25:44
(会議を開きます)休憩前に引き続き、会議を開きます。これより、議員西村康俊君からの審査申出に関する件について、議事を進めます。審査に先立ち、一言申し上げます。本日の政治倫理審査会は、政治倫理の確立に資するため、議員自らの申出に基づく審査であります。申出人であります西村議員には、官名に国民に対する説明責任を果たしていただきたいと存じます。また、質疑者にも真摯に、官名へのご努力をいただくよう期待するとともに、相互に限られた時間でありますことに、ご留意願いたいと存じます。なお、審査会開会中の入退室は、原則としてご遠慮を願いますので、よろしくお願いいたします。また、会長として付言いたしますと、政治倫理審査会は、誠実な環境の下、議員の申出に対し審査を行う場所であります。委員、傍聴議員におかれましては、不規則発言は行わないよう申し上げます。
27:21
衆議院政治倫理審査会規定第十七条第二項により、議員西村康俊君から弁明を聴取いたします。西村君。
27:35
おはようございます。西村康俊でございます。まず冒頭、政治団体、政話政策研究会の政治資金の問題に関しまして、このような事態を招き、国民の皆様の政治不信を招いたこと、政話会の幹部の一人として、心よりお言い申し上げます。今般、政話会の代表者兼会計責任者であった松本純一の事務局長が、平成三十年から令和四年までの五年分の政話会の収支報 告書において、政話会の政治賃パーティーにつき、所属議員らが集めた、ぬるま調価分の合計約六億八千万円の収入や、議員側に幹部者などした、ほぼ同額の支出を記載せず、収入支出ともに過小に拒否金融をして、総務大臣に提出をしたという事実により、政治賃規正法違反の罪で、東京地方裁判所に起訴されました。この件に関し、私自身、政話会幹部の一人として、けじめをつけるべきと判断をし、昨年十二月十四日、経済産業大臣の職を辞し、検察当局からの求めに応じて、捜査に全面的に協力してまいりました。当局の捜査につき、一定の結論が示されましたが、このような状況に至ったことを、改めてお詫びする次第です。私に関する捜査については、一月十九日に、東京地方検察庁により、捜査を尽くした上で処分するという判断はしないことになったとの説明が行われており、事件として立件する必要もないとの結論に至ったものと承知をしております。私は、検察当局から当該結論が示された同じ日、一月十九日に記者会見での説明を行い、その後、地元の有権者の方々への説明を重ねてまいりました。今後も引き続き、説明責任をしっかりと果たしていく考えであります。この度は、国会におきまして、疑念に応えるために、成林審に進んで申し出を行い、こうした弁明の機会をいただき、感謝申し上げます。まず、私と政和会の関係についてでありますが、私自身、平成十五年、二〇三年に無所属で初当選し、しばらくして自民党に入り、政和会に正式に入会しました。その後、当選三回の平成二十一年、二〇九年に、自民党総裁選挙に立候補した際に、政和会を離脱いたしました。そして、自民党が政権奪還した後の平成二十五年、二〇一三年頃まで、無派閥で活動しておりました。その平成二十五年、二〇一三年頃、当選四回のときに、政和会に戻った後も、平成二十七年まで内閣副大臣、平成二十九年から令和元年まで官房副長官、令和元年から令和三年まで経済再生担当大臣、令和二年からは令和三年までコロナ担当大臣を兼任、令和四年から令和五年まで経済産業大臣と、ほとんど政府内で仕事をしておりましたので、政和会の運営には関わっておりませんでした。唯一、幹部として政和会の運営に関わった期間が、令和三年、二〇二一年十月の岸田内閣発足に伴い、経済再生担当大臣、コロナ担当大臣を退任し、党派閥に戻り、官房長官となられた松野裕和議員の公認として事務総長に就任したときです。令和四年、二〇二二年七月に安倍元総理が亡くなった直後の八月まで、約十カ月間事務総長を務めました。この事務総長としての私の役割は、若手議員の委員会や党役職などの人事の調整、若手議員の政治活動への支援、協力指導、翌年七月に予定されていた参議院議員選挙の候補者の公認調整、支援活動などであり、政和会の会計については一切関わっておりませんでした。実際、今の時点まで私は、政和会の庁房、通帳、収支報告書などを見たことがありません。このように事務総長とはいえ、政和会の会計には一切関与していなかったため、私については、東京地方検察庁においても事件として立件する必要もないとの結論に至ったものと承知をしております。政和会で行われていたパーティーのノルマ分を超える売上げの幹部について、私の認識を申し上げます。自前で政治資金を調達することが困難な若手議員や中堅議員の政治活動を支援する趣旨から始まったのではないかとされていますが、いつから行われたのかについては承知をしておりません。この政和会主催の政治資金パーティー収入の幹部に係る処理は、歴代会長と政和会の事務職である事務局長との間で、長年慣行的に扱ってきたことであり、会長以外の私たち幹部が関与することはありませんでした。先ほど申し上げたとおり、事務総長はこのことを含め、会計には関与しておりません。また、政和会の収賞報告書の作成と提出は、会計責任者である事務局長において行ってきたところで、収賞報告書に記載しないことについても、長く慣行的に行われてきたようですが、私は 今回の問題が表面化するまで、収賞報告書に記載されていないことを知りませんでした。しかしながら、この幹部を収賞報告書に記載しないという取扱いが長年にわたり続けられてきたことにより、国民の皆様の政治不信を招いたことについて、知らなかったとはいえ、政和会の幹部の一人として深くお詫び申し上げます。また、事務局から各議員の政治団体の収賞報告書への記載は不要だとする旨の説明が過去からなされていたとのことであり、その言葉を信じて記載しなかったことにより、後から法令違反だとされ、いわゆる裏金づくりなどの意図はなかったであろうに、所属の若い議員はじめ多くの議員に大きな傷を与えてしまったことについて、幹部の一人として申し訳なく思っております。以上のような経緯を踏まえ、これだけの事態となり、国民の皆様の政治不信を招いたことについて、政和会の幹部として責任を感じ、けじめをつけるために、昨年12月14日に経産大臣を辞任したところであります。なお、令和4年の幹部期については、安倍会長の意向を踏まえ、幹部の間で幹部を行わない方向で話し合いが行われていたものの、結果的には一部の所属議員に現金での幹部が行われたようです。私は、8月10日の経産産業大臣就任を機に、政和会の幹部から離れることとなり、事務総長を退任したため、その後のことについては、現金での幹部が継続された経緯を含め、全く承知をしておりません。しかしながら、今になって思うと、経産産業大臣となり事務総長の任から離れたとはいえ、安倍会長の意向を託された政和会幹部の一人として、引き続き、少なくとも令和4年については、幹部を行わない方針を徹底すればよかったと、反省をしているところであります。また、本件に関する東京地方検察庁による捜査の中で、私自身の政治団体の収拾報告書の記載内容に関する捜査も行われました。この件について、事件として立件されることもなかったと承知をしておりますが、ご説明申し上げます。私自身の政治団体に関する政和会との資金のやり取りについては、正式に収拾報告書、通帳、管理書類、帳簿などを検察当局に提出し、一件一件つぶさに精査確認した上、政和会事務局の記録とも凸合した結果、令和4年までの5年間のうち、平成30年に12万円、令和元年に18万円、令和2年に32万円、令和3年に38万円の、合計100万円の官布を受けていたことがわかりました。私はかねてより秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えておりましたので、これら政和会からの官布金について私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりました。私としては、しっかりと政治活動を行い、幅広い政策を実行していく上で、必要な経費を賄うために、自分自身の政治資金パーティーを重視してきたところで あります。つまり、私自身のパーティー券の購入をお願いする方も、政和会のパーティー券の購入をお願いする方も、同じ方々にお願いしていた中で、政和会の分を多く買ってもらうと、自分自身のパーティーによる収入が減ってしまいかねないと思い、秘書らに対しては、政和会のパーティーはノルマ通り売ればいいとしておりました。しかし、今回の件が報道されるようになってから、会計責任者を務めておりました秘書に確認をしたところ、先に述べた、カンプ金を受けていたことがわかりました。また、その秘書によると、この政和会からのカンプ金については、東京で年に数回開いている私自身の政治資金パーティーの収入として計上していていたとのことでした。会計責任者としては、先ほど述べたとおり、政和会のパーティーに参加する方も、私自身の政治資金パーティーに参加する人も、同じ方々にお願いしておりましたので、私自身の政治資金パーティーの収入として計上してもおかしくないと考え、そのように計上していたとのことでした。つまり、私の政治団体においては、政和会からのカンプ金を含め、収入のすべてを収拾報告書に計上した上で、政治活動資金として支出しており、その支出状況もすべて収拾報告書に記載しておりました。したがって、私の政治団体において、政和会からのカンプ金が個人の所得とか、いわゆる裏金となっていたことは一 切なく、カンプ金を含めて、すべての収入支出を収拾報告書に計上してきております。ただし、検察当局による捜査に協力する中で、カンプ金は政和会からの寄付として記載すべきであったとの御指摘を受けましたので、私としては当局からの御指摘を真摯に受け止め、これに沿って収拾報告書における収入内訳の訂正を行いました。したがって、収入の総額や繰越金額については変更はありません。その上で忙しかったとはいえ、きちんと報告を受け、適切な指示をしておけばよかったと反省しており、目が行き届かなかったこと、監督責任を強く感じております。今後は、このようなことがないよう、これまで以上に丁寧に報告を受け、厳格に対応していきたいと考えております。以上が私の弁明でありますが、もう一度改めて、このような事態に至ったこと、国民の皆様の政治不信を招いたことを深く御相申し上げます。改めて本日、この審査会の場で、弁明の機会を与えていただきましたことに謝意を表したいと思います。ありがとうございました。
39:44
これにて、弁明は終わりました。次に西村康俊君に対し、質疑の申出があります。順次これを許します。
40:00
自由民主党の武藤です。まずもっておはようございます。今日、昨日に引き続いてこのような形で政治任意審査会、これがフルオープンという形で開かれました。西村先生におかれましては、同じ宿舎の同じフロアの教授もあり、いろいろお近くさせていただいたんですけれども、このフルオープン、西村先生から申出もあり、こういう形で開催されたこと。そしてまた、日取が残念ですけれどもずれたことも、昨日も野党の方からご質問がありました。政治任意審査そのものの規定、これがまさに本人の申出により、本人の意向に沿って開かれなきゃいけない。ここが本質的なところでありますから、寺田一党幹事、またうちの二は一党、それぞれ一党間協議で大変いろんなご苦労があったと思いますけれども、まずはご面倒を幹事の方々にもかけたことを、私からもお詫び申し上げなきゃいけないと思いますし、ただこういう形で、今日は政法会の事務総長の経験者の方が4人揃って出てこられる。これがまさに今、我々、清和圏だけじゃなくて、自民党全体、そして長田町、北海への政治不信を招いてしまった。大変極めて甚大な大きな政治不信。これをこの整理審で、短い時間ですけれども、何とか国民の信頼回復につなげていく、そのような会議にしていただきたいと思いますので、国民の皆さんから信頼を得るには、国会の教示というものを、しっかり政治責任というものを、検察は一見せずということになりましたけれども、ぜひ道義的責任という中で、真摯にお答えをしていただけたらというふうに思います。今の弁明を目指していただいて、今お聞きしましたところ、私はいくつか、やはりこの中でも疑問を持つざらを得ないと思います。まず一つは、事務総長という、清和圏の事務総長という、お仕事の中身なんですけれども、今、弁明処理院や若手の指導ですとか、あるいは委員会等へ役職などの人事の調整、これはもう私も国会を二年やってますから、よく派閥の皆さんの御苦労もわかりますし、国会の苦労もよくわかったつもりですけれども、こういう仕事、あるいは参議院の選挙の応援、あるいは若手の指導、育成ということを考えると、事務総長というのは、私の派閥とはちょっとやっぱり清和圏は違うのかなと。実は昨日の武田さんの2回産のところもだいぶ違うなという気がしています。まあ議員同士お互いの懐はわかる余地もありません。もちろん資金報告を見ればわかるわけですけれども、我々にはそんな余裕はないのが現実であります。そういう中でいうと、西村先生の輝かしいこの行政権を見るとですね、大変ほとんど政権側にいらしたこともあり、事務総長その約10ヶ月という中ですけれども、かといって事務総長になるにはやっぱり派閥の中の長年のお付き合いもあるわけですから、そういう中の派閥の事務総長の役割というのは、課税としを良くすることじゃないのかなという気がするんです。いわゆる国体をやってますと、情報の伝達というのは非常に派閥の代表として出ているわけですから、大変大きな重みがあります。また大事な役目。そういう中で事務総長が会計については一切触れないというのが、これがある意味でここに書いてありますように、官公的に行われたことになると、ここの委員が関係、要するに会計はもう事務局に任せなさい、事務総長というのはもう全部若手の指導だよということになりますと、ただ若手の方では色々とやっぱり困ったこともあろうかと思います。長年のやっていらっしゃると。やはりここに書かれてませんでしたけれども、選挙区それぞれの事情がありますから広いところ、秘書を何も雇わなければいけない。そういう中でいうと、お金のやはり心配、あるいはいろんなものの御相談というものもあろうかと思いますけれども、そのような事務総長の役割というのは、まず一つは安倍さんのところの政和権の事務総長の仕事はそういうものがないんだということなんでしょうか。それともう一つそこで関連してお尋ねしておきたいの は、事務総長間の連絡会議みたいなのがなかったでしょうか。その二つをちょっと教えてください。
44:58
お答え申し上げます。先ほど安倍政和会における事務総長の役割をお話をさせていただきましたけれども、一つはやはりまだ選挙基盤、選挙の地盤ができていない、そうした若手からいろんな相談を受けることはありました。ただその中で資金的な相談というのは、ほとんどを受けたことはありません。地元の県会議員、市会議員との関係であるとか、あるいは団体との関係とか、さまざまな事情について相談を受けて、それについてどう対応していくかと。こういったことについては協力をしたり指導をしたり、また私自身が選挙区、地方に行って、さまざまな対応をすることもございました。そうした若手の声を会長や他の幹部に伝えていくのも事務総長の仕事であったというふうに思います。資金についてはほとんど相談はなく、先ほど申し上げたように会見については一切 関与しないということでありました。また私が事務総長のときに、各派の事務総長間の会議が1回か2回か、特に参議院選挙を控えておりましたので、そのときに22年7月の参議院選挙の前に確か開かれたと思いますけれども、そう頻繁に何かみんなが集まって会議をするということはなかったかのように思います。2回かぐらいだったかと思います。いずれにしても各派によってやり方も違うんでしょうし、他の派のことは分かりませんけれども、私の事務総長としての役割は、若手の政治活動への支援、協力、また参議院選挙に向けて公認調整、これも参議院選挙に出たいという方がおられましたので、どういうふうに対応していくか、このことにもかなり時間を割かれた記憶がございます。
47:02
今申し上げたのは、会見の相談があったかどうかというのはあれなんでしょうけれども、いわゆるコロナで我々も随分給料、減額、歳費が減額していったときもありました。大変それは若手にとってみると厳しい時代だったと思います。その意味で、そういう悩みごとの相談という形での、事務総長という立場もありますし、西村先生へのこういう親近感の中でのご相談というのは、派閥の中ではあって当然だったと思うんですけれども、その意味いかがでしょうか。
47:36
具体的に資金が足らないとか、こういうふうに困っているという話は、何か相談を受けた記憶はありません。ただ、正式にパーティーを自分で開こうと思っているので、ぜひ来ていただいて挨拶をしてほしいとか、あるいは他の幹部の皆さん方に来てもらいたいとか、あるいは安倍会長に講演をお願いしたいとか、そういった相談で、私どもとして、幹部としてできるだけそういう形で出席することで、またその会が多くの人が参加をしてくれればいいんだろうと いうことで、そういった形での協力をしておりました。
48:17
その中で言いますと、長年の観光的に扱ってきたことであるというふうに、いわゆる会長さんと事務局長さんの間に直接、私もこの前、島根原発、ちょうど先々月ぐらいから行ってきました。亡くなった細田議長の事務所にも聴聞に伺ってきました。あの方も、義軍でずっとお付き合いしましたけれども、とても真面目な方なんで、この大語は、安倍先生の、新蔵先生の肖像画もあるということで、何かの因縁も感じますけれども、安倍さんにしても、細田さんにしても、その悪いようなことをするっていうことは、私は全く思えない人たち。ですから、どちらかというと知らんかったぐらいの、こういう内容ですね。幹部の裏金って言い ますか、規制があったっていうことは。ただ、これが事務局長さんだけが、長年の慣行としてやってきたどうか。今、いろいろ情報が出てきた中ですから、今の西村先生の認識をもう一度だけ確認をさせていただければというふうに思います。
49:33
会計について、特に、会計全般、会長の下で、事務職である事務局長が対応していたということで、幹部はそれには関与していない。特に事務総長は関与していないということでありますが、パーティー権のノルマなどについても、どういうふうに決まっていたのかについて承知をしておりません。もう会長がおられませんので、わかりませんが、会長と事務局長の間で何らかの相談があって決められたのではないかというふうに推察はいたしますけれども、どういうふうに会計処理がなされていたのか、これについても承知をしておりません。ただ、今思えば事務総長として、特に安倍会長が令和4年22年の4月に、現金での幹部を行っている、これをやめるということを言われまして、私もこれをやめようということで、幹部でその方針を決めまして、そして若手議員、何人かの議員手分けして電話もいたしました。私自身も若手議員に電話をして、もうやめるという方針を伝えたわけであります。したがって、安倍会長はその時点で何らかのことを知っておられたんだろうというふうに思います。全体のことをどこまでご理解、把握しておられたのかわかりませんけれども、とにかく現金は不透明で、疑念を生じかねないから、こうして現金の幹部をやめると、幹部そのものをやめるということで、我々方針を決めて対応したわけであります。ただ、その後安倍総理、安倍会長が亡くなられて、その後、ノルマのよりも多く打った議員がいたようでありまして、返してほしいという声が出てきました。それを受けて、8月の上旬に幹部で議論をし、そしてどうするかと、幹部は行わないという方針を維持するという中で、しかし返してほしいという人はどう対応するか、いろんな意見がありましたけれども、結局結論は出ずに、私は8月10日に経済産業大臣になりましたので、事務総長を離れることにもなります。その後、どういった経緯で、現金での幹部が継続されることになったのか、その経緯は承知をしておりません。その後、私が入った幹部の中で、そうした議論は行っておりませんので、その経緯は承知をしておりませんが、今思えば安倍会長がもう幹部をやめるということを言われたわ けですので、事務総長として、しっかりとそうした方針を徹底して、少なくとも令和4年の幹部はもうやめるということをしておけばよかったな、また、収支報告書も全く関与しておりませんでしたけれども、しっかりとそこまで考えを及ぼして、収支報告書を確認し、そして必要な修正を行うべきであったと、今となってはもう反省するばかりでありますけれども、本当にそのときはそうした考えを及ばず、本当に申し訳なく思っております。
53:28
ありがとうございます。時間も少ない中で、あと一問だけお話をしておきたいことは、昨日も総裁自らここへ出てこられまして、いわゆる3月17日にある党大会、これに向けて、この派閥のパーティー問題について、いろいろ疑義が生じたということで、党の党則の見直し、またガバナンスの見直しを今進めているところだといって、昨日もお話をされました。また、ほらもう野党さんにも入っていただいて、政治と資金規正法の話の改正をこの公開中でやりたいということをおっしゃっておられます。いわゆる我々が資金の流れというのは、政策活動費、これは我が党の中でも大変各党によってどうも違うようでございますし、やはり明らかにしていかないと、我々自身もこれはまだまだ正直言って勉強しておかなければいけない分野でもあると思います。国民からすると、今インボイス等々、非常に免税事業者の方に負担をかけているのは現実ですから、我々がまず解を示して、しっかりとした形で、このお金の問題についてはもう一度最後のチャンスだと思って、もう一度明確にさせていただかないといけないだろうと思っていますから、西村先生におかれましても、今後また政治活動を続ける中で、その辺についての計算バタレをずっと今までやっておられたので、インボイス、あるいは今の深刻事というのも総理も頭に耳に入っていらっしゃるようですけれども、そのことについての一言あれば頑張っていただけるようにお願いしたいと思います。一言でよろしくお願いします。
55:10
まずは、説明責任をしっかり果たしていきたいというふうに考えておりますが、やはり現金でのやりとりをやめるということが重要だと思います。やはり記録が残る振込オンライン 、これを徹底していくことが大事だと思いますし、おっしゃったように、いろんな、透明化に向けてデジタルの技術、いろんな技術がありますので、政治家の趣旨について、しっかりと透明度高く、公開度高くですね、公表していくと。ということが大事だというふうに思います。確定申告、本当に国民の皆様に政治不信を招いてしまって、もう本当に申告なんかしたくないというお気持ちになっておられる方も多いと思います。本当にお詫びを申し上げたいと思いますけれども、私自身は先ほど申し上げたように、幹部金については政治資金にしっかり入れて管理をして出走しておりますが、他の議員わかりませんけれども、何か疑念を持たれた議員はですね、個人の所得に使っているのか、いないのかということを含めて、しっかりと説明責任を一人一人が果たしていくべきだというふうに考えております。いずれにしても、透明度高く、公開度高くしていく領収書の添付などですね、しっかりと対応していくことが重要だというふうに思いますので、まずは説明責任を私自身は果たしてあげて、そうした対応も考えていきたいというふうに思います。終わります。ありがとうございました。
56:51
今、武藤議員から話のありました、令和4年、事務総長を取られたときに、安倍元総理から現金税の完付をやめようという話があった。これは従来から記者会見のとおりのお話がありました。先ほどのこの場での御証言で、4月に一度完付をやめることを決めたとおっしゃいました。これ間違いないですか。
57:16
会長の下で官房をやめるという方針を決めて、そして幹部で手分けをして所属の議員に電話をいたしました。私自身も若手議員を中心だったと思いますけれども、電話をしてその旨を伝えました。
57:32
それは、令和4年の4月、そのとき、当然安倍総理からそういう話があった。直接個人として呼ばれて話をされたんですか。それとも他の幹部と何かのことで集まっているときに話をされたんですか。
57:49
私の記憶では、安倍会長の下で当時の幹部が集まって、そしてその方針を決めたというふうに理解しております。
58:05
私の記憶が違ってなければ、当時会長代理でありました塩野家代理、下村代理、それから参議院の代表で、確か世耕当時幹事長が入っておられたのではないかと思います。あと事務局長もおられたと思います。
58:26
それが、実際にはその年も現金による幹部が行われていたわけですが、若手の皆さんに伝達をすることがあったけれども、いろんな声があって、結果的にそうなった。この幹部の件について、西村議員が加わって、このやり方とかどうするんだという話をしたのは、4月の1回だけですか。その後もありましたか。
58:53
4月の段階では、5月のパーティーを控えておりましたので、幹部は辞めるという方針を決めて、私は若手議員中心だったと思いますけれども、連絡をしました。そういう方針を決めました。その後、まさに完破しないということで、ずっと進んでおりましたが、7月に安倍さんが打たれて亡くなられて、そしてその後、ノルマ以上に打った議員から返してほしいという声があり、8月の上旬に幹部で集まって、どう対応するかということを協議をいたしましたが、そのときは結論は出なかったということであります。
59:37
8月の上旬に、それは西村さんも加わられて、当時の幹部が集まられた、間違いないですね。
59:45
幹部が集まって協議をいたしました。そのとき、完破しないという安倍会長の意向を維持しながら、しかし返してほしいという議員の声をどうするかと、無限にはできないのではないかといういろいろな意見が出ましたけれども、結論が出ないままに、私自身は8月10日に経産大臣になりましたので、事務総長を離れることになり、その後は、この完破の話、資金の話は一切しておりません。
1:00:17
そのときのメンバーは、どなたですか。
1:00:21
安倍会長は亡くなられておりましたので、塩野家代理、下村代理、私、そして参議院で石膏幹事長と松本事務局長だったと思います。
1:00:36
今のお話は、1月31日に下村元事務総長が会見でお話しされている話と共通しています。4月に安倍総理からの話があり、そして安倍総理が亡くなられた後、8月に今の顔ぶれ、事務局長が入っていたかどうかは明らかではありませんでしたが、議員については同じ顔ぶれについて下村さんから記者会見で説明があります。ですので下村さんのこの記憶はかなり正確だろう、少なくとも西村さんと一致しているというふ うに思います。この下村さんの記者会見で下村さんはこういう発言をされています。その中である人から結論が出なかったわけですけれども、その間不については、個人の資金集めパーティーのところに上乗せしてですね、それでそこで終始報告書で合法的な形で出すということもあるのではないかという案がですね、それもあったと思いますと話しています。これは西村さんですね。
1:01:37
8月上旬に協議をした際ですね、先ほど申し上げたように、完膚は行わないという方針を維持しながらも、しかし返してほしいという声にどう対応するかということで、いろいろな意見が出されました。その中でアイデアの一つとして、今後所属議員が開くパーティーのそのパーティー権を政和会が購入するということはどうかという大体案としてそうしたアイデアが示されました。私自身もこれはアイデアとして一つのアイデアだということで、検討できるのではないかということで発言をしたところであります。いろいろな 意見がありましたけれども、結論は出ずに、結果としてこの方策が採用された、実際に採用されたわけではありませんし、結果として現金での完膚が継続されていたということのようであります。
1:02:36
今のお話おかしいですね。あの、西村さんは個人の資金集めのパーティーのところに上乗せしてですね、という話をされています。派閥として、すいません、自民党の派閥でどうなっているのか知りませんが、別に派閥としてですね、その若手がパーティーやるのでそのパーティー権売れなくて困っているんですって派閥で買ってあげるということが、それで資金援助をすることがあってもおかしくないと思うんですが、話は違うと思います。この収集報告書でですね、自分の個人の資金集めパーティーのところに上乗せしてですね、合法的なように見せるって、あなたがやっていることそのものじゃないですか。違いますか。
1:03:14
結果としてそのように見えるかもしれませんけれども、2つ申し上げたいと思います。1つは、その時点で私は、私の会計責任者である秘書が、私の政治基金パーティーの収入の一部として、そこに記載をして、私の政治団体の収支に載せていたということは承知をしておりませんでした。2つ目に、今後議員が開くパーティーに、政和会がおっしゃるようにパーティー券を購入するということが、代替案として示されましたので、それは1つの検討できる案ではないかということで、私もそう発言しました。ただ、そのことについて何か深い議論があったわけではなくですね、例えば、今となっては思えば、今の時点で考えてみるとですけれども、パーティー券を購入するとしても150万円が上限ですので、それよりも多くの金額を官房求めていた議員、あるいは結果的に官房していた議員もあるわけですし、何か深く議論したわけではありません。1つのアイデアとして、代替策として議論をなされたわけですけれども、そのことについて決定されたわけでもなく、実行されたわけでもありません。
1:04:30
いや、このですね、西村さんが、その修正前の報告書でやっていたやり方、つまりですね、間奏分なのか中抜き分なのか知りませんが、これ後からお尋ねしますが、要するにノルマを超えた分を自分の政治資金パーティーに上乗せをして、そして計上をしているので、確かに裏金にはなっていない。西村さんの分については裏金にはなっていない。虚偽記載であるということです。ただこれですね、実は不思議なことにですね、こういうやり方をしているのは、西村さんと、昨日ここで御証言をされた武田さんがされています。お二人、少なくとも幹部、全員、七十何人全部見切れていませんが、幹部、特に安倍派の幹部の皆さんでこんなやり方をしているのは、西村さんだけなんです。派閥のことについて、ましてお金のこと、多派閥の人と相談することはないでしょうから、まさにこのですね、自分のパーティーに上乗せしておけばいいじゃない。むしろ知っていたことを裏付ける状況証拠が出ていると。知らなかったというんだったら、それなりのきちんと説明していただかないと、ただ知りませんでしたと言われても、それは納得できませんが、いかがですか。
1:05:42
繰り返しますけれども、私自身は、私の会計責任者である秘書が、そのような収支報告書の記載の仕方をしていたことについては、その時点では知りませんでした。その後、確認をして、一件一件確認をした結果、後で私自身理解をしたことであります。それから、これはいろんな意見がその場で出ました。その中で、何人かの、これ私、記憶がどこまで正確かあれですけれども、何人かの方が、このことについては検討できる案だと、もう一つのアイデアだということで話をされています。しかし、深くこのことについて議論されているわけではないということを改めて申し上げたいと思います。
1:06:32
じゃ、あなた自身のことについて聞いた上で、もう一回その話に戻りたいと思いますが、4年間で100万円のパーティー、自 分のパーティーに上乗せした分があったと。その分の100万円というのは、もともと派閥の方の収支には計上されていないものでいいんですね。もともと派閥に計上されていなかった100万円分が、西村さんの収支報告書に個人のパーティーとして計上されていた。これでいいんですね。
1:07:04
結果としてはそのようであったようであります。
1:07:08
じゃ、その100万円は、派閥に一旦納入したものがキックバックされたんですか。それとも、派閥にノルマを超えた分を納めていなかったんですか。どっちですか。
1:07:17
私の事務所では、派閥の口座のパーティー権をいろんな方にお願いしておりましたので、派閥にすべてお金は入っております。
1:07:27
ということは、派閥から、何らかの形で西村さんなり、西村事務所の方が現金で受け取っていたということがいいんですね。
1:07:38
私の会計責任者である秘書が、現金で受け取っていたと。5年間で100万円分、毎回10万円か20万円かそのぐらいの金額を受け取っていたというふうに聞いております。
1:07:55
もともと派閥の口座に振り込んでいただいていたわけですね。西村さんの支持者でしょうけれども。それを派閥から現金で秘書さんが受け取ったものを、それを西村さんの個人パーティーの売り上げとして上乗せをしていたというわけですね。そんなこと秘書さん勝手にできますか。だって秘書さんは、少なくとも現状の政和権関係者の皆さんのいろんな説明によれば、これは計上しなくていいんです。計上しないでください。と言われていた。そのお金を受け取ったものをですね。それは政和会からの手は書いてなくても、どこかに収入として、つまり西村さんの収入として計上されちゃうわけですから。通じつまが合わなくなる可能性があるわけですよ。そんなこと秘書が勝手にできるんですか。
1:08:40
これは何度も私はその会計責任者である秘書と確認をいたしました。その会計責任者としてはで すね、不記載にしたくないという思いがある中で、どういうふうに収入の内訳のどの部分に入れるのがいいのか考えた中でですね。この政和会のパーティー券を買ってくれる方も、私のパーティー券を買ってくれる方も、基本的には同じ方々にお願いしておりますので、私の正式に、私のために買ってくれているということで、私の正式にパーティーの収入を入れておかしくないと。そう判断をして、そのような処理をしていたということであります。
1:09:23
いいですか。もう一度言いますけど、派閥の側からはですね、これは記載しないでいいです、記載しないでくださいと言われていたお金をですね、それはもちろんその秘書さんのその限りでは正しいですよ。不記載にはしたくない。だけど、全く違うところに振り込まれていたお金が、あなたのパーティーの収入として計上することになれば、どこかで精査されたらついつま合わなくなるだなというのは子どもでもわからない話じゃないですか。そんなことを判断できない秘書さんなんですか。少なくとも議員本人と派閥からこう言われている んだけど、計上全くしないとこれは裏金になっちゃうから問題だ、こういうやり方はどうでしょうか、だって相談もしない。その相談をすべきだって判断もできない秘書さんがやっぱりだったんですか。
1:10:09
あの、経験がある秘書で私も信頼をしておりました。彼が自分なりに考え、不記載にしたくない。私の事務所、こういう事件を起こしておりますので、そんなに偉そうに言えるあれではありませんけれども、厳格に行っていこうということでやっておりましたので、不記載にしたくないという中で、私自身の支持者の方々が買ってくれているからおかしくないだろうということで、そのような記載を自身で判断をしてやったということでありますが、今からご指摘のように今思えばですね、もっと時間をとってしっかりと報告を受けて、私が監督をしっかりして指示をしておけばよかったということは反省をしております。そして検察当局からご指摘のように、政話会からの寄附として書くべきというご指摘をいただきましたので、それを真摯に受けとめて、政話会からの寄附という形で修正を したところであります。
1:11:10
これは他の方にも聞こうと思っているんですけれどもね、この方がきちっと西村さんの発言を全部そのまま受けとめた場合ですよ、この秘書の方がですね、本来相談すべきような派閥から言われている指示にすら従わず、違うことを勝手にやった、採掘をした、そのことが表に出た結果、経済産業大臣の職を議員が辞しているわけですよ。それ秘書責任をとっているんでしょう、当然。まあ懲戒開庫までいかないかもしれないけど、当然開庫ですよね、責任をとらせているんですよね。だってその秘書が勝手なことをやったせいであなたは大臣の職になっているんですよ。違いますか。
1:11:52
その秘書はですね、家族の事情もあり退職をいたしました。その後こうしたこともありましたので、今少し手伝いというか、も う一回きちんと精査する部分はやってもらっておりますけれども、退職をいたしております。
1:12:16
2000、令和5年分について、この年はゼロなんですね。あ、令和4年分ごめんなさい。令和4年分、今その問題になった、寒風運河が問題になった年。その年も西村事務所が打ったパーティー券、派閥のパーティー券は、派閥の口座に振り込んでいただく形式だったんですか。
1:12:37
私の事務所、私の場合はすべて、毎回、政法会の口座に振り込む書が入ったものをお願いしていますので、すべて政法会の口座に入ります。
1:12:50
もともと、今、数字が具体的に出ている平成30年以降、ずっと西村議員は、事務所に対して、ノルマ以上は売らなくていいと、ノルマまででいいと、ずっと言い続けていたのは変わっていないわけですね。
1:13:07
私自身は、自分自身のパーティーの方を重視して、必要な政治活動をしていく、事務所をしっかり運営していくのに必要な資金は、自分自身でしっかりと確保しなければいけないと思っておりましたので、政法会のパーティーは、ノルマだけ、ノルマ分だけ売ればいいと、ずっと指示してきておりました。
1:13:24
ノルマは、何枚分であって、いくら分がノルマですか。
1:13:30
総秘書に指示しておりますので、私自身は、ノルマがいくらかということは、具体的に意識したことはありません。
1:13:40
すごいですね。ノルマいくらかわからない。もうノルマ分売れって。いや、派閥でね、いろんなこういったものを仲間でやるときに、ノルマかけるというときは、ノルマ分ね、達成できなかったら、お前ちゃんともっと頑張れよと。それこそ、若手の指導係である事務総長があんなきゃいけないし、ノルマよりたくさん売って派閥に貢献してくれたら、お前頑張ったなと。こう言って、それは論考交渉的な話をね。それは派閥ではあっても、私はおかしくないと思いますよ。それ、内閣や党でやられたら困りますけど。それ、自分のノルマすらわかっていないってすごい話だなと思うんですが、聞きたいのは、ずっと平成30年から毎年 ね、12万円から38万円のノルマを超えた売上があったから、その分がご記載になっているわけですよ。ところが、都合のいいことにですね、このキックバックやめようと、現金税のキャッシュバックやめようとなった令和4年だけゼロなんですよ。この年は、つまり、西村事務所から売ったパーティー券は、ノルマ分ぴったりだったという、こういうことなんですか。
1:14:46
結果的にノルマ以上に売れているのか、あるいはノルマ通りだったのか、私は承知をしておりませんが、いずれにしても令和4年はもう官府はやめるという方針、私はいずれにしてもそういう方針をすべきだと思う。会長の意向を受けてしておりましたので、結果どれだけ世話会に振る舞われていたかは、承知をしておりません。
1:15:12
もう一度戻りますけどね。いや、こういう形で、自分のパーティーに上乗せをするというやり方がね、していたのは、政和権の幹部の中では西村さんだけだと。そして下村さんの話では、そういうやり方で、これ大事なことを言っているんです、下村さんは記者会見で。合法的な形で出すこともあるのではないかという案がですね、あったという言い方をしているんです。つまり少なくとも、令和4年の8月の打ち合わせ、安倍さんが亡くなられた後、安倍さんがもう現金でキャッシュバックするのはやめよう、それについて最終的にどうしようかって打ち合わせをした。結論は出なかったけど、その段階ではですね、少なくとも下村議員は、この現金でキャッシュバックをして、それが終始報告書に受けた各派閥の議員は計上していなくて、だから非合法だと知っていなければ、自分の個人のパーティー権に上乗せをするみたいな、そういうアイデアは必要ではないし、実際に下村議員自身も合法的な形で出すということもあるのではないかということで、この案があったと紹介しているんです。下村さんの発言と西村さんの今の証言は全く食い違っているんですが、どうなっているんですか。
1:16:31
私の理解、私の認識はですね、安倍まず会長は、現金で戻すこれは議義を生じかねない不透明だと、幹部そのものを辞めるというふうに意向を示されて、そして先ほど申し上げたように4月の段階では幹部が手分けをして、所属議員に連絡をいたしました。その方針をずっと継続をして5月のパーティーを開くわけですが、7月で安倍さんが打たれて亡くなられた後、返してほしいという声が出始めて、8月の上旬に集まったと。その段階で、繰り返しになる部分もありますが、幹部は行わないと、しかし返してほしいという声にどう対応するかということで、いろんな意見が出されたわけであります。その時点で、この幹部が適法であるとか違法であるとか、法的な性格について何か議論したことはありませんし、収支報告書についても話はしておりません。したがって何か違法性について何か議論したということはありません。認識をしていたことはないということです。ただ、この幹部をしてほしい、戻してほしいという声にどう対応するかというアイデアの一つとして、大対策の一つとして、先ほど申し上げたように、今後議員が開くパーティー権の購入を世話会を行うというのは一案ではないかということで、アイデアとして出されたということであります。
1:17:58
若手の皆さんは、自分がノルマ以上を売ったら自分に帰ってくると思っていたのが、帰ってこなければ自分の収入が減るから困るので、完璧してくれと言っていたことに対して、その声に応えようと思ったら、合法的に寄付という形で完璧すればいいだけの話なわけです。こんな自分のパーティーに上乗せするみたいな話なんか全然いらないわけですよ。やはりその若手の声に応えたいというんだったら、安倍さんの意向とは違うけれども、それをやらざるを得ないねという話になればいいだけで、結局そのお金を若手に配っちゃうんだったら、派閥に残しておかないんだったら安倍さんの意向とは全然違う。安倍さんの意向を歪めるだけの話じゃないですか。そういった意味では、下村さんの発言の方が、つまりみんな、これ、計上してないとまずいよね。「あ、でも西村さん自分は自分のパーティーの上乗せでやってるから 、これなら裏金にならないと言われないから大丈夫だぜ」とこういう話があったと、普通感じるのが下村証言からは当たり前じゃないですか。ですので、西村さんの証言だけ聞いて、「はい、そうです」だったら到底がありません。これは下村さんにもここに来ていただいて、ご発言をいただくか、あるいは下村さんに参考人や証人として予算委員会に出てきていただいて、今の西村さんと下村さんと、どっちが正しいことを言っているのか、証言を付け合わせるしかないということを申し上げて、私の質疑時間は終わりましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。(質問者)
1:19:33
日本維新の会の青柳人志です。今のお話の続きをさせていただきたいと思います。令和4年4月に安倍元総理がパーティー券給与キックバックの関連を廃止しましたけれども、同じ年の7月に元総理が亡くなると、その翌月に複数の安倍派幹部が集まって、廃止の方 針を撤回したと、今のお話がありました。8月に、塩谷さん、下村さん、瀬子さん、松本事務局長が集まって、そして西村さんが入って、ここでどうするかという結論は出なかったけれども、下村さんの供述によると、西村さんからキックバック分を各議員が主催する個人の政治資金パーティーの収入に含めればよいと、こういう具体的な記載方法に関する話があったとされております。先ほど来から、政和権が変えばいいみたいな別の話をされているんですけれども、この西村さんからキックバック分を各議員が主催する個人の政治資金パーティーの収入に含めればよいと、こういう提案はされたんですか、されていないんですか。
1:20:33
8月上旬に幹部が集まったときに、幹部はやめるという方針を維持しながらも、返してほしいという声にどう答えるかということで、いろいろな意見が出されました。その中の一つのアイデアとして、今後その議員が開くパーティーのパーティー権を、政和会が購入するということで、資金を希望する方々に答えていってはどうかという議論があったわけで、意見があったわけであります。私もそれは一つのアイデアだと思いましたので、それは検討できる案ではないかという発言をいたしました。何人かの方が確かそういう意見を言われたというふうに思います。
1:21:16
2つ確認させてください。その発言をされたのは西村さんではないということですね。それからキックバック分、今の話は個人の政治資金パーティーの収入に含めればよいという話とは違うわけですけれども、それは違うということでよろしいですか。
1:21:33
私は先ほど繰り返しになりますが、それは一つのアイデアであるということで検討できるのではないかという発言をいたしました。繰り返しになりますけれども、今後返してほしいと言っている議員が、今後開く自身の政治資金パーティーのパーティー権を、政和会が買うという形で資金の支援をしていってはどうかというアイデアが出されたわけであります。
1:22:02
高木さんはメディアの取材に対して、官僚に関する8月の協議に参加しておらず、事務総長に就任した時点で、官僚を継続する方針は決着していたというふうになっております。常識的に考えると、8月に交代をしているわけです。8月にこの会議が行われていて、この 会議には塩野家さん、下村さん、世耕さん、そして西村さんしか出ていないわけですから、この撤回をされたとすれば、これはこの4人で決めているとしか考えられないわけなんですけど、自然に考えれば、今の提案、ですから派閥がノルマー軍を買い取るということですか、その提案が最終的には通って、この派閥のキックバックが復活したと、そのように、客観的にはそのようにしか考えられないわけですけれども、西村さんも同じ認識ですか。
1:23:00
8月の上旬の会では、いろいろな意見が出されましたけれども、結論は出なかったというふうに理解をしております。実際に、今申し上げたアイデア、今後議員が開くパーティー権を派閥が購入するというアイデアは、その時点であまり深い議論をなされなかったのですが、そういうやり方をやろうとも決めておりませんし、実際その後、そういうやり方で、何か派閥が議員の支援をしていったというわけではないようで す。むしろ、現金での完付が継続したということでありますので、これは私は8月10日に経産大臣になって以降は、全くこの資金の話は幹部間で加わっておりませんので、その後の経緯については全く承知をしておりません。
1:23:48
キックバックの現金で復活させるというのは非常に大きな決断だと思います。これは、やはり5年間で7億円近い裏金を95の政治団体に渡すというような、これをやっていたわけです。ですから、こんな大きな意思決定を、しっかりと幹部に相談なく、事務局長だけで決定することはまず絶対にありえないと思います。その上で、それが今の提案がふわっとした状態で、誰も話し合ってもいないのに、塩谷さん、下村さん、青溝さん、西村さんが一度も集まらずに話もせずに、ふわっとそれが復活するという、これも絶対にありえないと思うんですけれども、客観的に見ればそうしか思えないですから、では、西村さんはそ こにいた当事者として、どうやってこの非常に大きな決断が、誰が話し合うこともなく復活したというふうに思いますか。
1:24:37
繰り返しになりますが、8月上旬にその会を開いて、そのときには結論が出なかったというふうに理解をしております。アイデアは出されました。しかし、そのパーティー券を購入するというアイデアは、それが決められたわけでもありませんし、それも実行されていないという中で、私は8月10日に経産大臣になりましたので、事務総長はしばらくして離れますが、いずれにしても、その幹部との間で、この資金にかかわる協議には、その後は一切かかわっておりませんので、これはどういう経緯なのかは、私は存じ上げない、知らないということが正直なところであります。ただ、いずれにしても、今思えば、もっとあのときに幹部をしないという方針を徹底しておけばよかったな、と、しっかりとそのことを言 っておけば、やっとけばよかったなということは、本当に深く反省をしているところであります。
1:25:29
あり得ないと思うんです。だって8月に、塩谷さん、下村さん、瀬子さん、西村さんで、結論が出なかったと。しかし、個人のパーティーの収支に含めればいいとか、派閥が買い取ればいいと、こういうアイデアは出たと。それで終わったんです。同じ月に事務総長が変わっているんですよ。だから同じ月に結論が出ているんです。同じ月に結論が出ているのに、一度も皆さんで何の話もせずに、この7億円近い裏金を95の政治団体に渡すような話が、現金でやるという話が復活するんですか。私の質問をもう1回繰り返します。私、客観的に言えば、その4人で話し合って決めたとしか思えないですし、西村さんのそのアイデアがですね、通ったか、あるいは別のアイデアを出されたかだとしか思えないんで すけど、西村さんは、この意思決定はどういうふうに行われたと思いますか。同じ月に行われているんです。
1:26:21
8月上旬に、幹部が集まった会に私は出席を参加をして、今申し上げたような発言をしたり、いろんな意見交換をしました。しかしそこでは意思決定はなされなかったと理解していますし、先ほどのアイデアも実行されておりませんので、その後、8月10日で私はもう一切、この幹部の資金に関しては、幹部で集まって協議をしたことはありませんので、その後の経緯は全く承知をしておりません。幹部が集まって議論したのか、どういうふうになったのか、それは全く承知をしていないと。これは全く集まっていないと。私、集まった会には参加をしていないと。1点だけ申し上げると、派閥の体制をどうするかということは、何回も議論していましたけれども、そこには私も加わったことがありますが、資金に関する話については、8月10日以降一切関わっておりません。
1:27:17
この塩谷さんも、下村さんも、青溝さんも、みんな同じことを言っているんですよね。だから自分は知らないと。だけれども、このものすごく大きな意思決定だけが、なぜか勝手に決まってしまったと。こんなことありえますか。この成林審というのは、そもそも自分自身が国民に対して説明責任を果たすために、自分自身の意思で出てきて弁明をする場です。このやりとりで説明責任を果たせていると思いますか。
1:27:48
私は正直にすべてお話しておりますので、8月の上旬にはそういう健康館の会を行いましたし、私は一つのアイデアだという発言もいたしました。しかし意思決定はなされて、そのときにはなされずに、そのようなやり方も実行されなかったわけであります。その8月10日以降については、経産大臣として職務、これは電気料金とガス料金のことどうするか、補正予算どうするか、いろいろな議論をずっとやっておりましたので、資金のことについては、幹部の協議には加わっておりません。ので、その後の経緯については全く承知していない。これが全て正直に申し上げていることであります。
1:28:30
西村さんが全て本当のことを言っているとすれば、他の誰かが嘘をついているということになります。いずれにしても自民党の責任だと思いますので、しっかりと国民に対する説明責任をこれからも果たしていく必要があると思います。それから総理はですね、昨日、成林審など説明責任の果たし方を踏まえて、党の処分、政治責任について判断するというふうにおっしゃっていました。仮にこれ、私から見ると全 く説明責任なんか果たされていないと思うんですが、多くの方がそう思うと思うんですが、これは客観的に見て、そうじゃ説明責任果たされていないとなった場合、例えば除名というような処分もあるかと思いますけれども、そういった処分が下された場合には受け入れますか。
1:29:04
私は正直にすべてお話をしておりますので、どういう質問をされてもですね、8月10日以降は一切関わっていないと、幹部がどういう経緯で何か集まったのか集まっていないのかも承知をしておりませんので、その後の経緯については承知していないということがあります。私は説明責任をしっかり果たしていく、そのことで国民の皆さんの政治の信頼回復につながっていくように果たしていきたいというふうに考えているところであります。
1:29:39
政権を担う政党としてですね、自民党の中できっちりと処分をしていただきたいと思います。時間が参りましたので終了します。以上です。
1:30:01
公明党の小清水啓一でございます。さて、今私たちは、少子高齢化、人口減少、その波に飲まれてしまうのか、それを乗り越えられるのか、そういった大変重要な議論に立たされている。そして、そのためには、様々な制度の改革や、社会や産業の構造改革も必要だと。これらの改革をしっかり進めていくための、その一番大事なところが、政治に対する国民の信頼である、このように私は思います。そんな中、今回の政治議員の、この不記載の問題、これは国民に対して、その政治への信頼を大きく損ねる重大な問題 である。これは、その不記載の金額が大きいとか少ないとか、そういったことではないと、私は思っているところでございます。こういった中で、この国民の政治への信頼を回復させるためには、まさに誠実に、丁寧に、そして謙虚に説明責任を果たし抜いていく、このことに尽きるのだと私は思います。そこで西村議員に伺います。今回、成林市への申出ということで出られたわけですけれども、そのときに公開なのか非公開なのか、そういったことにこだわりがあったのか。
1:31:29
また、特にその場で国民の皆様に一番伝えたいこと、このことは何だったのかにつきましてお聞かせ願いますでしょうか。西村君。
1:31:39
私はまさに国民の皆様の疑念に応えるために、この成林市で説明をするということで、これを進んで申出を行いました。そして、どのような形式、環境であっても、国民の皆様に十分に伝わるように、しっかりと説明責任を果たしたい、そういう思いを最初、当初から持っておりました。このことは自民党国会にも伝 えていたところであります。しっかりと説明責任を果たしていきたいという思いを非常に強く持っております。国民の皆様の正式について、まさに政治不信を招いてしまったことを、本当に深くお詫びを申し上げたいと思います。政法会の会計には関与していなかったとはいえ、幹部の一人として、事務総長として、今から思えばもっとできることがあったと、しっかりと収支報告書についても確認をし、必要な修正を早くに行っておけばよかった。安倍総理が、元総理会長が、幹部は行わないという方針が示されましたので、これを少なくとも令和4年は徹底すればよかった。こうしたことを、今となってはもう反省することばかりでありますけれども、二度とこうした事態を招かないように、これまで以上に厳格に政治資金の管理、自分自身も行ってまいりたいと思いますし、より透明でクリーンな政治に向けて、今回のことを教訓として、ぜひこれまで以上に精進してまいりたいというふうに考えております。小柴津君 どうもありがとうございます。この今のまさに派閥の政治資金パーティーの、幹部金の話なんですけれども、様々な、自民党で行われた聞き取り調査に関する報告書にも、また今の議論にもあるんですけれども、やはり長年、派閥の中、方針的な 感じで長年続いていた。これに関して、事務総長も経験された西村議員として、何とか、この長年続く前に、何とかそれを是正することはできなかったのか、なぜできなかったのか、あるいは是正するための機会は、そういうチャンスはあったのかどうなのか、この点につきましても、できる限り詳しくお聞かせ願えばと思います。よろしくお願いいたします。
1:34:06
私自身は、先ほど冒頭の中でも申し上げましたけれども、自分自身は、自分自身の政治資金パーティーの方を重視して、しっかり事務所運営の政治活動の資金を確保していこうということで思っておりましたので、派閥のパーティーについては、もうノルマ通りにすればいいというふうに伝えておりましたし、また、一時期自民党総裁選挙に立候補して以降、無派閥で活動しておりましたので、その時期が、政和会とは離れておりましたし、2013年頃に派閥に戻った後もですね、政府での仕事が多かったものですから、幹部として派閥の上にあまり関わってこれなかったという部分があります。ただ、唯一、安倍会長の下で事務総長を務めた2021年10月から22年の8月まで、この10ヶ月間、その時に安倍会長がまさに幹部を辞めるということの意向を示されましたので、これをその方針でずっと話は進んでいたんですけれども、残念ながら安倍会長が亡くなられてしまいですね、その後返してほしいという声が出てきた中で、結果として、幹部を継続することになってしまった事務総長として、あの時に少なくとも令和4年の幹部はやらない方針を徹底すればよかったということを、本当に深く反省をしているところであります。いずれにしても、このような事態を招いたことを、幹部の一人として深くお詫び申し上げたいと思っております。
1:35:47
そして一方で、派閥と別に今度は個人の資金管理団体の、そういった収集報告の問題なんですけれども、様々な、知らなかったとか、また想定外のことが起こっていたかもしれない。それを受けて、今その後、この事務所の中で、新たにもうこのようなことは二度と起こさない、そういった思いで、新たなルールとか、新たな話し合いはされたのかどうなのかにつきましてもお聞かせ願いますでしょうか。
1:36:23
はい。この10年間、政府で、多くは政府で仕事をさせてもらいましたので、忙しかったとはいえ、やはり会計責任者である秘書からきちんと報告を受けて、しっかり時間をとって、きちんと報告を受けて、必要な指示をしておけばよかったということを、監督責任を感じているところであります。通常はですね、5月に正式に報告書を提出期限がありますが、その前に全体1年分、確認をする作業をするんですけれども、今は1ヶ月に1回、1ヶ月分を時間をとってみるようにしております。それも複数の秘書で確認をするという作業をすることにしております。それから、やはり一番避けなきゃいけないのは、やはり現金でのやりとりであります。できる限り記録の残る振込とかオンラインとかで対応するということにしておりますが、例えばですね、これはもう本当にありがたい話なんですけれども、地元の事務所に支持者の方が、最近頑張っているようだから、これ使ってくださいと言って、現金で2,000円とか3,000円とか置いていかれる方がおられます。本当にありがたいんですけれども、もちろんこれまでもきちんと その日にATMに入れて、ちゃんと誰々さんからいくら情報にもつけてやっておりますけれども、これもですね、複数の秘書でしっかりと確認してやるということ、現金はできるだけやめるということと、複数の秘書で確認するという作業を徹底していきたいというふうに考えております。また、できるだけ透明度を上げていくためにですね、いろんな技術がありますので、デジタルの技術も進展しておりますので、いろんな公開、公表の仕方もですね、今後考えていきたいというふうに思います。小清水君。 まさにそのとおりだと思います。議員が会計責任者に対しまして、相当の注意を怠った場合ということで、昨日は罰金刑もあってもいいのではないかと、こういった形で総理にも申し上げさせていただいたわけですけれども、この罰金刑というのは公民権停止ということのセットになるということ、相当重い、そういったことであると思いますけれども、この政治資金周期所報告書に対する議員の責任を持つことは当然である、このように考えますが、西村議員の見解をお聞かせ願いますでしょうか。西村君。 まさに忙しかったとはいえですね、きちんと時間をとって報告を受け、必要な指示をしておけばよかったと反省をしているところであります。監督責任、目が行き届かなかったことを深く反省をしております。ご指摘のように、政治家は事務所のスタッフの指標の監督責任があります。その監督責任、それを 果たしていくという意味でですね、政治家もしっかり責任をとるという仕組み、制度、これを考えていくべきだというふうに私も思っております。はい、小清水君。 時間となりましたので、以上で終わります。次に塩川哲也君。 日本共産党の塩川哲也です。安倍派の政治資金パーティーに関わって、過去5年間の収支報告書において、収入支出とも6億7千万円を超える供給被災が行われておりました。安倍派の組織ぐるみの違法行為であり、誰がいつから、どのような理由で行ってきたのか、この裏金システム全体の全容解明が求められております。西村議員にお尋ねいたします。 冒頭の弁明の中で、政和会主催の政治資金パーティーの収入の貫通に関わる処理は、歴代会長と政和権事務局長との間で、長年慣行的に扱ってきたと述べております。事務総長が関わっていないということについては、にわかに信じがたいところでありますが、この話を前提にした場合、それでは、このようなことについて、歴代会長に対して派閥として事実関係をきちっと確認をする、そういうことはされなかったんですか。
1:40:47
亡くなられた方も多いわけでありまして、派閥としてそういったことは、私の知る限りは、今の時点で行っていないのではないかと思いますが、この間は、過去5年間の収支をきちんと点検するということで、まさに事務局も、そして我々も、自分自身の政治資金報告書、政治資金の通知を全部見て確認を、作業をしましたので、それに時間が取られていたということはありますけれど、あると思います。塩川君。 森元会長に確認はされませんか。
1:41:31
森元総理が関与していたという話は、聞いたことがありませんので、しておりませんが、もし疑念が生じるのであれば、私が確認、私の幹部が確認しても、口裏を合わせたんじゃないかと言われかねませんので、むしろ、第三者の方が確認するのが、いいのではないかというふうに感じております。
1:41:58
国会でぜひ出てきていただいて、説明いただきたいと思います。事務局長ですけれども、起訴はされたとは言えば在宅であります。本人に聞くことはできると思います。例えば、次に問われる5年より前の話というのは、当然事実関係の確認ができるわけですけれども、こういう事務局長に対して事実関係の確認、これを求めることはしませんか。
1:42:23
まさに、事務局長は今後、裁判を控えておりますので、これはもう、口裏合わせと言われかねないわけでありますので、そういったことを控えているというのが現実であります。
1:42:38
政治責任を果たす上でも、例えば5年より以前分、まさにいつから始まったのか、組織的にどういう対応をしてきたのか、その点については聞くことができるのではありませんか。
1:42:52
口裏合わせをしているのではないかという疑念を生じかねないということを、これは私自身が派閥の先輩と会うこと自体も、国会でもそうした指摘を受けたことがあります。裁判を控えておりますので、それは控えておかないかというふうに考えております。
1:43:13
この点でもぜひ事務局長についての、国会での説明を求めることも含めて、国会でしっかりとした対応を求められていると思います。そこで、令和4年5月のパーティーのことですけれども、この令和4年5月のパーティーの完璧につい て、4月頃に安倍会長から完璧はやめようという話を聞いた。そして、幹部の間で、完璧を行わない方向で話し合いが行われてきたということですけれども、この完璧をやめようという理由は何だったんでしょうか。
1:43:45
4月の上旬だったと思いますけれども、安倍会長をはじめ幹部で話をしたときに、安倍会長から、厳禁で完璧が行われていると。この厳禁、これは非常に不透明で、議義を掌じかれない、議念を掌じかれない、もう幹部そのものをやめるというお話がそのときにございました。そして、その方針を確認して、手分けをして、所属議員に電話をしたわけでございます。
1:44:17
この完璧をするというやり方が、政治資金規正法の強引さに当たると、そういう違法行 為という認識はなかったんですか。
1:44:29
あの、収支報告書についても、事務局長において、これはおそらく会長と相談されていたと思いますし、会見については、会長と事務局長の間で行われてきたということでありまして、事務総長としても、また他の幹部も関わっていなかったと思いますので、そのときに収支報告書の話はしておりませんし、幹部が適法か違法かといった議論も行っておりません。
1:44:55
信じられません。まさにその違法行為が問われている、その中での指示ということに、当然多くの方受け止めるわけで、収支報告書に関わる規正法違反の問題について、その中で議論もされていないということなんですか。
1:45:13
まさに現金で幹部は不透明、そして様々な疑念を生じかねないということで、幹部そのものを辞めるということが安倍会長の意向として示されたわけであります。そのときに何か収支報告書の話をしたわけでもありませんし、幹部そのものが適法なのか違法なのか、そういった議論もしたことはありません。
1:45:39
いやそれは本当に信じられないですね。要するにこういったキックバックというのが収支報告書の強引さにあたると、こういう認識というのは当然のことながら多くの人は受け止めるわけで、そのことが議論にもなっていないという点について、やはりこの派閥としての責任が厳しく問われているんじゃありませんか。
1:46:02
事務総長として会計あるいは収支報告書には関与しないということだと理解をしておりましたので、そういったことまで考えは及ばなかったわけでありますが、今思えばあの時点でもっときちんと収支報告書も確認をして、そして必要な修正を行っておけばよかったと。そして令和4年ももう官府は辞めるという方針を徹底しておけばよかったということを、今となってはもう反省するばかりですけれども、深く反省をしているところであります。
1:46:36
いやそこで違法性の認識がまさに問われていたわけですから、当然その会議にも西村議員自身が出席をしていたわけで、そんな中が曖昧になったということ自身が信じられないということを言わざるを得ません。そういう指摘な違法行為が行われていた、こういうことについて改めて徹底解明が必要であります。そこで昨年5月の派閥パーティーがありました。昨年の派閥パーティーにおいてはキックバックが取りやめになったんですか。
1:47:10
すいません、承知をしておりません。これから、おそらくなっていないんだろうと思いますが、私は承知をしておりません。今後資金報告書が提出をされると思いますので、その中で明らかになっていくと思いますけれども、なされていないんだろうと思いますが、詳細承知をしておりません。
1:47:33
いやなされていないというのであれば、なぜなのかということが問われるわけです。その点についてしっかりと確認される必要があるんじゃありませんか。
1:47:42
昨年の正式なパーティーの時点で、私は経産産業大臣でありましたので、派閥の運営に関わっておりませんでしたので、そのことについてどういう方針でどういうふうにしていたのかは全く承知をしておりません。今後、資金報告書が提出されますので、今その作業を事務局と、いわば世話会も生産の手続に入っているような状況、事実上も解散をして、後の処理をしておりますので、もちろん裁判などもありますから、そうしたことへの対応を、若手を中心とした弁護士、公認会計士などの専門家の皆さんで、今チームをつくってやっておりますので、私ども詳細はまだ聞いていないということであります。
1:48:35
森本会長、山田下村議員にも、国会できちんと説明を求めたいと、このことを申し上げて質問を終わります。これにて、西村康敏君に対する質疑は終了いたしました。この際、暫時休憩いたします。西村君は、ご退席をいただいて結婚をお願いいたします。
1:58:20
休憩前に引き続き、会議を開きます。再開に先立ちまして、会長から不規則発言は行わないよう、改めて申し上げておきたいと思います。これより、議員松野宏和君からの審査申出に関する件について議事を進めます。審査に先立ち、一言申し上げます。申出人であります松野議員には、官名に国民に対する説明責任を果たしていただきたいと存じます。また、質疑者にも真摯に、解明へのご努力をいただくよう期待するとともに、相互に限られた時間でありますことに、ご留意を願いたいと存じます。衆議院政治倫理審査会規定第17条第2項により、議員松野宏和君から弁明を聴取いたします。
1:59:34
はじめに、政治 倫理審査会の開催にあたりまして、ご尽力をいただきました田中委員長をはじめ、委員の皆様方に感謝を申し上げます。ありがとうございます。改めまして、この度の政和政策研究会の政治資金パーティーにおける政治資金の取扱いに関しまして、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけし、何よりも国民の皆様の深刻な政治不信を招いたことにつきまして、政和会の常任幹事と務めてきた幹部の一人として、心よりお詫びを申し上げます。本日、これまで取り沙汰されてまいりました政治資金をめぐる一連の問題につきまして、改めて説明をさせていただく機会を頂戴いたしましたので、これから私が認識しておりますところなどにつきまして、申し述べさせていただきたいと思います。既にご承知のとおり、政和会の代表県会計責任者につきましては、平成30年から令和4年までの過去5年間における政治資金収支報告書の虚偽記載の罪で起訴されております。この期間には、私が事務総長を務めていた期間が含まれておりますので、政和会における当時の私の担務やパーティー権の販売に関する自律関係などにつきまして、ご説明をさせていただきます。最初に、政和権のパーティー権の販売に関し、各議員への割当て、いわゆるノルマとパーティー開催後の政和会からの政治資金の貫流について、私自身の認識をご説明いたします。私が衆議院議員に初当選をして、政和会に所属した後、政和 会では所属議員ごとにパーティー権の販売数の割当てがあり、割当て分を販売できなければ地払などで不足を補填し、他方割当て分を超えて販売すれば、超過分は各議員に完付されるという運用がなされていることを知りました。私の記憶では、若手議員の頃は割当て分に到達しない年がほとんどであり、不足を補填しなくてよくなったのは当選後相当の期間が経ってからだと記憶をしております。私の事務所におきましては、政和会のパーティー権販売は事務所業務の一環であり、実際の販売や管理等は地元を含めた事務所スタッフが担当しており、特段の報告等は受けておりませんでした。ですので、私自身、今回問題となりました過去5年間における完付金の受受や金額などにつきましては、報道等がなされて以降に認識をした次第であります。私は事務所スタッフから報告を受け、平成30年以降、政和会から完付金を受領していた一方、これまでこの完付金については、私の政治団体の収支報告書には記載していなかったことを知りました。私としては、完付金があれば、政和会から政治団体に対する寄付として記載がなされているものと認識しておりましたので、なぜそのような取扱いをしていたのか確認したところ、政和会の事務局から記載不要との供示があったためとのことでありました。もとよりそのような供示があったとしても、事務所として適正な取扱いをすべ きであったことは当然であり、深く反省しているところであります。次に、私が政和会の事務総長を務めていた当時の端末などについて説明をさせていただきます。私が政和会の事務総長を務めていたのは、令和元年9月から令和3年10月までの約2年間であり、この間に開催された政和会のパーティーは、令和2年9月の1回であります。当時私が事務省庁として担っていた業務は、所属議員の研修等派閥行事に関する取りまとめや、訴告等の人事に際して、政和会からの推薦候補、新しいこれは衆議院に限ります。その取りまとめ、政和会の総会の司会等であり、政和会全体のパーティー権の販売、収入の管理や収支報告書の作成といった経理・会計業務には一切関与しておりませんでした。実際、事務総長を務めていた当時、私が事務局から経理・会計に関する事項につきまして、決裁を含め何か判断を求められたり、報告を受けたりしたことは一度もありませんでした。ですから、私が事務総長在任期間中に行われたパーティーに関し、各議員に対するパーティー権の割当や販売実績、各議員に対する幹部の有無等を把握していたことはなく、これらの収支が収支報告書に記載されているかどうかも含め、パーティー収入の取扱いについては認識しておりませんでした。
2:05:46
こうした事務総長の担務や当時の私の認識などに関しましては、検察総局による事情聴取を受けた際に、詳細に説明をさせていただきました。それも含めた捜査の結果、私自身は、政話界における政治資金収支報告書の不記載について刑事立憲の対象外であると判断されたものと理解しております。続けて、私の資金管理団体である、消風界における幹部金の不記載に関してご説明いたします。今般の検察総局による捜査結果や、私の事務所における調査の結果、過去5年間における当事務所が受領した幹部金の金額は以下のとおりでございます。平成30年、112万円。令和元年、74万円。令和2年、315万円。令和3年、550万円。令和4年、0円。合計1051万円であります。補足をさせていただきますと、令和2年と令和3年について、新型コロナの感染拡大の影響等により、パーティー券の売上がかんばしくないであろうとのことで、割当が半分になったことによりまして、幹部金額が増加したものと聞いております。また、令和4年につきましては、政和会より幹部を取りやめる旨の連絡がありましたので、受領していないという ことであります。ただいま申し上げた、各年の幹部金につきましては、例年、政和会事務局から秘書が現金で受領し、事務所内で保管・管理をしておりました。これらの幹部金は、昨年にかけて、国会議員などとの会合費として使用し、本格的に政治活動費として認められる人に当てたとのことであり、調査により不正な目的や、私的な目的で使用された幹部金はないことを確認しております。日頃、私は様々な会合に出席をし、多くの国会議員や有識者の方々と意見交換を行っておりましたので、幹部金はこうした会合の費用に当てていたと報告を受けております。先ほど申し上げましたとおり、私は報道により、幹部金の問題が発覚し、事務所スタッフから、幹部金の金額や取扱いなどについて報告を受けるまで、不記載の事実を認識をしておりませんでしたが、そうした経緯などにつきましても、検察当局に対して詳細に説明をいたしました。それを踏まえた捜査の結果、私の政治団体における政治資金収支報告書の不記載については、刑事事件として立件する必要なしとの判断がなされたものと理解しております。検察当局による捜査がおおむね終了して以降、事務所では幹部金の使途、すなわち支出先について、できるだけ可燃度にわたり、遡りながら、領収書などによる確認作業を行い、政和会における収支報告書の訂正が完了した後、私の政治団体につきましても公開されている3年間分の政治資金収支報告書につき、政治資金監査人による監査を経て、選挙管理委員会に訂正を届けました。それらの内容につきましては、すでに公開をされているところであります。先ほども申し上げたとおり、政和会からの幹部金は、本来であれば、政治団体から政治団体への寄付として収支報告書に記載すべきものであり、今回、過去4年分の寄付につきまして、不記載となっておりましたことにつきましては、大変申し訳なく思っております。これまで私としては、政治資金の適正な取扱いを心がけてまいりましたし、事務所にもその旨を徹底してまいったところでございます。今般の不記載が判明した私の政治団体につきましても、事務所に立ち寄った際に、会計責任者から収支報告書の概要等について報告を受けたり、あるいは地元の秘書と日々電話で連絡を取り合う中で、収支報告書の監査等について報告を受けたりしておりましたので、収支報告が適切に行われるよう留意してきたつもりでありました。しかしながら、今回このような事態となり、私のいただなさを申請するとともに、事務所全体として適正な取扱いが徹底されるよう、改めて法令遵守の意識を高め、専門家の指導を受けながら厳正な会計処理に取り組み、信頼の回復に努めてまいります。最後に改めまして、関係者の皆様、そして国民の皆様に心よりお詫びを申し上げたいと思います。私からの説明は以上でございます。これにて弁明は終わりました。次に松野寛一君に対し、質疑の申出がありますので、順次これを許します。
2:12:09
自由民主党の井野俊郎です。本日は松野議員に対する先任審議の質問の機会をいただきました。松野議員は当然私の先輩議員でもございますし、これまで官房長官として本当に豪華な成功をされておりました。私から見ても本当に素晴らしい人柄、そしてまた素晴らしい執権を持って職務を働いたというわけでありましたけれども、こういう形で質疑をさせていただくことになったことは本当に残念でありますけれども、私も今回の問題に関しては国民の皆様から本当に厳しい声をいただくこともあります。国政国会等も催しても、やはりこの問題はどうなっているんだと日に日にそういう国民の声をいただくと、そういう声にしっかりと応えなければ政治は前に進まない、このままでいつまでも続いていくんだろうというふうに感じている議員の一人であります。そういった意味では今日はしっかりと松野議員におかれては、説明責任をしっかり果たしていただき、そしてこの問題にけりをつけていただきたいというふうに思っております。まず、今回政令審議が開催されるまで、もちろん記者会見をやられたことは承知をしておりますけれども、しかしながらやはり地元でも、なんでこんな問題が起きて、具体的に何を使っていたんだと、そういう説明は全くないんだと、そういう国民の声は強く感じておりますが、そういった国民への説明というのはまだまだ不十分であったんじゃないか、だからこそこういう政令審という会が開催されに至ったんだろうと思っていますけれども、その点についての松野議員の認識を伺いたいと思っています。
2:13:59
まず私の説明責任についてのご質問をいただきました。1月19日に検察当局から方向性についての記者会見がございました。それまでの間 は私も聴取等の対象であったために、詳しい説明ができなかったということに関しては、ぜひご理解をいただきたいと思います。検察の方針発表があった1月19日に、今回お話をさせていただいた受領金額も含め、私からの報告を文書の形で発出させていただきました。翌週に、これはテレビカメラも入った中で、記者会見をいたしまして、様々な質問に関し、経緯、内容等について説明をさせていただきました。検察当局また政和会の終始、検察当局による聴取が一段落をし、また政和会としての訂正等が進む中において、私の終始報告書の訂正についての作業を開始いたしまして、既に終始報告書、これは公開をされておりますけれども、提出をしたところであります。これらのことによって、私自身としてできる限り、国民の皆さんに対しての説明責任を果たすべく努めてきたつもりであります。政林審に関しましては、2月16日に野党の先生方から、与党に対して対象者は51名とする政林審の開催についての申し入れがあったと、当初はこれ、報道で承知をいたしました。それを受けて、これは国会を中心とした党との話し合いもあり、連絡等もあって、2月22日に田中委員長宛に、政林審において弁明をさせていただきたい旨の申出をしたところでございます。なお、付け加えさせていただきますと、一部報道等によって、私が政治倫理審 査会の開催形式に関して、非公開を主張していたという報道がなされておりますけれども、これは事実ではございません。本来、政治倫理審査会は、非公開が原則であると承知をしております。非公開が原則である政林審に対して、ことさら非公開を主張するということはあり得ないわけでありますし、私としては原則があるのであれば、それに則って開催するであろうと、意識のもとに弁明を申し入れ、ただ、その形式に関しては、これはあくまで政林審の幹事の先生方による調整によるものと考えておりました。以上でございます。
2:17:21
今回の、先ほど石村議員の説明と言いましょうか、この会で論点となっていた問題は、誰がどういう意思決定をして、そしてこういう不記載という経緯に至ったのかということが全くわからないし、ましてやそれが事務局長だけで行われるとは思えない、というのが多くの議員、国民の皆様が思っている、疑念に思っているところなんだろうというふうに思っております。当然、各派閥ごとによって、その運営の仕方、きのうは武田議員が来て、2回派、資水会の運営方法について説明がありました。先ほど石村議員からも、安倍派、政和会の運営方法についての説明がありました。松野議員が事務総長をやられていたときは、当時安倍元総理が会長をやられていたわけであります。その後、お亡くなりになられて、安倍派の集団指導体制という形になっていったということでありますけれども、集団指導体制といったものは、まずどういったもので、誰が何をどう決めていたのか、先ほど松野議員が事務総長としては、私はこういうことをやっていたということをおっしゃっていましたけれども、それがある意味、集団指導体制に移ったわけですから、それはどういうふうなものが、何がどう変わっていったのか、教えてください。
2:19:04
まず私が、政和政策研究会の事務総長を務めていた時代の大半は、細田会長の時代であったと記憶をしております。安倍会長の時期がどの程度被ったかについては、今ちょっと手元に資料がございません。その中において、集団指導体制とは何かというご質問をいただきました。まず不幸にして安倍会長がお亡くなりになりました。その後、それから約1年間にわたりましては、安倍会長当時の体制において、2人の会長代理の方がいらっしゃいましたので、その2人の会長代理を中心として派閥運営がなされていたものと認識をしております。それからどういった形式で行われていたかにつきましては、当時私もすでに閣内におりました。政和会は従来より閣内にいる場合は、派閥の役職を離れ、派閥の運営にはタッチをしないということになっておりましたので、私も当然のことながら、派閥の運営にはタッチをしておりませんので、詳しく会長代理体制のもとで、どういった形での意思決定システムであったのかについては、詳細には存じ上げません。その後、昨年の8月の下旬のころだったかと記憶をしておりますが、15人による常任幹事会による体制ができたと記憶をしております。常任幹事会をつくるにあたっては、従来から閣内にいる者は、派閥の役職につかないということでありましたけれ ども、そのときから、閣内にいても、派閥の運営体制に加わっていいということになりまして、私も常任幹事の一人として加わりました。運営の方法に関しましては、常任幹事会で方向性を決定し、それを総会によって了承をされたもので、会として決定するということであったかと思いますが、実際のところ、私自身の参加に関しては、まだ閣内におりましたので、閣内を離れるまで、常任幹事会にはほとんど出席をしていないということでございます。
2:21:41
この集団指導体制という形が、まさに責任の所在であったり、意思決定が遅くなるということの一つの私は問題だと思っていますし、またそれがかえって、コンプライアンス意識、すなわち赤信号をみんなで渡れば怖くないんじゃないですけれども、そういうコンプライアンス意識の欠如に、私はつながってしまったのかなというふうに思っております。このようなパーティー の収入不記載に関する処理方法についてですけれども、これまで外部や内部の人から、これは問題だよねと、弁護士なりでも議員でもなんなりでも結構なんですけれども、そういう指摘はなかったでしょうか。また、松野議員の認識はどうだったんでしょうか。
2:22:36
私の認識に関しましては、先ほど申し上げましたとおり、事務総長としては、日常の派閥の資金管理等も含めてでありますけれども、パーティーに関するその収入の取扱いについての報告等も一切受けていませんので、知り得ない状況にあったということでありますし、事務総長時代、私にこの、政和会のパーティー権に関する取扱いについて問題を指摘してくる方もいらっしゃらなかったということでございます。
2:23:12
そうしますと、若干そこが先ほど西村議員の質疑とちょっと違う点というのは何なのかといったら、西村議員が事務総長時代に安倍会長から、やめようじゃないかという指摘があって、その幹部会で話し合いが行われたと。当然先ほどの西村議員のお話によりますと、そこには松野議員が入っていなかったというふうに話をしておりましたけれども、そういった話し合いが行われたこと自体も松野議員は聞いてはいなかったということでよろしいんでしょうか。
2:23:55
先ほど申し上げましたとおり、私も閣内におりましたし、派閥の上から離れておりましたので、そういった会合があったのかなかったのか、運を含めて承知をしておりません。
2:24:10
本当にそうなると誰が意思決定をしたのかということが、国民の皆様にとってはますます、これから正直別の方もこの成令式の場で話をするという機会もあるかと思うんですけれども、そこらへんが国民の皆様からすると不思議に思っていましょうか。議年が払拭できないところなのかなというふうに思っております。その上で今回の一連の問題、本当にこれは国民の皆様に対して、私も自民党の議員として申し訳なく思っていますし、とにかく早くこういった問題を解決して、キリをつけて、次に進めていかないと、国政というものがますます停滞してしまうと思っております。ぜひ今後も、松野議員の認識を含めて聞きたいのは、どうすればこれが解決し、そしてどうすればこういった問題が再発しないようになっていくのか、そういう認識を改めて松野議員の方からお伺いしたいと思っています。
2:25:28
まず大変厳しい経済情勢の中において 、税負担をお願いしている国民の皆さんに対し、こういった事案で大きな政治不信をもねいてしまったことを、改めてお詫びを申し上げる主題であります。私も説明させていただいたとおり、今回の事案に関して、支流力限り説明責任を果たしてきたという思いでございますけれども、今後も疑問点があるところに関しては、しっかりとその説明をしてまいりたいと思いますし、政治活動を通じて信頼回復に進めてまいりたいと考えております。
2:26:14
はい、時間が参りましたので終わります。
2:26:27
はい。松野さんにはですね、まず令和3年2021年の消負荷の収支報告についてお尋ねをしたいと思います。この年にはですね、派閥のパーティーからの完付が550万円あった年であります。これを今回修正をしてですね、消負荷の収入、派閥からの寄付という形状をした結果としてですね、令和3年の期末、12月31日時点のですね、繰越算高が約55万円から891万円とですね、845万円増えたという修正がなされています。先ほどちらっとお話ししたようですが、この845万円はどこにどういう形で存在していたんですか。
2:27:26
まず経緯をお話しさせていただきますと、平成30年、令和元年に関しては、その中で使い切ってしまったということで、繰越段階がなく増えたということがないということでございます。令和3年からに関しましてはですね、これは冒頭説明、弁明の中で申し上げましたとおり、事務所において、秘書によって管理されていたということでございます。
2:28:02
事務所と言っても、どこの事務所ですか。
2:28:16
現金で、議員会館に800万円もあったんですか。すごいですね。他のお金、つまりですね、消費区間への資金であったりとか、あるいは政党支部、自民党の政党支部の資金であったりとか、それ多分国会事務所にも使うことがあると思うので、そうしたものも経理を担当している秘書の方は管理していたと思いますが、そうしたものと一緒になっていた。どういう形で、ちゃんと区分されていたんですか。
2:28:42
政法会からの関流分に関しましては、他の政治資金とは別に関流をしていたと報告を受けております。
2:28:52
逆に言うとですね、その関流分が残ったもの、修正後の報告書によれば、その前年、令和2年の末には305万円繰り越し額が増えている。そして今の令和3年は845万円増えている。そして令和4年末でも、まだ290万円繰り越し何らかが増えた形になって、そこで残っている。だいたいその時期にはそれぐらいの現金が、完付したお金として独立して、キャッシュで議員会間にあった。こういう理解でいいんですね。
2:29:29
そこでですね、今度はその繰り越し額が845万円増えていた翌年、令和4年ですね。この年に突然ですね、この消費区の支出が、もともと230万円程度であった、単年度の支出、繰り越しを除く支出が236万円程度であったものが、550万円も増えている。550万円分は、ほぼまるまる全部、会合費が増えているわけですが、その550万円、どこからどう出していたんですか。
2:30:09
どこからどう出していたかというと、まずですね、増えたということに関しましては、その前年まではコロナ期でございまして、東京都等からですね、会合の開催、人数等々に厳しい規制がございまして、会合等が開ける状況ではなかったということでございます。それが会合ができるようになってですね、大体私主催の会合、これは各議員みんな同じだと思いますけれども、ほぼ毎日会合がありますが、そのうち自分自身主催の会合というのが、週1回から2回やっておりました。その会合費に充てたということでございますが、おそらくですね、増えた分に関しては、派閥の方から管理をした分、完付されたものを使っていたということだと思います。
2:31:14
そこはしっかりと確認していただかないといけないんですけれども、つまりですね、完付されたお金をですね、これは聴簿上載っていないお金ですわね、もともとは。その載っていないお金がずっと金庫に残ったままずっときたのか、それともですね、日々他の経費と同じように、そこからも支出に使い出しをしていたのか、どっちなんですか。
2:31:40
その完付されたものから使っていたということでございます。
2:31:48
この令和4年度の収支報告書を見させていただきますと、その会合費がですね、500万円余りも増えていると、まあ件数もですね、大きく増えている。それはコロナの影響というのは間違いなくあったんだろうというふうに思いますが、ちゃんと詳細な日付、多分これ支出をした日で会合した日ではないと思いますけど、日付とかですね、金額が書いてあるんですね。領収書はどこにどうあったんですか。
2:32:21
まず、なぜその分を当初より記載しなかったかということについてお話しさせていただきますと、その支払いの完付金に関して記載に計上しないようにということであったために、そこから出している支出に関しても記載ができなかったということでございます。
2:32:50
収集報告書に記載はしていないけれども、今になって日付まで正確に書けているということは、領収書が残っているんでしょう、残っていないんですか。
2:33:02
領収書につきましては、残っていたものと、今回改めて発行してもらったものがございますが、請求書が事務所に届いて、その請求書にのっとってですね、振込で支払っていたものですから、振込日、金額、手先等が明確であるために、必要に応じて領収書を要求していけばいいかというような考えであったと聞いております。
2:33:34
それではですね、実はこの修正前の消費管理の収集報告書でも、介護費は10件ほど計上されているんですね。その中には、具体的に言いますと、例えばホテル大倉東京というのが、例は10月11日に38万円余りの支出を元々追加をしているんですね。ところが同じホテル大倉東京に対するですね、4月8日の6万3000円は、元々の消費管理の収集報告に載っているんですよ。同じ相手に対するものが同じ年度。元々は載っていた。ということは元々の消費管理の別に管理されている資金から出ていた。そして、なぜか10月の分は、キックバックしてもらった、庁合のお金から出した。これどういう区別か誰か知っていたんですか。
2:34:41
その支出の判断につきましては、秘書によってなされていたものであります。
2:34:49
何でこういう処理をしていたのか聞かなかったんですか。こんな違法で官房長官を辞めなきゃならないようなことまで起こって、秘書さんに何でこういう分け方をしていたんだという話を聞いていないんですか。
2:35:01
これは申し上げましたとおりですね、秘書になぜこういった扱いをしたのかということに関しましては、政和会の事務局の方から、これは期待しないようにという教示があったためということに説明を受けておりましたので、その流れの中で開示するべき支出等々ができなかったということを聞いております。
2:35:29
この収入をかけなかったことじゃなくて、支出についてですよ。同じホテル大倉について、同じ年度、同じホテル大倉に支出しているのに、消風界で元々出していたものと、裏金から出していたものと分かれているんですよ。いや時期によるんだったら逆に、同じ4月8日支出でですね、ホテル大倉には消風界から出しているのに、ホテル入口谷には裏金から出しているんですよ。どういう基準でどういうことをやっているんですか。
2:35:57
その支払いの詳細な点につきましては、今私の方で手元に資料がございませんので、また確認をさせていただきたいと思います。
2:36:11
普通はですね、この時期に、例えば年度の初めのうちに消風界から出していったけれども、消風界残高がないんですよ、その裏金を入れないと。この裏金がなかったら、この年大幅赤字なわけですよ。だから後半になったら裏金から出しました、というんだったら理屈はわかります。あるいはですね、こういうところはあんまり収支報告書に載せたくないなというような支出先、なんか高級料亭、あえて名前は言いませんわ。高級料亭、名前だけ聞いたことあるところが載ってました。高級イタリアレストラン載ってました。名前だけ聞いたことあるところが。そういうところあんまり出すと印象悪いかな、そういうところは避けようとかね。そういうことが何か働くならわかるんですけど、全くランダムなんですよ。どう調べても規則性ないんですよ。そういうことは、何か後から無理やり書き集めたんじゃないの、と疑いを持たれても仕方がないじゃないですか。
2:37:05
支払いや領収書の発行につきましては、私の事務所にですね、請求があった分に関して、私の事務所から口座振込をしているということで、申し上げましたけれども、振込先、期率、金額とは明確になっておりますので、何か隠さなければいけないというようなことではなかったかと思います。
2:37:29
今どき口座振込をするのに、同じ日付で、しかも同じようなホテルですよ。片方ホテル大蔵とホテル新大谷ですよ。同じ日付で振込ですよ。いや今どき振込だったら、口座間振込だったら手数料安いんですよね。現金持ってったら高いんですよね、確か。それなのになぜか、大蔵は消風会から出していて、大谷は当初は裏金、現金で出したわけですよね。わざわざ金庫から出して、独立して残っている。不思議で仕方がないんですよ、こういう処理を。いやその日の分は全部裏金から出しましたとかね。それならわかるんですよ。だけど何でこの日に同じ4月8日付でね、大蔵には消風会から出しておいて、大谷には裏金から出したのか。それが理解できないんですよ。理解できま す?
2:38:21
まず現金で払ったわけではない。現金で振り込んだということでございますし、先ほどお答え申し上げたとおりですね、詳細区分、振り分けに関して、私は今承知をしておりませんので、確認をさせていただきたいと思います。
2:38:38
もう1回出てきていただかなくてはいけないですね。今みたいなこと、支出についてきちっと確認していただかないと。だって何で同じ日付のね、同じ種類のホテルなのに、Aホテルには消風会から出している。これも現金で持っていたのかもしれませんけどもね。だけど一方ではわざわざ入口谷の分だけね、裏金の別のお金のたまりのところからわざわざ持っていって振り込んでいる。何で区別したのか。同じ日付のもの。全く理解のしようがない。そしたら片方は実は家族で行っていたのかなって疑われても仕方がないんじゃないか、ということを申し上げているわけですよ。単に要求書があるだけでは。だから家族で行っていたから、それは整理式にならないですよね。そんなものに使ったって言われるとまずいから裏金から出していた。いやいや違うと信じたいですよ。松野さんはそういうタイプじゃないなと思いたいんですよ。だけどそう疑われても仕方がないじゃないですか。今のように。規則性があるならわかる。ホテルについては消風会から出したとかね、逆にね。ホテルについては全部裏金から出したとか。ある時期については裏金から出したとか。同じ日付の同じ静寂のところに違う、片方は表で片方は裏で出していたっていったら、何らか の意図が働いていた。意図が働いていたってことはちょっと政治資金かどうか怪しいものを裏金で失踪していた。今回表に出さなきゃいけなくなったので、もう1年2年経っているんだから、そうばれないだろうなと思ってしょうがない出してきたと。疑われても仕方がないと思いますが違いますか。
2:40:08
まず政治資金への対応に関しましては、事務所としても今までもきちっと振り分けてやってきたと私は認識をしてきておりました。詳細に関しては申し上げていますとおり、手元に資料がないものですから、改めて確認をさせていただきたいと思います。そして、世話会から完布されたものの帰属先については、これは政治資金団体であるということも、これは今までの捜査においても認定されているところでありますので、政治資金としての活動目的に適合したものであるというふうに私は考えております。
2:40:57
政治団体の形式を事後的にでも取れば、政治資金になって所得税がかからないという説明をしているから納税者の皆さん今怒っているんです。何に使っても、政治資金収支報告書では、実は何に使っても政治資金として使った、介護費として使ったら、これは政治資金として認められちゃうわけです。だから、事後的に他のことに使ったかもしれないことでも、政治資金、政治団体としての収入で政治団体の支出だと言ってしまえば、実は全部所得税のかからない、それお金になる。それが2年経ってから、あれは政治団体へのお金でした。政治活動に使っておりました領収書はここでございます。2年経ってから持ってこられてるわけです、今。実際に支出をした段階では、あるいは令和3年の末の段階では、金庫の中に800万円あった。金庫の中に800万円あったのは、今回検察から指摘されて、政治団体、消防福祉課への収入として認識したけれども、その段階では誰のものか、明確な誰も判断してないお金、そして松野さんが自由に使えるお金が800万円あったんですよ。それに 所得税、雑所得してかかってないのは、やっぱり理不尽じゃないの。そこから2年も経ってから、これはこの政治活動の介護に使ってましたと言われて、領収書は残ってたとしても、誰と何を食べてたろうかわでは、少なくとも今説明できないわけです。それでは納税者は納得できないと思いますけれども、違いますか。
2:42:34
まず、2年後になってという話に関しましては、冒頭でもお話をさせていただきましたとおり、今回の事案の確認の中で、世話会からの冠婦金に関して判明したということで、それが表になった領収書、過去のものでありますけれども出てきたということでございます。これが政治目的以外に使っていたのではないかということに関しては、これも繰り返しになりますけれども、政治目的として認められているものの中で支出をしてきたということでございます。私の方で、冠婦金に関して自由に使っているのではないかという御指摘がありましたけれども、会合等の設定に関しては、私も関与しておりますが、支払いに関しては事務所の方から支払いを起こしておりますので、私が冠婦金に応じて自由に使って いたということは事実ではありません。
2:43:41
会合の設定を自分がしていたら、その会合の相手が正に政治的に必要な会合の相手であったのか、個人的なお友達であったのか、その設定を自分でできたら、それは支出を実際に銀行に振り込む。スタッフの方はわからないじゃないですか。逆に議員がこれで会っていて、領収書、請求書が回ってきたら、それは間違いなく振り込むのは、それが誰と何の飯を食っていたか関係なく事務局が振り込むじゃないですか。だからそれぞれ一件一件本当に、いいですか、一般的にもうこれは問題なんですが、こうした会合が本当に政治活動と言えるのかどうかというのは。だけど今回は、2年間ほったらかしで政治活動として報告しなかったんですよ。松野事務所は、消防界事務局は。2年間政治活動ではなかったというものを、今回突然これ政治活動でございましたと言って、それに使ったんだから所得税払いませんと言ってるわけですよ。それは納得できないでしょう。納得し てくれと言うんだったら、この会合は何のダラベさんとこういう会合でございまして、これは個人的な有供費でありませんと。そこまで説明してくださいよ。
2:44:47
冒頭の弁明の中でも申し上げましたけれども、会合に関してはですね、国会議員の方々、有識者等との会合がほとんどであります。ほとんどであるというと、私的なものがなかったのかといえば、私的な会合というのはこの中には入っておりません。それをですね、今個々の個人名まで挙げて説明すべきかどうかというのは、参加者の方のプライバシーの問題もありますので、控えさせていただきたいと思いますが、判断として、政治活動として、現状の法体制に関する解釈論、評価というのは様々にあるかもしれませんけれども、認められる範囲の中で行ってきたということでございます。
2:45:35
いいですか。もう一度だけ言いますね。少なくとも支出をした段階、振り込みをした段階は、事務局の方含めてですね、これ政治資金として計上しないお金として振り込んでいるわけですから。政治活動費に当たるか当たらないか判断不要で振り込んでいるわけです。そうでしょ。政治資金じゃないと思っていた、収支方法に載せないと思っていたお金を使って振り込んでいるんですから。事務局の方を含めて。その結果を2年後になってから政治活動資金でしたと、政治活動に使っておりましたと言うんだったら、せめてその分だけでも。日々正式に、正確に年度年度報告しているものだって本当に政治活動なのと疑われる、疑念を持たれるのはありますよ。でもそれを全部公開しろと言ったら、確かに政治活動の自由に対する一定の制約が働くの間違いないと思う。僕、制度論としてそこまでは言わない。でも今回の松野さんの場合は、2年間800万円ものお金が金庫に、誰の何のお金だかわからないものが残っていた。その金から500万円も出資をして、領収書がございますので、2年前のものだけどこれ政治活動費でした。2年間政治活動費としては言ってませんでしたが、やっぱり政治活動だったので、これに使った金は税金払いませんと言っているわけですから。それは納得もらえないということは十分ご理解をいただきたいというふうに思いますが、最後にもう一点だけ聞いておきます。松野さんは令和4年、派閥からのキックバックはありませんと、完璧にはありませんということを誰から報告を受けたのか。そして実際に令和4年は、ノルマを超えたパーティー券の売り上げはあったのかなかったのか、最後にそれをお答えください。
2:47:15
パーティーの前頃の時期であったかと思いますが、派閥のその時の執行部から私に、カンプ金は今年から行わないという連絡があったのか、派閥の事務局から、うちの事務所スタッフの方にあったのかというのは記憶は定かでありませんけれども、今年から行わない旨の通達があったということでございます。ですから令和4年に関して、それが受け取っていないということでございます。
2:47:52
それはノルマを超える販売を今回はしていないのか、それともノルマを超えた販売をしたけれども、今回はカンプがなかったのか、どっちなんですか。
2:48:04
私の場合はですね、政和会のパーティー券に関しては、多くは政和会の口座に振り込んでいただく形、また一部現金で回収したものを政和会に納める形で行っております。ですので、最終的にですね、ノルマが達成できているのかどうか、いくらぐらいの売上げになったかというのは、政和会がその口座を閉めて確認をしなければ、私にとってもわからないということでございますから、そのとしも通常どおり、今までお近いをお願いしたところに、政和会のパーティー券をお願いをしておりますので、おそらくはそれまでの過去の何年間かの動きを見ますと、ノルマ以 上に政和会への振り込み等、また現金で申し込んだものがあったのではないかと推測をいたします。
2:49:18
日本維新の会の青柳人志です。まず、松野さんにお伺いしますが、派閥パーティー券収入の一部を所属議員に関流させる、いわゆる裏金づくり、収支報告書の虚偽記載、未記載、不記載、これは重大な違法行為であるというふうに認識しておられますか。
2:49:42
まず、派閥の政治団体から各政治家の政治団体に関して、寄附行為をすることに関しては、これは合法であるというふうに認識をしております。法的な問題点があるのは、それが収支報告書等に記載をされなかった点にあると考えております。
2:50:02
明確にお答えいただきたいのですが、収支報告書に未記載の状態で、派閥のパーティー券収入の一部を所属議員に関流させる、この裏金づくりは違法行為であるという認識をお持ちだということでよろしいですね。
2:50:18
先ほど申し上げましたとおり、それが収支報告書に形状されていないということは、政治資金規正法上の違法行為であると考えております。
2:50:30
この違法行為が今回行われたわけですけれども、今まで弁明に立たれた方も含めて、ほとんど全ての方が自分に責任はないとおっしゃいます。ただ、これは派閥としてそういう収支報告を行っていたのは確実ですから、当時の事務総長として、監督責任は感じますか。
2:50:52
まず事務総長、これも先ほど申し上げましたけれども、事務総長としての担務の中に、派閥における政治資金の管理の問題、政治資金パーティーにおける幹部の管理、また報告等に関してはないものでありますから、事務局の方から一切報告があったこともありませんし、何らかの判断を要求されたこともありませんので、それに関して事務総長の立場として知り得ないものであったと考えております。
2:51:28
端的にお答えいただきたいんですけれども、ということは事務総長としての自身の担務ではなかったので、今回は監督責任は自分にはないと、そうお考えですか。
2:51:39
これは冒頭でも申し上げましたけれども、常任幹事等の派閥幹部として、政和会が問題を起こしたということに関しては、もちろんこれは同義的な責任というのはあると思いますが、今回の終始報告、複裁等の政和会の事案に関して、事務総長の役務として、監督責任を求められるものではないんじゃないかなというふうに考えております。
2:52:09
自分には監督責任はないと、こうおっしゃるわけですね。事務総長を務められた時代に派閥のお金を使ったことはありますか。
2:52:18
私から支出をしたことはございません。
2:52:30
裏金だけで5年間で6億円以上のお金を扱っていたにもかかわらず、事務総長として1円もお金を使ったことがないんですか。
2:52:39
これも繰り返しになって恐縮でございますが、派閥としての収入管理、また支出管理等々に関して、事務総長はその担務ではなく、それにかかわらないと、かかわっていないということできましたので、私からはございません。
2:53:03
最終的に、この派閥の決裁権がどこにあるのかということに関して、私は事務総長の役職としてその判断を求められることがなかったものですから、最終決裁がどこで行われていることに関して、私は存じ上げません。
2:53:22
繰り返しますが、裏金だけで6億円以上のお金を扱っていたにもかかわらず、どこで決裁が行われてお金が使われているかを事務総長として一切知らなかった、そういうことですね。
2:53:35
結果としては、それが各議員の政治団体の方に完布されていたということで、報道等が出た後を承知 いたしましたけれども、当時としてその資金がどういった形で使われていたかに関しては、存じ上げませんでした。
2:53:59
事務総長なのに、どんなお金を1円も使ったこともなければ、そのお金がどう使われていたかもわからないし、それがどう決められていたかもわからないというふうにおっしゃっているということです。一般的にですね、この安倍晴明派閥の終始報告書はどのようなプロセスを経て提出されるんですか。
2:54:19
終始報告書は、これは携わったことがありませんので、詳細にはわかりませんけれども、事務局によって作成をされて提出をされたものであるというふうに考えております。
2:54:35
では、その事務局長がこの全て自分だけの責任で作成をし、それをチェックすることもなく、そのまま終始報告書は提出されていると、そういうことですか。
2:54:45
繰り返しになりますが、終始報告書等についてですね、作成等について報告があったこと、また判断を求められたことは一度もございませんので、それ以上のことは私は存じ上げません。
2:54:59
じゃあ、誰が存じ上げていると思いますか。会長ですか。
2:55:04
これはもう先ほど答弁したことでありますけれども、最終的に決裁がどういったシステムで行われていたのかに関して、私は存じ上げません。
2:55:17
それはご本人がいらっしゃらない場でですね、推察で思うか思わないかということに対しての発言は控えさせていただきたいと思います。
2:55:28
会長と事務総長はナンバーワン、ツーですから、推測ではなく職務としてお答えください。
2:55:34
職務としてお答えをしろということであれば、事務総長の担務ではないので存じ上げないということでございます。また、事務総長が派閥のナンバーツーであると、また実務を取り仕切っている総責任者であるというご意見、また報道等もありますが、実際にですね、政話会の回則の中に事務総長というものが規定をされているわけではありません。で、担務として先ほど来申し上げたことを担当するようにと申し付けられているということでございます。
2:56:11
だからですね、裏金だけで6億円以上のお金を犯しておきながら、自分は1円もお金を使ったことがない、誰が使っているかもわからない、何使っているかもわからない、誰が決めているかもわからない、会長が知っているかもわからない、何にもわからない中で、そのお金だけが使われていて、それが不正行為と最初おっしゃっていましたよね。報告書不記載の不法行為に行われているわけですよ。こういうことを放置していて、これ、ご自身がですね、その終始報告書の提出もどうしているのか知らないと。官房長官に勤められていたんですよね。その感覚で国民の税金を扱っていたんですか。
2:56:47
官房長官の職務と派閥の事務総長の職務は全く質が違うものでございますので、同一に比較をされてもいかがなものかなというふうに考えておりますし、繰り返しになりますが、事務総長としての担務に関しては、私が責任を持って判断をして遂行しておりましたが、経理に関すること、終始報告に関することは、事務総長の担務ではなかったということでございます。
2:57:17
ですから、その、官房長官として、この国の国民の税金を扱っていたわけです。同じ方が、同じセンスでやっていたんです。ですから、これはですね、私はやっぱり非常におかしいなと思います。それから、先ほど来からずっと言っていますが、誰がどういう経緯で意思決定しているのか、誰も知らないんですね。自民党の若方からもそんな声が出る始末なわけです。これも官房長官として、そのセンス、その感覚でこの国を運営していたんですかね。非常に不思議だなと思います。それからですね、今回これ開かれにあたって、公開を求めた、野党から求めたところ、最初それに応じたのは西村さんと武田さんだけでですね、そこに松野さんの名前はありませんでした。なぜ公開でこの話をするのを避けたんですか。
2:58:02
これは先ほどの答弁の中でもお話をさせていただきましたが、私から非公開を要望するといったことは一度もございません。会に参加をお弁明させていただきたいという申し入れをした後に、その内容に関しては、幹事会においてですね、調整がされていたものであるというふうに認識をしております。私に対してですね、この成林審の運営に関して確認があったことは、一回目は議員房長を認める形でいいかどうかということが確認がありましたので、それは結構ですということをお答えをしました。そして、これは28日の時点だと思いますが、公開の形で成林審を行うということでもよろしいかということに関しては結構ですという表示をした2回であります。
2:58:58
結果的にですね、全て人のせいにしているというわけです。もう時間が参りましたので、終了させていただきます。以上です。
2:59:17
公明党の中川康博です。まずは、諸法会の政治資金収支を告示についてお伺いをさせていただきます。松野議員の資金管理団体、諸法会は、2022年から2022年の政治資金収支を告示を2月5日に訂正をいたしております。その支出の中の会合費の訂正を見ると、2020年は10万円余りで2件のみ、2021年は38万円余りで4件のみなのに対し、2022年は545万円余りで41件と、その額も件数も非常に多い状況がございます。これは、これまで不記載の収入分、3か年で865万円に対して、支出の額を限りなく近づけるため、領収書を書き集めたのではないか、または付け替えたのではないかという疑問が残ります。そこで松野議員に伺いますが、この2022年の41件に上る領収書や請求書は、今までどこにあったものなのか、具体的にお答えをいただきたい。ないしは、他のどこからか付け替えたものではないのか、この部分に ついてもお答えいただきたいと思います。
3:00:19
まずどこにあったかということでございますが、事務所に保存してあったものとですね、先ほど来お話をさせていただいていますと、事務所に関しての請求書に応じて口座振込をしておりますので、その記録によってですね、新たに発行を求めたもの、両方あるというふうに聞いております。
3:00:42
先ほどの説明によりますと、そうしますと整理すると、これら41件、545万円余りの領収書並びに請求書は、これまでパーティー券の超過分が松野事務所に関流されていた、いわゆる裏金と言われているものですけれども、とともに管理されていたものも含まれるということになるかと思います。それが今回、こ のいわゆる裏金が派閥からの寄付という形で、収支報告書、表の金となったので、同時に収支報告書の支出の項目に表の支出として出てきただけであります。要するに、いわゆる裏の領収書が表の領収書になった、こういう考え方もできるかと思いますが、松野議員そのような理解でよろしいでしょうか。
3:01:27
この領収書をもってですね、収支報告書に新たに訂正をして記載をしたということに関しては、説明をさせていただきましたけれども、その支払いの原資がですね、派閥から完付されたもので、これ不記載の形になっていました。大変申し訳なく思いますが、そこが不記載になっていたためにですね、そこからの支出に関しても、計上されていなかったということでございます。