22:17
これより会議を開きます。地域活性化・子ども政策・デジタル社会形成の総合的な対策に関する件について調査を進めます。この際、お分かりいたします。本件 調査のため、本日政府参考人として、内閣官房内閣審議官竹林卒君、内閣官房デジタル行財政改革会議事務局審議官吉田光平君、同じく渡辺幸徳君、内閣府大臣官房審議官竹田輪賢君、内閣府地方文献改革推進室長本田薫君、内閣府地方創生推進事務局審議官山嶋晃君、同じく中村裕樹君、厚生取引委員会事務総局経済取引局長岩成博君、子ども課題庁長官官房長小宮義行君、子ども課題庁長官官房総務課支援金制度等準備室長熊木雅人君、子ども課題庁政府局長藤原智子君、デジタル庁統括官富谷大一郎君、同じく靴野木雅則君、同じく村上恵介君、同じく伏瀬田秀夫君、総務省大臣官房審議官三橋和彦君、同じく中井美希春君、同じく鈴木清志君、総務省自治養成局選挙部長笠木貴則君、厚生労働省大臣官房審議官檜原智美君、同じく須田俊幸君、同じく宮崎厚文君、国土交通省大臣官房審議官船本宏君、及び、同じく冠原則文君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めますよと、そのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
24:47
自由民主党の中川祐子です。質問の機会をお与えしましたことに ありがとうございます。最初に地味花子大臣にお伺いしたいと思います。人口減少、少子高齢化、そして地方は過疎化、過疎の中でも絶え間の努力を続けて、政府が進めているデジタル田園都市、国家構想交付金の活用をはじめ、デジタルも活用して、地方の課題解決に取り組んできた結果、着実に都市部から地方に人の流れを作っている自治体が、私の選挙区にもあります。今後デジタル行財政改革のモデル地域など、積極的にチャレンジする自治体もあると思いますが、地域の自主性及び自立を高める改革を、さらに推進していく必要もあると思います。大臣の所信表明の中で、第14次地方分権一括法案を提出されると伺いました。平成26年から投入された地方分権改革でありますが、昨年12月に閣議決定した対応方針に基づく地方分権改革について、改めて、自民大臣の意気込みを聞かせていただきたいと思います。
26:08
お答えいたします。中川委員におかれましては、常日頃から地方創生に関しましても、ご指導賜りまして感謝を申し上げます。地方創生を進めていくために当たりましては、委員も十分同じ問題意識かと思いますが、地方に仕事をつくる、人の流れをつくる、また、それぞれの地域で結婚・出産・子育ての希望を叶える、また、魅力的な地域をつくるという、こういった大きな4つの柱を重点的に構えまして、デジタル田園都市効果交付金などにより、地方の取組を投資しているところでございます。また、お尋ねをいただきました、地方分権でございます。昨年の12月に閣議決定をいたしました、令和5年の地方からの提案等に対する対応方針を踏まえまして、地方からの提案の実現を図っていくために、法改正が必要な事項を取りまとめまして、第14次地方分権一括法案として、今、国会に提出すべく現在調整を行っているところでございます。政府といたしましては、地方の現場における具体的な課題に対し まして、地方自治体が自らの判断と責任において、それらを実施できるようにするために、本法律案の早期の提出、また成立に、しっかりと取り組んでまいりたいと思ってございます。
27:29
一味大臣、ありがとうございます。大変力強い決意のほど聞かせていただきました。ここからは、子どもの性被害とその対応について、加藤愛子大臣にお尋ねしたいと思います。昨日から、高校生のときに実の父親に、性被害に遭った女性の会見が報道されています。子どもがひとたび性犯罪に遭えば、その被害は生涯に渡って続くことになり、その影響は甚大なものとなります。そのため、子どもたちを性被害から守り、教育・保育などを安全な環境で受けることができるようにすることは、子どもの心身の健全な発達のために、とても大事なことだと思います。教育・保育の場で、子どもたちをそのような性被害から守るためには、事業者やその従事者に対する規制も必要であり、法的なルールを設けて対応することも必要なのではないかと思っています。現在、子ども家庭庁におきまして、教育・保育等の現場で、子どもたちを性被害から守ることを目的とした、日本版DBSに係る法整備を進めているものと承知しています。教育・保育などの場で、子どもたちを性暴力から守る法整備の必要性について、加藤大臣の御認識をお伺いしたいと思います。