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衆議院 本会議

2023年05月30日(火)

0h21m

【公式サイト】

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54640

【発言者】

細田博之(衆議院議長)

新藤義孝(自由民主党・無所属の会)

伊藤忠彦(法務委員長)

三ッ林裕巳(厚生労働委員長)

21:35

これより会議を開きます。お分かりいたします。本院議員として在職25年にたつせられました振動義隆君に対し、先例により因義をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。表彰文は議長に一任されたいと存じます。これにご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よってそのとおり決まりました。表彰文を朗読いたします。議員振動義隆君は衆議院議員に当選すること8回、在職25年に及び常に県政のために尽くし、民意の慎重に勤められた。よって衆議院は君が永年の功労をたとし、特に因義をもってこれを表彰する。この贈呈方は議長において取り計らいます。

22:53

この際振動義隆君から発言を求められております。これを許します。振動義隆君。

23:34

振動義隆であります。この度、因義をもって衆議院議員在職25年の表彰を賜りました。身に余る光栄であり、私を育て支えていただいた郷土埼玉、川口で行動を共にしてくれた同志、後援会や事務局、支援者の皆様、そして常に献身的に尽くしてくれている事務所スタッフのおかげさまです。本当にありがとうございました。

24:08

私は平成8年、38歳で小選挙区制となった総選挙に立候補し、地元川口市から29年ぶりの衆議院議員となりました。外交、安全保障、領土主権、経済成長、地域活性化など国民生活の安定と繁栄、国際社会からの信頼と貢献を追求し、国家の基本問題に携わってまいりました。議員として初の出張は、北方領土、エトロフ島です。竹島問題では、韓国から入国拒否者第1号となり、金ポック空港にはデモ隊が千人集まり、私の顔写真が無惨にも焼き払われるという事もございました。尖閣諸島には国会議員として、戦後2番目となる接近を果たしております。顔の見える国際貢献や北朝鮮に対する対話と圧力のワーディング、我が国の国際支援物資に張る「From the people of Japan」のステッカーを発案をいたしました。外務政務官時代には、ウラジオストックに浮かぶ旧ソ連の大役原子力潜水艦の比較科事業を実施したり、私が提案した我が国初となる領土担当大臣の創設と領土試験展示館の開設は大きな喜びとするところであります。また、与党の日米合同慰霊祭を毎年開催し、戦亡者の追悼とご遺骨の収容期間事業をライフワークにさせていただいております。国会活動の苦い思い出は、3回目の選挙で空白をなめたことです。手のひら返しも体験いたしましたが、こんなことになるならと多くの人が集まっていただきました。一から選挙体制を立て直し、幸運にも1年7ヶ月後の解散総選挙で小選挙区で勝利し、国政に戻ることができたわけでございます。

26:15

その次の自民党が退廃し、政権交代となる選挙で何とか議席を維持できたのは、あの時の苦しい経験があったからだとこのように感謝をしております。2012年12月、我々は総選挙に勝利をし、私は第二次安倍内閣で総務大臣、地方文献改革、地域活性化、同州性、郵政民営化の各担当大臣を拝命し、翌年には初代の国家戦略特区担当大臣に就任しました。2014年9月に退任するまで、日本を取り戻す、この言葉を胸に全勢力を傾注し、国務に邁進をいたしました。祖覚前夜、クリスマスの夜に、一本の電話から生涯忘れることのない言葉をいただいております。「安倍晋三です。晋三さん、総務大臣をお願いします。一緒に日本の歴史をつくろう」厚い言葉に体が痺れました。共団に倒れた安倍晋三元総理をしのぐとともに、その意思を引き継いでいくことを心に誓っています。閣僚退任後は、政調会長代理代行として8年、領土特命委員長、安全保障と土地委員長、地域空間社会実装委員長、宇宙海洋開発特別委員長、デジタル田園都市国家推進委員長など、日々様々な政策の取りまとめにあたらせていただいております。国会では3年前より裁判官卒院長となり、戦後初となるSNS投稿を続ける現職裁判官を卒位し、現在、断外裁判中でございます。そして5年前よりは衆議院の憲法審査会、与党筆頭幹事として毎週厳しい野党協議を行いながら議論を積み重ねています。併せて、党の憲法改正実現本部事務総長として国民対話集会を推進し、憲法改正実現に向けたこの取組を加速させています。最後に、私がここにいられるのは、今は亡き両親をはじめご先祖のおかげさまであり、厳しい政治の世界にあってへこたれず生きる力を与えてくれているのは、愛する妻千秋、息子の高木、結城安那、かけがえのない大切な家族がいてくれるからです。いつもそばにいてくれて本当にありがとう。今、世界は大きな分岐点に立っています。日本は困難を乗り越えて明るい未来に向けた新しい国づくりを思い切って進めていかなくてはなりません。保守したくば、確信せよ。これからも自らに与えられた役割を全うすべく、精魂を込め、務めを果たして参る所存であります。本日は誠にありがとうございました。

30:11

お分かりいたします。内閣から情報公開個人情報保護審査会委員に野田孝史君を任命することについて、本院の同意を得たいとの申し出があります。右申出のとおり、同意を与えるにご異議ありませんか。(同意)ご異議なしと認めます。よって、同意を与えることに決まりました。

30:41

日程第一、刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案。日程第二、性的な死体を撮影する行為等の処罰及び、応酬物に記録された性的な死体の映像に係る電磁的記録の消去等に関する法律案、未議両案を一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。

31:11

法務委員長伊藤忠彦君。

31:33

ただいま議題となりました両法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます。まず刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案は、強制売卒罪及び準強制売卒罪、並びに強制性交等の等罪及び準強制性交等罪をそれぞれ統合した上で、それらの要件を整理をして不同意売卒罪及び不同意性交等罪とする等の要件の改正等を行い、併せて性犯罪について控訴事項期間を延長するほか、被害者等の聴取結果を記録した録音録画記録媒体に係る証拠能力の特則を新設するものであります。次に、性的な死体を撮影する行為等の処罰及び応酬物に記録された性的な死体の映像に係る伝辞的記録の消去等に関する法律案は、性的な死体を撮影する行為等を処罰するとともに、性的な死体を撮影する行為により生じたものを、腹瀉をした物等の没収及び伝辞的記録の消去等の措置をすることを可能とするものであります。刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案は、去る5月9日本会議において、趣旨説明及び質疑が行われた後、本委員会に付託をされました。また、性的な死体を撮影する行為等の処罰及び応酬物に記録された性的な死体の映像に係る伝辞的記録の消去等に関する法律案は、同日本委員会に付託されました。委員会においては、翌10日両法律案を議題とし、斉藤法務大臣から趣旨の説明を聴取し、16日質疑に入り、同日参考人から意見を聴取しました。26日質疑を終局したところ、刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党無所属の会、立憲民主党無所属、日本維新の会、公明党及び国民民主党無所属クラブの共同提案により、政府は施行後5年を経過した場合において、速やかに性犯罪の実態に即した対処を行うための施策のあり方について検討を行う等の規定、本法等の趣旨及び内容について国民に周知を図るものとする旨の規定を追加する修正案が、また、日本共産党から被害者等の聴取結果を記録した録音録画記録媒体に係る証拠能力の特則について、対象者を限定すること等を内容とする修正案が提出され、提出者から両修正案について趣旨の説明を聴取いたしました。続いて両案及び両修正案について順次採決の結果、まず刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案については、日本共産党提案に係る修正案は賛成少数をもって否決され、自由民主党無所属の会、立憲民主党無所属、日本維新の会、公明党及び国民民主党無所属クラブの共同提案に係る修正案及び修正部分を除く原案は、いずれも全会一致をもって可決され修正決議すべきものと決しました。次に性的な死体を撮影する行為等の処罰及び応酬物に記録された性的な死体の映像に係る伝辞的記録の消去等に関する法律案は、全会一致をもって原案のとおり可決をするべきものと決しました。なお両法律案に対し、それぞれ不対決議がされましたこと、これも申し添えます。以上、ご報告申し上げます。

37:29

両案を一括して採決いたします。日程第一の委員長の報告は修正、日程第二の委員長の報告は可決であります。両案は委員長報告のとおり決するに、ご異議ありませんか。(いよいよ)ご異議なしと認めます。よって両案とも委員長報告のとおり、議決いたしました。

38:01

日程第三、新型コロナウイルス感染症等の影響による情勢の変化に対応して、生活衛生関係営業等の事業活動の継続に資する環境の整備を図るための旅館業法等の一部を改正する法律案を議題といたします。

38:25

委員長の報告を求めます。厚生労働委員長三林博美君。

38:50

ただいま議題となりました、新型コロナウイルス感染症等の影響による情勢の変化に対応して、生活衛生関係営業等の事業活動の継続に資する環境の整備を図るための旅館業法等の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます。本案は生活衛生関係営業等の事業活動の継続に資する環境の整備を図るため所要の措置を講じようとするもので、その内容は、第一に旅館業の営業者は特定感染症の症状を呈している宿泊者等に対して感染防止対策への協力を求めることができることとし、当該求めに正当な理由がなく応じない場合に宿泊を拒むことができることとすることです。第二に宿泊しようとする者が旅館業の営業者に対しその実施に伴う負担が過重であって、他の宿泊者に対する宿泊に関するサービスの提供を著しく阻害する恐れのある要求を繰り返したときは、営業者は宿泊を拒むことができることとすること。第三に生活衛生関係営業等の事業状況による営業者等の地位の証券に係る手続きを整備すること等であります。法案は第210回国会に提出され、継続審査となっていたものであります。日本国会においては、去る5月24日加藤厚生労働大臣から趣旨の説明を招集した後、質疑に入り26日質疑を終局いたしました。質疑終局後、自由民主党無所属の会、立憲民主党無所属日本維新の会、公明党国民民主党無所属クラブ、日本共産党及び有志の会の7会派より、本案に対し、代名から新型コロナウイルス感染症等の影響による情勢の変化に対応してを削除すること、宿泊拒否自由から感染防止対策への協力の求めを受けた者が正当な理由なく応じない場合を削除すること、都道府県知事は事業状況により営業者等の地位を証刑した者の業務の状況について地位の証刑から6月を経過するまでに少なくとも1回調査しなければならないこととすること等を内容とする修正案が提出され、趣旨の説明を聴取いたしました。次いで採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案はいずれも全開一致をもって可決され、本案は修正疑決すべきものと疑決した次第であります。なお、本案に対し、不対決議をすることに決しました。以上、ご報告申し上げます。

42:07

採決いたします。本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。起立多数、よって本案は委員長報告のとおり修正疑決いたしました。

42:32

本日はこれにて散会いたします。ご視聴ありがとうございました

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