの5年の中でも)(この初年度と2年度)(ですね)(少し寄せて)(積んでおります)(なぜならば)(装備品というのは)(非常に高度化しており)(その完成まで時間がかかるというところから)(瞬間不足的には非常に大きくなっている)(ということが言えると思います)(平準化というのはしていないという状況です)(その上で)(防衛装備品等は)(単価が高いために)(長期契約による)(将来の財政支出に)(与える影響が存在するということは)(委員のご心配のとおりかと思いますが)(一方で)(長期契約による)(大きな縮減効果というのも)(期待されるところであり)(現下の厳しい)(財政状況を踏まえれば)(積極的に活用していくことも重要だと)(考えております)(装備品等の高度化複雑化による)(コストの上昇)(装備品等の特殊性に起因する)(装備品の供給途徹)(そういった)(装備品等の調達に係る課題というのは)(おそらく将来にわたり続くと)(考えられる中で)(装備品等の安定的な調達のためにも)(長期契約法を高級化する法律案を)(提出させていただいているところでございます)
36:46
そうなってきますとこ れからやはり長期契約の高級化をすることで政府はこれからこれを本格的活用するということでやっていこうということでございますけれどもこの10年の高級化というのを機に特定防衛調達を本格活用するということであればこのやはり特定防衛調達を補正予算で行うことをずっとやってきましたけれどもそれは後で後ほど時間があれば聞きますけれどもやはり財政法上そういったことも今までこの日本は繰り返し安倍政権になってからやってきています本来補正予算というのはそういうことはしないんですよ装備品を急に必要になったとかじゃなくて地震があって何かあったから大変なことから補正予算を積むとかいうことであってそもそも全部計画して調達を考えているはずですからそれが補正に行くというのは財政法上問題があるんじゃないかということはこれまでもいろいろな方が国会で指摘をしているとおりだ と思いますけれどもこれを防衛調達する予算による財政の硬直化をこの10年の高級化を機に本格活用することによってやっていくということは財政法は何でそういうことを言っているかというと戦前の防衛費を決めてどんどん増やしていってそれで失敗したというこの国のことがあってそれでちゃんと計画をつくってやっていかなければいけないよという話になっていますのでそこはしっかり考えていかないとどんどんどんどん全部長年にわたってどんどんどんどんお予算を決めていってあのとき決めたからいいでしょうといってまた新しい時代になってこれが必要になりましたあれも必要になりましたとなっていくとこれは問題なのではないかと思いますのでこのところはしっかりと考えていただきたいと思います次に防衛装備品の調達に係る契約の長期化について少しお伺いをさせていただきます
38:45
失礼しました財務省は2018年の4月の財政制度審議会の分科会で費用対効果に優れている機種への代替も検討するべきではないかということを言っているんですねイギリス麻生だったら途中でやめちゃったじゃないですか代替品どうするかといって今船つくろうといってこれもどんどんどんどん予算が増えているということになっていますけれどもこの中で防衛省にやはりこれは異例の注文をつけたというのが財務省だったわけですその背景には防衛省が導入する各種システムの入札では一社による応札が一社による応札ってどのぐらいかというと97%なんです一社です97%これは16年の納入便ですけれどもこれを占め価格競争が働いていないということがあるわけです例えば自衛隊ごとに製品仕様が微妙に異なるためまさに製造を受け終える企業が限られそして競争権利が働きにくいということがこれまでも防衛産業全体の構造的な日本は問題なんじゃないかというふうに言われてきたわけですところが14年の特定防衛調達は一社応札の随意契約を前提とした制度に補完ならないと考えますのでそうすると何が問題なのか例えば製品のファミリー化とかそういったものですら進むかどうかというもう契約しちゃってますから10年間ですので進む余地が入ってこないんだとまたファミリー化するとどうするんですかという話になってくると思いますのでなので将来的にはやはり競争入札も好ましいのでそうした可能性を本来であれば追求しないといけないと思うんですけれども間掛けの制度になってしまうということが心配されるわけですで調達コストの縮減効果といってもですねその価格算定には材料費や人件費などの減価に企業の利益を積み上げる減価計算方式が取られるものと考えますのでこれはこれまでもそうなんですけれどもそのね割合をどうするかというのは変えようという話もこれまでありましたけれども加工費などの減価は一部が一部メーカーの資料に基づいて実際には算出されるので企業側に減価を抑える誘因は働きにくくなる反対に価格高騰の要因に一つになっていくというふうに考えられますもちろん防衛装備の高性能化に伴ってですね先ほどおっしゃってましたけれどもこの高価格化が進みその分調達数量が減ってますます取得価格が高騰するという悪循環を長期契約によるまとめ買いである程度軽減できることこれは政府はおっしゃっていることであるのでこれは否定しないんですがそれが果たして本当にですね問題は日本の防衛産業の全体を強化することにならないのではないかということありますと言いますのも欧米では防衛産業が再編によって集約をされています日本では再編が遅れて高コスト化につながっています長期契約の10年延長を高級化する今回の特定防衛調達制度は日本は一番者の国内企業がありますので実際にはプライム企業と呼ばれる主要15社があってそしてそれを筆頭に下請企業がつながるという構造になっている例えば護衛官の関連では約8300社F2戦闘機では約1100社そして戦車なんかでは 一つの戦車で1300社ということがありましてこういった中で国際的に競争力のある防衛産業に育て上げるのとはこの制度が真逆の方向に働いてしまうと長期契約するわけですから安心したわけですよということになると今あるもののところを前提にやっていくので再編につながっていかないと日本だけなんです1万社もあるのは御存じので私が大臣に申し上げるわけでもないし皆様に申し上げるわけでもないんですけれどもそういったことになってこの制度が逆の働きをしてしまうと結局日本の国益に失わなくなるんじゃないかということを心配するわけですそういった中でこれをやはり今の体制を温存させる制度であるということになってしまうといけないと思うのでこのことについて防衛大臣の御見解をお伺いいたします
43:18
長期契約の対象となる装備品等は慎重に検討をこれまでもしてまいりましたいずれも中長期的な防衛商用を勘案する上で整備するものであるということであり今回そういった装備品を中心に考えると長期契約化あるいは通常契約化にかかわらず調達の必要性というのは変わらないというわけでありますしたがって長期契約法により特定の企業が優遇されているといった御指摘あるいは適切な競争環境を阻害しているといった直接的な御指摘には当たらないと思っておりますがまた我が国の防衛産業は今欧米の防衛産業との比較が御指摘ありましたけれども大きな違いというのは欧米の企業は主に売上げの体操をいわゆる軍事に使っているものが多いところが我が国のプライム企業というのは民衆事業が主体とした企業が防衛事業を手掛けているということでもありますほとんどは民生品の方が売上げが多くて軍事部門というのは小さいというところが欧米と日本の大きな企業の違いではないかなと思っていますが今後それでもやはり競争力を持った防衛産業を日本でもそういった意味でいうと言い方は適切だとか分かりませんが育成していかなきゃいけないということまさしく防衛事業の 比率が高い企業が主体となった防衛産業を構築していくことこれがやはり日本の防衛力を強くすることいわゆる防衛産業防衛装備品というのは防衛力そのものということもこれ三文書にも書かせていただいているところでありますそういった個々の企業の組織の在り方というのは私があまり立ち入ることではなくてあくまでも各社の経営判断によるものですけれども国家防衛戦略でも示したとおり力強く持続可能な防衛産業を構築していく必要があるということもそういうふうに考えておりましてどのような施策が効果的かというのは引き続きこの辺は官民でよく意見交換を重ねていく必要があるとそのように考えています
45:46
官民で防衛産業を強化していくということだと思うことはそうと思いますけれども今防衛装備品の輸出を拡大することが盛んに議論をされています現在のような製品仕様を先ほどお話をさせていただきましたように細分化して量産効果を阻害するような調達方法をとっている限りこれは価格が競争多者に比べて高すぎて売れないということに今までもなっていますしおっしゃるのであれば改善していくためにどうするかという話をしなければいけないと思いますもちろんむやみに輸出すべきであるかどうかというのはここはしっかりと国会で議論をしなければいけないというところだと思いますけれども仮に国外の市場を開拓していくということであればこれはやはり今国会で議論されている規制の撤廃だけを議論するのではなくてまず国内的な競争環境をしっかりと整えるということ国内的な競争環境をしっかりと整えるということだと思いますそうするとやはりこの企業再編というのもどうやって考えていくのか今民間産業だから民住品が多いというふうにおっしゃっていましたそうです多いところでも川崎重工で14%ですよねそして三菱IHIによっては10%8%というのが防衛装備品でありますので他のところは民住品でやっているんですがでもこれをやはりしっかり競争環境があって国外というふうにいろいろ考えていくので輸出ということを成功させていくということであればここはしっかり考えていかないとなかなか防衛装備庁も今までも悩んできているというのは側聞していますし何とかこれをどうしたらいいかということも頭が痛めているということも聞いていますですので長期契約をやるのでとりあえず長期契約でいいんじゃないかとなってしまうと変えていかなければいけない日本の方向性というものが固定化してしまうのでそこは本当にだからやはりしっかり考えていかないといけないというのがこの法案のもう一つの裏側で求められることだと思いますのでぜひそのこともご理解いただきたいと思います特定防衛調達の途中の解除というものについてちょっとお伺いしたいんですが防衛省は2015年の特定防衛調達の手始めに7年の契約でこれは具体的な例でこういうことが起きているということをちょっとご紹介させていただきます固定翼消火器P1を20機まとめ買いしたんですね20機これで1機187億円に抑えられて全体で463億円の支払いを削減できたので縮減できたのでよかったねこういうふうに当時言っていたわけですところが最終年度の2020年度には本来の5機でなくて1機少ない4機が納入をされ後の1機は翌2021年度に取得をしていますそのため特定防衛調達の契約は解除されて新たに通例の契約を締結したので結局単価も上昇してしまったということでございます防衛省は長期的な契約のメリットを企業が計画性を持って生産できることをだから本来であればこれ言いたいはずなんですよと言っているんですけれどもでも実際には機関内に調達が完了しないという事故が塞げるのかということでございましてどうしてこういうことが起きたのかということと本来であれば企業側にこれからもそうですけれども約束したんだからこの納入の契約期間内に完了しなかったのであれば企業が負担するべきじゃないですかとそれで何でそれをまた単価が高くなってそれを国が負担して国民の税金でなければいけないんですか契約は何なんですかという話になると思うので新たな契約も本来であれば187億円にすべきだったと思いますが何でそうならなかったのかそしてこういうことはこれからも起きていくと想定されますのでこのことについてはお伺いさせていただきます
49:50
まず事実関係から申し上げますがP1消火駅20基を長期契約したというところはそのとおりでございまして実際に滑走路の逸脱する事故が発生したために納入が約半年間遅延となりましたが本契約を解除して新たに別の契約を締結したとの事実はございません防衛省による調査の結果納期遅延については契約相手方の責任が認められたことから納入が遅れたことに伴う約8億3千万円の円納金を実は徴収をしておりますしたがって本契約全体における縮減額は約463億円縮減されて20基で安分した場合の1基あたりの価格に関しては長期契約を適用していない場合は約188億円今は187億円ほぼほぼ188億円が見込まれていたところ適用することで約165億円かける20基まで縮減がされているこれが事実関係でございますしたがって契約履行中滑走路を逸脱する事故により納入が遅延されたものの適切に価格が縮減されてこの事例については長期契約法の効果が間違いなく現れたと考えております
51:26
事実関係がそういうことであってきちんとできていることであれば私が聞いた話とは違うのでそれはそれでいいことだと思いますし今後もそういうことが起きないようにそしてしっかり見ていただくことは大事だと考えていますのでそのことは御指摘をさせていただきたいと思います時間も間もなくですので最後に防衛装備品の維持整備に係る契約の長期化についてもお伺いいたします防衛省がこれまで提携した長期契約の実績を見ると装備品のまとめ買いだけでなくて維持整備に関する契約がかなりの割合を占めていることがわかりますその背景には新規装備品等の高性能化高機能化というのがあるあるいは長寿命化装備一件当たりの維持費が増加していることがありますその結果2005年以降は使用装備品を取得する経費を上回るということが起きていますので買ったらおしまいじゃなくて買ったよりもずっとお金がかかっているということですのがかかるということですライフサイクルコストも含めてかかるわけでございますけれどもこのことについてやはりともぐいが問題になってお金がないからどうやって整備していこうかということも状態化していて現場では大変な思いをしているということもありましたこれなぜかというとやはり維持整備補給等のロジスティックスをあまりちゃんと真剣に考えて予算に載せていなかったんじゃないかということでございますちゃんときちっと考えていれば最終的にはそういうことになりませんので最後にこれを改善策として導入されたのがPBLの効率化を目的としたPBLでございますのでこのPBLを実施するために長期契約で業務が効率化され必要経費が縮減されたとしても民間の委託を受けた業種の業務の範囲に限られるなら効率化も極めて限定的なところに止まるということが今後予測されますのでこれがまた随意契約でありますと長期的な視点から見てこれが防衛産業の再編都州役による世界的な競争力の強化につながることにならないと問題なのでこうした矛盾点について最後に防衛大臣にどのようにお考えかということをお伺いさせていただきます防衛大臣答弁簡潔にお願いしますこれまでも長期契約法に基づきその装備品等の維持整備に係る成果の達成を応じて対価を支払う契約方式であるPBLによる契約を行ってきております一番これまで反省しなきゃいけないのはですねそういったいわゆるともぐいこれによって稼働数あるいは稼働率が下がったということこれは非常に問題があったと思っていますがそういうことが決して ないようにですねPBL契約も随意契約によって行うということもこれも鋭意考えながらやっていきたいとそのように思っております質疑の時間は終局しますけどいいですかはいしっかりとですねこれPBL成果期成功するかどうかというのももう本当に議論があるところですので見ていただきたいということを要望させていただきまして私の質問とさせていただきますありがとうございました
54:37
立憲民主党無数会派社民党の穴垣 久尿ですよろしくお願いします本日議題の長期契約法ですが財政法上の一般原則の例外を設けるものであるためにこれまで次元法特措法として使われてきたと思っております本法案での高級化は調達コストの縮減効果というスケールメリットを追求するあまりですね憲法上の財政民主主義予算単年独自主義を軽視するものではないかということで私は好ましいものではないんじゃないかというふうに考えておりますそこでなぜ財政法上国庫債務負担行為は例外と定められているのに関わらず高級化しなければいけないのか本法案で高級化をとする必要性立法事実について今日は防衛大臣にお尋ねしたいと思います
55:36
現下の一層厳しさを増す財政状況もございます防衛力整備計画で定められた我が国の防衛力整備を確実に実施していくためには自衛隊の装備品等や駅務の調達コストを縮減するとともに調達を安定的に実施していくことが不可欠となってまいりますそして長期契約法ですが制定当初においては一定期間後に財政構築への影響も勘案しながら本措置の必要性や効果を判断することが相当であるとして厳事法として当初されていたところですが令和5年度までの長期契約を活用した調達ではいずれも縮減効果そして調達安定化効果ともに確認がされております装備品等の高度化複雑化によるコストの上昇装備品等の特殊性に起因する部品等の供給途絶等に伴う調達の断念や調達価格の上昇のリスクそういった装備品等の調達に係る課題はおそらく将来にわたって続くと予想されるところ今後も特定防衛調達について安定的に長期契約を活用し得るよう今回長期契約を高級化することをご提示させていただいております以上でございます
57:05
そうなると防衛省としては財政への影響や効率化等の効果の評価については既に実績が出ているという認識なんでしょうか
57:20
委員おっしゃるようにこれまで随時これまでの制度の中でその長期契約を慎重に対応した結果その縮減効果等一定の劣性か実績が積み上がったものと考えております
57:40
ただ長期契約法の制定以降同法に基づく契約が完了したのは5件そしてその縮減効果が約726億というように聞いておりますが長期契約法はまだ9年しか運用されていないこの5件の歳出削減の効果をもって効率化等の効果の評価が終わり法律を公給化するというのは私はひささか乱暴ではないかなというふうに思っておりますそこで10年が適当であるという合理的な 根拠そして現時点では公給化ではなく期限延長による対応をすべきと考えますが大臣の見解をお聞かせください
58:30
10課年度とする根拠についてのご質問でございましたが自衛隊の使用する装備品や船舶航空機につきましては4課年度あるいは5課年度の国庫債務負担行為により調達しているものも多くこれらを一定数量一括で調達しようとする場合それ相応の長期の契約が必要になると考えております他方あまりに長期の契約を行った場合には国の将来の財政支出を過度に確定させるとともに長期契約による効率化の評価や調達方法の見直しを行う機会を排除してしまうことにもなりかねずその後の財政状況にも適応しないといった問題が生じる恐れも高くなりますまた技術革新により長期契約をした装備品が陳腐化する恐れもございますこうした様々な事情を総合的に勘案いたしまして本法律案では国庫債務負担行為の年限を10課年度以内としているところでございます
59:26
だからといってもこれを公共化する必要性は私はないんじゃないかなと思っているんですがその辺はぜひもう一度検討なされたらどうかなと思っております次にですね実は今沖縄大変な状況ですもう御承知のいいかと思うんですが特に騒音の問題前回もやったんですが今それ以上にまた騒音が激化しているという状況があります私の選挙区はカデナ基地フテンマ基地を抱えている選挙区でもう常日頃からその騒音問題に本当に困っているということなんでF-15戦闘機の退役に伴う巡回配備以来米軍機から発生する騒音が本当に増大をしております騒音激化とともない昨年自治体に寄せられた苦情件数沖縄市で4.3倍、茶田町で2倍増なんですねもう悪化の意図をたどっております3月4日の地元市の中ではですねカデナ周辺9.6倍増19万約7千の回数が飛び回っているということで本当にこの基地周辺の騒音が年々広くなっていくという状況があります特に新母船ですがカデナ基地では23日1年間に米軍機などの立役陸回数が前年から25.1%1268回の増ということになっています特に最大騒音値ですが地域によっては23年1月に117.9dBの間速が出ておりますこれは聴覚機能に障害を与えるというレベルなんですねだから大変な状況なんですがそこでカデナ町議会が3月5日騒音月下と同基地において3ヶ月連続でパラシュート効果訓練も実施されているということで町議会においては全議員で要請行動2018年以来我慢に我慢を重ねてきた町民の怒りを代弁するように決議、意見書がそれぞれ全会一致で可決をされております騒音月下に抗議する意見書を一部読み上げますと「朝の爆音は本当にひどい、気が狂いそうだ」と「航空機の爆音がものすごくうるさい」「病気で寝ているところ起こされた」とかですね「連日連夜エンジン調整音が鳴り響いて精神的に不安定になりそうだ」などと町民の悲痛な叫びが記載されているんですがこのような状況を大臣としてどのように受け止めているのか
1:02:31
総務問題については、それとパラシュートの問題と今2つご質問だったと承知していますが総務問題については、カデラの庁議会において3月5日に意見書が出ていると承知しております全議員連盟で発議されて、全会一致で可決されということでございますそして本日、沖縄防衛局に対し要請活動を行うということを聞いておりますカデラの飛行場に おいては、兵装から戦闘機をはじめとする航空機運用について騒音が発生をしており意見書にもございますが、地元の深刻な声というのは重く受け止めなければいけないとそういう認識でございます防衛省としては、航空機騒によって周辺住民の方々が感じられておられる負担の軽減を図ること大変重要な課題であると認識しておりまして米側に対して地元の皆様に与える影響を最小限にとどめるように引き続き働きかけるなど、しっかりと取り組んでまいる所存ですパラシュートの方いいですか
1:03:42
全国各地のですね、バックフォン訴訟で第3者、こういう論によって米軍機の飛行を差し止めが企画される一方騒音被害について国の責任を認めております原告の、原告たる住民の皆さんが欲しているのはですね損害賠償金ではないんですよとにかく静 かな空、そして安心して暮らせる生活そして安心して休める生活が欲しいとこれも切実な思いだろうと思っておりますカゼナ基地で日々展開される米軍機の訓練を県外や海外に移転しても外来機の被害によって、騒音は減るどころか増える一方なんですねですから騒音防止協定の遵守など、文切り型の答弁でももはや基地周辺住民の怒り、そして不満は抑えることができないのではないかというふうに思っております発泡疎開の状況によって、米軍機騒音という基地負担にどのように軽減していくつもりなのか住民の生活実感として、騒音被害の減少を感じることができるようにするために防衛省として何ができるのか先ほど大臣は米側としっかり話をするということなんですがお話をされているかもしれないんですが、実態としては全く減らないんですよこれは米側が聞いているのか聞いていないのかよくわかりませんが全く意味を返さない昨日もオスプレッドと問いを始めました朝から晩までどうもにかしてほしいという切実な思いなんですがこの解決策、少しでも減少させるという方策がないものかどうなのか航空機の騒音というのは周辺住民の皆様にとっては深刻な問題でありますその負担軽減を図ることは重要な課題であると認識しておりますその認識のもとで防衛省においては航空機の騒音を軽減するための取り組みとして米軍に対しては航空機騒音規制措置の遵守や土日に加えて年末年始やあるいは学校の入学試験等の地元の重要な行事に配慮するようにはしっかりと申し入れを行いまた、航空機の特に騒音が激しい訓練の実施については、例えば令和5年度にはカデナから追記基地とグアム等に計2回の訓練移転を実際に行ったほかさらに住宅防音工事の助成など地域社会との調和に係る各種施策を講じることそういったことを通じて周辺住民の方々のご負担を