3:30
ただいまから予算委員会を開会いたします。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。令和6年度総予算3案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続きにつきましては、これを委員長に御一人願いたいと存じますが、御異議ございませんか。御異議ないと認め、採用取り計らいます。令和6年度総予算3案に関する理事会決定事項について御報告いたします。本日及び明日は、基本的質疑を331分行うこととし、各会派への割当時間は、自由民主党87分、立憲民主社民96分、公明党40分、日本維新の会教育無償化を実現する会48分、国民民主党新緑風会24分、日本共産党24分、令和新選組12分、質疑順位につきましては、お手元の質疑通告表のとおりでございます。速記をとめてください。ご視聴ありがとうございました
6:25
礼和6年度一般会計予算、礼和6年度特別会計予算、礼和6年度政府関係機関予算、以上3案を一括して議題といたします。これより、基本的質疑に入ります。
6:43
今日から予算委員会が参議院の方に移って始まりました。まず冒頭一言申し上げたいと思います。総理、本来であれば普通に今日の月曜日に衆議院の採決をやればいいのに、土曜日に強行されて、参議院の議員も、そして職員も官僚も、総理に振り回されることになりました。今日から始まるにあたって、まず冒頭皆さんに一言お詫びをおっしゃってから始めた方がいいと思います。どうぞ。
7:24
まず、国会の審議のあり方、運び方については、国会においてご判断いただくことであると思っております。私としては、今回ご審議 いただいている6年度予算、これは震災対応においても、あるいは地位上げ等様々な政策課題においても重要な予算であるということを申し上げ、年度台成立が重要であるということを再三申し上げてまいりました。ぜひ、この予算につきましても、参議院において引き続き審議をお願いしたいと思いますし、丁寧に答弁をさせていただきたいと考えております。
8:19
総理ですね、やっぱりね、皆さん土日ね、衆参、これね、いわゆると関係ないですよ。異常なことになったわけです。一言ですね、衆議院の方でもですね、変則的な日程になったと、官僚や職員の皆さんにも申し訳ない、ちょっとおっしゃったでしょ。おっしゃってからスタートしてください。どうぞ。
8:44
日程の状況によって、国会関係者の皆様方に様々な影響を与 えた、これはご指摘のとおりであります。国会の運び方については、先ほど申し上げました国会においてご判断いただくものではありますが、政府、与党としましては、この6年度予算、年度内に成立を図る、それを確実にするべく、この取扱いをお願いする、これは重要なことであると申し上げてきました。そうした、この政府あるいは与党の考え方に基づいて、国会においてご審議を具体的に日程等をお決めいただいたと認識をしております。
9:41
私はちょっと別の思惑があるんじゃないかと思うんですよ。ひょっとしてですね、4月に補欠選挙があります。その補欠選挙に合わせて、解散のフリーハンドを持ちたい。そのために、自然成立の期限、土曜日中の採決を何が何でも強行したい。補欠選挙に負けたら、総裁選の再選が危うくなる。だから4月5日、8日の裏金解散、総理、ちょっと考えてるんじゃないですか。どうですか。
10:15
全く考えておりません。今、政府与党としては、先ほど申し上げております、令和6年度予算、国民にとって大切な予算、この成立を図るということ、これに尽きると考えております。新年度から仮設住宅の引渡しをはじめ、早々に必要となる予算等を含んだ、1兆円に及ぶ予備費を含んだ、この予算を年度台に成立させること、これが何よりも重要だということ、これを再三申し上げているところであります。今、考えていることは、それに尽きると思っております。
11:11
参議院の皆さんも、いつ予算が来ても、しっかり被災者の皆さんに迷惑をかけないように、支援できるように協力するということを、再三お伝えしてきたんですよ。さて、総理、裏金議員ですね。自民党の議員全てで、裏金議員は何人に1人か、分かりますか。
11:39
すいません、今、詳細な数字までは承知しておりません。
11:47
4.4人に1人なんですよ。今、大臣席に20人座っていらっしゃいます。そうすると、5人この中にいるということなんですよ。相当、自民党、裏金まみれ、汚染されてきた、その認識ありますか。
12:08
派閥の政治資金パーティーを通じて、収集報告書への不記載等が発覚をし、このことによって国民の皆さんの政治に対する信頼を損ねたこと、これは 深刻なことであり、この強い危機感を感じております。自民党として、こうした政治不信を招いたこと、これについては、再三国民の皆さん方にお詫びを申し上げなければならないと考えております。
12:44
総理は、公地会の会長もされていました。総理は、派閥の資金、お金について、細かいことは分からなくても、大体報告を事務の責任者などから受けてきましたか。
13:05
当然、毎年、全体の数字等、概要については報告を受けてまいりました。
13:14
林官房長官、公地会の仕切り役をやって来られましたか、受けて来られましたか。
13:27
私は座長という役割でございましたので、大まかなところは報告を受けておったと思います。
13:35
総理は、政任審、総理以外の方の答弁、ご覧になりましたか。
13:48
もちろん公務の最中でありましたので、全てではありませんでしたが、全体かなりの部分は、実際にリアルタイムで聞かせていただきました。
14:05
あの政令審の中で裏金幹部たちが、口をそろえて、派閥のお金のことは一切知らない、報告も受けていない。これ、総理、信じられませんね。
14:24
私自身が関わっていない派閥の運営の仕方については、承知しておりません。そうした発言について、私から何か申し上げる材料は、申し上げておりません。
14:43
林官房長官は、普通、派閥の運営で一切報告を受けない。こういうことあるんですかね。
14:56
今、総理が元の会長としておっしゃったことに尽きると思っております。
15:04
あのね、これ国民は納得してないんですよ。で、総理も分かんないわけですよ、結局。承認喚問するしかないんじゃないですか。いかがですか。
15:20
今回の事案について、これまでこの検察の捜査が行われ、そして捜査が終わった後、それぞれの関係者が政治資金収支報告書の修正を行いながら、会見等を行ってきました。党としてもアンケートや聞き取り調査を行うなど、捜査権のない中ではありますが、実態把握に努めてきました。そして、今、国会において、先日の衆議院の成立審議に続いて、参議院においても成立審議の議論を行うかどうか、今、御議論いただいていると承知をしています。こうした国会での様々な場を通じても、説明責任を尽くすべく、日付努力が行われるべきものであると思います。そういったことを通じて、実態把握をした上で、それぞれの関係者の政治責任についても考えていかなければならないと思っております。辻元さん。 総理、成立審の焦点の一つは、安倍元総理の死後、いつ誰が裏金を再開したのかでした。この点で、西村議員は話し合ったが結論は出なかった。塩野家議員は、今年に限っては、継続するのはしょうがないかなとなった。そういう結論になったと言っているんですよ。これ、食い違っているんですよ。どっちかが嘘をついているということですね。
17:17
その発言の食い違い等について、私はこの判断することはできませんが、引き続き、そういった点についても、国民の関心事として説明が行われることが期待されると思っております。辻元さん。 総理ね、火の玉になってやるんじゃないですか。そうであるならば、塩野家さんと西村さんを呼んで、食い違っているじゃないかと。どっちなんだと、そこが一番国民関心あるだろうと。どっちなんだと、お二人を呼んで、総理が確認したらどうですか。皆さんそうじゃないですか。
18:03
今閣議議員において、政治資金収支報告書の修正作業も、今引き続き続けられております。様々な場において、説明を行っていく、こういったことが続けられています。その中にあって、この事態について、どこまで把握することができるのか、それをしっかりと把握しなければならないと考えます。辻元さん。 ちょっと答えてください。西村議員と塩野家議員に、食い違いについて、総理がただす、やられますか。
18:46
自民党としても、御指摘の議員も含めて、聞き取り調査を行いました。そして今後の状況を見ながら、党としての実態把握についても、どういった方策が可能なのか考えてまいります。
19:05
総理が電話かけるなり、官邸に呼んで聞けばいいだけじゃん、話じゃないですか、皆さん。
19:11
やる気ないんですか。国民はこの点おかしいと思ってますよ。国民に代わって、総理がただせ、と言ってんです。
19:22
実態把握に向けて、党として対応を考えます。
19:34
党として、組織として、どう対応するかを判断いたします。党として、幹部が中心に実態把握について、さらに何が必要なのか、こういったことについても考えてまいります。
19:51
党の誰がやるんですか。茂木幹事長ですか。
19:57
先ほど申し上げたように、成林審をはじめ、国会での議論も続きます。その中にあって、党としての対応を、党の幹部で判断いたします。
20:19
幹部で判断をし、そして最終的には、総裁である私が判断いたします。
20:29
じゃあ、最初から呼んで聞けばいいじゃないですか。やってくださいよ。もう一回聞きます。やった方がいいですよ。公の場で食い違いがはっきりしたんですよ。この点焦点です。やってください。
20:46
食い違い、食い違いが生じたかどうかということも含めて、確認をさせていただきます。ですから、先ほどの御指摘の発言について、食い違っているかどうかという判断も含めて、実態把握に努めてまいります。
21:09
食い違いがあるって報道もされているしですね。総理、結局ですね、この成林審は真実を解明したいという思いじゃなくて、総理は予算を強行するための通貨比例にしたということ、あなた自らが言っているようなもんですよ。中身に関心ないじゃないですか。それではですね、この点について、報告書ではどんな意見が出てましたか。若手。総理に言ってありますよ。説明してください。
21:42
今、御質問はこの点についてというのは、派閥の…。もう一つの方。もう一つの方。じゃあ、徐島さん。この点についてというのは、どの点についてか、もう一度御質問をお願いいたします。
21:58
安倍元総理がやめようと言った、でも再開した、この点について、調査報告書ではどういう証言が出ているかと聞いたんです。
22:12
はい。報告書の13ページでありますが、令和4年に安倍総理がこの問題をなくそうとされた、そして、幹部をしないという話であったのに、その後、方針が変わって、帰ってきてしまった。安倍総理がやめると言った制度は、復活した制度を復活させた幹部の責任問題である。こういった声が把握されております。
22:49
何人もの議員がですね、報告書でですね、復 活させた幹部の責任と、復活させたのは幹部に責任があると言っている。しかし、成林審議に出た裏金幹部たちは、自分に責任はないと言っている。報告書とも食い違っているんじゃないですか。いかがですか。
23:11
報告書には、先ほど申し上げたような記載、声があったことが報告をされています。そして、成林審議においてやりとりがあった。これもご指摘のとおりであります。これらの積み重ね、過去の捜査の結果、そしてこれからの成林審での議論、国会での議論、こういったものを総合的に等として実態を把握に、の判断と材料としなければならないと考えております。
23:52
報告書とも食い違っているんですよ。私ね、これ一般 の議員、特に若手、かわいそうだと思いますよ。若手の話、幹部もそうだけど、若手の話こそ、ちゃんと成林審で証言をして聞かないと、実態解明できないと思うんです。いかがですか。
24:13
これまでの検察の捜査、本人のこの会見、さらには今ご指摘があった等の聞き取り調査等、さらにはこれからの成林審での議論等、これらを総合的に等としても判断して実態把握に努めてまいります。
24:36
空虚な答弁です。あのね、総理、私ね、22年前、非常給与問題で議員辞職したんですよ。その時ですね、議員辞職しても、参考人招致に応じろと、私を引きずり出したのは自民党なんですよ。でね、私は当時ですね、土井孝子党首に、公の場で説明をして、けじめを自らつけてや り直した方が、あなたの政治生命を守ることになると、諭されて、震えながら出たんです。2年生の時でした。私は参考人招致から逃げなかったから、復帰できたと思ってます。総理はね、志ある議員は自分に続けとおっしゃったんですよ。地元でね、自民党の若手の中には、志のない裏金議員のレッテルを貼られて、困ってる。そういう若手もたくさんいると思いますよ。総理ね、今ここで、自民党若手議員に、安倍派幹部の顔色を見ず真実を語れと、ここで呼びかけてください。
25:49
国会の運営は、国会でご案内いただくものでありますが、再三申し上げておりますように、私は、今まさに委員がおっしゃいました。志のある議員は、成立時をはじめ、あらゆる場を通じて、説明責任を尽くしてもらいたいと申し上げております。様々な場を通じて、説明責任を果たしていただきたいと、強く期待いたします。
26:21
今、申し上げたようにね、成林審に出た人でも証言が違う。そして、さらに調査報告書も違う。全員出ないと、実態解明ができないんじゃないですか。いかがでしょうか。
26:38
全員というのは、どういうことかは分かりませんが、できるだけ多くの関係者に説明責任を尽くすことによって、この事態を把握することは重要であると思います。成林審をはじめ、あらゆる場を通じて、説明責任を尽くしてもらいたいと考えます。
27:02
あのね、バラバラのことを言われたら困るから、成林審に出るの、自民党止めてきたんじゃないですか。
27:15
あの、そういったことはありません。成林審のルールについては、御案内のとおり、規則に明記されているとおり、説明者の意向を尊重する、こういったルールになっています。そのルールに基づいて、この開催についても、また、開催する際の方式についても、判断されるものであると承知をしております。
27:46
あの、危機感足りなさすぎます。政治の根本の問題ですよ。政権の柱が腐っているかもしれない。4.4人に1人ですよ。その幹部が出てきて、食い違 うことを言う。そして、秘書がとか派閥事務局がと言っている。総理、これで、こういう人たちに政権運営を任せてきたんですよね。この秘書がとか派閥事務局がと言っている。これで許されると、総理は思ってますか。
28:23
あの、説明責任を尽くしたかどうか。これは、最終的には、広く国民の皆さんがどう考えるかという部分につながるんだと思います。委員がご指摘のような指摘がある。こういったことについては、重く受け止めなければなりません。だからこそ、実態把握についても、今日までの様々な取り組みのみならず、これからも引き続き、成林新党でのこの説明も行われなければならないと思いますし、その他、全体を党としても、総合的に判断して、実態把握と、そして何よりも、この本人の政治責任について判断をしてい きたいと思います。
29:12
秘書がとか派閥事務局がということ、これを防ぐために、それだったら、総理やる気の証として連座制を導入しようと、ここで明言してください。
29:31
今回のこの事案のポイントは、政治資金の透明性が十分でなかったということと合わせて、委員御指摘のように、政治家自身が責任を十分取っていないという点、この点が国民の皆さんから特に強く指摘されていると思っています。それに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、国民の皆さんに対して、こういった方針について、私も党のワーキンググループに対して支持を出しています。法改正を通じて、会計責任者のみならず、政治家自身の責任についても明確化、そして厳格化する、こういった取組を進めていきたいと思います。委員の方から連座制についてというお話がありますが、政治家自身の責任の厳格化については、今、具体的には様々な意見が各党からも出ています。公職選挙法でいう連座制、これは選挙と政治資金という課題の違いがありますので、それをそのまま適用することについては、この範囲ですとか、対象ですとか、あるいはその法律上の理屈ですとか、いろいろ乗り越えなければならない課題がありますが、しかし少なくとも、政治家の責任の厳格化ということについては、法改正を通じて明らかにするべきであるということについても、ついては自民党もその方向を考えてお ります。
31:49
確認しますが、秘書がという抜け穴を防ぐ、そのためにしっかり議員に責任を問う、そういうような方向での法改正でよろしいですか。
32:03
一定の悪質なこの場面においては、政治家自身のこの責任をしっかり問うていく、こうした考え方に基づいて、政治資金規正法等の法改正について考えていくべきであると思っています。
32:22
いわゆる連座性を考えていくというように受け止めました。そしてもう1つ、企業団体献金、これもこの際禁止したらどうでしょうか。
32:39
企業団体献金についても、すでに国会においてずいぶんと議論が行われてきました。まず企業団体献金については、この最高裁の判決においても、この政治資金の、企業にも政治資金の寄付の自由が有されているという判断、さらにはこの議論の中で度々引用されました、平成元年の政治資金大綱の中においても、政治改革大綱においても、自由主義経済において重要な役割を担う法人などの寄付を禁止する理由はないというご指摘がある。こういったことから、まず自民党としては、今回の事案を振り返りますときに、先ほど委員の方からもご指摘があり ました、この会計責任者のみならず、政治家の責任を厳格化するということ、さらには外部の監査を導入し、そしてその範囲を拡大するということ、そして3点目としては、デジタル等を活用することによって、政治資金の透明性を向上させる。デジタルを通じての政治資金収支報告書の報告ですとか、あるいは振り込み等に資金のやり取りをかけるとか、こういった取り組みを、まず法改正を伴う形でやるべきであると考えております。その上で、先ほどご指摘の企業団体献金については、先ほど申し上げました最高裁判決ですとか、政治改革対抗の議論等も踏まえた上で、民主主義のコストをどう賄うかという観点から議論を深めるということは、各党会派とともに議論を進める上で、自民党としてもそういった議論に貢献をしていきたいと思っています。
34:57
いつもおっしゃる最高裁判決は50年前なんです。判決読みましたけどね、その中にこうあります。弊害に対処するには立法政策に待つべきとあるわけですよ。弊害が出てるから言ってるんですね。具体的に聞きましょう。総理ね、防衛力強化の有識者会議、先日会合ありました。これ何する会議ですか。
35:29
ご指摘の有識者会議の目的でありますけども、これは国家防衛戦略及び防衛力整備計画にありますが、自衛隊が能力を十分に発揮し、厳しさ、複雑さ、スピード感を増す戦略環境に対応するためには、宇宙サイバー電磁波の領域を含め、戦略的機動的な防衛政策の規格立案が必要とされており、その機能を抜本的に強化するべく有識者から政策的な助言を得るための会議体を設置することとされております。こうした方針を踏 まえまして、今般防衛省において防衛力の抜本的強化に関する有識者会議を開催いたしました。藤松さん。 委員長、防衛大臣、どういう方が委員なんですか。
36:21
メンバー構成というご質問だと思いますので、各委員の肩書及び氏名を読み上げますと、総合科学技術イノベーション会議議員、上山貴博委員、慶応技術大学特任教授遠藤則子委員、筑波大学準教授落合陽一委員、東京大学名誉教授北岡新一委員、座長代理をお願いしております。早稲田大学政治経済学術院準教授栗崎周平委員、関西学院大学総合政策学部特別客員教授小西美穂委員、一般社団法人日本経済団体連合会名誉会長坂木原貞幸さんには座長をお願いしております。日本電信電話株式会社代表取締 役会長澤田淳委員、元防衛事務次官島田和彦さん委員、元米国特命全権大使杉山信介委員、内閣官房科学技術顧問橋本和彦委員、三菱重工株式会社取締役会長宮永淳一委員、元防衛大臣森本聡志委員、東京大学大学院経済学研究科教授柳川紀之委員、株式会社読売新聞グループ本社代表取締役社長山口俊一委員、前統合幕僚長山崎浩二委員、和田大学政治経済学術院教授和方部正澄委員、以上となります。
38:04
防衛大臣、なぜここに三菱重工会長が入っているんですか。どういう役割を期待していますか。
38:16
委員の人選という観点でございま すけれども、安全保障防衛政策の専門家のみならず、経済や学術、科学技術、そして報道機関、そういった幅広い有識者から政策的な助言を得ることを念頭に、今般の有識者会議の委員の人選を行ったところであります。もちろんそれは安全保障を実際に防衛生産技術基盤を担う装備品のメーカーとして、そういった高い見識、そして専門家のみならず、科学技術の観点、そういった観点から人選をしたところであります。
39:08
防衛装備品を発注している会社からという御答弁でしたね。それでは三菱重工にどんな装備品を防衛大臣発注していますか。
39:21
三菱重工には過去に発 注した装備品ということでよろしいでしょうかね。相当な数はございますけれども、三菱重工株式会社と契約し調達した装備品、10個程度上げさせていただきますと、10式戦車、16式機動戦闘車、12式地対艦誘導弾、パック3、アタゴ型護衛艦、大型潜水艦、F2、F15、SH-60K、UH-60Jなどがございます。
40:09
今、御議論していただいている、令和6年度予算案において、そのように今計画をしております。
40:26
敵基地攻撃のことが問題になってましたが、その長距離ミサイルもそうですか。
40:38
いわゆる、その、人認識のSSMといった、地対艦ミサイルは、三菱重工さんにお願いしているところなんです。
40:57
それでは防衛省で結構です。三菱重工、10年間の各年、八中学と、 順位を教えてください。
41:04
これは、防衛省防衛装備庁長官、深澤正樹君。
41:10
お答え申し上げます。防衛省が実施する中央調達におきまして、過去10年間の三菱重工業株式会社との 契約金額につきましては、2013年度は約3165億円、2014年度は約2632億円、2015年度は約1998億円、2016年度は約4532億円、2017年度は約2457億円、2018年度は約1949億円、2019年度は約3127億円、2020年度は約3102億円、2021年度は約4591億円、2022年度は約3652億円でございます。また、契約額の順位につきましては、三菱重工業株式会社は、2015年度においては第2位でありますけれども、それ以外の年度におきましては、いずれも第1位となっております。
42:16
断トツなんですね。今年度は、いくら予算ですか。
42:26
お答え申し上げます。2023年度の三菱重工業株式会社との契約金額につきましては、本年2月27日の時点でございますけれども、約1950億円となっております。
42:50
お答え申し上げます。防衛力整備計画に基づきまして、必要な事業を執行した結果でございます。
43:02
三菱重工、昨年の投資家への説明でも、来年は防衛費を倍増するから、1兆円程度に増えるというような説明をされています。その資料を見たことがあります。総理、この三菱重工会長は、防衛省と利害関係者ではないですか。(( 答え聞かせない ))
43:28
三菱重工は、今、委員のやり取りの中でありましたように、この防衛省、政府から発注を受けている企業であります。そういった関係は存在いたします。
43:46
だから、利害関係者ですかって聞いてます。
43:53
利害関係者という言葉の定義、意観でありますが、実際は今、やり取りがあったとおりであると申し上げております。
44:06
これ契約、為替特約付けてますね。投資家の説明会で、円安になったらどうするんだって言ったら、政府に為替特約を付けてもらってますから、円安になったらその分、政府に補填してもらいますと答えてるんですが、事実ですか。
44:26
防衛省においては、輸入品を調達する場合や、また国内調達であっても、輸入品が、部品や材料が含まれる場合には、外貨立てとなる費目を事前に特定して、契約時に特約条項を付すことになってます。具体的には、契約力を中に企業側が負担した外貨立ての実績額を確認して、為替による差存があった場合には、最終的に契約金額をその分増額した上で支払うこととされており、企業側の負担が生じない措置を取っているところでございます。これは一般的なやり方だと思っております。
45:08
総理、為替特約まで付けた、これやっぱり利害関係者でしょ。
45:20
今言ったような契約内容を含む政府からの発注先であると認識をしています。
45:30
総理ね、今年度も1兆円ですよ、発注してます。そういう利害関係者を有識者会議、防衛政策の、任命するのはね、私、たとえこの方が立派な方であったとしても、それから三菱重工のためにもですね、変なこと言われないように控えた方がいいと考えますが、いかがですか。
45:55
総理です。これは総理ですよ。最初、総理が有識者会議の意義を言ったでしょ。ちょっと。いや、総理ですよ。短くもいらないよ。申し上げたように、有識者会議のメンバー、先ほど申し上げたとおり、その中でお一人だけ、いわゆる防衛生産技術基盤の強化というのは、これ国家安全保障戦略、防御力整備学にしっかり書かれていることでございますから、その中でお一人は、そういった装備品のメーカーからお呼びして、実績の一番これまであった三菱重工の会長さんをお呼びしたというところになります。
46:30
あのね、そういうね、企業はヒアリングで呼べばいいんですよ。中に入れるのは控えた方がいいと言っているんです、総理。いくらでも防衛装備品の会社をヒアリングで呼べばいいですよ。総理、控えた方がいいですね。
46:48
先ほど防衛大臣から、委員の具体的なメンバーについて答弁をさせていただきましたが、その中においては経済や科学技術、さらには報道など幅広い分野から有識者の皆さんにご参加いただいております。20人近いメンバーの中に、一人、実際にこうした防衛産業に関わっている方からの意見も聞かせていただくためにメンバーとして入っていただく、全体の構成を考えた場合には、不自然ではないと考えます。
47:32
被害関係者は入れない方がいいですよ、その企業のためにも。総理、さらにこの三菱重工から、自民党の政治資金団体は、毎年多額の企業献金を受けてますね。事実ですか。
47:51
お尋ねの献金ですが、自民党の政治資金団体、一般財団法人国民政治協会は、現在公開されている政治資金収支報告書の範囲でお答えするならば、令和2年から4年にかけて、いずれも3,300万円を三菱重工から寄付をいただいております。
48:28
毎年3,300万円ずつ、この三菱重工から、自民党は政治献金を受けてます。政治献金をもらっているから、委員にふさわしくなくても入れるんですか。
48:45
防衛力を強化する際には、もちろん政府の体制が重要でありますが、その装備品技術を支える産業の利用にも大きな影響をもたらします。20人近いメンバーの中に1人、防衛産業の実際の経験のあるメンバーにも入っていただくことは、全体の議論のバランスとしても、不都合なものではないと考えます。
49:23
私はね、呼んでヒアリングをするでいいと思います。結局ですね、国の根幹に関わる防衛政策の会議に、その政策で儲ける利害関係者を入れて、多額の発注をし、自民党が政治献金を受け取る、貫流している、まるでキックバックじゃないですか。こういうことがダメだから、企業団体献金禁止をしようと言っているんですよ。いかがですか。
49:53
企業団体献金の考え方については、先ほど答弁させていただいたとおりであります。そして与党、特に我々自民党の政策決定のプロセスを考えますときに、そうした寄付によって左右されるものではないと、我々は考えています。政策決定にあたって、もちろん多くの国民の皆さんの声が基盤にあるわけでありますが、それに加えて有識者、あるいは閣僚、専門家、こういった関係者の議論を丁寧に積み重ねた上で、最終的には何百人にも及ぶ党の所属議員が何日にもわたって議論を行った結果、政策を決定する。これが我が党の政策決定のプロセスであります。こうしたプロセスを考えますときに、特定の企業からの寄付等が政策決定に影響を与える。そういったことは考えに くいと思っております。
51:02
政策に影響を受けないと言いながら、政策に影響を与える有識者会議の委員にわざわざつけているんですよ。あなた言っていることを矛盾していると思いませんか。
51:16
矛盾しているとは思いません。日本の防衛力を考えますときに、政府の対応、もちろん重要でありますが、それを支える防衛産業の実態についてもしっかり把握した上で、総合的な日本国の防衛力を考えなければいけない。これは当然のことであります。防衛産業の実態についてもしっかり把握している委員に、20名近い委員の中の1人に入ってもらうということは、総合的な我が国の防衛力を考える上で、決してバランスが悪いとか不都合なことではないと考えます。
51:59
私ね、かつての自民党はこうではなかったですよ。実際にノリを超えなかった。もうそのノリがなくなっちゃってるんですよ。こんなことしませんよ。じゃあお聞きしましょう。今、磁気戦闘機、この問題がイタリアイギリスとの共同開発、これが大きな問題になっています。防衛大臣、この磁気戦闘機の共同開発、どこの企業がやりますか。
52:29
磁気戦闘機については、これは国際共同開発と申しまして、日本と英国とイタリアの3国になっておりますが、日本においては三菱重工が担うということになっております。
52:50
これね、また三菱重工なんですよ。それで日本は殺傷能力のある武器は海外に輸出しないとなっていたわけですけれども、どんどん輸出して儲けようかというような話を実際やっているんですよ。政策に相当影響を与えていますよ。防衛大臣、この問題で人民公明でどんな協議をしているのか、情報開示してください。
53:20
国際共同開発生産した完成品が我が国から、どのような経緯をたどるかという、そういうさまざまな論点がございまして、現在与党におけるワーキングチームにおいて検討がなされるところと承知しております。
53:54
なんか揉めているみたいですけど、どの点で揉めているんですか。
54:12
さまざまな論点がございまして、例えば、五類型をどうするかという話であるとか、あるいは完成品を第三国に輸出をする点だとか、そういった点が、それ以外にもさまざまな論点があるというふうに承知しております。
54:37
今の完成品を諸外国に輸出する、そういうことを検討しているんですか。
54:53
国際共同開発したもの、完成品を第三国に移転するかどうかということも含めて、今与党ワーキングにおいては、さまざまな論点をもとに議論をしていただいているものと承知しております。
55:13
今、日本は第三国に完成品の戦闘機、輸出できますか。防衛大臣。
55:33
現行の装備転産原則並びに運用指針というものはございますが、その現行の制度の中では、今委員がおっしゃったようなものは移転ができないということになっております。
55:45
では、総理にお聞きしましょう。なぜ今まで殺傷能力のある武器は、日本は輸出してこなかったんですか。
55:58
2014年に、防衛装備移転三原則及び運転指針、現在のこの三原則と運転指針は策定されたわけですが、これは新たな安全保障環境に適合するよう、それまでに個別の必要性、実例を積み重ねてきました。こうした例外的措置の経緯を踏まえて、移転を認め得るケースを限定したものであります。そのケースの中にご指摘の戦闘機等の第三国移転は、このケースとして挙げられておりません。そのことから輸出を認めないという取扱いとなってきたと認識をしております。
56:56
確認します。人を殺す武器、これは日本は輸出しないんですね、総理。
57:07
2014年のこの三原則運用指針の中で認め得るケースの中に挙げられていない。そういったことから輸出を認めてこなかった。これが経緯であると承知をしています。
57:28
総理は今後、人を殺す武器も日本は輸出する国にしたいんですか。
57:40
まずご指摘の郷土開発の完成品についての三国移転については、今、防衛装備品の高度化あるいは高額化が進む中にあって、こうした優秀な装備品を我が国として活用するためには、一国のみならずパートナー国と協力をして資金、技術を共有していく方式を取るというのが重要であるという認識に立っています。特に戦闘機においては国際的にそういった方式が取られている。これが現実であります。そしてこういった共同開発をする際に、その共同開発をしたパートナー国のみならず、第三国への移転ということを考えたならば、より市場が大きくなるということから、こうした取組を効率化し、そして取組を主導していく上で重要であるという認識に立っています。こうした部分と合わせて国家安全保障戦略において、我が国において好ましい安全保障環境を実現するために、こうした共同開発も重要である、こういった認識に立っています。この2つの考え方から、政府としては、この共同開発によって得られた完成品についても、この第三国への移転を可能とすることを考えるべきであると、こういった考え方に立っています。しかしながら、これについては、政府両党のご判断を仰がなければいけない。両党においても、今、ワーキングチームの議論から、両党の政調会長のレベルに議論を引き上げて議論を続けている、こうした状況にあると認識をしております。
1:00:04
つづめて言えば、人を殺す武器も日本はウル国にしたいと、今、総理おっしゃったということですね。
1:00:23
まず戦闘機については、従来から我が国も、戦死防衛、平和国家として、我が国を守るために、戦闘機を活用し、我が国の防衛の 責任を果たしてきた、こういったことであります。その戦闘機について、今、申し上げた考え方に基づいて、今、高度なものを活用するためには、共同開発が主流であり、必要であるという考え方。なおかつ、こうした第三国への輸出、これは日本にとって好ましい安全保障環境を作る上でも重要である。こういったことから、この戦闘機についても、第三国移転を考えるべきであるという考え方について、今、与党において、御議論をいただいている。こうしたことであります。
1:01:28
今、べきであるとおっしゃったんですけどね。これはですね、単なる次期戦闘機の扱いの問題ではないです。武器の輸出国にならない、これ、国税のようなもんだったんですよ。その国のありよう、基本方針を変える大きな問題であると。だから、事項の密室だけとか、三菱重工と話せばいいということではないんです。イギリス、イタリアと話す前に、この国のありようをどうするかということを、しっかり議論すべきじゃないですか。いかがですか。
1:02:04
アメリカ以外の国との共同開発生産やパートナー国からの第三国移転については、これ、平成23年ですから、前の政権時代でありますが、これ、具体的な移転先は特定せず、殺傷兵器も含めて、初めて包括的に当時の武器輸出三原則等に例外化措置を講じていただき、アメリカ以外の国との共同開発、生産やパートナー国からの殺傷兵器も含めた第三国移転も容認された、こういった経緯があると承知をしております。辻元さん。 それではちょっと経緯を聞きます。
1:02:53
2022年、共同開発を決めたとき、日本から第三国への輸出は前提ではなかったですね。
1:03:14
時期戦闘機については、御指摘のように、2022年12月9日に日英三カ国で共同開発することで合意をしたところであります。その中で、国際共同開発というのは、いわば開発リスクを分散し、そして調達価格を低減するというそういうメリットがあるわけでありまして、こういったことは、英国、イタリアというのは当然の前提として議論をしていたわけでありまして、我が国に対しましても同様の対応を求めているということ、こういうことが先方からはそういう依頼が来ておりまして、我が国としても、いわゆるそういった考え方というのはスタンダードであるとはいえ、我が国としても徐々に認識をしていくことになったということになっております。
1:04:14
徐々にどこで認識を、誰がしたんですか。
1:04:25
あくまでも防衛省としましても、この戦闘機というものは、平和憲法の精神に則った選手防衛の下での、いわば武自衛隊発足以来70年にわたって戦闘機というのは運用してきたわけでありまして、あくまでも主たる任務というものは、進行してくる航空機やミサイルを迎撃し、領空侵犯を防ぐ、侵略を抑止し、我が国を守る重要な防衛装備という、そういう位置づけでありますので、そういった観点から、移転三原則に示された地域における抑止力の向上に資するものと、そういう認識はずっと持っていたわけであります。結果として、その移転後の適正管理をすること、厳格に審査すること、そういったことは、平和国としての基本理念に何ら反するものではないというふうに考えております。
1:05:21
今、移転後の話されましたね。もう移転すると決めているんですか。
1:05:36
そのような完成品を第三国移転をするのかどうかということを、現在与党ワーキング、そして今、各党の政調会長レベルで議論をしていただいているということになります。
1:05:51
さっき移転後のことも厳格に管理する、それだから平和国家として問題ないとおっしゃったんじゃない。移転すると防衛省は決めているんですか。
1:06:11
先ほどの話というのは、戦闘機を我が国が70年ずっと持ち続けた、その一般論を申し上げたことであり、これから三国移転をするかどうかというのは、今、与党において、政調会レベルで議論をしていただいているところでございます。
1:06:30
先ほど共同開発するときは前提ではなかったというような答弁をされました。そしたらこの間条約を署名したとき、このときは日本は移転をしますよと、移転することを決めますよと、イギリスやイタリアに言って条約に署名したんですか。それとも前提ではなかったんですか。どちらでしょうか。
1:06:59
条約の内容というのは、これから条約ですから、国会の審議にかかりますけれども、署名の内容というのは各国の事情もありますので、それはここ では答えは差し控えたいと思いますが、第三国移転を我が国が、我々が約束したかというのはそうではございません。
1:07:28
じゃあイギリスとかイタリア、イギリスの国防大臣に三原則の変更が必要になるだろうと明確にした、こういうことは事実ですか。
1:07:50
今、質問のご趣旨の方が少し明確でなかったので、もう一度すみません。
1:07:57
イギリスの国防大臣とですね、移転について必要になるだろうというような話をされましたか。じゃあ、すみません。深澤防衛総理。防衛大臣ですよ。防衛大臣が議論してんだから。
1:08:23
英国のシャプス国防大臣で、イタリアのクロセット国防大臣とは、よく連携を取りながら話をしておりますが、その具体的な内容についてはですね、相手方のこともあるので、この場ではお答えは差し控えたいと思います。
1:08:42
この12月の18日にイギリスの国防大臣が、イギリスの会員の本会議で答弁して、私ここに議事録持ってますよ。イギリス会員のこの国防大臣の答弁。こう言ってます。先日日本に滞在した際、少なからずこのプログラム、Gキャップですね、が正合理に運営されるためには、3原則の変更が必要になるであろうということを明確にしたと。イギリスの議会 でイギリスの大臣が答弁してるじゃないですか。あなた先に、もう変えますよって言っちゃったんじゃないですか。どうですか。
1:09:28
あれ、いい、いい、いい、いいのご指摘、いや、ご指摘の発言についてですが、いえ、ご出言の発言について、政府としての考え方を申し上げさせていただきます。ご指摘の点の、その、英国の国防大臣の発言については、これはあくまでも英国側の期待を発言した、このように政府として受け止めております。そして、ご指摘の点については、あくまでも我が国の安全保障の方策としてどうあるべきか、こういった議論を積み重ねてきたわけです。先ほど申し上げました、そもそも2011年、この民主党政権時代に、殺傷兵器も含めて、初めて包括的に、当時の武器輸出三原則を例外化措置として、三原則の例外的措置として講じていただき、そしてパートナー国から殺傷兵器を含めた在作国移転、これを容認されたと承知をしています。それが2011年であり、そして2014年、先ほど紹介させていただきました、この防衛装備移転三原則及び運動方針によって、これまで例外的措置を講じてきたことを整理する形で移転を認めるケース、これを明らかにしたわけですが、これは認めるケースをこの限定して列挙しただけでありまして、これ殺傷兵器の有無で移転を禁止しているものではないと考えています。そういった経緯を踏まえた上で、我が国として、今回の件についてどう対応するのか、これを今、与党中心に議論を深めていただいている、このように認識をしております。
1:11:26
じゃ、総理ね、今ですね、戦闘機、人を殺す戦闘機は輸出できないですよね。
1:11:34
はい、先ほど申し上げました、実際は、この例外措置を講じた、移転できるケースの列挙した、その中には、御指摘の点は入っておりませんので、我が国として、この輸出はしておりません。ただ、これは、先ほど申し上げたように、殺傷能力があるかないかで線を引いたものではなくして、今日まで例外措置として講じてきた、そのケースの中には入っていないということで、今、輸出を行っていないという対応をしている、こういったことであります。
1:12:14
人を殺す武器は禁止しないというのが現状です。防衛大臣ね、イギリスはヨーロッパに、日本はインド太平洋地域に売りましょうと、そういう話も出ているんですか。
1:12:36
先ほどの、シャプス国防大臣、英国の大臣が、そのような発言をしたというのは、委員の資料にもありまして、承知しておりますが、シャプス国防大臣の発言の意図については、我が国として、私としても確定的にどういうお考えになるかと答える立場にはありませんけれども、しかし、総理が先ほどおっしゃったように、日本から第三国への直接移転ができるようになるということが、彼なりに必要でないかとの、期待を示したものではないかなというふうに、そのように考えておるところでございます。
1:13:16
期待に対してどうお答えになりました。
1:13:24
その期待、私と英国の国防大臣との会話の内容については、ここは相手方もあることですから、控えたいと思います。
1:13:37
相手方は議会で答弁してますよ。日本の防衛大臣も答弁してください。
1:13:53
一般論として申し上げると、国際共同開発、そして生産、規模が大きくなるほど調達確保の低下等になるわけであります。そういったことに対する期待ではないかということ。そして、自国やパートナー国での完成品の調達に加えて、第三国移転を推進することが、共同開発を主導し、円滑かつ効率的に進めていく上で、極めて重要であるという、そういう彼の認識ではないかなと。こうしたパートナー国との関係、日本もそう、イタリアもそうですが、あるいは国家安全保障戦略に示した装備移転の意義、そういった意味も照らしながら、国際共同開発、生産、完成品の第三国移転を行うこと。このことは、これから与党の中でしっかりと御議論をいただけるものと思っております。
1:14:50
あのね、これね、総理ね、武器輸出の全面解禁は難しそうだから、今回は次期戦闘機の限定解禁、これで事故を決着しよう、そんなこと考えてるんですか。
1:15:09
あの、今まさに、自民・公明両党の政調会長の間で、議論を深めていただいております。結論については、その協議の結果をお待ちしたいと思っています。
1:15:26
これね、自民党の国防部会で配られた資料、パネルにしてます。この中で、インド太平洋地域への移転を日本が主導すると。こうしないと大変なことになりますよと、イギリス・イタリアが言ってるというような、なんか脅しのようなですね、ものを自民党国防部会で議論してるわけですよ。総理ね、これね、 事故で協議するって言ってるけれども、与党や、これ三菱重工が人を殺す戦闘機を作って、献金もらってる三菱重工が、インド太平洋に売りに行って儲けようと。そういう人を有識者会議に入れてると。そして、人を殺す武器は輸出しないと言ってきた、日本の方針そのものを、事故、与党だけや防衛産業の意見を聞いて、また外国の意見を聞いて、変える。そんなこと許されないですよ、総理。いかがですか。
1:16:28
今回の取組は、先ほどから申し上げておりますように、特定の企業が利益を上げるために行うということはないということを申し上げております。あくまでも、我が国の安全保障を考えた場合に、適切な高度で、そして高価なものであっても、我が国の安全保障に適切な防衛装備品、これをしっかり活用することができる体制を作る。その際に、技術や資金、パートナー国と協力をしなければならない。これが国際的な常識であるからして、こうした取組をぜひ進めるべきである。そして、その効率化を図るために、さらには、我が国にとって好ましい安全保障環境、インド太平洋においても力による一方的な現状変更は許さない等の、こうした好ましい安全保障環境を実現するために、こうした装備品の活用が必要であるということを申し上げ、そのためにこうした取組を進めたいと申し上げております。その際に、どの企業がこれを受け負うのか、これはその企業、その一社のみならず、日本として持っているサプライチェーン全体としてそういった活動を支えるということであり、日本の総合的な国力として、こうした取組を進めていく、体制を考えていく、これがこの考え方であります。ひと特定の企業を儲けさせるためのものではありません。辻松さん。 これ、儲かる話なんですよ。でも、儲かる話で今まで、人を殺す兵器は輸出するのをやめようというのを一部の人たちで決めるのかと言っているわけです。外国と勝手にしゃべって、戦闘機密約じゃないですか。それがおかしいと言っているんですよ。
1:18:43
防衛費倍増の中身ですよ、これ。ちょっとお聞きしましょう。防衛費倍増43兆円。この中に入っていない防衛予算、ありますか、財務大臣。
1:18:59
防衛財源確保法第1条第3項の各号に、43兆円程度の対象となる防衛力整備計画対象経費から除かれる経費というものが列記をされております。その除かれる経費といたしましては、砂庫関連経費、米軍再編経費、政府専用機の取得に係る経費が定められております。
1:19:25
防衛大臣、辺野古の新基地建設に係る経費は防衛費43兆円の中に入っていない。外ですか。
1:19:50
普天間飛行場の施設に関する事業を含む米軍再編経費については、過去の中期防衛力整備計画における整備と同じでございまして、今回の防衛力整備計画の実施に必 要な防衛関係費の総額である43兆円程度には含まれておりません。
1:20:21
真木島の基地建設につきましても、同様に米軍再編経費ということになっておりますので、43兆円の外枠というふうになっております。
1:20:33
外は外。当初の見積もりはいくらでしたか。
1:20:43
数字です。すいません。細かい。手を挙げているじゃない。いいの。分かりました。失礼でしょう。いや、すいません。先に手を挙げておくとごめんなさいね。申し訳ない。
1:20:59
福島飛行場代替施設建設事業の経費の外枠については、これは平成21年にその後の検討によっては変更があり得るというふうに前提をしまして、少なくとも3500円以上とお示しをしたところであります。3千。
1:21:22
失礼いたしました。先ほど3500円といったのは、少なくとも3500億円以上とお示ししたところでございます。
1:21:33
その後、膨れ上がって現在の見積もり、いくらになっていますか。
1:21:46
経費の外略につきましては、地盤改良工事の追加に伴う工事計画の見直し結果、また当時の工事の状況等を踏まえて、令和元年2019年に約9300億円とお示ししたところであります。
1:22:05
3倍になっているわけですね。それで今、それではいくら使って、どれくらい埋め立てが終わっているんですか。
1:22:28
まず、普天間飛行場代替施設建設事業の経費につきましては、令和4年度までの支出積み額の総額は4312億円。また埋め立て工事については、事業全体で埋め立てに必要となる土量約2020万立方メートルに対して、現在約318万立方メートルとなっておりまして、全体の対数が今16%ということになっておりますが、そういった中で、予算については埋め立て承認の取引処分などを含める、巡る状況等を踏まえて、執行されなかった額も含まれておりますので、そういった意味でいうと、これまでも確定した額である支出積み額の総額を、という意味でいうと、その金額は令和4年度末までに4312億円となっております。
1:23:26
残り16%埋め立てて4312億円、残り8割埋め立ててない9300億円が見積もり、そこから4312億円を引いた4988億円で8割、やれると思いますか。
1:24:01
工事の進捗等を踏まえつつ検討する必要が、これからもそういう状況がございます。現時点では具体的に、そういった様々な計画の見直し等は検討する段階ではないわけですが、今後の大浦湾側の工事の進捗等を踏まえて、様々な検討は、経費の概略については、そういった検討はしてまいる必要があると思います。引き続き、そういった今後も、これまでもやってきておりますが、経費の抑制に努めながら辺野古建設に向けた工事は、着実に進めていかなければいけないと思っております。三千五百億円が九千三百億円になった。し かしまだ二割も工事が終わってない。あと八割あるのに半分以上使っちゃった。これ、辺野古の新基地建設、九千三百億円は破綻しているんじゃないですか。
1:25:09
今、現在、この計画について変更をするということは考えておりませんが、引き続き、経費等の厳選課等を行うことによって、実行を進めていきたいと思います。いずれにせよ、今ご指摘の、この佐古関連事業に要する経費、あるいは米軍再編経費は、基本的に地元の方々の沖縄県民の皆さんの負担を軽減するための経費であります。これを有効に活用することによって、当初の目的を果たしていくことは重要であると認識をしております。
1:26:00
防衛大臣。八割残っています。そうすると一体全体全体でいくらかかるか、今、分からない状況 で工事をやっているということですね。
1:26:21
経費の概略でございますけれども、工事の進捗等を踏まえつつ、検討する必要があるというふうに思っております。先ほど申し上げましたが、大浦川の工事の進捗というのは極めて重要になってきますから、それを踏まえて検討をいたしますが、経費の抑制というのはしっかりと努めていきながら着実に進めていく必要がございます。
1:26:47
八割残って半分でできないでしょう。防衛大臣、試算をし直すんですか。
1:27:00
先ほども申し上げましたが、経費の概略を現段階で見直す計画はございませんが、しっかりと今後の進捗等を踏まえて検討していく必要があると思いますが、いずれにしても、そういった経費の抑制というのはしっかりと努めていく必要があるというふうに思っております。
1:27:22
防衛費倍増43兆円の外ですよ。八割残って半分使っちゃった。無理じゃないですか。試算し直すんですか。
1:27:44
現時点では経費の概略というのを具体的に見直す段階にはないということは申し上げましたが、将来のことについても、現時点では余談をもってお答えすることはなかなか困難であるということで、御理解をお願いいたします。
1:28:04
いくらかかるか、試算もできないということですか。
1:28:22
先ほど申し上げましたが、オーラ湾側のこれから工事の進捗というのは非常に重要になってきますから、そういったことを踏まえて、さらに具体化された工事計画に基づいて慎重に見極める必要があると、そういう認識をしておりますので、将来のことについては断定ができずに余談をもってお答えすることはなかなか難しいという状況であります。
1:28:49
総理、国民に辺野古を一体いくらかかるのか試算を示すまで工事はストップしたらどうですか。
1:29:01
先ほど申し上げましたが、作戸関連経費、この辺野古への移転の経費、これは沖縄の県民の皆さんの負担軽減のためにこの事業を進めなければいけない、その裏付けとなる経費であると考えています。たちまちそれについて具体的に見直しは考えていない。今大臣から申し上げたとおりでありますが、その中にあっても、この経費の改めて、厳選化等様々な取組は続けていきたいと考えています。藤本さん、時間が参りましたので、おまとめください。米軍幹部からも12年後と言っているんですよ、これ。ドローン時代には使えないと。軍事的合理性の観点からも再検証が必要と出てきているんですよ。辺野古時代遅れですよ。ちょうど今大浦湾側の実質的な埋め立てはまだ始まっていない。ここでチャンスですよ。止める。国民の税金をなめるんじゃないですよ。43兆円倍増しておいて、その外でいくらかかるかわからない。税金をどんどん使って、3500から9300億、これからいくらかかるかわかりません。マゲシマも約1兆円使っているでしょう、もう。契約ベースで。岸田政権は結局43兆円の外で、辺野古増税でもするんですかね。増税するしか対応できなくなります。増税内閣退陣してください。終わります。以上で辻元清美さんの質疑は終了いたしました。
1:31:16
次に石橋充博君の質疑を行います。石橋充博君。
1:31:22
立憲民主社民の石橋充博です。今日から参議院での来年度予算案審議始まったわけですが、冒頭私からも、私今、野党側の筆頭理事をさせていただいて、与党の中西筆頭と、やはり参議院でしっかりと充実した審議をさせていただきたいと、その環境を我々与党でしっかり作っていきたいという話をずっとさせていただいてまいりました。それを総理がいきなりぶち壊されたと思っています。今日から審議入り、土日、多くの皆さんが、この参議院も役所も、そして我々各会派の担当者の皆さんも、家族がある方も、いろいろ予定があった方も、全部それをやめて、出てきて、今日のための準備をしています。総理、年度内成立、自然成立にこだわった、参議院の審議を軽視されているんですか。総理がそれを指示した、そういうことですか。
1:32:32
私が国会でお聞きいただく審議の日程について、指示をするということはありません。ただ、政府としては、今、御審議いただいている令和6年度予算について、これは、新年度早々から仮設住宅の引渡等の費用など、早々に使う予算がある、年度内成立は重要であるということは、再三申し上げてきました。そうした政府、あるいは与党としての思いを申し上げた上で、具体的な日程については、国会において判断いただいたと認識をしております。
1:33:17
総理、それ説明になっていないんですよ。我々、辻元さんも申し上げた、我々は再三再試与党にも、明日から始めればいいと、それで参議院は参議院らしくきちんと充実した審議をすると。総理、そのメッセージ届いていましたか。
1:33:38
国会でのやりとりについては、国会の関係者において、御判断いただくことであると思います。政府としては、年度内成立、これも確実にすることが重要だと申し上げてきました。事実、地元の自治体からは、年度内成立に対する強い期待が示されてきました。被災地の地元、石川県知事からも、年度内成立が確実になったことをもって、安心して災害に取り組むことができる、こういった発言もいただいております。
1:34:21
重ねて、総理、それ全部、総理の責任でしょう。国会の開会、そもそも遅れたのは何なんですか。予算安心議のスタートが遅れたのは何なんですか。途中で、与野党で決めたことも守られずに、日程が遅れたのは誰のせいですか、総理。
1:34:43
国会日程については、国会でお決めいただいていると考えております。政府としては、様々な事情について、説明を申し上げております。予算をはじめ、重要なこの案件について、ぜひ早期の成立をお願いしたい。政府の立場としては、これは当然のことであると考えます。
1:35:12
総理、重ねて、参議院はしっかり審議しますよ。我々は従事者審議を。参議院の審議を経時されているから自然成立。つまり参議院で議論なんかどうでもいいと。参議院の審議なくたって自然成立させればいいと。そういうふうにおっしゃっているということでしょう。
1:35:34
衆議院の段階において、この年度台成立に向けて最善を尽くしてもらいたいということ。それは、具体的な日程について指示をしたというのではなくして、年度台成立、政府としては、ぜひ地元の意向等を踏まえて確実なものにしていただきたい。こういったお願いを申し上げてきた次第であります。
1:36:03
重ねて、総理が参議院での審議、今衆議院で衆議院とおっしゃる。参議院の審議はどうでもいいというふうにおっしゃっているとしか聞こえません。昨日おととい、我々も全部国会に詰めて、今日の準備をさせていただきました。レクはなくていいと言ったんですけれども、役人の皆さん、みんなそれはね、レク、問取りさせてくださいと言ってきますよ。昨日も多くの役人の皆さんが問取りに来られました。私、みんなに申し訳ないと言って、そしてレクをさせていただきました。先ほど辻元議員の質問に対して、僕びっくりしましたよ。総理、謝罪も、ねぎらいの言葉もなかった。土日にこれだけ多くの皆さん働かしておいて、リーダーとして何の言葉もなかった。総理、もう一度、何のねぎらいの言葉もお詫びもないんですか。それでしっかりとした審議をっておっしゃるんですか。もう一回ちょっと、総理、機会を提供させていただきますのでどうぞ。
1:37:03
御指摘のように、国会日程において様々な関係者に影響が及んだ。これは御指摘のとおりだと思っています。政府としては、予算の年度台成立、ぜひ確実なものにしていただきたい。これを再三申し上げてきました。その日程について、具体的な日程についてどうなるか。これは与野党の国会関係者の中での議論の結果であると認識をしております。
1:37:41
ひどい答弁だと思います。国のリーダーとして、政府の責任者として、自民党の責任者として、今の総理の答弁。本当に、これで国民の命生活を預かるリーダーなのかと思わざるを得ない、本当にひどい残念な答弁だと言わざるを得ないと思います。結局ここまで衆議院も予算委 員会の審議、総理全然尽くされていません。通常の審議時間から大きく短い時間で、総理、採決が強行されようとしたわけです。結果的に参議院に送られてきたわけです。結局それ全部、総理のリーダーシップの欠如と言わざるを得ないと思います。自民党と金の問題、総理、まだ何ら、もう3ヶ月ですよ。3ヶ月経って何ら原因究明できてないじゃないですか。総理、やる気ないんですか。なぜこの裏金が始まったのか。金が何に使われたのか。全く分かっていません。総理、総理、本気でこの事実究明、やる気があるんですか。
1:38:50
事実の究明、これは重要である、強く感じています。この事案につきましては、1月の中旬まで検察の捜査が続いておりました。捜査が進む中にあって、関係者も多様に苦慮する中でありますが、捜査と並行して自民党において政治最新本部を立 ち上げて、まずは自民党として対応すべきことを整理し、法改正の必要性などについても中間取りまとめの中で明記をした、こういったことでありますが、その実態改明ということについては、捜査が終了した後、関係者によって政治資金収支報告書の修正が始まり、そして今も修正作業は続いています。その中にあって、本人が会見等において説明を尽くすこと、これが第一ではありますが、党としても実態把握という観点から、アンケート調査、あるいは聞き取り調査、こういったことを進めて、党としての実態把握に努めてきました。先ほど申し上げましたように、この修正作業も続く中ではありますが、今後とも国会において、成林審をはじめとする様々な議論が行われることが想定されています。こうした中で、あらゆる機会を通じて、関係者には説明を尽くしてもらわなければならないと思いますし、その状況をしっかり踏まえた上で、党としても実態把握と合わせて、各関係者の政治責任、道義的責任についても判断をしてまいりたいと思います。今までの経緯を振り返りましたときに、様々な制約の中にあっても 、最大限、この実態把握、説明責任、そして再発防止などの取組を進めてきたと考えております。
1:41:06
総理の言う説明責任って何ですか。総理、成林審、我々は12月から成林審やろうと言っているんです。今、衆議院で何人成林審をご出席になりました。何で他の議員は成林審出ないんですか。総理、何故全員出てこないんですか。
1:41:29
先ほど申し上げましたが、今回の件については、昨年から成林審を求めてきたとおっしゃいましたが、1月中旬まで検察の捜査が続いていました。その後に各関係者、事実確認した上で修正作業を行い、そしてそれぞれ会見等を開いてきた、こういった経緯をたどって きました。それと合わせて、党としてもアンケートや聞き取り調査を行ってきた、このように申し上げてきたわけですし、そして成林審での議論、これからもこの参議院の場など、この議論が行われると承知をしています。こういったことを通じて全体として実態把握に努めていくことが重要だと思います。その上で党として政治責任について判断すると申し上げております。
1:42:27
成林審でお話しいただくのは別に捜査関係ないでしょう。何で今まで引っ張ったんですか。全部予算案成立させたいという、それだけのためでしょう。総理、今、参議院の成林審のお話をされました。参議院は、野党5委員おりますので、正式に申し立てをさせていただきました。もう既に離党された方を含めて32名です。全員出てきていただけるんですね。
1:42:54
成林審という枠組みで申し上げるならば、これは衆議院のときから絶えず申し上げておりますのは、ルールに従って対応することが重要であるということであります。成林審については、御案内のとおり規則の中にあって、説明者の意思が尊重される、これが明記をされています。このルールに基づいて、成林審が運営されることが重要であると申し上げております。その中にあっても、衆議院においては、調整がつかず、見通しが立たないということでありますので、このままでは政治不信が高まってしまう危機的な状況にある、こういった認識のもとに、私自ら、マスコミフルオープンで成林審について説明責任をさせていただく、こういったことを決意した次第であります。ぜひ、こうした成林審のルールのもとで、参議院においても出席等を御判断いただくものだと思います。成林審のルールについては、説明者の意思が尊重されると申し上げましたが、かつて、本党の前身であっ た民主党においても、成林審に対しては、当時の党首が出席を拒否された、こういった経緯もあります。これを決して非難しているわけではなくして、成林審のルールはそういったものであると申し上げております。
1:44:39
総理、参議院はルールに則って申し立てをしているんです。自民党がきちんと成林審で議決していただければ、出てきていただくんです。それは違うんですよ。だから、きちんと32人の申し立てをさせていただきましたので、与党にちゃんとみんな30人の出席を議決しろと指示してください。
1:45:03
説明者の位置を尊重するという規則、これは衆議院でも参議院でも明記されているものであると考えております。
1:45:16
申し立てによる正式なルールに則ってやったというのは、衆議院とは違うんです。それを総理、きちんと理解をしていただいて、自民党が重ねてこれを議決していただければ、出てきていただくことになります。自民党に議決するように指示してください。
1:45:35
ルールに従って、生理審が運営されることが重要だと申し上げております。
1:45:45
議決して、それで生理審がそれぞれの32名についてきちんと出てきてくださいと要請をかければいいんです。だから、総理、指示してください。
1:45:58
生理審のルール、規則については、参議院も説明者の意思を尊重するという項目は変わらないと思っています。その中で、言う仰るように、議決したかどうかの違いはあるにしても、そういった参議院の状況の中で、最大限ルールを尊重してご案内いただくものと思っています。((( 速記を止めてください )))
1:47:04
政理審の規則、そして参議院の状況について、御指摘がありますが、まず審査の申立てをするには、申立て書に議員が行為規範等の規定に一律しく違反していることを明らかにした文書を添えて、審査会の委員の3分の1以上を書いていただくことと、3分の1以上からすることを、ここまではやられ た、そのとおりであります。ここまでは終わった、それを申し上げております。そして、出席員の過半数による議決を要するわけですが、不当な疑惑を受けたとして、議員からこの署名資料を添えて審査の申出があったときは、審査会は当該申出に係る事案を審査しなければならない。こういったことであり、これは今言った議決が終わった後、最終的の出席等については、本人の意思を尊重するという規約、これは尊重されるものであると申し上げております。
1:48:19
総理、ようやくそれを読んで理解をされたのかもしれませんが、だから議決をしてくださいとお願いをしているんです。議決をしていただければ、成林審として与野党で、その32名の皆さんに対してきちんと署名してください、弁明してくださいという要請がかけられるんです。だからまずは議決していただければいいんです。それを指示してください。
1:49:02
はい、議決についてはおっしゃるように与野党の判断によって議決されるわけですが、その上で出席するかどうかについては本人の意向が尊重される。そういったものであると考えております。
1:49:27
だからまず議決を与党に指示してくださいと申し上げている。
1:49:35
いやそれは現場の判断をしっかりと確認しなければならないと思いますが、説明の仕方について最後は本人の意向が尊重されるものであるということを申し上げております。議決について今ここで私が指示をするというものではないと思っております。議決について現場においてぜひご判断いただいた上で本人の意向を尊重する。そういったものであると思っています。速記を止めてください。
1:52:57
私が指示を出すべきだというご質問だと思いますが、私の立場から指示を出すということは控えます。その上で、今回のご指摘等を党にしっかり伝えた上で、党として適切に判断する。これを私の責任で伝えさせていただきます。
1:53:26
総理、ここに総理大臣として来られているわけだけども、この自民党の金の問題は 一貫して、これ、自民党の責任者としてずっと説明責任を果たさせると、責任を取ってやると、火の玉?おっしゃってましたよね。だったら、それで指示を出さなきゃだめでしょう。議決は党として、参議院自民党がそう判断すれば議決はしていただけるんですよ。だから党として、総裁として指示を出せばいいじゃないですか。
1:53:59
今、この時点で内閣総理大臣として指示は出しませんが、ご指摘の点については党に持ち帰ります。党として、こういったご指摘を踏まえてどう判断するのか、しっかり検討をさせます。
1:54:20
これね、ぜひ総裁として火の玉になるのであれば、ちゃんとリーダーシップを発揮してください。指示すれば議決を して、議決をしたところから、政連審が正式に個々の32名についてきちんと対応できるようになるんですよ。公式ルールに則って。ちょっと理解してください、そこは。それで、なぜこれが極めて重要かというと、配付資料をお手元の11をごらんください。これ既に昨年段階から新聞報道がございまして、今回の裏金事件について、我々特に安倍派は参議院議員について、選挙年に全額キックバック、もしくは全額中抜きを許していたという報道があります。これ関係者が認めていたというふうにも、当時報道がされています。総理、これ自民党さんの調査報告なるものには一切触れられていませんが、これ、総理、調査されたんですか。
1:55:30
安倍派の指揮の動きについては、聞き取り調査の中で取り上げて、様々な発言を承知しています。しかし、御指摘の点について具体的な発言は把握していないと承知をしています。
1:56:02
このアンケートを行って、政治資金収集報告書の修正を行う、あるいは行うことを予定している、こうした議員を聞き取り調査の対象にしていると承知しています。
1:56:22
この問題について調査対象になっているのですかと聞いています。
1:56:32
対象については、今申し上げたとおりであります。委員の御質問は、今の問題が調査対象になっているかということですが、これについては、その対象となる議員に聞き取りをする中で、それぞれの資金のやり方について確認をいたしましたが、参議院の選挙の際に特別な取扱いが行われた等のこの発言は、把握できておりません。
1:57:05
それは聞いたけど、そういう話がなかったのか、聞いてなかったのか、これちょっと大事なところなので、総理。これ調査の対象になっている、こういう報道があるわけです。これ、極めて深刻な話です。選挙年に全額中抜きキックバックとしたら、相当な額になります。これ単に、不記載問題だけの話ではありません。そのお金が、もし選挙に使われていたら、これ公職選挙法違反にもなります。それだけ大きな事態です。調査されるんですよね。
1:57:41
収支報告書の修正金額については、既に明らかになっています。そして、その使い道についても、当然ヒアリングは行いました。選挙、買収等に使われているのではないか等のご指摘がありましたが、使い道については、政治活動以外に使われたものは確認されていない。違法な使い方については確認されていない。こういった点については、確認をした次第であります。
1:58:22
それ、どうやって証明させたんですか。それが分からないんです。目的で、個人のとか選挙のとか使ったことがない。それをどうやって証明させたんですか。
1:58:38
もちろん、捜査権がないという制約の中ではありますが、聞き取りの中で、全額、そうした資金は使っていなかったという議員もあれば、使った際に、全て領収書を保管している、こういった議員もありました。そういった、この点について、やりとりの中で確認をした、こういった次第であります。
1:59:14
全く使っていな いケースもありましたが、領収書を全額保管している議員もあれば、一部の保管にとどまっている議員もあった、そういった中で、聞き取り調査を行いました。
1:59:37
だから、領収書を持っている悪い方は、領収書を全部出させて確認したんですね。
1:59:46
領収書の有無については、聞き取り調査の中で確認をいたしました。
1:59:57
有無、あった、じゃあその領収 書が本当に、政治活動だったのか、確認したんですかと聞いています。
2:00:10
領収書一枚一枚を確認したかということでありますが、そういった作業を行ったかどうかは、私に承知しておりません。
2:00:22
してないんですよね。今、確定申告の現場で、納税者の怒りが渦巻いているの、総理、届いてますかね。皆さん一枚一枚の領収書、全て丁寧に申告しないといけないと、懸命に頑張っておられますよ。総理、政治家は、自民党の議員はいいんですか、裏金作っておいて。領収書を取ってました。それが何の目的で使われたか、それはわかりません。確認はしません。